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2007年11月4


約7割の若者が管外へ流出
求人は総体的に鈍く
名寄職安の9月末高校就職・企業訪問通じ理解深める

 【名寄】名寄公共職業安定所は、来春の高校卒業予定者の九月末内定状況をまとめた。同職安に寄せられている求人数は、管内が四十七人(前年同期比五人減)、道内が二十七人(同十六人減)と、総体的に動きが鈍いのが実情。同職安は「管内求人の減少とともに、高校生の就職意向も管内から道内外へと移り、若年労働者の管外流出に歯止めがきかない状態。求人開拓は厳しい状況が続いているが、今後も精力的に行っていきたい」と、一件でも多くの求人に理解を求めている。
 同職安が本年度初旬、実施した求職動向調査によると、来春の卒業予定者は七百十人(前年同期比十二人減)。九月末現在の生徒の動向として、学校・職安の紹介による就職希望者は百六十四人(同七人減)となっている。
 求人数は二百十三件、地域別にみると管内が四十七人で、前年同期比九・六%ダウンした。札幌、旭川など道内は二十七人、前年同期に比べると三七・二%の減少と低迷。景気回復による求人増が著しい道外が百三十九人、前年同期比三・五%のダウンと厳しい状況。
 内定状況は全体で二十六人、内定率は一五・九%。地域別では管内が九人、前年同期と比較して一人減少し、内定率は一八・八%。一方、道内は十一人で前年同期比五人の増加。道外は六人で前年同期比四人の増加となっている。
 一方、求職者百六十四人のうち、管内希望者は四十八人で全体のわずか二九・三%。求職動向調査では当初、管内希望者は男子三十三人、女子三十七人の合わせて七十人だったことからも、就職が厳しい管内から道内外へと就職希望地域の変更が進んでおり、およそ七割の若者が、この地域から出て行ってしまうという状況。
 全道の新規高卒者の職業紹介状況をみると、二十年三月卒業予定者の九月末現在求人数は、道内が六千三百九十四人(同五百十八人増)、道外が三千九百七十五人(同百六十三人増)といずれも増加。名寄職安管内の道北地域と比較しても、道内における地域間格差も大きいのが実情のようだ。
 同職安は管内企業三百十六社(従業員十人以上、昨年求人があった企業)を対象とした採用意向アンケート調査を実施した。
 そのうち百二十四社から回答(回答率四八・七%)を得たが、採用を検討している企業は、大卒と高卒を合わせると四十社。高卒の採用を検討している企業は十六社にとどまった。
 一つでも多くの求人を目指し、同職安は企業訪問などに全力で取り組んでいる状況。同職安は「企業にとっても、早めの求人は優秀な人材の確保に結び付く」と、道北の厳しい雇用の現状を理解しながらも求人確保へ、協力を求めている。

[ 2007-11-04-19:00 ]


うるち、もち全量1等
名寄の産米出荷・だが、収量的にはダウン

 【名寄】名寄地方では、十九年産米の出荷が進んでいる。JA道北なよろ取り扱っている分をみると、うるち米、もち米ともに一〇〇%一等米の出荷で推移している。だが、収量は豊作だった昨年よりも落ちており、特にもち米の収量が落ちているとのこと。価格も仮払い金は昨年と同額だが、JA分の支援を目的とした経営対策費が昨年より五百円安くなるなどで、水稲農家にとって収量減はダブルパンチとなっている。
 十月二十五日現在のJA取り扱い分は、全体で十三万六百四十一俵(一俵六十キロ)。うち、うるち米は風連地区だけの作付けで、契約米が一万四千百九十四俵、加工用米六百八十六俵、契約外米二千二百四十五俵などで合わせて一万七千六百六十九俵で、いずれも一等米となっている。
 もち米は風連地区分が契約米六万千三十九俵、加工用米二万三千九百一俵など合わせて八万七千百十一俵、名寄地区分が契約米二万二千四百二十四俵、加工用米三千四百三十六俵など合計で二万五千八百六十俵となっており、両地区合わせ十一万二千九百七十一俵が出荷され、いずれも一等米。
 うるち米、もち米ともに品質的にまずまず。だが、収量的には豊作だった昨年と比較して落ちており、特にもち米が減っているとのこと。また、個人差も出ているようで、中には平年以下のケースもあり、水稲農家にとって笑顔の少ない出来秋を迎えることになっている。

[ 2007-11-04-19:00 ]

「ゆく春」特別表彰
美深の石川旭峰さん・主宰4代に師事した功績で

 【美深】美深町東二北六の石川旭峰さんは、このほど、自身が所属する東京の俳句会「ゆく春」(山縣輝夫主宰)から長年にわたり同会の発展に貢献するとともに俳句の振興に尽力したとして、特別表彰を受賞した。
 石川さんは大正十四年九月、美深町の生まれ。旭川工業高校を卒業後、同校の教員となった。昭和二十三年に美深町役場に入り、六十一年に収入役で退職した。
 俳句は高校教員時代、同僚から勧められたことをきっかけに始めた。現在は日本文芸家協会員、俳人協会員、北海道俳句協会理事として活躍。これまで多くの俳句大会で入賞を果たしており、今年は「第五回えひめスポーツ俳句大賞」で銀賞、「第二十六回東京都江東区芭蕉記念館時雨忌全国俳句大会」で入選、「第八回長野県小諸市全国俳句大会」では秀逸賞に輝いている。
 また、石川さん作の「音だけが生きて枯野を抜ける風」「川涸(か)れて声無き空の雲動く」が英訳、「冬の星地上の線で影持たず」はドイツ語訳され、海外の大学講義に活用される実績を残している。
 俳句会「ゆく春」は、昭和二年に発足、句集を月刊で発行している。支部は国内に十カ所設けられ、そのうち道内は三カ所。海外にも支部が三カ所ある。石川さんは所属歴六十四年で、現在は特別同人。さらに石川さんが主宰する「美深ゆく春会」は同俳句会支部の一つとなっている。
 特別表彰は、同俳句会の創立八十周年を記念するとともに、石川さんが主要同人として四代の主宰に師事した功績がたたえて贈られた。
 今回、特別表彰を受けたのは石川さん一人で、受賞の知らせを聞いた際には「北に住み句歴六十菊薫る」と俳句を詠んで喜びを表現した。また、同俳句会への礼状には「四代に師事し受賞よ菊薫る」と織り込み感謝の意を伝えている。
 石川さんは「北海道の地に居ながら東京の『ゆく春』に入会したことで、懸命に俳句を続けることができた。特別表彰を受けられたことを非常にうれしく思っている。これからも頭の体操と思って長く俳句をたしなんでいきたい」と意欲を見せている。

(写真=ゆく春会の所属歴64年の石川さん)

[ 2007-11-04-19:00 ]

木原さんが会長に就任
東京なよろ会で第23回総会

 東京近郊に住む名寄出身者やゆかりのある人たちで組織する、東京なよろ会(田中幸一会長)の第二十三回総会が、このほど東京都内のホテルで開かれた。
 東京なよろ会は、昭和六十年、当時の石川義雄市長の提唱で発足。冬はピヤシリスキー場でのスキー、夏は白樺カントリー倶楽部でのゴルフといった各ツアーを企画し、北海道の自然や味覚を満喫しながら毎年、多くの参加者でにぎわいをみせている。
 総会には名寄市から島多慶志市長、小野寺一知市議会議長、長谷川米茂サンシャイン会会長らが出席。事業計画ではピヤシリスキーツアー(二十年一月〜三月)、なよろゴルフツアー(同年六月)、アスパラ祭り販売協力(同年同月・東京)のほか、会報「東京なよろ会だより」の発行(年三回)などを決めた。
 任期満了に伴う役員改選で、会長の田中さんが退任し顧問に。新会長には同会理事の木原碩美さんが就任した。
 田中さんは昭和七年九月、名寄市の生まれ。二十六年に名寄農業高校を卒業し、日本大学芸術学部に進学。以来、東京に在住。フリーライターとして世界中を飛び回り、現在は株式会社タナカ・エイ・エンタープライズ(本社・東京都新宿区)の代表取締役会長。平成十一年、同会三代目会長として就任。十二年には同会設立十五周年事業の一環として、名寄市に桜の苗木百本を寄贈し、なよろ健康の森に植樹。合わせて同森内に記念碑を建立するなど、同会と名寄市との友好の架け橋として尽力した。

[ 2007-11-04-19:00 ]



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