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2007年10月7


先人の労苦語り継ぐ素材に
25周年記念「かるた」
美深町郷土研究会が21日に披露

 【美深】美深町郷土研究会(式部義明会長)は、設立二十五周年記念事業として「美深の郷土かるた」を創作。二十一日午前十一時から町文化会館で開かれる「発刊を祝う会」で、かるたを披露する。
 同研究会は、先人が築いた産業や生活、文化を後世に伝える必要性を認識しながら、美深の歴史や民族、自然などを調査・研究することを目的に昭和五十七年六月に発足。当時の会員数は四十二人で、初代会長は長谷川国雄さん(現・同研究会顧問)。これまでに研究集録「ピウカ」(五巻)、開拓当時から現代までの歴史などを収めた「美深ふるさと散歩」「続・美深ふるさと散歩」、近年は美深町教育委員会の委託調査による研究紀要(四巻)を発行。現在の会員数は三十六人で、そのうち十三人は設立当初から在籍している。
 郷土かるたは、美深の歴史や先人の労苦を語り継いでいく素材とするとともに、幼児から大人まで愛されるものに成長することを願って、今年二月に構想を打ち出し、四月上旬の総会を経て、読み札句の募集を六月上旬まで行った。
 町民や町外在住の美深出身者から五百六十九句の応募があり、宮原宏明町教育委員長、石田政充町教育長、長谷川国雄同研究会顧問が読み札句を選考した。
 一方、絵札は前名寄短期大学長の松岡義和さんがデザイン。松岡さんは平成十年、美深町開拓百年記念町民劇場「天塩川流るる大地」の脚本を担当。近年、松岡さんが風連と智恵文の農業施設で壁画制作に携わっていることを知り、絵札のデザインを依頼した。
 読み札は「西里の冬の行き来は氷橋」「夢消えた美幸線路に走るトロッコ」「ふるさとの誇れる大臣松浦周太郎」「光浴びエアリアル舞うスキー場」といった開拓当時から現在までの史実、生活風景、人物、地理、建造物など美深にまつわる四十四句を収録。
 現在は絵札の印刷、読み札と解説文の校正を急いでいる段階。佐久間昌美同研究会事務局長は「青少年に郷土の歴史に関心を持つことで美深のまちを理解してもらおう―と、年代にかかわらず親しめる郷土かるたを制作した。解説文は時代考証を意識して年代や数値を入れており、町史や『ふるさと散歩』などで解説文の内容をさらに掘り下げて理解してもらえれば―と考えている。今年で美深町は開拓百九年。かるたが第二世紀の美深の明日へ引き継がれるものとなってほしい」と話す。
 発刊を祝う会では、式部会長があいさつ、読み札句の入選者に記念品として郷土かるたを贈るほか、かるたの絵札と読み札をスライド上映で紹介する。

[ 2007-10-07-19:00 ]


農作業の仕事が堅調
風連高齢者事業団・前年度実績上回る収入

 【名寄】名寄市風連町高齢者事業団(益塚繁理事長)の十九年度上半期(四月〜九月)事業実績は、過去最高を更新した十八年度同期対比で四・一%の増となっていた。農作業を主なものとする一般の仕事受注が堅調で、前年度同期を上回る内容。今後は冬の除雪関連の仕事受注が中心となるが、このまま推移すると前年度よりも実績を伸ばすことになりそうだ。
 培った知識、技術を地域社会に役立てて高齢者に現役意識を持ってもらうため、おおむね六十五歳以上の住民を対象に組織し、平成六年度から活動を続けている。会員による丁寧な仕事ぶりや、長年の経験を生かした仕事内容が評価を受け、事業実績を伸ばしてきている。
 十八年度の一年間の実績をみても、十七年度対比で六百七十五万円増の二千七百四十五万円の事業収入を得て、過去最高記録となった。また、十九年度上半期は、二千二百八十万円の事業収入を確保し、前年度同期よりも八十九万五千円、率にして四・一%アップした。
 仕事の内訳をみると、全体の約八割が一般からで、特に近年の特徴である農作業の受注が多かった。このため、天候不順な日が多かった月は、仕事量が減るなど、月によってバラツキがあるものの、全体でみると受注の増加が堅調。
 また、公共団体や企業からの仕事は、多少の増減はあるものの、ほぼ前年並みで、上半期の総体受注件数は前年度同期と同じ五百四十二件となった。
 今後は農作業が一段落し、仕事の受注は冬の除雪作業などが中心となる。前年度は暖冬傾向で降雪量が少なく、除雪作業の依頼が少なかったが、ほぼ例年並みの除雪受注があれば、十九年度は過去最高を記録した前年度実績を上回ることは確実で、会員の仕事をする手にも力が入っている。

[ 2007-10-07-19:00 ]

授業公開や研究発表
名寄市へき地、複式教育研究大会・智恵文小、中会場に

 【名寄】十九年度名寄市へき地・複式教育研究大会が同研究連盟主催で五日、智恵文小学校(櫻井清隆校長、児童二十七人)と智恵文中学校(旭雅人校長、生徒十七人)を会場に開かれた。
 研究主題は、同連盟が「心豊かで、自ら考え学び高め合う子どもの育成〜学校・地域の特性を生かし、一人一人が自信と喜びを実感できる学校経営と学習指導の充実〜」。智恵文小が「自ら学び、豊かに表現できる子どもの育成〜算数科における指導と評価の充実を通して〜」。智恵文中が「確かな学力を身に付け、主体的に学ぶ生徒の育成〜個に応じた学習力の育成をめざして〜」。
 智恵文小では、三〜六年生の算数の授業を公開。三年生は「かけ算のひっ算」、四年生は「小数」、五年生は「小数のかけ算」、六年生は「単位量あたりの大きさ」。
 市内外の教職員ら約四十人が参加した。
 児童たちが教材を用いながら、熱心に問題に取り組む姿が公開され参加者は同校の教育を知り、今後の教育の参考にした。
 また、午後二時半から開会式、研究発表、研究協議が行われ、より良い教育について意見を交換し合った。

(写真=3年生以上の算数の授業が公開された智恵文小会場)

[ 2007-10-07-19:00 ]

秋のほ場にアクセント
風物詩「堆積み」のある風景

 【名寄】名寄市内の畑作地帯では、「堆(にお)積み」と呼ばれる豆の野積みが見られ、秋の風物詩となっている。
 堆積みは、稲や豆を円形状に積み上げたもので、穀物を乾燥させる方法の一つ。地方によっては、「みご」「にご」「にょう」など呼び方も異なっており、北海道では古くから豆の乾燥に用いられている。
 高さ一メートルから一・五メートルほどに積み上げられ、一週間から二週間ほど、自然の風に吹かれて乾燥させてから、豆を落とす。
 積み上げられた小豆の頭には、雨が入らないようにビニールシートがかけられ、その様子は、おとぎの国の小人たちがつくった小さな家のよう。農作業が進むにつれ、収穫を終えたほ場には閑散とした風景が広がっているが、堆積みはこうした秋の景観のアクセントとなっている。
 気温の低下とともに、秋から冬の足音も聞こえ始める時期で、今年の農作業も間もなく終わりを迎える。

(写真=閑散としたほ場に広がっている堆積み)

[ 2007-10-07-19:00 ]



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