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2007年11月29


大豆の過大助成金分は返納
対象農家は風連のみ
名寄市水田農業協・個別に回り理解求める

 【名寄】名寄市は、麦・大豆品質向上対策に伴う国の助成金が、過大に交付されていたことから、助成金を受けた対象農家に対して返納の通知を行った。農家個々での自主的個人返納としていく考えで、文書で返納願いを伝えるとともに、対象農家全戸を個別に回り、理解を求めたところ、反応はさまざまだったものの一定の理解は得られたとのこと。対象となる農家は、すべて風連地区で、名寄地区はなく、来年一月中旬をめどに返納していく計画で今後、作業を進める。
 問題となっているのは、平成十六年度から米政策の関連対策として実施された「麦・大豆品質向上対策」での助成金で、十六年度と十七年度の二年間に交付されたもの。十八年度に行われた国の会計検査院の実施検査で、大豆の助成金額の算定に関し、品質などの要件にかかわる契約栽培の扱いに不適切な事例があり、過大な交付があったとされ、国への返還指導がなされた。この助成金交付は、上川支庁の指導に基づいて行った経過がある。
 これを受けて、名寄市地域水田農業推進協議会(会長・島多慶志市長)は、返還によらない対応を道などに求めた。だが、これは認められなかった。 
 対応は返納など地域内の調整で、該当した二十一(うち十六が上川支庁管内)の各水田農業推進協議会に委ねられたが、今後のことも考慮して、国の指導に沿い、受け取った過大な助成金部分は、返納することにした。このため、関係する農家に文書で、返納に至る経過を説明するとともに、個別に農家を回り、農家が自主返納する対応を取ることへの理解を求めた。
 名寄市の調べによると対象となる農家は、すべて風連地区。農家数は個人が七十四人、生産組織が七集団で八十三人となっており、自主返還する予定額は約百三十八万円。十万円以上が二人いるものの、最も多いのは千円以上五千円未満で九十七人、次に五千円以上一万円未満が二十八人、一円以上千円未満が十二人、一万円以上二万円未満が八人など、小額での返納者が多い。
 北海道水田農業推進協議会では、受給した助成金を返納した場合、個人住民税などの取り扱いについても、生産者向けの資料を作成しており、名寄市ではこれに基づいて対応していく考えだ。
 名寄市は、農家を個別に巡回し、説明を行ったが、反応はさまざまなものがあったという。しかし、全体には個人での自主返還はやむを得ないという声が多く、一定の理解は得られたとみている。返還へのスケジュールは今後、道が示すものに従って行っていくことになるが、来年一月中旬のめどに返還を終了する計画で今後、具体的な作業に入っていく考えだ。

[ 2007-11-29-19:00 ]


ヤナギの苗875本を植栽
下川町と森林総研・国内では初のバイオマス造林

 【下川】下川町と独立行政法人森林総合研究所北海道支所が共同で取り組む「ヤナギを用いた超短伐期バイオマス造林の研究」のためのヤナギ植栽作業が二十七日、町内班渓、五味温泉二百メートル手前の町道沿い町有地で行われた。二年後には「収穫」され、燃料用チップ、ペレットの研究。三年後には輸送用燃料、バイオエタノールの研究にも取り組む。
 地球温暖化防止のため、化石燃料に代わる環境に優しいバイオマスエネルギーの研究開発が目的。これまでに町、森林組合、農協、商工会など十二団体が参加し北海道草木バイオマス新用途研究会(会長・安斎保町長)が発足。町と森林総研北海道支所が共同研究の提携調印も終えている。この共同研究は、道の進める「地域再生チャレンジ交付金事業」(全道十カ所)の選定を受け、一千万円の補助金が決定したばかり。
 ヤナギの植栽作業は、森林総研北海道支所の地域研究監、丸山温さん(林学博士)の指導で行われ、町、森林組合などから十二人が参加した。王子製紙森林博物館(空知管内栗山町)から無料提供された成長の早いオノエヤナギ、エゾノキヌヤナギの十二個体を長さ二十五センチほどに切断し六百七十五本に分割。
 さらにサンル地区から地元のエゾノキヌヤナギも採取。これを二百本に切断分割し、合わせて八百七十五本を用意。
 細い雑木が生えていた町有地を整地し、五百四十五平方メートルの面積を確保。一本の植栽密度は五十センチ×五十センチと五十センチ×一メートルの二種類。作業に当たった人たちは、メジャーを使用しながら植栽場所を決め、ヤナギの「苗」を手で地中に二十センチほど差し込んだ。地上には五センチほど顔をのぞかせているだけ。
 参加者は「これで成長してくれるの」と少し不安そうな表情だったが、丸山さんから「ヤナギには他の樹種にない成長力があり、十分です」との説明を受けひと安心。町によると少量の肥料を与えるが、除草など一切の手入れは不要。二年後に根の部分を残しながら成長した部分だけを収穫する。また、植栽面積は今後も拡大する。
 森林総研では、研究室段階で燃料用チップ、ペレットの研究を進めているが、バイオマス研究のためのヤナギの本格的栽培は日本初。町は「将来的に輸送用燃料のバイオエタノール開発につなげたい。食糧危機の中、米国ではトウモロコシなど食料を原料としたバイオエタノールの生産が開始されているが、疑問がある」としている。

(写真=ヤナギ単体を差し込むバイオマス造林)

[ 2007-11-29-19:00 ]

あすから大売出し
なよろ全市連合・3200人をお笑いライブに招待!

 【名寄】名寄商工会議所と風連商工会が連携した「なよろ全市連合大売出し」(同実行委員会主催)が、十二月一日から三十一日までの日程で行われる。今回は交換シール六十枚を集めると、来年二月十一日に名寄市スポーツセンターを会場に開かれる、テレビで活躍中のお笑いタレント六組が出演する「大爆笑ライブ」の招待券(先着三千二百人)または五百円の地域通貨券のどちらかに交換できるもので、お笑い旋風を吹かせて歳末商戦を盛り上げる。
 名寄商工会議所は、風連商工会と連携し、昨年初めての合同売り出しを実施。景品は地元での消費に配慮し、十万円相当の地域通貨券などが当たる賞を用意。名寄地区では五年ぶりの大売り出しで、一億五千万円の売上目標に対し、約二億円の実績を確保。その後に参加店を対象に行ったアンケート調査では、昨年同様なら参加するという意向を示した店が五四%あった。
 実行委員会では、今年の大売り出しの実施に向け、消費者に喜ばれる企画を―と、若者を中心とするお笑いブームに着目。第一線で活躍しているお笑いタレントによる「大爆笑ライブ」の招待と趣向を凝らして、お笑いで地域活性化を目指す。
 今年の大売り出し参加店は、昨年より二十店増の百七十店(十一月二十日現在)。参加店には目印として「なよろ全市連合大売り出し 参加店」のステッカーが張られる。
 実施要領によると、参加店で五百円買い上げごとに交換シール一枚がもらえ、シールを六十枚集めるとお笑いライブの招待券または五百円の地域通貨券に交換できる仕組み。招待券がなくなった場合、以降の交換は地域通貨券のみとなる(地域通貨券の利用は十二月一日から二十年三月三十一日まで)。
 名寄商工会議所では、一日付の新聞折り込みで、大売り出しのPRチラシを各家庭に配布。このチラシには交換シールの台紙も印刷されており、利用を呼び掛けている。
 交換期間は一日から一月三十一日までの二カ月間(一月一日〜六日、一月の土曜・日曜・祝日は交換できず)で、名寄商工会議所、風連商工会で行われる。
 来年二月に開催の「大爆笑ライブ」は、昼の部(午後一時開演)、夜の部(同五時開演)の二回公演で、昼の部に千六百人、夜の部に千六百人、合わせて三千二百人を招待。出演者は現在のところ、「ヒロシ」「東京03」「インスタントジョンソン」「さくらんぼブービー」の四組が決定しており、残りの二組はスケジュール調整中という。
 名寄商工会議所では「売り上げは三億円が目標。歳末商戦の盛り上がりに期待したい」としている。

(写真=1日から始まるなよろ全市連合大売出しをPRするチラシ)

[ 2007-11-29-19:00 ]

研究成果など説明
農業高で実績発表大会

 【名寄】名寄農業高校(八木啓充校長、生徒百人)の学校農業クラブ「校内実績発表大会」が二十八日、同校体育館で開かれた。
 「食料」区分では(1)食料生産や食品加工(2)食料や食品の経営・流通に関すること。「環境」区分では(1)環境の保全・創造(2)環境を創造する素材の生産に関すること。「文化・生活」区分では(1)文化や交流(2)生物の活用に関することの三つに分かれて発表。
 各区分で最優秀に選ばれたグループと同校農業クラブは、一月下旬に剣淵町で開かれる北北海道大会に出場することができる。
 開会式では、「FFJの歌」斉唱、武藤笑子同クラブ会長(二年)、同クラブ代表の八木校長、佐藤宗男上川農業改良普及センター次長があいさつ。
 食料区分で八グループ、環境区分で四グループ、文化・生活区分で三グループと、農業クラブが発表した。
 食料区分で発表した食品製造班は「テッペンランドのヘルシーフード part2〜ホエーを美味しく有効利用〜」をテーマに、天然酵母パンの実験などについて発表した。
 発表者は、これまでの研究成果を熱心に説明していた。

(写真=3つの区分に分かれて発表した名寄農業高生徒)

[ 2007-11-29-19:00 ]



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