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2013年3月21

広域連携し観光振興
名寄市議会一般質問答弁・地域情報誌を作製

 【名寄】第1回名寄市議会定例会は19日、山口祐司議員(新緑風会)、竹中憲之議員(市民連合・凛風会)、川口京二議員(市政クラブ)、熊谷吉正議員(市民連合・凛風会)が一般質問を行った。山口議員が、天塩川流域自治体による広域連携観光の取り組みで質問。湯浅俊春営業戦略室長は、交流人口拡大などを目的に同流域13市町村で組織した「テッシ・オ・ペッ賑わい創出協議会」で、25年度に新たな試みを進めるとし、「13市町村の特色ある人や食、観光地などを紹介する地域情報雑誌『チビスロウ』を作製し、全道書店やコンビニ、全国主要書店で販売する」と答えた。
 山口議員は、新エネルギー・省エネルギービジョン策定に伴うモデル地区設定の考えや、市立大学と連携した特別支援教育の充実など。観光振興で「今後の観光開発や天塩川流域自治体との広域連携、誘致宣伝の考えは」と質問。
 湯浅営業戦略室長は、食を中心としたフードツーリズムの旅行形態が注目を集めているとした上で「ご当地グルメと位置付けている煮込みジンギスカンに、天文台やヒマワリなどの景観観光を組み合わせて取り組む。広域連携は、国の地域づくり総合交付金を活用して事業に取り組んでおり、25年度には流域自治体の地域住民がお互いの地域に理解を深めるための住民再発見ツアーや、移住希望者などを対象とした体験モニターツアーを実施する」。また、誘致宣伝では、外国人観光客にもポイントを置いた活動に取り組むとした。
 新エネルギーで扇谷茂幸総務部長は、一般住宅対象の太陽光発電パネル整備補助制度を創設するため、特定のモデル地区は設置しない考えを示した。
 特別支援教育で鈴木邦輝教育部長は、関係者で組織した専門家チームで、市内の幼稚園や小中学校などで巡回教育相談に取り組んでおり、今後も教員を対象とした研修会も開催し、知的、情緒、肢体不自由、言語、病弱など幅広い分野の支援教育充実を図るとした。

[ 2013-03-21-19:00 ]


メロン有機栽培など評価
環境保全型農業推進コンクール・名寄産業高が特別賞

 【名寄】名寄産業高校(田邊孝次校長)は、「第18回全国環境保全型農業推進コンクール」で全国環境保全型農業推進会議会長賞を受賞した。
 同コンクールは同会議が主催し、農林水産省などが後援。有機農業をはじめとする環境保全型農業において経営や技術の改善に取り組み、農村環境保全を通じて地域社会の発展に貢献している農業者や団体を表彰、その成果を広く紹介して環境保全と農業に対する国民の理解を深めるため、平成7年度から毎年実施している。今回は全国から63事例の応募があり、うち48事例が各都道府県の環境保全型農業推進協議会から同会議に推薦、審査が行われた。
 同校には酪農科学科があり、文部科学省指定の自営農業者育成寮を有するなど、将来の農業者育成に特化した教育機関で就農率が高い。平成17年から教育の柱に環境保全型農業を重要な取り組みとして位置付け、18年からは有機農業をプロジェクト学習として取り組んでいる。
 特に、メロンの有機栽培ではIPM(総合的病害虫管理)を実践し、コンパニオンプランツ(共栄作物)や天敵生物を導入。ブランド化を図るため、名寄市の特産であるヒマワリにちなんで「太陽のメロン」と命名。23年からは東京日本橋高島屋での販売も展開している。これらの取り組みが新規就農者の確保や後継者育成の面から環境保全型農業の拡大・推進に資すると評価され、特別賞に当たる同会議会長賞を受賞した。
 表彰式は、3月13日に札幌市の北農ビルで開催された「2013北海道クリーン農業セミナー」の席上で行われ、同校から高橋英明教諭と野菜作物班長の菅野美咲さん(酪農科学科2年)が出席した。
 本年度も新3年生3人と新2年生5人で活動することになっており、みずならショップでの「太陽のメロン」販売や商標登録も検討しているそう。受賞に対して菅野さんと班員の杉山浩奈さん(同2年)は「授業ごとにメロンをスケッチするなど生育調査をするのが大変でした」などと話す。また、同校は日本学校農業クラブ北海道連盟の24年度全国大会(2月1日)で優秀賞も受賞している。

(写真=賞状を盾に手に喜ぶ菅野さん=右=と杉山さん)

[ 2013-03-21-19:00 ]


津志田雛さん初優勝
下川・ジュニア果敢にジャンプ合戦

 【下川】下川スキー協会(押田真会長)主催の第39回下川ジュニアジャンプ大会が20日、下川シャンツェで開かれ、下川、名寄、上川、札幌、小樽、岩見沢、余市、長野県などから43人の小中学生が参加し、果敢なアーチ合戦を展開した。
 地元勢は、下川ジャンプ少年団の津志田雛さん=下川小3年=が、小学3・4年生の部で優勝を果たした。津志田さんは地元出身女子ジャンプ選手の伊藤有希さん(下川商業高校3年)に憧れ、6歳のときにジャンプを始めた。「有希さんは優しくておもしろいので大好き。ジャンプの大会で優勝するのは初めてで、とてもうれしい。将来は五輪金メダルを目指したい」と笑顔で語る。
 会場では下川ジャンプ少年団のお母さんたちが、熱々のうどん、そばを選手、役員、観客全員に無料サービスし喜ばれた。
 成績は次の通り(J=ジャンプ少年団)。
 ▽中学生の部(K点65メートル)(1)岩佐勇研(札幌J)(2)伊藤将充(下川J)(3)佐藤慧一(同)(4)清水建吾(札幌J)(5)相生啓佑(美流渡J)(6)佐藤友里(上川J)
 ▽小学5・6年生の部(K点40メートル)(1)二階堂蓮(札幌J)(2)藤田慎之介(余市J)(3)工藤漱太(下川J)(4)松本祐依(札幌J)
 ▽同3・4年生の部(K点26メートル)(1)津志田雛(下川J)(2)永山莉子(美渡J)(3)鴨田大綺(下川J)
 ▽同1・2年生の部(同)(1)川上航太郎(小樽J)(2)中村正幹(札幌J)

(写真=表彰台でトロフィーを手に笑顔を見せるジャンパー)

[ 2013-03-21-19:00 ]


豊栄川に迷子のエゾシカ
名寄・1カ月半も脱出できぬまま

 【名寄】市内徳田地区を流れる豊栄川にエゾシカ1頭が迷い込んで1カ月半。川沿いの雪が壁になり、まだ脱出できないでいる。日を追って衰弱が進み、周辺住民からは「このままでは死んでしまう。何とか助けて」と心配の声。だが農家にとっては作物を食い荒らす有害鳥獣の仲間。「放っておけば…」との冷たい視線も。果たしてエゾシカの運命は―。
 場所は、豊栄川の国道40号線から名寄中学校付近までの区間。エゾシカが迷い込んだのは2月初旬。1頭だけが群れから外れ、川の中へ転落したらしい。 川幅は20メートルほどで、水深は浅く、川の中を自由に歩いているが、両岸は豪雪でうず高い雪の壁。それが障害となって脱出できない状態が続く。川の両側は住宅街。路上からは見えないが、近所の人たちが早くから気付き、不安を募らせている。
 豊栄川沿いの市道が通学路となっている名寄中学校でも話題。同校2年の女子生徒は、「人間もシカも同じ命に変わりない。弱っているようなので、何とか助けてほしい」と訴える。
 上川総合振興局環境生活課自然環境係の高木智史主査(動物管理)は、「エゾシカは疾病鳥獣対策対象外なので、こうした場合、そのままにしておくことしかありません」。名寄消防署は「市役所の環境衛生係に相談してほしい。そちらで対応できなければそのときは…」。市役所の環境衛生担当者も、初めてのケースだけに戸惑いが続く。このエゾシカに角はなく、雌で表情はまだ子どものよう。ネコヤナギなどの新芽を食べながら飢えをしのいでいる様子。4本の足は、常に身を切るような冷たい水の中。体力は消耗していく一方だ。

(写真=迷子のエゾシカを指差す近隣住民)

[ 2013-03-21-19:00 ]

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