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2013年4月28

地道な努力と功績をたたえ
本紙管内25年春の叙勲
林業振興功労…林正博氏、消防功労…山本博隆氏

 25年春の叙勲が発表された。本紙管内からは、名寄市風連町旭の元全国森林組合連合会代表理事会長、林正博氏(73)が林業振興功労で旭日中綬章。下川町南町の元上川北部消防事務組合下川消防団長、山本博隆氏(71)が消防功労で瑞宝双光章を受ける。地道な努力と功績がたたえられたもので、両氏とも受章の知らせに自らの足跡を振り返りながら晴れやかな表情を見せている。
 林正博(はやし・まさひろ)氏。昭和14年9月、旧風連町の生まれ。約50年間にわたって林業に携わっており、現在は上川北部森林組合長として民有林振興などに当たっている。
 林氏は、水田農業に従事していたが、経営安定対策の一環として林業経営を取り入れ、37年には風連町旭林業グループを組織。その後、50年に風連町森林組合の理事となり、62年に組合長に就任。平成5年に北海道森林組合連合会理事、17年には同会長を務め、翌18年10月に風連町、名寄市、美深町、中川町の4森林組合が合併し、上川北部森林組合が発足、初代組合長となり、林業経営の安定化と組合の経営基盤強化に手腕を発揮。また、20年に全国森林組合連合会(全森連)副会長、21年に同連合会長にとなり、全国の林業振興の先頭に立ち活躍し、24年6月末に退任した。
 今回の受章の知らせを受け、「山づくりは50年、100年の仕事で、われわれはその一部分を担っていくという考え方で行っている。山の所有者に代わって森林組合が仕事を行っており、そのためには信頼関係が最も大切で、森林組合に任せておけば大丈夫―と思ってもらえるよう、これからも職員の技術向上などに努めたい」と気を引き締める。
 山本博隆(やまもと・ひろたか)氏。昭和16年7月、名寄市の生まれ。35年に名寄高校を卒業し、家業の農業に従事。38年に兄が経営していた山本組木材に勤務するため、下川町へ移住。平成元年からは同社の代表取締役。
 下川消防団に入団したのは40年4月。職場の上司に誘われたのがきっかけ。60年に班長、平成元年に部長、6年に分団長、15年に副団長、20年に団長となり、24年3月31年に退団した。
 受章の知らせに「このような章を受けるとは思わなかった。家族、職場、消防関係の皆さんの協力がなければ消防団員を長く務められなかった。皆さんに感謝したい」と喜びを語っている。

(写真上=旭日中授章・林正博氏)
(写真下=瑞宝双光章・山本博隆氏)

[ 2013-04-28-19:00 ]


ゆかりない寄付者多く
美深町ふるさと納税・24年度は延べ61人、463万円

 【美深】美深町は、「ふるさと美深応援寄付金」(ふるさと納税)の24年度実績をまとめた。まちづくりを応援したい─との地域住民らの善意が形となり、延べ61人(前年度比6人増)から463万円(同244万5000円増)の寄付金が集まり、町では古里を思う気持ちに感謝している。
 町は平成20年10月、町内外の住民に寄付という形で、まちづくりに参画してもらい、目指す将来像を実現するための取り組みとして「美深町まちづくり応援基金条例」を創設した。
 24年度寄付者は町内4人、町外57人(道内8人、道外49人)。この中でも特徴的だったのが町外寄付者。町外については美深にゆかりのある人からの寄付が一般的だが、24年度は、そのほとんどが美深にゆかりのない人からの寄付となっており、「旅行に立ち寄りましたが、美しい町だった」「役場窓口で親切にしてもらった」といった理由が多かったとしている。
 寄付金の指定事業内訳は、「未来を担う子供たちを応援する事業」に23万円(延べ20人)、「活力ある地域産業を育てる事業」に7万円(同11人)、「個性豊かな人と文化を育てる事業」に5万円(同3人)、「元気に暮らせる健康づくり事業」に4万5000円(同4人)、「美深町文化会館COM100運営事業」に1万円(1人)、「地域福祉事業」に7万円(同5人)、「災害見舞金交付に関する事業」に2万5000円(同3人)、「指定事業無し」に413万円(同24人)となっている。

[ 2013-04-28-19:00 ]


微妙な濃淡で繊細に
小林白炎さんの墨絵詩書展

 【名寄・美深】美深町生まれの墨絵詩書家、小林白炎(本名・裕幸)さんの個展「小林白炎墨絵詩書展〜命の言霊〜」が、5月6日まで市民文化センターで開かれている。
 小林さんは名寄高校を卒業後、上川管内の郵便局で勤務し、気軽に訪れやすい窓口づくりを―と、4年前から墨絵詩書を描き始めた。昨年3月に退職し、現在は旭川市内に住み、制作活動の拠点としている。
 今年3月には、日本とハワイの文化、芸能、スポーツなどの交流イベント「第19回ホノルル・フェスティバル」で「平和芸術賞」を受賞した。
 同センターでの個展は3年連続の開催で、勢いよく天に昇る竜を豪快に描いた「ホノルル・フェスティバル」受賞作品の「命の言霊」をはじめ、新作30点を含む100点が並んでいる。
 また、旭川の三浦綾子記念文学館で展示して反響の大きかった作品や、尾崎豊などの芸能人、「ワンピース」などのアニメシリーズも取りそろえており、幅広い世代で楽しめるとともに、墨の微妙な濃淡を駆使し、繊細に描かれた墨絵から連想させる詩を鑑賞することができる。
 小林さんは「今回は作品数が多い展示会の一つで、ゴールデンウイークで帰省している人にも見ていただければ幸いです。テーマの『命の言霊』は、命を支え救っていただいた多くの方々への思いをつづった言霊と合わせて、モノクロの墨絵の中で色や思いを想像してほしい―と付けました」と話す。
 今後も海外の作品展に応募することを考えており、制作に熱が入っている。

(写真=ホノルルフェス受賞作品と小林さん)

[ 2013-04-28-19:00 ]


今年もアオサギが巣
下川霊園隣接地に18個以上

 【下川】町内上名寄、下川霊園に隣接する民有林に、今年もアオサギ(保護鳥)がコロニーを作っている。昨年まで名寄方面からやってくるオジロワシに悩まされたが、今年は無事に巣立ちができるかどうか。
 コロニーは、名寄野鳥の会副会長兼事務局長をしている同地区農業、水間秀文さん宅のカラマツ林。樹高20メートル付近の枝に、現在18個の巣が出来ている。水間さんの観察では、今年は3月25日に先発隊が飛来。その後、次々と到着。「巣は目視で18個だが、20個くらいはありそう」とのことだ。
 3年前まで連続18年間、名寄市中名寄の名寄川沿いに150個ほどの巣があり、道内有数のコロニーだったが、近くに天敵のオジロワシが営巣。ひななどを襲い、結局、コロニーは放棄された。それが分散する形で1昨年から上名寄で営巣。水間さんによると、「一昨年の巣は7個。しかし、大半がオジロワシにやられた。昨年もかなり襲われている。親に近いほど成長したひなをつかみ、名寄方面へ飛ぶのもみた。自然界のことだが、アオサギは大変そうだ」と話す。
 オジロワシは人間を警戒。農作業の水間さんの姿を見ると逃げていく。「今年もできるだけコロニー近くで作業をするか」。ひなが巣立つ8月まで、水間さんや野鳥愛好家の心配は続く。
 名寄市の名寄公園内にもアオサギのコロニーがあり、巣は約60個。観察は難しいとのことだ。

(写真=3年目を迎えた下川町上名寄のコロニー)

[ 2013-04-28-19:00 ]

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