地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2007年10月30


単年度一般会計は5318万円赤字
基金依存の財政運営
名寄市議会18年度決算審査委・人件費は退職不補充で減

 【名寄】名寄市の十八年度決算を審査する市議会決算審査特別委員会(佐藤勝委員長)は、三十日に開会、十一月二日まで開かれる。初日は総括説明に対する質疑を行った。一般会計は、歳入が前年度比四・四%減の百八十七億九千九百十九万円、歳出が五・二%減の百八十四億五千六百十一万円で、歳入から歳出を差し引いた三億四千三百七万円のうち、翌年度繰り越し財源二千三百五十二万円を差し引いた三億千九百五十五万円の黒字決算となった。しかし、財政調整基金の積み立てと取り崩し後の実質単年度収支は、五千三百十八万円の赤字計上となり、基金に依存した財政運営となった。
 前年度と比較すると歳入は八億六千三百三十四万円、四・四%の減。自主財源の根幹をなす市税は二千六百万円、〇・九%減の二十七億九千六百七十六万円。これは、名寄市の納税義務者の意識は高いものの、長引く景気の低迷や人口の減少などが要因となっている。
 歳入の四二・三%を占める地方交付税は二億二千四百五十九万円、二・九%増加の七十九億五千五百六万円。合併に伴って旧両市町の合算額をベースとしたための増。国庫支出金は七千四百六十七万円、五・六%増の十三億九千九百五十八万円で、合併によって生活保護負担金が大きく伸びたのが要因。
 繰入金は五億七千六十二万円で、前年度に比べて二億八千二百三十八万円の減少。これは、昨年四月に開学した名寄市立大学校舎整備費の減少が大きな要因。
 また、自主財源は五十四億三千七百四万円で、歳入総額に占める割合は二八・九%、対前年度比一・七%の減少となった。
 歳出は合併による効率性アップを最重点とし、経費の効率的な運用に努めるとともに、全体的に節減を図った結果、総額で前年度対比十億一千七百三十九万円、五・二%の減に。
 人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費の歳出総額に占める割合は四一・七%、投資的経費は一三・四%。この中でも大きなウエイトを占める人件費は三十六億九千八百九十八万円で、一般退職者の不補充により、前年度比四百八十三万円、〇・一%の減。普通建設事業費は二十四億五千二百八十三万円。前年度と比較して三七・五%、十四億七千四百九万円の大幅な減となっており、大学校舎整備が終了したことが大きな要因。
 財政指数は前年度の〇・二九一から〇・三〇一に上昇(好転)。基準財政収入額が前年度比で伸びたのに対し、基準財政需要額が投資的経費の減少によって前年度比で減少したため。財政構造の弾力性を示す経常収支率は、前年度の九二・三%から九〇・六%に若干好転。これは、普通交付税の増と補助費などの経常経費の減少によるもの。地方債発行の許可制の基準となる実質公債費比率も、前年度より〇・二%減少の一八・八%に好転した。
 積立金残高は、十七年度決算剰余金八千五百万円を含む積立額は七億五百五万円。取り崩し額は五億七千六十二万円で、前年度より一億三千四百四十三万円増の二十六億七千五百九十五万円となった。この中には合併特例基金五億五千万円を含んでおり、同基金を除くと四億千五百五十六万円の減少。
 また、地方債の状況は、合併特例事業債、過疎対策事業債、臨時財政対策債などにより、十八年度末残残高は二百四十億二千百六十一万円で、前年度比五千十五万円の増となった。

[ 2007-10-30-19:00 ]


出張、遠隔授業などを導入
20年度からキャンパス校
美深高校・地元進学率50%達成目指す

 【美深】十九年度第二回美深高校教育振興協議会(会長・山口信夫町長)が二十九日、町文化会館で開かれた。この中で美深高校(福井利雄校長)が名寄高校(荘司信一校長)の地域キャンパス校として存続が決まっていることから、出張授業や遠隔授業の導入など概要が説明された。
 北海道教育委員会は、高校配置の在り方を活力ある教育活動を展開するため一学年四学級から八学級が望ましい―としているが、道内の広域性を踏まえ、地域キャンパス校の導入なども視野に入れている。
 全日制課程の場合、一学年三学級以下の高校は原則として再編の対象となっているが、通学区域における中学校卒業者数の状況、募集定員に対する欠員状況を考慮しながら、地元中学生の進学率が五〇%以上を維持できれば、地域キャンパス校として活路が開ける。
 地域キャンパス校は、二十年度から導入。センター校が授業や特別活動などを支援。学校名は変わらない。教員数はキャンパス校で一人減となる分、センター校は一人増となる。キャンパス校でも校長、教頭、事務長は置かれる。
 協議会には二十八人が出席。山口町長は「美深高校が地域キャンパス校に指定されたが、地元中学生が地元高校に進学しないと、再び存続が危うくなることになりかねない。今後も存続に向けて生徒勧誘など、どのように高校を守り続けるかが課題」とあいさつ。
 議事では、美深高校とセンター校の名寄高校との連携内容を説明。授業の支援では、出張授業や遠隔授業が行われることになる。遠隔授業は、センター校とキャンパス校を専用回線でつなぎ、センター校の授業風景をビデオカメラで撮影してキャンパス校のスクリーンに映したり、センター校の電子黒板の板書内容が同時にキャンパス校の電子黒板にも表示される―というもの。
 特別活動の支援では、生徒会交流、各種講演会や特色ある学校づくり方法の共有、クラブ活動や講習の支援などを両校で模索している。
 また、効果的な教育推進のため名寄高校との連携を強固なものとし(1)学校の実態を町民に紹介(2)新聞、町広報誌、学校訪問を利用した広報活動―としている。
 美深高校の存続に向けた取り組みでは、一間口二十人以上と地元中学生の進学率五〇%以上を達成することを使命に、資格取得講習など独自の教育活動をPRしていく。さらに地域キャンパス校決定を踏まえ、町内五カ所にある学校存続を訴える立て看板を「町民の力で育てよう支えよう私たちの美深高校」(仮題)といった表現に変える予定でいる。

[ 2007-10-30-19:00 ]

旧診療所活用は民間に
名寄市議会議員協議会・風連再開発事業で説明

 【名寄】名寄市議会議員協議会が二十九日、市役所名寄庁舎で開かれ、市が風連地区市街地再開発事業、中期財政計画の見直しなどについて説明を行い、理解を求めた。
 風連地区の市街地再開発事業は合併前からの継続事業。人口が減少する中、駅前を中心に公共施設や商店、住宅などを一定程度集中させ、コンパクトなまちづくりを進めるもので、総事業費は二十四億四千万円。市がかかわる公共施設では地域交流センター、診療所、保健センターの建設が予定されている。
 中期財政計画は、十八年度決算と十九年度普通交付税の本算定が終了したため、一部を見直すもの。この中の公的資金補償金免除繰り上げ償還で「国の地方財政対策で、十九年度から二十一年度の三年間、金利五%以上の資金を対象に総額五兆円の補償金免除繰り上げ償還が盛り込まれた。名寄市は資金すべてが免除対象の予定だったが、病院事業の資本費要件がクリアできていない。病院事業債の十八年度末対象残高三十七億円のうち、金利五%以上六%未満の資金残高は約二十五億円あり、この分が現行制度では繰り上げ償還が認められない。低利資金への借り換えによる効果額は約五億減少し、名寄市にとって大きな課題となっている」と説明した。
 議員協議会では、再開発事業で議員から「名寄には市立病院、東病院もあり、財政面も考えると市の負担が大きくなると考えるが、将来の方向性は」「地域交流センターと使用役割が類似する福祉センターや、現在使用されている診療所の跡地利用の考えは」などの質問が出された。
 島多慶志市長は「医師確保が難しい問題となるが、センター病院である市立病院を中心に医師確保を図り、診療所や東病院を支援するのが望ましい。また、現在は診療所が国保会計、市立病院は企業会計だが、診療所が市立病院の分院となった場合、市のトータル予算の中で経営していくこにとなる」。
 建物利用では「市が利用計画を策定するのではなく、診療所は一般財産として民間が取得して利用できる環境を整備する考え。福祉センターについては協議中だが、交流センターの建設工事が始まるまでに具体的な利用内容の説明をしていく。また、風連地区内にある類似する公共施設についても、不要な場合は建物の取り壊しや廃止をしていく」と答えた。
 中期財政計画では、議員の「病院事情に配慮した制度に対する要望、要請を強める必要があるのでは」との質問に、島市長が「財務省、総務省に対して改善を要望する」と答え理解を求めた。

[ 2007-10-30-19:00 ]

若松君シンクロ連覇
風連トランポリン協会・全道で女子団体2位

 【名寄】風連トランポリン協会(日根野正敏会長)は、このほど釧路市で開かれた第二十九回北海道トランポリン競技選手権大会に出場。本年度から新たに盛り込まれた団体戦で藤池美友さん(名寄短大児童学科二年)、安西めぐみさん(風連中二年)、臼田真結さん(同同)、菊地美帆さん(同一年)のチームが女子団体二位に輝く一方、ほかの出場メンバーも上位入賞する好成績を収めた。
 同大会は北海道トランポリンの主催。全道各地から男子八十五人、女子七十八人が出場した。
 同協会の若松侑治君(名寄高二年)は昨年、男子個人選手権Bクラスで優勝しており、今年は一ランク上のAクラスに挑戦し五位、Bクラスでは臼田康平君(同一年)が五位入賞。
 さらに、男子シンクロナイズド選手権Aクラスで若松君が、吉多憂馬君(北見柏陽高二年)とペアを組んで二連覇を果たす快挙を達成した。
 女子個人選手権で藤池さんがAクラス四位、菊地さんがBクラス三位。女子シンクロナイズド選手権では、藤池さんと薄井琴美さん(北見藤女子高二年)ペアがAクラス四位、東舞香さん(風連中二年)と菊地さんペアがBクラス三位の好成績を収めた。
 また、本年度から導入された団体戦は、一チーム四人でエントリーし、上位三人の合計得点(演技点、難度点)で勝敗を決めるもの。
 女子団体に出場した同協会チームは八〇・九点で、一位のサクセススポーツクラブA(札幌)に四・五点およばず二位という結果となったが、全力を尽くした選手はもちろん、関係者も喜びの表情を見せている。
 指導員の山崎真由美さんは「美しい演技が安全な演技。大会で練習通りの演技ができることが目標。その点から言うと、今大会は十分ではない子もいたが、良い結果も悪い結果も次のステップの糧にしていきたい」と大会を振り返るとともに、次大会(道北ジュニア・十二月二日)に目標を定め、選手たちの演技力向上に向けて、げきを飛ばしている。

(写真=北海道大会で好成績を収めた風連トランポリン協会)

[ 2007-10-30-19:00 ]



2007年

10月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
9日
10日
11日
12日
13日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日
23日
24日
25日
26日
27日
28日
29日
30日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.