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2007年6月11


参考人に地権者招致
名寄市議会建築条例特別委・財産権の侵害で訴訟の構え

 【名寄】名寄市議会の第五回名寄市特別用途地区建築条例調査特別委員会(駒津喜一委員長)が十一日、市役所名寄庁舎で開かれた。参考人として招致した、ポスフール建設予定地の土地所有者である谷口継雄さんは、「具体的なまちづくりプランもないことに加え、特別用途地区について事前に行政から一切の説明もなく、納得できない。地権者も一市民であり、財産権の侵害として弁護士を通して訴訟を起こす考え」などと地権者の声を無視した行政の一方的な対応とし、怒りをあらわにした。
 市内徳田に指定した同地区の面積は百九十九ヘクタールで、地権者は全部で四百四十八人。このうち、ポスフールの名寄店舗建設予定地にかかる地権者は四人で、谷口さんが代表となり、同条例の制定に反対する請願書を市議会に提出。市議会は、条例制定と請願書を同委員会に付託している。
 この日参考人として招致した谷口さんは、「十六年にポスフールの出店計画説明を受け、当時、行政側からも問題ないと答えをもらい契約を進めてきたものであり、このような状況になるとは思いもしなかった。土地は私有地であり、行政の勝手な判断で変更したことに納得できない」。
 八日に参考人として招致された木賀義晴名寄商工会議所会頭による「『市民』とは、この地で一生生活する人のことを指し、『消費者』は一時の生活を求めている人で、市民理解を得ている」との発言にも反対の考えを示し、「地権者も市民であり、まち中だけではなく、郊外居住者も市民であり、出店を望む市民は多い。徳田地区の農業者は後継者がいないことに加え、高齢化して苦しい。この事情も考えて良識ある判断をお願いしたい」と述べた。
 谷口さんと同席した広島栄一さんは「なぜこの時期に条例を提案するのか。一度、徳田地区を宅地造成として売り出しては―と提案したが農地は買えないとの回答で、具体的なプランのない用途地区変更」と、条例制定反対への姿勢は崩さなかった。
 これを受け、岩木正文委員が「土地の売買契約は特例で解約権付きですが、どのように考えていますか」と質問。広島さんは「これから、札幌に事務所を置く知り合いの弁護士と相談する」と答えた。
 このほか、同地区百九十九ヘクタールにかかわる地権者で、市の公聴会にも出席した参考人の村上勝浩さんは「徳田地区の発展は喜ばしいが、将来の名寄市が徳田地区の発展だけで成り立つとは思えない。ポスフールが名寄で生き続けるのであれば良いが、撤退を考えるとまち全体が崩壊することから、条例に賛成する」。
 中川英行さんは「特別用途地区と勝手に決められ、売却もできず非常に不都合なことが多い。出店することによって雇用拡大や地場産品販売などもあることから、商店街の後ろ向きな意見を重んじないように考えてほしい。また、コンパクトまちづくりの具体的なイメージを示してほしい」などと述べ、委員たちは賛成と反対の意見を聞いて審議の参考とした。
 また、同委員会では、十四日以内のポスフール経営者の参考人招致を模索していることから、招致した際の質問事項の協議。この中では、各委員から「販売にかかわる協定書の締結は可能なのか」「資材を発注していなければ建設には間に合わないが、既に準備は進めているのか。損害賠償請求の具体的な内容」などの質問が出された。

[ 2007-06-11-19:00 ]


深緑の川下り満喫
天塩川オープンカヌーレース・大学などから17艇

 【美深】カヌーシーズンの幕開けとなる「2007天塩川オープンカナディアンカヌーレース」が九日、美深町の恵深橋カヌーポートをスタート地点に開かれ、深緑の中での川下りを満喫した。
 美深アドベンチャープロジェクトチーム(神野充布代表)が主催。地域の貴重な財産で北海道遺産でもある天塩川で、愛好者の交流とカヌー振興を図ろう―と開催。
 昨年は参加者が少なく中止となったため、今回は二年ぶり十二回目の開催。北海道大学、北海道教育大学岩見沢校、東京農業大学(網走)のカヌー部、名寄市役所カヌー愛好会、上川北部森づくりセンターなどから十七艇が参加。コースは予選が恵深橋から美深橋の五キロ、決勝は同橋からびふかアイランドまでの十キロの計十五キロ。
 開会式で神野代表は「今日は天候も良いカヌー日和。昨年は中止となったが、今年はたくさんの仲間が集まり再開をうれしく思う。みんなでゴールを目指そう」。吉川一茶北海道カヌー協会普及員があいさつ。
 高橋里志コスモスカヌー企画代表取締役のコース説明に続き、前回優勝チームの東京農大を代表して深谷卓生さんが選手宣誓した。
 天塩川は前日までの降雨のため水量が多く、流れも速いコンディション。参加者は川辺にカヌーを置いてスタート地点に立ち、ホイッスルの合図で一斉でスタートした。
 全力でパドルをこいで上位を狙うチームがある一方、マイペースでゆっくりと川を下り自然や風景を楽しむチームもあり、カヌーシーズンの再開を喜んでいた。

(写真=一斉に天塩川へ繰り出す参加者たち)

[ 2007-06-11-19:00 ]

士別で局地的豪雨
天塩川に大量の土砂・汚濁で自然環境へ影響を懸念

 【名寄】九日夕刻から天塩川が黄色く濁っている。上流の士別市内に降った局地的集中豪雨で、畑の土砂が大量に流れ込んだもの。汚濁は天塩町河口まで続いており、始まったばかりのサクラマスのそ上や生態系にも影響を与えそうだ。 
 旭川開発建設部名寄河川事務所(水谷裕一所長)は、住民からの通報を受け十日、緊急河川パトロールを行った。同河川事務所によると、天塩川の汚濁は、士別市内を流れる川西五線川と天塩川の合流地点から始まっており、川西五線川が要因とみている。
 同事務所では「九日夕刻から断続的、局地的に大雨が降っており、短時間で10ミリ以上、20ミリ近い集中豪雨。しかし、増水するほどではない」と話す。
 汚濁が発生したとみられる川西五線川は、旭川土木現業所士別出張所(三本和明所長)の管轄。同出張所では現場を調査。「士別市内の川西町地区などで降った大雨で、同地区農家の畑の表土が大量に川西五線川に流れ込んだ。市道川西上士別左岸線の一部が土砂で覆われる被害も出た。九日夕刻からの集中豪雨が原因とみられる。十一日午前十一時現在、まだ畑などからの土砂流出が続いている。大雨でこのような被害が出たのは初めて」と驚きの表情だ。
 川は大量に流れ込んだ土砂で黄色く変色し、清流のイメージは全くない。土砂が川底にたい積する恐れもあり、環境への影響が心配。旭川開発建設部名寄河川事務所に異変を通報した自然保護団体関係者は「川底に生息する生き物類、それを食べる川魚、そ上が始まったサクラマスにも影響が出るのでは」と懸念する。

(写真=上流に流れ込んだ土砂で黄色く濁った天塩川)

[ 2007-06-11-19:00 ]

今年は落ち葉拾い夏
ピカイチふるさとを創る会・壁画制作が始まる

 【名寄】ピカイチふるさとを創る会(松原寛充会長)は今年、智恵文で壁画制作に取り組むが、九日午前十時から名寄市立大学本館体育館でビニールシートに原画を写す下絵制作を行った。
 同会は、市立名寄短期大学の前学長、松岡義和さんの指導の下、旧風連町時代の平成十五年から「農業施設は巨匠たちの美術館〜風連の田園をいろどるヨーロッパ絵画」をテーマに、風連地区内の農業施設に名画を再現し続けている
 今年は智恵文の国道40号線沿いに建てられている道北なよろ農協「智恵文小麦乾燥貯蔵施設」がキャンバス。智恵文地区の有志らで組織した「智恵文の景観を創る会」(今藤正美会長)などの関係機関・団体などの協力を得ながらフランスの画家・ミレーの「落ち穂拾い夏」(縦七メートル、横五メートル)を描く。
 下絵制作には、ピカイチふるさとを創る会、名寄手づくり絵本の会、名寄絵の会、大学関係者ら約二十人が参加。プロジェクターを使用してビニールシートに原画を写してマジックで描くという作業だが、上の方は、はしごや脚立を使って描き上げた。
 なお、現地での彩色作業は仮組みしたサイディングボードに描くもので十六日、十七日、三十日、七月一日の四日間、午前十時から午後四時まで行う。除幕式は八日午後一時から行う予定。

(写真=ビニールシートに原画を写す作業を行った参加者)

[ 2007-06-11-19:00 ]



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