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2007年5月14


議長に小野寺氏(市政ク)
指名推薦で全会一致
名寄市議会臨時会・副議長に熊谷氏(市民連合)

 【名寄】改選後初の名寄市議会臨時会は十四日、市役所名寄庁舎で開かれた。午前中は議長、副議長選挙が行われ、指名推薦の結果、全会一致で議長に市政クラブの小野寺一知氏、副議長に市民連合の熊谷吉正氏が決まった。合併して一年が経過した名寄市の本格的なまちづくりと将来発展を考え、名寄市議会の全会派が結束した形。両氏は「新市にふさわしいまちづくりに努力していく」などと抱負を語った。
 今回に限り、選挙区制を導入した名寄市議会議員は、名寄地区十八人、風連地区八人の合計二十六人。会派構成は市政クラブ、市民連合、凛風会、緑風クラブ、清風クラブ、まちづくり、共産、公明の合わせて八会派。
 正副議長のポストを巡っては旧名寄市からも含め、名寄市議会は従来、最大会派から議長、第二会派から副議長という構図を慣例としていたが、前回(平成十五年)からこの構図が崩れていた。
 今回は会派構成が固まった四月二十五日以降から本格化。合併に伴って保守系会派と革新系会派の勢力がきっ抗した状態となって、保守系で最大会派の市政クラブと革新系の市民連合を中心に調整が難航。臨時会当日の朝も各会派の幹事長と代表者会議を開き、臨時会の開会直前まで話し合いが行われた。結果、開会予定時間が三十分以上遅れたものの第一会派から議長、第二会派から副議長―という従来の構図に戻すことで合意、指名推薦でまとまった。
 これは、大型店の出店や地方財政など問題が山積している中、合併後の新しいまちづくりを進めるためには市議会の一体化が必要という観点から、最終的に全会派が結束したことが背景としてあるようだ。
 臨時会は年長者の宗片浩子議員を仮議長に開会。指名推薦により、全会一致で議長に選任された小野寺氏は「合併から一年が経過したが、財政を中心に自治体情勢は厳しさを増しており、責任の重さを感じている。住んでいてよかったと思えるまちづくりのために、時代のニーズに対応した改革が必要と考えており、市民や行政と十分に協議した中で新市の将来発展に努めたい。また、公正で公明に議会運営となるよう努力したい」。
 熊谷氏は「名寄市の現状を念頭に置き、市民に対して説明責任をしっかり果たすとともに、事業選択を推進する時代と考えている。議会の役割や存在価値を高めるため議会改革に取り組み、市民が幸せになれるまちづくりに努力したい」などと就任あいさつ。
 また、議会人事決定後に市から提案が予定されている、ポスフールの出店を事実上阻止する「建築制限条例」について正副議長は「提案を受けてから話し合いの方法も進め方も含めて協議したいと考えている」と述べ、「協議の中には特別委員会や常設委員会付託もあり、現段階では協議方法については決まっていないが、十分に議論を尽くしたい」と慎重な姿勢を示した。

(写真=右から抱負を語る議長の小野寺氏と副議長の熊谷氏)

[ 2007-05-14-19:00 ]


ヤナギからエタノール
草木バイオ新用途研究会
下川で22日設立総会・実証プラントの誘致目指す

 【下川】早生樹のヤナギから環境に優しい自動車用代替燃料、バイオエタノールを生産できないか。広く木質系資源の利用を研究する「北海道草木バイオマス新用途研究会」が、下川町内の関係機関により設立される。設立総会は、二十二日午後六時から公民館二階中会議室で開かれ、同六時半から行われる専門家二人による基調講演が一般公開される。
 財団法人下川町ふるさと開発振興公社(山下邦廣理事長)クラスター推進部が中心となり、昨年から準備を進めていた。京都議定書で温室効果ガス排出量の削減が求められ、地球温暖化防止の観点から地域資源を活用した新たな環境調和型産業の創出を目指す。
 バイオマス先進国のスウェーデンで実施されている、ヤナギの早生樹栽培による資源確保に着目。国内でも林野庁関連の研究機関が成長の早いヤナギ栽培の研究と取り組んでおり「クローンでは熱帯の早生樹に匹敵する成長が期待できる」との報告もある。
 国内のバイオエタノール生産研究は、道内十勝地区のほか山形県、大阪府、岡山県、沖縄県二の六カ所で実証試験が行われているが、実用規模はまだゼロ。原料は規格外小麦、ソルガム(コウリャン)、建築廃材、製材工場残材、サトウキビなど。生産量は十八年三月時点で約三十キロリットルという。
 下川が目指すのは、成長の早いヤナギを中心に、造材現場の残材活用など地域に眠るバイオマス資源の新用途に関する調査研究。成長の早いヤナギ植栽で二酸化炭素の吸収にも役立てる。この研究成果を北海道全体の取り組みとして拡大。地域資源の循環利用、産業の創出、雇用拡大、地域活性化に役立てたいとしている。
 そのためにまず、下川町に実証プラントを誘致したい考え。
 トウモロコシ、麦など農作物を原料としたエタノール製造は、加熱して液化、発酵させ蒸留・脱水し無水エタノールを採取する。しかし、木質エタノールの場合、原料を微生物で発酵させ、アルコールに変換させるのは同じだが、その過程で発酵前にセルロースの低分子化など「前処理」が課題。同クラスター推進部では「現在、バイオエタノール開発技術は日進月歩。課題解決は近いはず」とみる。
 新研究会の会員(発起人)は町、森林組合、北はるか農協、商工会、林産協同組合、建設業協会、スタンド組合、ふるさと興業協同組合、事業協同組合、NPO法人森の生活、消費者組合、ふるさと開発振興公社の十二機関、団体の代表。
 安斎保町長は「食料からバイオエタノールを採取するのは、世界の食料事情から課題が残る。下川は林業の町であり、資源の有効活用やCO2削減など環境面からも木質バイオエタノールはベター。これまで町では木質バイオマスエネルギーを導入するなどの取り組みもあり、この取り組みも、ぜひ成功させたい」と意欲。
 二十二日公開される基調講演では、独立行政法人森林総合研究所北海道支所地域研究監の農学博士、丸山温さん(札幌)が「新たな利用可能資源について」(仮題)。同研究所バイオマス化学研究領域長の農学博士、大原誠資さん(つくば市)が「木質バイオマスの有効活用について」(同)を話す。

[ 2007-05-14-19:00 ]

悲惨な事故をなくそう
名寄で交通安全くるまパレード・40台が市内を巡る

 【名寄】春の全国交通安全運動(二十日まで)に伴う「市民交通安全くるまパレード」が十三日、名寄自動車学校を出発して行われた。悲惨な交通事故をなくそう―と願いながら、名寄市街地を経由して風連地区まで車両四十台が啓発を行った。
 名寄交通安全協会(森越正弘理事長)、名寄自動車学校(和田敏明社長)の主催。市民に交通安全意識を高めてもらうともに、デイライト運動やSSS運動(スピードダウン、シートベルト着用、シルバーセーフティーアップ)を推進することが目的。
 パレードには、交通安全関係団体から約五十人が参加。出発式で千葉勝雄同協会専務理事と和田同学校社長が「市民に交通安全運動を『見せる』『聞かせる』『思わせる』をパレードの基調とし、ドライバーには安全運転の心を伝え、多くの住民に交通安全意識の高揚を図ろう」と主催者あいさつ。
 来賓の元井仁名寄警察署長、島多慶志市長は「お子さんからお年寄りまで交通事故に遭わない安全なまちを目指そう」と事故防止への協力を呼び掛けた。
 参加者代表でセフティーレディースクラブの土居敏子会長が「これからはスピードの出し過ぎ、無謀運転、高齢者の外出などが多くなり、交通事故増加に拍車を掛ける時期。名寄から悲惨な交通事故をなくすため、みんなで参加する交通安全・デイライト運動を誓う」と交通安全宣言。
 参加者は風船で飾り付けた教習車や自家用車、パトカーなどに分乗して市内を巡った。「交通ルール、マナーを守り、譲り合いの気持ちを忘れないで」「スピードダウン、シートベルトとチャイルドシート着用を図り、子供と高齢者にやさしい運転を」などと呼び掛け、ゴールの市役所風連庁舎を目指した。

(写真=「交通ルールを守って」などと呼び掛けたパレード)

[ 2007-05-14-19:00 ]

お年寄り招き花見会
光凌高校の家庭クラブ

 【名寄】名寄光凌高校(池田尚志校長)の家庭クラブ(佐藤葉澄部長・十三人)は十二日、そよかぜ館アネックス(三好あや子施設長)のお年寄り十六人を招き、大学公園で花見会を開いた。
 同クラブでは、毎年七月に同館のお年寄りたちを同校に招いて交流会を開いているが、今年は屋外での交流会を―と、部員がサクラ開花の時期に合わせ、花見会を初めて企画した。
 この日のために、部員たちはフルーツ入りロールケーキ、桜もち、かしわもちなどを手作りし、もてなす準備を整えていた。
 サクラの花はほとんどがつぼみの状態だったが、うす曇りの下、同部員や同館のお年寄りと職員の四十人が集まった。ロールケーキなどを食べながら、終始なごやかな雰囲気で高校生とお年寄りが会話を交わすなど、世代間交流を深める機会としていた。

(写真=手作りの桜もちを食べ会話する高校生とお年寄り)

[ 2007-05-14-19:00 ]



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