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2007年11月27


悪質ケースには法的措置も
名寄市学校給食会・給食費未納にき然と
アクションプランを作成

 【名寄】名寄市学校給食会(濱谷則之会長)の十九年度第二回理事会が二十六日、名寄市学校給食センターで開かれた。これまでも大きな課題となっている学校給食費の未納問題にメスを入れるため、同給食会では内部に給食費未納対策検討委員会(名越隆治委員長、委員十三人)を設置して協議。未納者への対応などをマニュアル化した「学校給食費未納対策」アクション・プランをまとめ、同給食会に答申した。アクション・プランは年内にも各市内小中学校に配布され、本年度中に対応に当たる。また、悪質な未納者に対し最終的には法的措置を講じる考えで、き然とした姿勢で臨んでいく方針。
 学校給食費の未納が、全国的に増加傾向にある中、名寄市も未納者が後を絶たないため、名寄市学校給食会では重要課題と位置付け、今年六月に未納対策検討委員会を設置。対応を協議してきた。
 名寄市の学校給食費は一番高い中学生が一食二百七十五円(年間五万二千二百五十円)、一番低い小学校低学年が一食二百三十一円(年間四万三千八百九十円)。給食費の支払いは振り込み、自動引き落としなど各校によって異なっているのが実情。
 市の給食費未納状況は、合併前の旧名寄市が十四年度から十七年度までで合計三百八十一万円となっており、旧風連町はゼロ。合併後の十八年度も風連地区はゼロだったが、名寄地区で四十九人、未納額は約百四十三万円。滞納期間は長いケースで一年分、校区によっても未納状況は異なっているという。
 未納回収は、在校生が各学校、卒業生が同センターで実施。方法は学校が催促状の送付、電話連絡、状況を把握するための個人面談。同センターは督促状の送付、電話連絡、個別訪問、職場訪問などを行い回収に務めている。だが、各学校教諭への過重負担と同センター職員数が少ないことなどから、回収作業がはかどらないのが現状。
 同検討委員会がまとめたアクション・プランは(1)全納意識づくりの対策(2)徴収方法・体制などに係る対策(3)未納督促の工夫と対策(4)悪質な未納者への対策(5)今後の検討課題―の五項目で構成されている。
 「学校だより」を通じた啓もう活動など滞納の未然防止。現年度未納は学校対応、過年度未納は給食センター対応などの徴収方法や学校・PTA・給食センター三者の連携強化など協働体制の確立などが明記されているほか、「未納給食費整理表」「給食費未納者リスト」といった様式も記されている。
 未納者への対応では「お知らせ」「催促」「催告」「警告」「最終警告」といったように、滞納状況に応じて五段階の通知文を送付。経済的理由など一括納付できない理由や今後の納付計画について確約書を作成。分納などの手段を講じる考え。
 一方、経済的に問題がなく、責任感や規範意識の欠如と判断される悪質な未納者については、学校給食会理事会に諮った上で法的措置を講じる構えで、同センターでは「道内でも実例が多い『支払督促』の適応を考えている。通常の訴訟手続きとは異なり、申立書の内容が整っていれば、書類だけの比較的簡便な手続きで、裁判の判決を受けた場合と同一の効果を得ることができる」と、き然とした姿勢で臨む方針。

(写真=学校給食費未納問題で検討委から答申を受けた理事会)

[ 2007-11-27-19:00 ]


住民のつながり基本に
名寄・まちづくり懇談会スタート
町内会問題点を認識

 【名寄】名寄市町内会連合会(完土昭二会長)主催のまちづくり懇談会が二十六日、名寄小学校を皮切りに開かれ、市が設置に向けて準備を進めている地域自治区も含め、将来的な地域づくりなどについて意見を交わした。
 懇談会は、地域住民の声を反映したまちづくりを進めようというもの。今年は小学校区ごとに全十回を計画。初回は名寄小区域で二区、西十二区、東十二区、ノースタウン、北新区、旭東北区、北斗区、新北斗区、日進の各町内会を対象として開催。住民三十人が参加した。
 冒頭、島多慶志市長と完土会長があいさつ。意見交換では市が、市内全体の少子化に伴って各町内会の子ども会活動が衰退し、保護者同士のつながりが希薄となっているほか、高齢化や核家族化などで、まちづくりを進めるための根幹となる町内会活力が、総体的に弱体化してきている現状を説明した。
 参加した住民からも、少子化の影響が町内会活動に顕著に表れているとの声が多く「年々、子ども会活動の規模が縮小されていることから、親同士のつながりを持つ機会も減っている」。また、市内に大手の葬儀関係企業が進出したことで、今まで各町内会で行ってきた葬儀の準備や手伝いの機会が減り、「近所の人間関係がなくなってきている」との声もあり、市と参加した住民が町内会活動にかかわる問題点の共通認識を深めた。
 市は現在、町内会活動の衰退に歯止めをかけ、市民と行政の協働による活力あるまちづくりの基盤強化を図るため、町内会組織から一歩枠を広げた形の地域自治組織の構築に向けて検討。これは、少子高齢化の進行などによって町内会単位でできなくなってしまった活動を、小学校区単位で組織する地域自治区で取り組もうというもの。
 まちづくりを進めるには、住民同士が協力した地域活動が必要不可欠。弱体化が進んでいる町内会の活力を取り戻す意味でも、市が設置する地域自治組織は今後のまちづくりに重要な役割を果たすものと考えられることから、住民の声が行政にしっかりと届き、市民と行政が一体となってまちづくりに取り組める地域自治区の設置に期待が寄せられている。

(写真=皮切りとなった名寄小でのまちづくり懇談会)

[ 2007-11-27-19:00 ]

知事に施行認可を申請
風連本町市街地再開発・20年度の着工目指す

 【名寄】名寄市は、風連本町地区市街地再開発にかかわる施行認可申請を、道知事に対して行った。認可を受けた後、実施設計に入り、二十年度から工事に着工する計画。既に基本設計が終了。それによると区域を四つのブロックに分け、JA道北なよろ本所のほか、集会施設を備えた地域交流センター、診療所・健康施設や、店舗、住宅、賃貸住宅などの整備し、二十二年度での完成を目指す。当初計画の共同住宅建設を中止したことで、全体の建物の建築階数を見直す変更もあったが、権利者の了解を得て、認可申請となった。
 市街地再開発事業は、旧風連町時代に計画され、新・名寄市に引き継がれた。JR風連駅西側の本町地区が対象で、敷地面積は一万九千九十六平方メートル。権利者は二十六人。街中に商業だけでなく、公共施設などを集約し、中心市街地の活性化につなげることなどが狙い。事業は個人施行で、施行者には「株式会社ふうれん」(市が出資の第三セクター)がなる。
 市街地再開発準備会を組織して権利者との話し合いなどを行って基本計画を策定。計画では対象地区を四つのブロックに分け、Aブロックには鉄骨造り平屋建てのJA道北なよろ本所を建設するほか、鉄筋コンクリート四階建ての地域交流センターを整備。Bブロックは商店、飲食店や住宅、賃貸住宅を整備する。Cブロックは一般住宅や店舗所で、権利者の住み替え用など。Dブロックは現在、JA道北なよろ本所があり、ここには診療所や健康施設を備えた総合支援施設を整備する。
 事業年度は、二十二年度までとなっており、工事は二十年度から着手し、二十年度にBとCブロックの一部、二十一年度にはAブロック、BとCブロックの残りを行い、最終年度の二十二年度でDブロックを整備していく計画。これは、現在も営業している商店もあり、営業を中断させない形で工事を進めるために、ブロックにより工事年度が異なる。事業導入に伴い、現段階で権利者全二十六人中、九人が対象区域外への転出。
 事業費は実施設計が終了後に確定するが、基本設計段階で約二十四億四千万円を見込んでいる。負担は国が八億八千万円、民間が二億四千万円、残り十三億二千万円が市。市は国から後年次で地方交付税措置される合併特例債を使って事業を行う計画で、純然たる市の持ち出しは約四億四千万円と試算。
 道知事の認可を得るまでには約一カ月かかり、認可後に実施計画の策定に着手。旭川以北の道北地方では、初めての市街地再開発事業の着手。それだけに、市民の関心も高いところから、市では広報を通じて基本設計の内容などを周知していく。

(写真=風連本町北区市街地再開発の完成イメージイラスト)

[ 2007-11-27-19:00 ]

五輪選手から基礎学ぶ
JCAカーリングスクール・市内外から42人参加

 【名寄】十九年度JCAカーリングスクール(北海道名寄会場)が二十五日、サンピラー交流館カーリング場で開かれた。
 日本カーリング協会主催。同スクールはカーリングの普及を図るため、オリンピック冬季大会で活躍した選手や日本体育協会公認スポーツ指導員を講師に、初めてカーリングを志す人やレベルアップを目指す人を対象に、講義と実技を通してカーリングの楽しさや競技力の向上を図ることが目的。
 毎年、全国二カ所で実施しているスクールで、今年は愛媛県松山市と昨年同カーリング場がオープンした名寄市で開催。
 講師は長野オリンピック冬季大会と世界カーリング選手権大会出場の工藤博文さん、敦賀信人さん、中峰寿彰さんの三人とソルトレイクやトリノオリンピック冬季大会に出場し、日本カーリング協会準指導員の小野寺歩さん、林弓枝さんの二人らが講師を務めた。地元名寄をはじめ、稚内や深川などから初心者コースには小学生九人を含む十九人、レベルアップコースに二十三人が参加した。
 午前中は、オリエンテーションの後で氷上講習。午後からは氷上講習と講師とレクチャー、クエスチョンタイム、ゲームと作戦チェック。
 参加者は、オリンピック選手からの指導を受けながら一番重要な基本・基礎をしっかりと身に付け、憧れのオリンピック選手と触れ合った。

(写真=カーリングの技術向上などを図ったスクール)

[ 2007-11-27-19:00 ]



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