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2008年1月4


アスパラの冬季生産に挑戦
甘み十分で高品質
ちえぶん四季物語・収穫作業始まり期待高まる

 【名寄】智恵文の青年農業者三人で組織する「ちえぶん四季物語」(山田典幸代表)が、名寄地区では初となる冬期間のグリーンアスパラガス生産に取り組んでおり、その収穫作業が始まった。名寄を代表する特産品のグリーンアスパラガスの通年生産により、ブランド化の充実に結び付けようというもの。「甘みは十分で、味は夏物と変わらないおいしさ」と話しており、農業関係者も期待を寄せている。
 「ちえぶん四季物語」は、降雪の始まる十二月ごろから雪解けの四月ごろまでの冬期間、農業にかかわる仕事がほとんどないため、一年通した農業経営の確立を模索しようと昨年四月に発足。メンバーは代表の山田さん、副代表の鷲田友貴さんと越孝則さんの三人。
 冬期間のアスパラ生産は、農産物の生産・販売活動の第一弾。市内でも生産農家が多く、高品質で市場評価も高い名寄の農産物ブランドとなっているアスパラに着目した。また、春のハウス栽培と夏の露地栽培に、冬の伏せこみ栽培が加わることで、生産できない期間が短縮。名寄ブランドのアスパラを一年通して味わうことができるようになり、アスパラ生産全体の底上げが図れるようになることも背景にある。
 三人による取り組みは、実際には組織の発足前から進められていた。昨年一月にハウス内でのは種作業などを行い、二月にアスパラの冬季栽培の先進地である群馬県を視察後、「名寄でも冬季栽培に取り組める」との手応えをつかみ四月、正式に組織を立ち上げた。
 その後、本格的な準備に取り掛かり、六月に畑へ苗移植をした際、初の機械移植にも挑戦。生育が順調に進んだ十月末から十一月中旬にかけ、鷲田ファーム内に整備した専用ハウス内(二棟・約六百十平方メートル)に、一万三千五百本分(露地面積約一ヘクタール分)のアスパラの伏せこみ作業。一〇度前後から二〇度以内で温度管理を徹底したことにより、約一カ月程度で商品化できるまでに生育したため、昨年十二月二十四日から収穫作業が始まった。
 品種は「ウエルカム」と「スーパーウエルカム」の二種類。収穫作業が始まったばかりのため、今は一日十キロ程度の収穫量だが、二月前後の最盛期には一日四十キロから五十キロの収穫量になるとのことで現在、ハウス内では大きさの選別と百グラムごとの結束作業を行い、道北なよろ農協を通して道内に出荷している。サイズはMサイズが中心で、収穫作業は二月末まで続けられる。
 名寄地区では初めて取り組み。一年越しで収穫作業を迎えた山田代表は「すべてが初めての体験で難しい部分が多かったが、特に温度管理が大変でした。品種についても、この地域の冬により適しているものを研究しなければならないと考えています」と苦労を語る。
 また、冬に農業ができる喜びを感じながら楽しんで作業をしているとのことで、「名寄の特産品であるアスパラが冬でも食べられることをPRして、より強いブランドとなるよう頑張ります。また、自分たちの活動がアスパラ生産農家に刺激を与え、仲間が増えてくれればうれしい」と話す。
 鷲田、越両副代表も「通年で農業ができることはうれしい。今後はアスパラだけでなく、ほかの作物の冬季栽培も研究していきたい」と意欲を見せている。
 市もこの取り組みに、本年度からの新規事業の「農業青年チャレンジ事業」で、百万円を補助している関係から大きな期待を寄せており、昨年十二月二十七日に市役所名寄庁舎を訪れたメンバー三人から、事業成果の報告を受けた島多慶志市長は「灯油価格高騰に伴う温度管理コストの負担など厳しい面もあるが、販売ルートの確立や販路拡大などにも努力してほしい」と話した。

(写真=昨年12月24日から始まった冬季アスパラの収穫作業)

[ 2008-01-04-19:00 ]


管内からは初の銀賞
下川町の谷組・無災害記録2700日を達成

 【名寄】中小企業無災害記録証授与制度に基づき、中央労働災害防止協会から下川町西町の株式会社谷組(谷一之社長)に、第四種記録証(銀賞)が授与され、その伝達式が、このほど名寄労働基準監督署(松尾剛史署長)で行われた。同監督署管内の事業場では初の銀賞受賞で、谷組の功績がたたえられた。
 「中小企業無災害記録証授与制度」は、中小企業が自主的に安全衛生活動を進める上での目標となるよう設けられているもので経営者、従業員が一丸となって安全衛生活動を進め、一定期間、業務上死亡または休業災害(休業一日以上)が発生していない事業場に、第一種(努力賞)から第五種(金賞)までの記録証が贈られる。
 谷組は、労働者五十人以上百人未満の土木建築業に分類される企業。平成九年から足掛け十年間の平成十九年八月二十九日で、無災害二千七百日を達成した。
 川原彰名寄労働基準協会長から谷社長に記録証が伝達された後、松尾署長に受賞報告。谷社長は「社員から労災防止のスローガンを募集して士気を高めたり、毎朝のミーティングも現場単位で実施するなど、その積み重ねが十年間の無災害につながったと思います。どんな賞よりもうれしく、役職員一同、喜んでいます。次は金賞を目指し、引き続きゼロ災害に努めたいです」と喜びを語った。
 松尾署長は「管内から無災害の記録が出て、うれしく思う。これからも、一日一日の積み重ねを大切にしてほしい」と、功績をたたえた。

(写真=第4種記録証の伝達を受ける谷一之社長)

[ 2008-01-04-19:00 ]

評論コーナーも収録
詩集「青芽」第546号発刊

 詩誌「青芽(せいが)」の第五百四十六号が、このほど、青い芽文芸社(旭川市常盤通三丁目、編集者・富田正一さん)から発刊された。
 同詩は、昭和二十一年七月の創刊。北海道を代表する同人誌で、旭川近郊在住者の詩を掲載している。編集と発行を担当する富田さんは名寄市の生まれ。
 今号には、文梨政幸さんの「リアリズムへの道」、佐藤武さんの「灯籠流し」、堂端英子さんの「雨宿り」、荻野久子さんの「集う」、横田洋子さんの「途中」千秋薫さんの「祖父と孫」、岩渕芳晴さんの「夢の中」など会員二十六人の詩四十四編を収録。
 また、「詩見・時見・私見」のコーナーでは、村田耕作さんの「現代詩を再考するには」、本田初美さんの「次への一歩」など会員十六人による評論を掲載。連載で、冬城展生さんの「青芽群像再見第六回」と富田正一さんの「青芽六十年こぼれ話(三)」も収めている。
 このほか、読者の声の「青芽プロムナード」、同文芸社に寄せられた「寄贈新刊詩集紹介」、活動を写真で振り返る「目でみるメモワール」などのコーナーも掲載している。
 A5判、七十二ページ。定価七百円。購入などの問い合わせは青い芽文芸社(電話・ファクス0166-22-0954)まで。

(写真=44編の詩を収めた「青芽」新刊号)

[ 2008-01-04-19:00 ]

野菜類が値上がり
12月の名寄市価格調査

 【名寄】名寄市消費者センターでは十二月十日現在で名寄市小売価格調査を行い、その結果をまとめた。これによると、値上がりしたもの二十四品目、値下がりしたもの十五品目、変化のなかったもの十一品目だった。
 野菜類は、調査した八品目のうち七品目が値上がりしており、特にトマト(百グラム)は前月平均より四十八・五八円高い九十・四三円。ダイコン(同)は七・八二円高い十六・六五円だった。
 唯一、値下がりしたのはホウレンソウ(同)で、九・四二円安い八十四・六八円。
 魚介類は、サンマ(同)が十・七三円高い四十三・五三円、ホッケ(開き百グラム)二十・六八円高い百十七・一三円。マグロ(刺身用百グラム)は九十・一七円安い二百七十八・五〇円だった。
 灯油(一リットル)は十七・二五円高い百二・五〇円、ガソリン(同)は十一・五円高い百五十五・五〇円。

[ 2008-01-04-19:00 ]



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