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2007年7月22


優良種苗の供給試験を
名寄が全道1の作付け
サンダーソニア・生産者努力で高い市場評価

 【名寄】名寄市内の農家では、高収益作物として花の栽培に取り組んでいる農家がある。この花のうち、サンダーソニアという花が全道一の作付けを誇っている。生産農家の努力が実り、市場での評価も高い。だが、種苗の入手が不安定になってきていることから、名寄市農業振興センターでは優良種苗の供給技術を確立する試験を行う計画でいる。
 サンダーソニアは、南アフリカ原産のユリ科サンダーソニア属の球根植物。南半球ではクリスマスごろに開花するため、「クリスマスベル」と呼ばれ、日本では「ちょうちんユリ」との名前も。花は長さ二〜三センチの鐘状で、色はオレンジ。大きな需要はないものの、愛らしい花には根強い人気がある。
 名寄市内の中でも、風連で平成五年ごろにサンダーソニアの栽培が始まり、現在は道北なよろ花き生産組合サンダーソニア部会(東野秀樹部会長)が組織され、ユリと併行して栽培するケースが増え、風連地区内の六戸、名寄地区内三戸の合わせて九戸の農家がハウス栽培。十八年度で六十二万四千四百十本を出荷し、全道一の作付けを誇るまでになった。道北の花として、主に道外の市場に出荷しているが、常に一番高値が付く特級産地としての位置付けを確立して、全国レベルのサンダーソニア代表産地ともなっている証。
 この高い市場評価を得ている背景には、農家の栽培・出荷への努力がある。目ぞろい会といって、毎週一回、出荷時期に生産農家が集まり、花の大きさや葉の色など、すべてそろうようにチェックをしている。球根を植え、二カ月くらいで出荷でき、比較的栽培しやすい花だが、球根代などが高いなどのデメリットもあった。さらに最近、問題となっているのが、主にニュージーランドから輸入しているが、性能の良い種苗の入手が難しくなっているという。
 良い品種のサンダーソニアの花を出荷する前提として、良い種苗を入手する必要がある。このため、生産農家からは名寄市農業振興センターに対し、組織培養技術を生かして優良種苗の供給技術の確立を求める意見も多い。
 これを受け、種苗の入手が不安定になってきている状況への対応が急務と考え、栽培技術確立への試験を行う計画でいる。名寄市の誇る花となってきているだけに、今後の取り組み成果などが注目されている。

[ 2007-07-22-19:00 ]


あらためて周知図る
名寄市・グリーンツーリズムの申請ゼロ

 【名寄】名寄市は本年度、グリーンツーリズム推進事業をスタートさせた。六月末現在で、問い合わせは一件あるものの、正式な補助申請はゼロ。農村景観の向上事業、農畜産物の付加価値向上に資する事業などを対象としており、有効活用に向けて事業の周知をあらためて図っている。
 グリーンツーリズム推進事業は、旧名寄市で行ってきたふれあいファーム推進事業の名称を変えて、本年度から新たなスタートを切った。都市と農村の交流や地産地消の取り組みによる農業経営の多角化を推進するとともに市民の農業・農村への理解を深める取り組みを支援するのが目的。
 補助対象事業は(1)農村景観の向上(ファームサインの作製や設置、景観作物の栽培など)(2)地産地消の推進(直売所やファームマーケットの設置など)(3)非農業者との交流(オーナー制度、農業体験ツアーの実施など)(4)農畜産物の付加価値向上(農畜産物加工場、ファームレストランの設置など)―などとしている。補助金交付の対象は農業法人や三戸以上の農業者で構成する団体・グループとし、補助率は三十万円を上限に、事業費の二分の一以内。
 問い合わせが一件あるだけで、申請はゼロ。意欲的な農業活動を支援する意味もあり、市ではあらためて事業の趣旨などをPRし、多くの団体や法人の利用に結び付けていく意向だ。

[ 2007-07-22-19:00 ]

重金属類は検出されず
下川サンル川の異常出水

 【下川】サンル川の支流、鉱山沢川の旧サンル金山周辺から黄色い水が異常出水、サンル川に流れ込んでいた問題で、町はこのほど水質検査結果をまとめた。重金属類は検出されず「出水跡が黄色くなったのは鉄分が酸化したものと思われる。住民の健康に影響はない」としている。
 町は同河川でサンプルの水を採取、町が毎年行う水質検査機関に送り分析。このほど、その結果が町に届いた。有害重金属であるカドミウム、鉛、亜鉛などはいずれも基準以下だった。
 サンル金山は戦前、三井鉱業が操業。昭和三十一年から六十一年まで合同資源産業(東京)が操業。土地所有者の上川北部森林管理署によると、異常出水があったのは四月中旬から五月中旬まで。合同資源産業の関係者三人もこのほど現地を訪れ「上川北部森林管理署、鉱山保安監督局と協議、問題があれば対応する」としていた。
 異常出水した周辺には戦前、三井鉱業が使った古い坑道があり、たまっていた大量の水が雪解け時に流れ出したものとみられ町、上川北部森林管理署は「こんなことは初めて」と話す。
 異変を通報した下川自然を考える会(桑原友一会長)では、「下流で下川町、名寄市が上水道に取水しており、水質管理は完全に行われるべきだ」として、改善を求める要望書を町に提出している。

[ 2007-07-22-19:00 ]

小学生が野点を楽しむ
キッズスクールで茶道教室

 【下川】キッズスクールの「茶道教室」が十九日に旭町、西野社中で開かれた。同社中の裏庭を利用、野点が行われた。
 キッズスクールは、小学生の放課後の時間を利用、さまざまな体験をしてもらう活動。この日は小学一年生から五年生までの男女二十五人が参加。同社中を主宰する西野道子さんほか同社中関係者、それにボランティア関係者らが応援。
 最初に小学生一人一人が「つくばえ」で身をかがめ、冷たい水で手と心を清めて、赤いもうせんの上へ。大きな野点かさも用意され、小学生たちは最初、ちょっぴり緊張気味。
 「岩清水」など季節に合わせた和菓子が用意され、作法の説明を受けながら少しずつ口に運んだ。「とてもおいしい」「どこで買ったの?」など興味しんしん。
 その後、両手をついて「お先に」とあいさつを交わしながら、運ばれた抹茶をいただいた。甘い和菓子を食べた後だけに、抹茶の味が気に入った様子。「もっとほしい」などの声も。好天にも恵まれ、小学生たちは日本伝統の味を楽しんでいた。

(写真=下川の西野社中裏庭で行われた小学生の野点)

[ 2007-07-22-19:00 ]



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