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2007年5月26


国内指折りの望遠鏡を整備
22年完成を目指す
名寄の新天文台建設・本体工事着工は20年から

 【名寄】名寄市は、十九年度スタートの新総合計画前期(五年間)計画に、新天文台の整備事業を盛り込んでおり、相互協力協定を結ぶ北海道大学とともに、二十年七月の本体工事着工、二十二年三月完成に向けて準備を進めている。市が道立サンピラーパーク内に建設する新しい天文台に、北大が国内でも指折りの大きさとなる直径一・四メートル規模の反射式望遠鏡を整備する計画。国内屈指の観測環境と技術者をそろえていることから、充実した設備の天文台完成に期待が寄せられている。
 名寄市は、国内トップクラスの天体観測条件にあり、観測データの収集では国内外の研究機関から注目を集めている。だが、市内唯一の天文台となる木原天文台の建物は、建設から三十年以上が経過して老朽化。また、国内でもトップクラスの実力を持つ技術者を有しながら、望遠鏡(直径二十五センチ)が小さく現代の観測環境に能力が追いつかない現状にある。一方、厳しい財政状況を視野に入れてきた市だけに、新しい天文台の整備が課題となっていた。
 こうした中、十七年十二月、天文設備がない北大は観測に適した名寄市と地域間の交流促進や施設・機器などの相互利用を図るため、相互協力協定を締結。さらに、共同研究で金星探査衛星のサポート観測に成功したことなどが要因で、市内でも新天文台建設の機運が高まった。また、この優位性を生かしたまちづくりの観点から、市が合併後の新市総合計画の前期計画に「市立天文台整備事業」を登載。二十三年に国が計画している金星探査ロケット打ち上げ観測に間に合うよう、北大と協力して同パーク内「星見の丘」に新しい天文台の建設を計画していた。
 北大からは「国の二十年度の予算で要求(天体望遠鏡など約五億円)したい」と、全体の整備時期を一年早める内容の要望があり、市はこれに応えるため、十九年度は百三十万円(基本設計など)の予算を計上していたが、六月の市議会定例会に実施設計費などを含む補正予算四千七百二十五万円を提案することになった。これにより、二十年七月の本体工事着工、二十二年三月の完成を目指す。
 総事業費は、約十億円としているが建物については市の財政事情も考慮して合併特例債を活用する。望遠鏡は発注から研磨に二年程度かかるため、既に北大が文部科学省と予算を協議している。
 具体的な新天文台の施設プランは今後、北大と市で詰めていくこととしているが、現段階で計画している施設は鉄筋コンクリート二階建て延べ床面積八百九十平方メートル。木原天文台の延べ床面積八十一・三一平方メートルと比較すると十倍以上の広さで、望遠鏡を設置する天文台ドーム、プラネタリウム館、百席対応の会議室のほか、コンピューター室や展示室、工作室なども設けることを検討している。
 この中でも特徴的なのがプラネタリウム館。望遠鏡で撮影した生の映像を同館で観賞できるよう天文台ドームと連動させたものとする。この中では、小規模な学会などもできるようにし、今までとはまったく違ったタイプのプラネタリウム館としていく考え。
 市の担当職員は「国内最大の天体望遠鏡は直径二メートルだが、自然条件が違うことから一・四メートルの望遠鏡でもより充実したデータ収集が見込まれる。また、海外からの利用も想定できる」と説明している。


[ 2007-05-26-19:00 ]


下川小ハルニレの小枝
森林総研の遺伝子110番事業・接ぎ木で成長し里帰り

 【下川】下川小学校(華輪喜代治校長)のシンボル、ハルニレの小枝を採取、接ぎ木して育てた幼木三本が、このほど二年ぶりに里帰りした。町教育委員会では、この幼木を桜ケ丘公園内に移植、大切に育てていく。
 事業は、独立行政法人森林総合研究所林木育種センター北海道育種場(福島雅喜場長、江別市)が平成十五年から始めた「林木遺伝子銀行110番増殖サービス」によるもの。平成十七年三月、同育種場がハルニレの小枝十数本を採取。接ぎ木を行って育種場内で育ててきた。
 同校のハルニレは町の指定文化財。老齢化が進んでいるため次世木対策として昭和五十五年、北海道林業試験場の指導を受け、種子を採取して育苗。その中から元気の良い幼木を「ハルニレ二世」として校舎の周りに移植。現在、十数本が元気に育っている。今回、里帰りした幼木は校舎の周りが手狭のため、桜ケ丘公園内に植樹。
 里帰りした幼木は、直径一・五センチ、高さ四十センチほど。同育種場の遺伝・資源管理課収集管理係の沢村高至さんによると「遺伝学的には全く、下川小学校のハルニレと同一です」とのこと。
 教育委員会では「ハルニレは学校のシンボルであると同時に町の大切な財産。後継樹として万全を期すとともに、とても意義あること。学校内のハルニレ、ハルニレ二世とともに、大切に育てていきたい」と期待を込めている。
 同育種場では今回、下川のほか夕張、中頓別、士別市の三カ所でも同じく巨木・名木の後継樹増殖サービスを行った。

(写真=里帰りし桜ケ丘公園に移植されるハルニレ幼木)

[ 2007-05-26-19:00 ]

立派に育つよう願う
智恵文小で野菜植え付け

 【名寄】智恵文小学校(櫻井清隆校長、児童二十七人)の野菜苗の植付け種まきや作業が二十四日、校舎裏の学校農園で行われた。
 栽培・収穫を通して自然に親しみ、友達との助け合い・協力の大切さを感じることなどを目的に、一・二年生は生活科、三年生以上は総合的な学習の一環として毎年行っている活動。
 地域に住む年寄りと交流し、先人の知恵を学ぼうと、地域の高齢者学級「友朋学級」(今藤正美学級長)の学生二十二人から指導を受けた。
 栽培するのは、先に収穫祭(九月)で食べたいものを考え、その必要な材料となる野菜。今年は縦割り二つの班に分かれて、ポテトチップスとシチュー、野菜いためとケチャップライスを作ることになっていて、タマネギ、カボチャ、ホウレンソウ、ニンジン、トウモロコシを栽培。
 小泉真愛児童会長が「協力し合って、けがのないように植え付けをしてください」、今藤学級長が「きょうは学校の先生じゃなく、おじいちゃん、おばあちゃんが先生です。いい作物を作りましょう」とあいさつ。
 児童たちは、野菜栽培はベテランのお年寄りから手順を教わりながら、てきぱきと作業を進め、立派な野菜が育つように願った。

(写真=友朋学級の手を借りて野菜を植え付けた智恵文小児童)

[ 2007-05-26-19:00 ]

元気に水しぶきあげ
美深町営プールオープン

 【美深】美深町営プールが、このほどオープンし、子供たちの元気な歓声が響いている。
 同プールは、毎年五月下旬から九月中旬まで開設。競泳二十五メートル五コースと水深が異なる子供用プール二基が設置され、水温は約三〇度に保たれている。
 屋外は肌寒い日もあるが、天候の良い日は下校後の子供たちが次々と訪れ、約八カ月ぶりのオープンを喜び友人と元気に水しぶきをあげている。
 開場時間は、六月三十日までと九月一日から十六日までは平日が午後二時から同七時四十五分、土・日曜日は午前十時から午後五時四十五分まで。七月と八月は毎日午前十時から午後八時四十五分まで。
 使用料は、一回券で小中学生二十円、高校生六十円、一般百円。シーズン券で小中学生六百五十円、高校生千六百二十円、一般二千六百二十円。
 小中学生の利用は午後六時まで(保護者同伴の場合は閉鎖時間まで)。水の入れ替えなどで休業する場合あり。また、毎時十五分と四十五分から五分間の休憩時間を挟んでいる。

(写真=8カ月ぶりのオープンを喜ぶ子供たち)

[ 2007-05-26-19:00 ]



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