地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2007年12月17


タールガスを固形燃料に
実験プラントが始動
下川・北大とバイオ技研の共同開発

 【下川】間伐材や端材のチップを木炭化。その過程で発生するタールガスを加熱、アルミナという物質を加え、「バイオコーク」と呼ばれる高品位固体燃料を生産する実験プラントが下川町北町に完成。その竣工式と安全祈願祭が十六日、現地で行われた。二酸化炭素を発生しない環境に優しい木質バイオマスエネルギーとして期待を集めている。
 十八年度から三カ年で始まった環境省の一〇〇%補助事業。環境ベンチャーのバイオコーク技研(本社・横浜市、上杉浩之社長)が実施主体となり、北海道大学エネルギー変換マテリアル研究センター、林潤一郎教授と共同で研究開発が進められていた
 下川町森林組合(山下邦廣組合長)が共同研究と実験支援に加わり、十月から北町の下川町森林組合にある百平方メートルの建屋内に「パイロコーキングシステム(PCS)パイロットプラント」と呼ばれる施設を建設。既に実験室段階では、タールガスを固形燃料に変換する実験が成功しているが、実際に実験プラントが立ち上がるのは、下川が全国で初めて。
 同プラントでは一日一トンのチップを処理、燃やすと灰が残る「チャーコーク」と、すべてが燃えてガス化、再利用が可能なアルミナだけが残る「バイオコーク」と呼ばれる固形燃料生産の実証試験を行う。
 特にバイオコークは、直径数ミリの粒状で持ち運び、保管が簡単。二酸化炭素を全く発生させず、画期的な発電燃料として期待がかかる。本年度の事業費は研究費、実験プラント建設費など含め一億八千万円。
 竣工式には環境省地球環境局地球温暖化対策課の下村善嗣課長補佐、上杉バイオコーク社長、北大の林教授、山下森林組合長、安斎保町長ら関係者二十五人が出席。神官の祝詞の後、全員で玉ぐしを上げ安全を祈願。北大の林教授が新しいパイロライザーの始動スイッチをオン。建屋内に複雑な形で設置されたシルバー一色のプラントが、うなりを上げて始動。
 上杉バイオコーク技研社長は「地球温暖化防止対策からもぜひ、成功させたい。採算はチップ消費が一日五トンから十トン規模。地元の木材工場が設置すると、その工場の電力をカバーして余力があるはず」。安斎保町長、山下森林組合長は「下川は森林資源が豊富。画期的な実験であり、これを成功させて地域経済活性化に結びつけたい」と期待を寄せていた。
 実験三年目の二十年度は、発電などに取り組む予定。

(写真=関係者が出席の竣工式。後部はプラントの一部)

[ 2007-12-17-19:00 ]


アスパラ更新にも対応
名寄農振センター・来年分を希望取りまとめ

 【名寄】名寄市農業振興センターは、来年分のアスパラガス大苗供給事業で希望の取りまとめを行った。昨年よりも希望株数は減っているものの、全体では十万株をやや上回る希望が寄せられており、着実に苗の更新を図ることが定着していることをうかがわすものと、振興センターでは受け止めている。
 アスパラガスの大苗供給事業は、旧風連町時代の平成十三年から始めた。振興作物に指定していたアスパラガスの作付け誘導と、苗の円滑な更新を進めるのが狙い。アスパラガスは、植えてから収穫するまで三年ほどかかるが、振興センターで百日間育てた大苗を使用すると、植えた翌年から収穫できるというメリットを生かしてもらおうというもの。
 初年度の十三年は希望株数五万株でのスタートとなったが、徐々に増加していった。また、セル苗も一緒に供給するようにして、アスパラガス生産農家の要望に応える体制を整えた。
 この結果、十八年で大苗十四万五千四百三十三株、セル苗八万四千六百四十株の合わせて二十三万七十三株の希望があった。十九年は大苗七万千八百二十七株、セル苗八万六千五百二十九株の合わせて十五万八千三百五十六株の申し込みがあり、やや減少した。
 二十年に向けては大苗が四万九千五百八十五株、セル苗が五万四千百二十株、合計で十万三千七百五株の希望がある。
 風連地区では振興センターの事業を活用して苗の更新が進んでいることから、スタート当初よりも徐々に希望が減り、供給を受ける株数が落ち着いてきているものとみている。
 その一方で、旧名寄市との合併に伴い、名寄地区の農家からの利用があり、来年に向けて十万株を超える希望が届いている。
 アスパラガスは、名寄地区で収穫量の減少が続き、関係機関が連携して増収対策に取り組んでいる。その結果、今年三月には増収への実践方法などをまとめ「増収革命」と題した冊子を作製するなどしているが、振興センターの大苗供給事業は、増収に向けた苗の更新を支援する意味でも、今後も、大きな役割を果たしていきそうだ。

[ 2007-12-17-19:00 ]

バッティングの強化に向け
名寄高野球部・練習用ビニールハウス増設

 【名寄】名寄高校(荘司信一校長)の野球部では、このほどビニールハウス練習場を増設。完成式が十六日に同練習場で行われ、部員の健康と公式戦必勝を祈願した。
 野球部は現在、部員十七人、マネージャー六人。高木英樹監督と丸山功部長による指導陣の下、栗原伸拓主将(二年)ら部員は各大会の勝利を照準に夏季はグラウンド、冬季はビニールハウスで練習に汗を流している。
 練習用のビニールハウスは従来から一棟設置されており、雨天時や冬季に活用してきた。
 今年十月末には名寄土管製作所からアンツーカー(野球場用の土)の寄贈を受けた。土は札幌ドームでも採用されているもので、部員たちはプロ選手がプレーするマウンドと同じだ―と実感しながら練習に汗を流している。
 ビニールハウスの増設は、同校野球部父母の会(松田三樹会長)の谷光憲副会長が、一棟だけでは冬季にピッチングとバッティングの練習が並行できないことを指摘。そこで、効率良い練習環境を創出しバッティングの強化を図ろう―と、谷副会長がハウスの資材を提供し、父母の会会員がハウス組み立てと電気工事を行った。ハウス面積は二百四十三平方メートル、高さは四・一メートル。工費は約二百万円
 また、父母の会ではピッチングマシンを従来のハウスから移設し、バッティングケージを新たに購入して、フルバッティングができるように配慮した。
 完成式には部員と父母ら五十人が出席。神官による祝詞に続き、玉ぐしをささげた。栗原主将は「一生懸命練習に励みながら大会を勝ち抜いていきますので、応援よろしくお願いします」と力強く抱負を述べた。
 式終了後、部員たちは早速新しいビニールハウスで練習を開始。ピッチングマシンから放たれるボールを連打しながら体を慣らしていた。

(写真=部員の健康と公式戦必勝を祈願した完成式)

[ 2007-12-17-19:00 ]

滑るコートに悪戦苦闘
名寄でカーリングナイト2007・子供たちが笑顔で親しむ

 【名寄】カーリングナイト二〇〇七「カーリングダーツゲーム大会」が、同実行委員会(我孫子洋昌委員長)の主催で十五日、道立サンピラー交流館カーリングホールで開かれ、多くの子供たちがカーリングに親しんだ。
 国内最大級のカーリング施設を有するサンピラー交流館の供用が昨年、開始されたが、カーリングはまだまだマイナーな競技であるのが実情。カーリングナイトは昨年に続き二回目で、カーリング愛好者有志で実行委員会を組織し開催。
 初心者を対象にカーリングを基にしたゲームを通じてカーリングに親しみ、競技人口の底辺拡大へつなげようというのが狙い。
 カーリングダーツゲームは、二人一組での参加。ハウス付近に立てられた一から五までの点数が記されたフラッグを目掛けてストーンを投げるゲームで、小学生十五ペア、三十人が参加。
 開会式で、我孫子委員長が「このイベントを通じて、カーリングの楽しさを知ってもらいたい」などとあいさつ。
 参加者のほとんどが初心者ということもあり、名寄カーリング協会員の指導で、氷上に慣れることからスタート。ヘルメト姿の子供たちは、予想以上にツルツル滑るコートと重さ二十キロあるストーンの扱いに悪戦苦闘の様子。
 ゲームはトーナメント形式で行われ、子供たちは高得点のフラッグを目掛けて元気いっぱいにストーンを投げる光景が見られるなど、笑顔で親しんでいだ。

(写真=多くの子供たちが楽しんだカーリングナイト2007)

[ 2007-12-17-19:00 ]



2007年

12月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
10日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.