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2007年6月22


町民との信頼関係構築など柱
政策予算は1億7423万円
美深町議会定例会・山口町長が町政執行方針

 【美深】第二回美深町議会定例会が二十二日に開会。会期を二十九日までの八日間(二十三日〜二十七日は休会)と決めた後、新町長として初の定例町議会に臨んだ山口信夫町長は町政執行方針を述べた。この中で(1)町政を推進するために町民とともに歩み「信頼する、信頼される」関係を構築(2)美深町が有する資源を最大に生かした生産性の高いまちづくり(3)健康で安心して住むことができるまちづくり(4)教育の充実と文化の薫り高いまちづくり―を柱に岩木実前町長が築いた行政の継続と新たな発展を目指し、第四次総合計画の着実な推進を掲げた。
 山口町長は「地域間格差が拡大し、小規模自治体では基礎自治体としての真価が問われる中、加速する少子高齢化、基幹産業の農林業低迷など美深町でも例外ではないため、町民の知恵と力を結集して、この難局を乗り切らなければならない」と前置きした。
 地場産業振興では、農業で国の「品目横断的経営安定対策」などに即応し、安定した経営にシフトできるよう営農類型見直しや協業化、担い手確保に努める。商工業では店舗の老朽化が進むなど設備投資が必要となっており、支援策をとって商店街の環境改善と活性化を図る。
 観光資源を活用した交流人口拡大では、高規格道路(名寄バイパス)があと二年ほどで美深まで開通する予定。その先の美深五線から国道40号に至る三・三キロの「美深道路」の調査費が予算化されたことから、観光客の入り込みを確保するためのアイデアを町民と出し合っていく。
 医療体制確保では、美深厚生病院に今月、新しい院長が赴任した。院長以外の医師についても固定医二人の確保を北海道厚生連に要請していく。夜間診療受け入れは、固定医一人と応援医一人の現体制では医師の負担が大きいため、医師三人体制が整った段階で検討する。
 福祉面では、障害者の自立に向けて必要となる共同住宅の整備を支援していく。
 教育面では、学校・社会教育を通して生涯学習をさらに推進、文化会館COM100を拠点とした質の高い文化の創造を奨励する。学校の環境整備では小中学校の老朽化が著しいため、子供たちが安全に安心して学校生活を送れるよう計画的に整備を進める。
 スポーツ振興では、総合型地域スポーツクラブやエアリアルプロジェクトを支援し、選手育成とともに幼児から高齢者までスポーツに親しみ、健康な生活を送れるよう推進する。
 議案提案説明は、山口町長の政策予算として一般会計補正予算一億七千四百二十三万円を追加。内訳は、美深福祉会が事業主体の共同住宅建設に五〇%補助する「障害者共同生活住居整備事業補助金」四千六百万円、南六線農業排水路敷設の「団体営基盤整備事業工事請負費」五百四十万円、美深土地改良区が事業主体なる辺渓地区農業用水路整備の「道営かんぱい事業計画樹立費補助金」二百四十六万七千円、商店など改修費補助「商工業振興店舗等近代化促進事業補助金」五百万円、町民体育館北側広場を舗装する「イベント広場整備工事請負費」千八百万円、美深小学校改修・改築に向けた「改修等設計業務委託料」千六百五十万円など。
 また、魅力ある店舗づくりを促進して商工業の活性化や振興を図る「美深町商工業振興店舗近代化促進条例」の制定案は特別委員会に付託した。具体的内容は商店や飲食店、旅館、工場などの新築や増築、改築、中古店舗購入の費用が百五十万円以上の場合、費用の二〇%(限度額一千万円)を補助するもの。二十二年三月までの時限立法としている。

[ 2007-06-22-19:00 ]


地域安全活動に尽力
防犯功労者等表彰・名寄署管内で3人受賞

 【名寄】十九年度防犯功労者等表彰で、名寄市西六南三の先田紀昭さんと風連町豊里の久保輝男さんが、北海道警察本部長と北海道防犯団体連合会理事長連名表彰。さらに、名寄市西三南七の今田博敏さんが、旭川方面本部長と旭川方面防犯協会連合会長連名の表彰を受賞。二十日、名寄警察署で伝達と受賞報告が行われ、元井仁署長が多年にわたる功労をたたえた。
 同表彰は、地域安全運動の積極的な推進と少年の非行防止活動などに尽力し、犯罪の無い明るいまちづくりに貢献した個人・団体に贈られるもので、本年度の北海道警察本部長と北海道防犯団体連合会理事長連名表彰は全道十四団体、六十個人。旭川方面本部長と旭川方面防犯協会連合会長表彰は二団体、十二個人に贈られた。
 名寄署管内から受賞した三人は、名寄地区防犯協会連合会役員として、同連合会や単位防犯協会などの育成・運営に理解を示すとともに、多年にわたって地域のけん引役として地域安全活動を積極的に推進するなど、犯罪の無い明るく住み良いまちづくりに貢献している。
 伝達表彰を受けた先田さんは「北五区町内会の会長という立場もあり、今後も地域のために活動していきたい」。久保さんは「体の続く限り皆さんのお役に立てるように頑張りたい」。
 受賞報告で同署を訪れた今田さんは「身に余る光栄。少年補導員連絡協議会の会長も務めており、今後も周囲にいる子供たちに細心の注意を払っていきたい」と抱負を述べた。
 元井署長は「名寄警察署管内の犯罪件数は年々減少傾向にあるが、まだまだ何があるか分からない。地域のリーダーとして市民一人一人の防犯意識の高揚、啓発をお願いしたい」と一層の協力を求めた。

(写真=左から表彰を受けた先田さん、久保さん、今田さん)

[ 2007-06-22-19:00 ]

人間の生き方聞く
美深高校で進路講話

 【美深】美深高校(福井利雄校長)の進路講話が二十一日、同校で行われ、講師から農業経営で得た人間としての生き方を聞いた。
 同講話は、地域と産業の環境教育を通して食と農業の大切さを理解、愛郷精神を培うとともに、将来の生きる力と進路意識を育てることが目的。
 講師は士別市の農業コンサルタント・加工販売会社「北拓フーズ」代表取締役社長の中川涼一さん。演題は「地域の産業と未来〜美高生に期待すること」。
 同社では大根を生産、加工、販売しており、全国の農協や企業などとも契約している。
 中川さんは同社設立前、米や肉牛生産を主体としていたが、昭和五十五年と五十六年の冷害で生活が苦しくなったことを機に野菜づくりを開始、共同組合も立ち上げた。その中で「平成四年に野菜の価格が大暴落、単年で五千万円の赤字を出した」と窮地に陥ったことを話す一方、「人間は一人だけで悩むと自分を悪い方向に追い込んでいくことになる。悩み事があれば誰かに打ち明け、気持ちを切り替えよう」と訴えた。
 また、独自技術で生産した大根を売り込むことに奔走、工場新設の経験を踏まえ「人の生き方として、楽な方を選ぶと先行きは狭くなり出口がないことも。厳しい方に進めば、先行きは広く出口もたくさんある。人間というのは楽な方向に行こうとするが、リーダーを目指すような人ならば厳しい方を選んで目標に突き進んでほしい」と呼び掛けた。生徒たちは講話を通し、今後生きていく上で気持ちの在り方を見詰め直していた。

(写真=士別の北拓フーズ社長、中川さんを招いた講話)

[ 2007-06-22-19:00 ]

技術や知識を磨く
救命士の就業前病院実習・市立病院で研さん

 【名寄】救急救命士の就業前病院実習が、名寄市立総合病院で行われており、上川北部消防事務組合の消防職員四人が、救急救命士として現場で十分に役割を果たすことができるよう、必要な技術や知識の向上に励んでいる。
 同実習は救急業務の高度化に伴い、医療機関と救急隊の連携強化を目的とした上川北部救急業務高度化推進協議会(佐古和廣会長)事業の一環として実施。救急救命士の資格を取得した救急隊員が現場に出る前に医療機関での実習を通じ、専門的な技術の向上を図るもの。
 実習に取り組んでいるのは、名寄消防署の佐藤晋也さん、岡林和彦さん、大井康彰さん、下川消防署の森雄馬さんの四人で、岡林さん、大井さんは今年五月一日付で消防職員になったばかりのルーキー。
 病院実習期間は六月四日から同月二十九日までの計百六十時間。同院麻酔科医師の櫻井行一手術室長をはじめ各科の担当医の指導を受け、専門知識や技術を習得。心電図操作、呼吸確保などといった実習や術場での技術見学、救急搬入時の手伝いなど研修に励んでいる。
 病院実習を通じ、実習生たちは「これまでにテキストで学んだことと実際の医療現場で行うことでは、やはり違いがあることに気付かされた」と感想。
 今後の抱負で、森さん、佐藤さんは「苦しんでいる人たちに対し、最初に処置するのは自分たち。適切な手当てを行いながら迅速に病院に搬送することを第一に、日々研さんを積みたい」。岡林さん、大井さんは「実際の現場経験がなく不安もあるが、一年一年、経験を積みながら救急救命士としての資質を磨いていきたい」と話している。

(写真=29日まで病院実習に励む救急救命士の4人)

[ 2007-06-22-19:00 ]



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