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2007年10月18


地域住民の生活向上に努力
開店午前9時閉店午後9時45分
イオン北海道・出店計画の概要などを説明

 【名寄】イオン北海道株式会社(植村忠規代表取締役社長)による地元説明会が十七日、ホテルメープルで開かれた。この説明会は、店舗面積の合計が千平方メートルを超える大型店の新設・増設について届出から二カ月以内に、地元住民などに対し出店計画概要の説明を行わなければならない―とする大規模小売店舗立地法に基づくもので、同社は出店概要や交通安全、騒音問題などの配慮について説明した。
 説明会場には二百席ほどが用意されたが、住民約二十人の出席にとどまった。竹越彰取締役常務兼人事総務開発部長が「北海道の発展に寄与する所存。来春の開店予定で準備を進めているところで、名寄市や周辺市町村の優れた産品をポスフール名寄店で販売させていただくとともに全道、全国の販売を推進したい。来月からはハローワーク名寄の協力で従業員の募集を開始する。新生イオン北海道は、お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重、地域社会に貢献する―という企業理念の下、地域の皆さんの生活向上へ努力していきたい」とあいさつ。
 イオンショッピングセンターについてのビデオ鑑賞を行った後、ポスフール名寄店の店舗新設計画概要で、敷地面積は六万五千六百四十二平方メートルで、南北約百九十メートル、東西約三百五十メートルの長方形。建物は鉄骨造り地上二階建てで南北約九十メートル、東西約二百三十メートル、高さ約十五メートルとなることを説明。
 駐車場の収容台数は千三百二十一台(このほか従業員用駐車場八十台)で出入り口数は七カ所、駐輪場の収容台数は二百五十台。開店時刻は午前九時、閉店時刻は午後九時四十五分。駐車場利用時間は午前八時半から午後十時まで。当初計画ではテナント約六十店のうち三分の一に当たる約二十店を地元企業からの出店を想定しており現在、交渉中という。
 大規模小売店舗の設置者が配慮する事項では、交通安全対策や騒音問題、廃棄物の保管、街並みづくり、防災対策への協力などで「店舗に面する昭和通に右折専用斜線を設け対応したい」と説明した。
 質疑応答で出席者から、「現時点でも、徳田通と国道40号の交差点が込み合う場合がある。道路の拡幅を希望する」の質問に対し、会社側は「オープン時にはチラシによって案内経路を周知するなど、交通誘導を図りたい。道路の拡幅工事は、現時点ではできないと考えている」。
 このほか、「店舗周辺に小中学校があるが、子供たちに与える影響を危ぐしており、その配慮は」など質問。会社側は「警備員の巡回のほか、店舗社員教育を通じ、若者には積極的に声掛けを行うことを検討。悪いことを事前に起こさないよう配慮していきたい」などと答えた。
 店舗新設計画書の詳細は、市経済部産業振興課窓口で閲覧することが可能。生活環境の保持の観点から、地元住民からの意見を聴くこととなっている。

[ 2007-10-18-19:00 ]


初冬まき小麦ハルユタカ原料
20日のフォーラムで披露
下川・地ビール「萌芽」試作

 【下川】下川産小麦、「ハルユタカ」を原料にした地ビールが試作され、二十日午後三時からハピネスで開かれる地域学「しもかわ学会」フォーラム終了後の交流会で披露される。
 町内で栽培される春まき小麦の初冬まき「ハルユタカ」は、地元特産品である手延べめん、パンなどに活用。町内で今年八月に開催された「小麦サミット」でも高い評価を受けた。生産農家、加工、消費者が「顔が見える関係」を築きながら地産地消を目指す動きも展開中。
 地ビール試作は、下川町ふるさと開発振興公社(山下邦廣理事長)が、旭川市内の「大雪ビール館」に依頼して生産。今年、町内の農家で生産された初冬まき「ハルユタカ」百五十キロを提供。最小ロットである二十リットル詰め樽生ビール四十五個分が出来上がった。
 「下川産小麦ハルユタカが手延べめん、パンだけでなくビールなど、さらに幅広い可能性を持つことを実証したい」(古屋宏彦同公社産業クラスター推進部次長)というのが、取り組みの目的。一般にビールの原料は大麦。小麦を原料としたビールは全国でも下川が初めてとのこと。
 この地ビールは「しもかわハルユタカビール『萌芽』」と命名された。草木の芽吹くたくましい姿に可能性を託したもの。一般のビールより三〇%値段が高くつくが、同公社が運営する五味温泉などに置き一般にも販売する。人気があれば継続的に生産したい考え。
 醸造には四週間必要だが今回、フォーラムの日程の関係で三週間のみの醸造となり、一週間の早出し。だがアルコール濃度は普通のビールと同じ。同公社は「ドイツの白ビールに似た感じで、女性が好む軽いビールとなりそう。多くの人たちに風味、風土を感じ取ってほしい。特に生産農家の人たちには、ぜひ飲んでほしい」と話す。
 フォーラムは、貫田桂一さん(北海道食育コーディネーター)の基調講演。事例発表は三の橋の鈴木牧場、鈴木和夫さんが「放牧酪農と地域食材」、町立学校給食共同調理場の学校栄養教員、堀川亜也子さんが「学校給食における地域食材の利用」。
 フォーラム終了後、同会場で開かれる交流会は会費二千五百円。地ビールのほか地域食材を生かした食が準備される。一部、貫田講師の料理も予定されている。フォーラム、交流会とも一般の参加を歓迎している。

(写真=下川の地ビール「萌芽」の原料となるハルユタカの麦芽)

[ 2007-10-18-19:00 ]

糖尿病をテーマに
たに内科クリニック勉強会

 【名寄】たに内科クリニック(谷光憲院長)の第四回「食べて学ぶ勉強会」が十六日、紅花会館で開かれた。
 同勉強会は、講演を聞いた後、病気予防するための食事を取るスタイルで、年に一度のペースで開催。今回は糖尿病をテーマとして、五十人が参加した。
 日本人は外国人より肥満になりやすい理由として「もともと日本人は農耕民族で、狩猟民族の肉食を中心とした欧米人と比べ、低脂肪食、低カロリー食でも十分な『倹約遺伝子』を持つ人が多い。そのため、肉食を主体とするとカロリーオーバーとなって肥満に結び付き、糖尿病になりやすい」と説明。
 また「サラサラ血液をつくるには、一日一食は薄味の野菜を中心とした食事を取り、週二回以上は二十分間の散歩をすること。甘いものが食べたいならば少量のフルーツを取ること」と呼び掛けた。
 引き続き、同院栄養士の小野内祐佳さんが考案した糖尿病予防の食事を味わった。メニューは「鶏の酢豚風」「キノコのやまかけ」など六品。小野内さんは「外食などで分量が多いと感じた場合、肉や魚といったおかず、ご飯は残してよいが、野菜は全部食べること」と伝えた。出席者は糖尿病に対する正しい知識を身に付けていた。

(写真=糖尿病に理解を深めた「食べて学ぶ勉強会」)

[ 2007-10-18-19:00 ]

「最果て」テーマに
美深町の石川さん・2俳句大会で入選

 【美深】美深町東二北六の石川旭峰さんは、このほど「第二十六回東京都江東区芭蕉記念館時雨忌全国俳句大会」で入選。また、「第八回長野県小諸市全国俳句大会」では秀逸賞に輝いた。
 石川さんは、旭川工業高校の教員時代に同僚の勧めで俳句を始めた。昭和二十三年に美深町役場に入り、六十一年に収入役で退職。現在は日本文芸美術協会員、俳人協会員、北海道俳句協会理事、美深ゆく春俳句会主宰として活躍。俳句歴は六十年ほどになる。
 芭蕉記念館時雨忌全国俳句大会は、江戸時代前期の俳人・松尾芭蕉の命日となっている「時雨忌」(陰暦十月二十三日)に合わせて開催され、今年は千九百七十二句の応募があった。石川さんは「翁(おきな)忌や最果てに聴く雨の音」で道内ただ一人の入選を果たした。句には、松尾芭蕉が亡くなったことをしのぶように雨が降っている情景と、北の地で雨がみぞれとなり、やがて雪に変わる様子を掛け合わせている。
 一方、小諸市全国俳句大会は、同市の主催。小中学生も含め全国から約二万句の応募。石川さんは「サハリンの島影昆布を拡(ひろ)げ干す」で優秀賞に次ぐ「秀逸賞」を受賞した。天気の良い日に稚内を訪れた際、海岸からはサハリンが見えること、現地で生活する人のありさまを句に織り込んでいる。
 石川さんは二大会で入賞を果たし、喜びをかみしめる一方、「最近では、俳句をたしなむのは年配の人がほとんど。私が俳句を始めた二十代で取り組む人はいなくなった」と俳句文化の行く末を憂慮している。
 また、「今後は『最果て』をテーマとして、冬には雪の中で生活するという厳しさなどを五七五でうたいたい」と話しており、北海道ならではの気候や暮らしを句に織り込むなど、意欲を燃やし続けている。

(写真=芭蕉記念館、小諸市の大会で入選した石川旭峰さん)

[ 2007-10-18-19:00 ]



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