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2007年6月15


市病の累積赤字約18億円
地産地消推進で組織
名寄市議会一般質問・幼保連携型の認定子ども園も

 【名寄】第二回名寄市議会定例会は十四日、佐藤靖議員(市民連合)、佐々木寿議員(市政クラブ)、渡辺正尚議員(まちづくり)、川村幸栄議員(共産)が一般質問。佐藤議員の名寄市立総合病院経営健全化の質問に、内海博司病院事務部長は、累積赤字額が約十八億円に上ることを説明し、「循環器内科と小児科医師の増員などによって収益の増も予想されるが、健全化を図るには医師不足となっている精神科の医師体制を元に戻すことが重要。また、国の地域医療に対する財政支援も必要」と答え、理解を求めた。
 佐藤議員は、経営健全化に関する名寄市立総合病院の将来、不便な電話改善など含めた分庁方式のあり方、消費者被害防止ネットワークとノーレジ袋運動の見解など四件。「四月の号外広報の中に大型出店の規制にかかわる内容が掲載されていたが、公平公正性を欠いているのでは」と質問。
 中尾裕二総務部長は「特別用途地区に至るまでの経過などを周知した内容だったが、見出しの表現手法で一部誤解を招くものがあったと考えており、今後は注意して編集作業に当たる」。
 分庁方式では「合併協議の中で決めたものであり、新庁舎は財政的な問題などから建設の考えはない」。電話が通話中の場合の対応は、ハードウエア上の問題であって改善はできないものの、グループ内に順次転送しているとし、「グループ化の台数を増やして改善していく」。
 増加傾向にある消費者被害に対して佐々木雅之生活福祉部長は、専門組織立ち上げの必要性を認識しながらも、「五月に生活安全推進協議会を設立して情報交換などをしていることから、新たな組織を立ち上げで推進協議会を活用していく。マイバック運動はレジ袋を減らす有効手段と考えており、モニター調査を実施して分析結果などを基に運動の拡大を図る。さらに、レジ袋提供店に抑制調査もしていく」。
 佐々木議員は防災力や国民保護法などを含めた安全・安心なまちづくり推進、食育とスポーツ振興による市民の健康づくり、将来の保育・子育て環境、名寄市障害者福祉計画の四件。
 市の防災力について中尾総務部長は、策定した防災計画が十九年度からスタートしたことを説明し「できることから進めていくが、まずは広報を通し計画の目的や役割を市民に周知していく」。
 山内豊教育部長は「食育部分では、計画策定に向け庁内準備会立ち上げて進めている」。市民のスポーツ振興に向けた市民運動会の復活提案には「昭和四十年まで校区対抗で行われた経過はあるが、時代の流れなどによって現在は納涼盆踊りに変わっており、復活も難しい」。
 中西薫生活福祉事務所長は、認定子ども園による子育てで「保育所は行政、幼稚園は民間と設置者が異なっていることに加え、各施設の距離などの問題もあって導入は難しいが、幼保連携型の認定子ども園を考えている。現在の取り組みとしては、導入に意向の持つ幼稚園と協議進めており、民間である幼稚園崩壊などの懸念もあるが、必要と考えている」。
 渡辺議員は高校再編問題の教育行政、地産地消やインフラ整備による産業振興施策、医師確保などを踏まえた医療行政の三件。作付面積が道内一で、品質的には販売されている商品と同等の規格外アスパラを大量消費が期待される自衛隊での取り扱いを提案した。
 山内教育部長は高校再編について「道教委から、風連高校が二十年度に募集停止との方向性が出されている。名寄農業高校と光凌高校は再編統合による産業キャンパス高校としており、新しいタイプの高校づくりに期待している」と答弁。上川北部全体の取り組みの指摘に、道教委が設置の地域別検討協議会の場を活用して対策を議論し、適切に対応していく考えを示した。
 手間本剛経済部長は、地産地消で「推進計画を作成したことから、地産地消推進協議会(仮称)を組織して取り組み進めていく」。インフラ整備で野間井照之建設水道部長は「防じん路線を含めて、緊急路線は維持補修事業と合わせて行う」。
 内海病院事務部長は「集中治療などを行うICU病棟の新設や医師の環境整備などに伴う増改築工事を計画しており、収益に直結するものではないが、医師確保につながるものと考えている」と述べたほか、循環器内科医師一人と小児科医師三人の増員もプラス要因として説明した。
 川村議員は国保税の軽減、乳幼児医療費助成制度による子育て支援、道教委に対する対応を含めた名寄農業高校の存続、新天文台の整備の四件。
 乳幼児医療費で「三歳から六歳まででかかる個人負担一割を行政で負担できないか」との質問に、中西生活福祉事務所長は、年間の予算規模が五千万円であることに加え、市も一割負担となることから「財政的に考えても極めて困難である」と答えるとともに、「乳幼児支援を医療費負担軽減だけでとらえず、子育てに関する生活支援など全体で考えてほしい」と理解を求めた。
 山内教育部長は、名寄農業高校は実習室やほ場などの施設が充実していることに加え、東小学校や大学、給食センターなどと連携した取り組みも進め地域への貢献度も大きいことから、学校全体の評価が高いとし「光凌高校との再編は、名寄の提案が受け入れられた全国的にも例のない高校となり、農業科が永続できるものとしていく」。
 整備計画が具体化してきた新天文台の建設では「市が天文台の施設、天文に関する相互協力協定を結ぶ北海道大学が天体望遠鏡を整備する。現在、北大が文部科学省と予算要求協議進めている。総事業費で約十億円を見込んでおり、市の建設部分は合併特例債活用する考え」と答弁した。

[ 2007-06-15-19:00 ]


高速道路の早期実現を
北☆北海道フォーラム・350人が意思統一図る

 【名寄】北☆北海道高速道路フォーラム「魅力ある地域を創るために〜北☆北海道の高速道路ネットワークを実現させよう!」が十四日、市民会館で開かれ、高速道路の必要性に改めて理解を深めるとともに、早期実現へ意思統一を図った。
 北☆北海道に高速道路を実現する住民の会(渡邊正尚代表)などが主催。北北海道高速道路の整備促進を目指し、地域住民への理解普及などを目的に、平成十五年から各地域でフォーラムを開催している。
 今年二月に開催された「国土開発幹線自動車道建設会議」で、抜本的見直し区間となっていた士別剣淵・名寄間(二十四キロ)のうち、士別市〜多寄付近までの十二キロの着工が決定したが、士別剣淵・名寄間のほか、稚内までの高速道路延伸の実現に向け要望活動などを継続している。
 フォーラムには地元名寄をはじめ、士別市などから約三百五十人が参加。主催者を代表し、渡邊代表が「北海道の高速道路整備率は四三%で、全国平均の六五%に比べ低いのが実情。本日は北北海道の現状について、皆さんと理解を深める場としたい」とあいさつ。
 来賓の島多慶志市長、西村泰弘北海道開発局旭川開発建設部長が「高速道路整備は、地域住民の強い声があって実現できるもの。今後も支援を願いたい」と訴えた。
 話題提供で、山口登美男道開発局道路計画課長が、「道路をめぐる最近の話題」をテーマに講話。現在進められている、道路整備の中期的な計画の策定で「道路整備について、中期的な整備目標とその達成に必要な事業力を明示したものを想定。真に必要な道路についてあらためて、国民各層に幅広く問いかけることからスタートしている」などと説明。
 佐古和廣名寄市立総合病院長が、北海道医療の情勢について説明。市立病院の地域センター病院としての役割で「本来の医療圏のさらに外から患者が訪れている。交通網を整備しセンター病院へのアクセス改善が急務」と訴えた。
 続いてのパネルディスカッションでは、佐古院長、南和博上川家畜商業協同組合副理事長、品田静雄稚内観光協会専務理事の三人がパネリストとなり「農作物は鮮度が命」「札幌から稚内まで高速道路がつながったら、これまで以上に人の流れが生まれ、観光振興の可能性も膨らむ」と、高速交通ネットワークの必要性について意見を述べるなど早期実現へ期待を込めた。

(写真=高速道路の必要性を新たにしたフォーラム)

[ 2007-06-15-19:00 ]

今年の夜市は2回
美深・22日、7月13日に商店街で

 【美深】美深町商工会(稲越延嘉会長)の「びふか夜市」が二十二日と七月十三日、市街地商店街で開かれる。
 同商工会商業部会(池野祕利部会長)の主管。近隣大型店への消費流出が増大、厳しい経営状況に置かれている地元商店が、まちの顔である商店街に、にぎわいを創出することで地域経済活性化を図ろう―と平成五年にスタート。毎年、各商店街が独自でイベントを催している。
 夜市は、十六年までは年二、三回のペースで開催されたが十七、十八年は一回のみ。しかし、今年は町から商店街活性化の補助金が増額されたため、二回開催することになった。
 二十二日の第三十五回夜市は午後六時開始。メーンは美深小学校児童によるヨサコイソーラン「美小っ子!ヨサコイ魂」。第一ステージは午後六時半から駅前通、第二ステージは同七時半から八線通の歩行者天国で披露される。商店街の単独事業は、同六時二十分から日の出町(ダーツ、射的大会)、同六時五十分から緑町、同七時二十分から双葉会、同七時五十分から旭町(パークゴルフ大会)で行われる。

[ 2007-06-15-19:00 ]

色鮮やかにデザイン
風連中で恒例の花壇整備

 【名寄】風連中学校(猫山房良校長・生徒百二十四人)の花壇整備が十三日、同校職員玄関前で行われ、各クラスでデザインした個性豊かな花壇に仕上げた。
 同校では環境美化や自然愛護意識の高揚を図ろう─と毎年、美化常任委員会が中心となって花壇整備を実施する一方、花壇コンクールにも出展し続け、昨年は学校の部で優秀賞に輝いた。
 今年も風連花壇サークルから寄贈を受けたマリーゴールド、サルビア、アゲラタム、ベコニア、ペチュニアの苗九百本を用意。準備作業では、各学級で事前にデザインや花の本数を考え、植え付け図を作成。割り当てられた花壇(二メートル×十メートル)に植えるイメージを膨らませてきた。
 整備当日は晴天に恵まれ、厳しい暑さの中での作業となったが、植え付け図を見ながら苗を配置するなど、熱心に作業に当たり、デザイン通りの色鮮やかな花壇が完成すると、満足そうな表情を見せていた。
 さらに、PTA施設部が作業に協力。プランターに苗を植え、生徒玄関や職員玄関前などに設置して校舎周辺を花で彩った。
 なお、各学級で散水や除草の係りを決めて花壇の管理を行うとともに、今年も名寄市花壇コンクールに出展する。

(写真=学級ごと個性的な花壇を整備する生徒たち)

[ 2007-06-15-19:00 ]



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