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2013年1月24

流雪が導水路ふさぐ
真勲別頭首工・除去作業やポンプ運転を継続

 【名寄】今冬の大雪と寒波の影響により、名寄市浄水場取水施設である名寄川真勲別頭首工の導水路が流雪や晶氷(しょうひょう)と呼ばれるシャーベット状の氷の結晶でふさがれ取水が困難となるおそれがあることから、市では流雪除去作業や仮設水中ポンプ運転を継続している。現在も導水路への流雪侵入阻止など対策を講じ、実際に取水や各戸への給水障害は発生していない。また、市の要請を受け、河川管理者の旭川開発建設部名寄河川事務所では排水ポンプ車を派遣し、取水障害対策支援に当たった。
 名寄市内では、昨年12月上旬から大雪やその後の寒波が続いている。それらの気象経過が影響し、名寄川では流雪や晶氷が大量発生して漂流し、市浄水場取水施設となっている真勲別頭首工の導水路を閉塞(へいそく)。取水の確保が困難な状況となったため、市では12月24日から取水口の流雪除去や砕氷を行っているとともに、導水路開口部には仮設水中ポンプ3台を設置している。
 1月10日からは市の要請を受けた旭川開発建設部名寄河川事務所が、災害対策用排水ポンプ車1台と照明車1台、排水ポンプ4台を現地に派遣。強制的に導水路内の水を循環させることで晶氷を除去し、15日まで取水障害対策支援に当たった。
 同時に頭首工ゲートの砕氷も実施し、これによって取水口から導水ポンプ場まで導水路内の流雪はほぼ解消されている。実際に取水障害や各戸への給水障害は発生していないが、導水路への流雪侵入を阻止するため、現在も取水口の監視と砕氷、仮設水中ポンプの運転を継続するなど流雪対策を講じている。
 市によると、流雪除去のため冬季にポンプを作動させるのは、過去に例がないという。今冬は気温の低い日が続いていることから、同事務所では今後も同様の状況が発生した場合、支援を実施する予定としている。

(写真=流雪侵入阻止対策を講じている取水口)

[ 2013-01-24-19:00 ]


第5次総計基に積極型
美深町長予算査定・一般会計歳入約43億見込む

 【美深】25年度予算編成に伴う山口信夫町長の査定が23日に町役場でスタートした。一般会計の歳入総額を約43億円見込んでいるのに対して約4億円の財源不足となっており、査定の中で縮小を図る。
 新年度予算編成は、昨年12月の政権交代に伴い、地方財政計画の決定が年明けにずれ込み、収入の柱となる地方交付税額などの詳細が不透明になっているが、美深町第5次総合計画を着実、かつ目に見える形で進めることを念頭に置き作業が進められている。
 昨年末までに各課から出された予算請求額は、約47億円。今月15日から22日まで行われた今泉和司副町長の査定で、44億8000万円まで縮小したものの、歳入不足が続いており、あらためて山口町長が、各課の要望を聞きながら査定を行っている。
 山口町長は査定作業の前段に、「昨年末段階で各課からの要望額は約47億円。それに対し、歳入総額は約43億円を見込んでおり、約4億円の財源不足。第5次総合計画を基本として査定作業を進めるとともに、経常経費の削減など積極的な予算編成としたい。また、新年度は美深中学校改築などの大型事業もあり、メリハリのある予算としなくてはならない」と話した。

(写真=各課からの要望を聞く山口町長)

[ 2013-01-24-19:00 ]


駆除シカ肉活用を目指す
下川・狩猟時の処理や調理法学ぶ

 【下川】下川町主催の「エゾシカ肉有効活用セミナー」が22日、総合福祉センター「ハピネス」で開かれた。下川町はシカによる農林業被害が拡大する中、平成22年度から年間300頭のシカを駆除している。セミナーは駆除したシカ肉を有効活用するため、加工に関する知識や利活用課題を学ぶのが目的。町内外から50人が参加した。
 シカ駆除に当たっている北海道猟友会名寄支部下川部会の野崎政一会長は「下川でシカを目にするようになったのは昭和60年前後で、それまで狩猟はヒグマ専門だった。食用目的を目的とするシカ狩猟は、餌が豊富で肉付きが良く、気温が低くて捕獲後の鮮度を維持できる晩秋から初冬がよい。鮮度を保つたに内臓を傷付けないことが大切で、頭か首を撃って1発で仕留めるよう心掛けている。捕獲直後、動脈を切って放血、内臓を取り出し、持ち帰って解体している。肉は全体重の3割、1頭で40`程度。残がい処理が手間になっている」とシカ肉処理状況を紹介した。
 シカの生態に詳しく女性ハンターでもある森林総合研究所北海道支所の松浦友紀子研究員が、シカ肉流通で「捕獲から枝肉になるまでの法的規制がない。イギリスでは獣肉検査資格者が食肉に適しているか検査しており、全てのハンターに資格取得を推進している。これによって肉の価値向上、流通の安全確保に結び付いている。シカ肉は鉄分が豊富で高タンパク質、低脂質、低カロリー。優れた食材である」と話した。
 引き続き「シカ肉料理試食会」。町内喫茶店「アポロ」の金森章さんが調理したシカ肉のカルパッチョ、ロースト、ミートボール、トマトソース煮、ワイン煮の5品を味わった。参加者は「軟らかくておいしい」と舌鼓を打っていた。

(写真=料理の試食も行われたエゾシカ肉有効活用セミナー)

[ 2013-01-24-19:00 ]


優しい明かりで描く
丘の上学園「天文字」・来月9日に火を使い本格実施

 【名寄】名寄丘の上学園(阿部克憲施設長)では、今年も「天文字焼き〜丘の上バージョン2013」をスタート。同学園に向かう通路の真正面に「天文字」が浮かび上がっており、冬の夜を彩っている。2月9日には、まきを燃やして本格的な「天文字焼き」と花火を打ち上げることにしており、名寄の冬を楽しませてくれる。
 名寄市内では、23年間続いた「北の天文字焼き」が昨年から中止。丘の上学園内からは旭東地区の通称「太陽の丘」に表れる「天文字」を眺めることができたため、毎年楽しみにしていた利用者たちから中止を惜しむ声が聞かれた。
 そこで、天文字の明かりを消してはならない―と、24年から利用者と職員たちの共同作業で「天文字焼き〜丘の上バージョン」を開始し、昨年は施設の前庭斜面にアイスキャンドルを配置して「天」の文字を描いた。企画に賛同した市民から手紙や花火代の寄付が届けられたり、「北の天文字焼き」実施の中心メンバーからの激励や協力依頼を受けるなど好評だった。
 今年も市民から実施してほしい―との要望を受け、昨年より規模を拡大。施設に向かう通路の真正面にLEDライトで「天文字」(高さ8メートル、幅6メートル)を装飾し、今月17日から、毎日夕方から翌朝まで点灯。市民も多く見学に訪れており、優しく柔らかな明かりに見入っている。
 さらに、2月9日にはライトの代わりに一斗缶を配置し、灯油を燃料として、まきと布を燃やす本格的な「天文字焼き」を行う。

(写真=冬の夜を明るく彩っているLEDライトの天文字焼き)

[ 2013-01-24-19:00 ]

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