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2007年8月19


どうする「町立下川病院」
骨太改革が経営を直撃
審議会に「運営の基本」諮問

 【下川】下川町病院事業運営審議会が、このほどハピネスで開かれた。
 委員は八人。二人を町民から公募したが希望者はゼロだった。初会議には委員八人と安斎保町長、高橋裕明副町長、尾藤幸生町立下川病院事務長、吉田伸男同主幹らが出席した。
 安斎町長が委嘱状(任期二年)を交付。同町長は「国の骨太改革で昨年四月、診療報酬が史上かつてない大幅なマイナスに改定されるなど、病院の経営状況は極めて深刻な状態となっている。本町の人口構造、各種診療機関の診療状況、高齢化率、町民の健康維持、福祉などの視点からどのような形態の医療機関が町民に望まれるのか、今後の病院経営について意見を」とあいさつ。夏野俊一会長に「町立下川病院の経営の基本事項を調査、審議の上、答申されたい」と諮問した。
 国の診療報酬改定が病院経営を直撃。十八年度は前年度対比で約五千万円の収入減。同病院では昨年五月、納田幸一院長をトップとして十六人の検討委員会を立ち上げ、全職員の意識改革を図るとともに収入増、経費削減などの対応策を検討。さらにジェネリック医薬品の活用、各種検診の積極的受け入れ、事務職員の削減、夜間診療、病院便り発行、健康づくり講座開催などに取り組んでいる。
昨年八月には当時の助役、教育長、課長職十人からなる検討委員会が発足。「総合的に判断して、引き続き現病院体制の保持を」との判断。
また、町行政評価町民検討委員会からは「病院だけが黒字ではなく、町全体の医療費削減を考えるべき」との意見も得ている。
 同病院の病床は一般十二、療養型三十の四十二床だが、国はさらに医療費削減のため療養型病床の大幅削減を予定している。町財政がひっ迫し、院内の経費削減も限界に近い状況。国の施策も流動的だけに、審議会は「重い課題」と取り組むことになる。
 同審議会は五、六回の審議を重ね、年末までに答申を予定。安斎町長は同審議会の答申を尊重し今後の方針を決める。

[ 2007-08-19-19:00 ]


経験を生かしたい」
風連トランポリン少年団・全国大会の結果報告

 【名寄】風連トランポリン少年団(日根野正敏団長・団員二十人)所属の若松侑治君=名寄高校二年=、吉岡翼君=同校一年=、菊地美帆さん=風連中学校一年=、小林舞さん=東風連小学校六年=が十七日、名寄市教育委員会を訪れ、藤原忠教育長に全国大会の結果報告を行った。
 菊地さんと小林さんは、「第三十五回全日本ジュニアトランポリン競技選手権大会」(神奈川県・七月二十六日〜二十九日)に、二年連続二回目の出場。
 個人選手権の小学高学年女子で小林さんが百四十人中百十五位、中学生女子で菊地さんが百三十三人中七十七位。また、二人はシンクロナイズド選手権中学生女子にも出場し、六十組中五十三位という成績。
 一方の若松君は二年連続二回目、吉岡君は初めて「第三十二回全国高等学校トランポリン競技選手権大会」(福島県・八月三日〜五日)に出場。
 五十五人が出場した男子個人選手権で若松君が二十二位、吉岡君が四十二位。また、ペアを組んで挑んだ男子シンクロナイズド選手権では、十二組中八位だったものの、同少年団で過去最高の成績を収めた。
 この日、日根野団長と指導者の山崎真由美さんとともに、藤原教育長を訪問した四人は、それぞれ自分の力を出しきったものの、悔しい結果になったことを報告するとともに「全国大会で経験したことを、これからの練習につなげてきたい」と生き生きとした表情で述べた。
 また、山崎さんは「努力の成果が出せたと思うが、全国大会は出場するたびに、レベルが上がっている。次につながる良い経験ができた大会でした」と報告。
 結果報告を受けた藤原教育長は「全国のレベルは年々高くなっており、自分たちも高いレベルを目指して練習しなくてはならない─と、思える良い収穫があったと思う。これからどのようにして技術を磨けば良いのかを考え、今後の練習に生かしてほしい」と、名寄を代表する子供たちの成長に期待を込めた。

(写真=藤原教育長に結果報告を行う風連トランポリン少年団)

[ 2007-08-19-19:00 ]

支部対抗リレーで優勝
名寄ひまわりと美深一輪車・北海道競技大会

 【名寄・美深】北海道一輪車協会主催の第二十二回さわやか北海道一輪車競技大会が、十二日、道立野幌総合運動公園陸上競技場で開かれた。
 大会には全道から百三十三人が参加。名寄ひまわりサイクル(松井賢二代表)から八人、美深一輪車クラブ(佐藤みさお代表)から六人が出場。
 特に名寄ひまわりサイクルは、石山妃葉里さん(智恵文小三年)、松下由季さん(名寄西小五年)、木之内美香さん(名寄東中一年)、松井彩華さん(クラーク記念国際高二年)がメンバーの支部対抗リレーで二年連続優勝。美深一輪車クラブは細野未紗さん(美深小二年)、田中脩さん(同五年)、田中悠さん(美深中三年)、細野広樹さん(一般)がメンバーで三位に入賞した。

(写真=道一輪車競技大会で好成績の2団体のメンバー)

[ 2007-08-19-19:00 ]

やり先、矢じりが出土
智恵文智北遺跡発掘・縄文時代中期の物と推測

 【名寄】一般国道40号「名寄バイパス」建設予定地の智恵文智北で見つかった遺跡の発掘現場では、作業員たちが連日にわたり発掘調査に汗を流しており、十六日現在でやり先や矢じりとみられる石器四十五点が見つかった。
 名寄バイパスは昨年十一月に第三工区の供用が開始。現在は智恵文インターチェンジ(IC)から天塩川をまたぎ、美深IC(仮称)までの延長約三・一キロの区間の建設工事を進めている。
 遺跡はそのままの状態で残すことが原則だが、道路や家などを建設するために遺跡が壊されてしまうときなどは「文化財保護法」第五十七条の三(国の機関が周知の埋蔵文化財包蔵地において土木工事等を行う際の発掘の特例)の定めにより発掘作業を行うもの。これまでの名寄の遺跡発掘事例を基に、名寄バイパス建設予定地から遺物が発見される可能性が高いことから現地調査を行ったところ、実際に見つかったという。
 発掘調査の事業主体は名寄バイパス工事の事業主体である国交省北海道開発局旭川開発建設部士別道路事務所。名寄市(市教委)が国からの委託事業として実施しており、事業年度は十九年度(現地調査)と二十年度(遺物整理)の二カ年。バイパス建設工事が発掘場所に及ぶまえに現地での作業を終了させることとなる。
 現在実施している発掘調査には男性三人、女性九人、合わせて十二人での作業。九月末までの期間で、約七百五十平方メートルが調査区域。
 発掘現場では四メートルの方形区画を設定し、手ぐわ、移植ごてなどを用いての手作業で、五センチから十センチほどの深さを三層ほどに分けて掘る地道な作業。先史人の使用した土器や石器を見つけ、出土した位置や深さなどの記録を取る。
 現在のところ、黒曜石(十勝石)製や珪岩(けいがん)製のやり先や矢じりといった狩猟用の道具を中心に四十五点が出土。大きいもので長さ七センチから八センチほどあり、打撃を加えてはぎ取ったと思われる石片やかけらなどは多数見つかっているという。
 市北国博物館の鈴木邦輝館長は「最近では平成六年以来の発掘調査。この地域では天塩川沿いに遺跡がある場合が多い。この辺りは火山灰なども降っていないので、少し掘っただけで大昔の地層が現れる。年代は、およそ五千年前の縄文時代中期と推測される。土器が見つかれば、より年代がはっきりするのだが、酸性が強い土で土器が土にかえってなかなか見つけられないことが多い」などと話し、作業に熱が入っている。

(写真=智恵文智北の遺跡発掘現場で作業に当たる作業員)

[ 2007-08-19-19:00 ]



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