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2007年11月10


新総合計画の具現化重点に
基金依存の財政運営
名寄市20年度予算編成方針・事務事業見直しで財源確保

 【名寄】島多慶志市長の二十年度予算編成方針が庁内各部局に示された。同方針によると予算は通年ベースとし、市民との情報の共有化と協働のまちづくりを進めるため、可能な限り意見を集約して予算に反映させるほか、本年度からスタートした新総合計画に重点を置いた事業推進に取り組む。また、一方で財源不足に伴う厳しい台所事情が続いているため、二十年度から適応の地方自治体財政健全化法も視野に入れ、新・行財政改革推進計画に基づいて事務事業を見直すなど、徹底した歳出縮減を図ることとしている。
 予算編成方針の中で、島市長は「多くの市民と職員の手で策定した総合計画を具現化するための予算編成となる。財政健全化法の施行を前提に編成し、既得権や既成概念にとらわれず、すべての事務事業の見直しを行う」を基本に、予算は通年ベースとし、総合計画の基本目標を重点に福祉・教育環境の充実、産業振興基盤の整備、観光資源の拡充、生活環境の整備、地域の雇用や経済にも配慮した事業を進める。さらに、経常経費は「ゼロベース」で必要最小限の積算を行う―としている。
 新規事業は、同計画ローリング調整後の事業を基本に、他の事業との公平性や適正な受益者負担、事業の緊急性などを十分に検討。歳入の増収が見込めないため、部内調整などを行いながら既存事務事業の見直しによる財源確保を図る。
 市の一般会計予算額は、一般財源の確保状況によって全体の枠組みが変わるとしながらも、道立サンピラーパーク内に建設する天文台施設や風連地区市街地再開発事業、名寄市立総合病院のICU・救急外来診察室の増改築などの主要事業を含め、総体で約百八十億円としている。
 しかし、市の財政状況は、十八年度決算で名寄市立大学や合併推進事業など特殊要因があったというものの、基金に大きく依存。これによって基金総額の減少が進み、基金を活用した財政運営力が衰退傾向にある。
 加えて、財源不足を補うために使われている市の基金は約六億円しかなく、同基金が底をつく事態も予想される。歳入の大部分を占める地方交付税も、総務省の概算要求で本年度予算額の約四%減となっており、歳出全般の見直しや事務コストの徹底した縮減のほか、合併による質の高い効率性が求められそうだ。
 市では、地方財政計画が策定されないと具体的な影響額はわからないとしながらも、基金への依存ができなくなっていることから、今後の市債運用や合併による経費削減などの効果が注目されるところ。
 また、予算要求の提出期限は十二月四日までとし、翌五日から七日まで財政課による予算調整。来年一月十六日から十八日まで副市長と総務部長査定、二十八日から三十一日まで市長査定を行う予定。

[ 2007-11-10-19:00 ]


五輪で金メダル狙う
下川商業高校3年・伊藤選手が土屋ホームへ

 【下川】二〇〇六年トリノ五輪でノルディックスキー・ジャンプの日本代表に選ばれた下川商業高校三年、伊藤謙司郎君が、来春卒業後、土屋ホーム(本社・札幌市)への入社が内定した。「三年後のバンクーバー冬季五輪では、金メダルを狙いたい」と意欲をみせる。
 謙司郎君は、五歳から下川町スキー場の小さなジャンプ台を飛んだ。小学五年生で大倉山ジャンプ場で初飛行。史上最年少記録だった。その後、数多くの国内、国際大会に出場。二〇〇六年世界ジュニア個人六位、コンチネンタル杯二勝、今年の世界選手権札幌大会ノーマルヒル三十七位、世界ジュニア選手権団体二位、個人十二位など。
 今年のサマージャンプでは、スロベニアでのコンチネンタル杯十五位、十月末の伊藤杯ファイナル(大倉山)では先輩の葛西紀明選手優勝、伊東大貴選手準優勝に続き謙司郎君は五位に入賞。
 九月に入社試験を受け、このほど内定発表。記者会見は土屋ホームの川本謙社長、木下義幸監督、同社スキー部主将の葛西選手が同席して行われ、抱負を語った。その後、自宅へ戻り十日出発の欧州遠征に向けて、学校とあわただしい打ち合わせ。「遠征期間中の勉強のため、学校から課題が与えられる。それをしっかりやらなければ卒業ができない。頑張らなくては」と、ジャンプと学業の両立に神経を使う。
 「土屋ホーム入りは、先輩の葛西選手、伊東選手がいるので小さいときから決めていました。二〇〇九年の世界選手権でメダルを。二〇一〇年のバンクーバー五輪では絶対に金メダルを狙いたい」と抱負。
 トリノ五輪スキー種目で史上、最年少代表に選ばれながら出番がなく、悔しい思いをした。それがその後の選手生活で大きなバネとなった。
 欧州遠征は十二月一日、イタリアでのコンチネンタル杯でスタート。同杯を六戦。その成績でW杯への転戦が決まる。
 身長百八十センチ、体重六十三キロと恵まれた体格。社会人選手へ向けてのステップ、高校生活最後の謙司郎君のシーズンが始まる。

(写真=10日の欧州遠征を前に抱負を語る伊藤謙司郎選手)

[ 2007-11-10-19:00 ]

東京の展覧会出品を目標に
名寄・鈴木めぐみさん書道師範

 【名寄】名寄市西五北三の主婦・鈴木めぐみさんは、このほど、全日本書芸文化院(東京都千代田区)の師範として認証を受けた。師範昇進試験に初受験で合格する快挙で、喜びの表情を見せている。
 鈴木さんは七年前、智恵文中学校で事務職員として勤務していた際、生徒が大きな半紙で伸び伸びと書を楽しんでいた様子に感銘したのをきっかけに、趣味として書道を始めた。
 その後、名寄市東二北五の岡根幸峯さん宅の書道教室に参加、元名寄東小学校教諭の中本清峯さんから指導を受けた。受講生同士で作品の批評を通して実力を付けていたが、二年前に岡根さんが体調を崩し書道教室を中止。以降、独学で腕を磨いてきた。
 師範昇進試験は七月末に行われた。楷書、行書、草書、隷書の計四書体で出品。十一月三日に東京都内のホテルで師範認証式が行われ、鈴木さんも出席した。
 受験者は書道教室など指導者の下で学んでいる人がほとんどで、何度かの試験を経て合格にたどり着く人が多い。
 鈴木さんは「納得できる作品ではなかったが、とりあえず試験に挑戦してみよう―と思って出品したので、合格通知が届いた時はびっくりしました」と振り返る。
 師範認証と同時に東京都六本木・国立新美術館での展覧会出展の権利も得たことから「書の基本が出来てこそ自分流の書道が許されるため、師範となってからが本当の勉強が始まる―といわれています。堂々と胸を張れる作品で展覧会に出品することが現在の目標です」と意欲的に語る。

(写真=全日本書芸文化院の師範となった鈴木さん)

[ 2007-11-10-19:00 ]

充実した活動報告に
学生サポートチームHP委・写真合わせ動画作成

 【名寄】大学と地域を結ぶ総合窓口「地域交流センター」(田哲センター長)は、本年度から名寄市立大学・市立名寄短期大学ホームページ(HP)内に、活動日誌や学生サポートチームの活動などを紹介するHPを開設。現在は文字だけの活動報告のため、活動の様子が分かるように今月中旬ごろから写真を随時アップし、HPの充実を図りながら同センターの役割を広く周知していく。
 活動報告は、ボランティアの選定や受け入れなどを行っている「学生サポートチーム運営委員会」(運営委員長・葛西愛さん、社会福祉学科二年)が、日誌という形で市民に活動報告をしているが、写真掲載を担当するのは同運営委員会内のHP委員会(チーフ・佐々木由美さん、栄養学科一年)。
 七日に開かれたHP委員会で、佐々木チーフが今後の仕事内容を説明。ボランティア先で活動写真を撮る一方、活動報告を参考にしながら写真を合わせた動画を作成することを確認した。
 今後、下川町立特別養護老人ホーム「あけぼの園」での交流や「ふれあい広場」、名寄を知るために始まった「金曜日にチャリで名寄を探索したい(金チャリたい)」など、今年四月から九月末までの活動風景を、今月中旬ごろから随時掲載していく計画。

(写真=今後の活動を確認し合い、動き始めた名寄大学・短大のHP委員会)

[ 2007-11-10-19:00 ]



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