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2007年4月20


さらなる分別改善に向け
ごみ質細分化調査
炭化センターの18年度状況・搬入量が1.8%減少

 【名寄】名寄地区衛生施設事務組合は「炭化センター」の十八年度搬入量(炭化ごみ)をまとめた。総体の搬入量は四千百六十七・四二トンで、前年度と比較し七十五・〇三トン、一・八%の減少となった。同センターは「搬入量の減少は、人口減や十八年度から紙リサイクルが本格スタートしたことなどが考えられるが、一般住民、事業所ともに分別の徹底が行き届いていることが一番の要因」と分析。一方、同年度内に行ったごみ質調査では、依然として不燃物などの混入も見られており、同センターは「調査を細分化して行い実態を把握。さらなる改善に結び付けたい」と話している。
 同センターは公共のごみ処理施設としては、道内で初の炭化システムを採用。環境に配慮したごみ処理施設として、ダイオキシン類の分析測定も実施。十八年十二月の検査で、排ガス中に含まれるダイオキシン類の量は〇・〇三一ナノグラム(十億分の一グラム)で、国が示している基準値五ナノグラムを大幅に下回って、安全性が立証されている。
 センターに搬入されるごみは、各自治体の委託で搬入されている家庭ごみ(台所ごみ、衛生ごみなど)と、事業所や一般者が直接、同センターに搬入しているものの二種類に分類される。
 搬入量を地域別に見ると、名寄市が全体の八六%を占める三千五百八十二・五五トン。内訳は名寄地区が三千百九十二・四二トン(前年度比六十二・九四トンの減)、風連地区が三百九十・一三トン(同四・三六トンの増)。このほか、美深町が四百四十九・八一トン(同十七・五三トンの減)、下川町が百三十五・〇六トン(同一・〇八トンの増)。総体で月平均の搬入量は約三百四十七・二九トン、一日平均で約十三・四トンとなった。
 同センター運営開始当初から悩まされてきた金属類の混入による機器の故障は、年々減少しているものの、依然として見受けられ、同事務組合では今年三月、第三者機関にピット内のごみ質や水分量などの分析調査を依頼。
 搬入ごみに含まれる水分量については、同センター建設当初に想定した五五%とほぼ同数の五五・二五%となっており、生ごみは十分に水分を切ってから捨てる―の原則が、一般家庭や事業所にも、ほぼ行き届いていることが裏付けられた。
 一方、ごみ質については、調査の結果(1)不燃物類〇・五七%(2)紙・布類三〇・一五%(3)ビニール・ゴム類二〇・九七%(4)厨芥類(生ごみ)二六・〇六%(5)木・竹・わら類三・二三%(6)そのほか五ミリ以下一九・〇二%―となり、本来受け入れていない 金属などの不燃物や布類などの混入が、依然として見られることが明らかとなった。
 同センターは「生ごみの水分量は、乾燥工程で要する燃料に影響を及ぼす。当初はごみを搬送してくるパッカー車から水が流れ出る光景も見られるほどだったが、事業所などを中心とした訪問調査などを通じ、大幅に改善されたと思う。一方、ごみ質については本年度、さらに細分化して調査を実施し、実態を明らかにしたい。そして、改善点を洗い出し、地域住民に啓蒙(けいもう)すべき点などが判明すれば、理解や協力を呼び掛けていきたい」としている。
 ここ数年、原油価格の高騰による施設運営費への影響が見られていたが、十八年度は燃料費で九百七十万円ほどの補正予算を計上するなど、引き続き影響があった。一方、同センターでは業者による設備の年次点検のほか、職員による独自の清掃・点検作業に重点を置いており、機器や部品の延命を図るなど、運営費の削減に努めている状況だ。

[ 2007-04-20-19:00 ]


準備作業は90%完了
名寄自動車学校・新大型コースが顔出す

 【名寄】六月二日施行の中型免許新設に伴い、名寄自動車学校(和田敏明管理者)は昨年、教習コース内に「新大型コース」(四千二百三十平方メートル)を造成したほか、今年に入り新大型車一台を導入した。今後は、雪解けとともに顔を出した新コース内に標識や障害物などの取り付け作業を進め、新大型車免許取得者の需要に応えていく。
 普通免許で運転可能だった貨物自動車の死亡事故が増加していることから事故防止を図ろう─と、平成十六年に道路交通法を一部改正し、中型免許制度が導入された。 
 新コース整備は、十七年九月から十八年十一月まで行い、整備費は約二千五百万円。準備作業は九○%完了しているとのことで、六月二日から新大型車と中型車の教習に使用する。
 中型免許新設によって新大型車の教習も始まるが、名寄以北の教習所では行わないため、名寄自動車学校が日本最北端の新大型車教習実施校となる。和田管理者は「地域の交通安全教育センターとして道北の需要にお応えしていきたい」と話す。
 また、名寄自動車学校では現在、日曜・祝日にも教習を行うなど、大型免許の駆け込み需要の対応に追われている。

(写真=6月2日から大型と中型の教習で使用する新コース)

[ 2007-04-20-19:00 ]

雇用確保、緊急性を考慮
名寄市建設事業説明会・19年度発注予定は31億円

 【名寄】名寄市建設事業説明会が十九日、市役所風連庁舎で開かれた。十九年度の市発注予定は百十八件、三十一億五千六百八十一万三千円となることなどが説明された。
 市は毎年、円滑な事業の推進を図るため説明会を開催。本年度の入札参加資格者の名簿登載業者は、市内七十三社、市外九百五十三社の合わせて千二十六社で前年度対比百七十五社の減少となった。
 説明会には、市内業者の代表者ら約百人が出席。島多慶志市長が「市民要望通りの予算を組むことが難しく、緊急性などを考慮した事業を組んだ。名寄の南玄関口である風連地区の道の駅は、今年一年で仕上げ、来年春から供用を開始したい。市立総合病院は小児科医の増員、救急医療体制の充実などによる増改修工事などが盛り込まれている。限られた予算ではあるが、事業に対する支援、協力を」とあいさつ。
 一般競争入札で今尚文副市長が「昨年十二月に改善委員会を立ち上げ、導入に向けて協議を進めている段階」と説明。このほか、市内建設業者の格付けや区分に対応する予定価格の目安、共同企業体の格付け計算方法などについて解説した。
 野間井照之建設水道部長が「雇用の確保、緊急性を考慮した事業内容となっている」と話し、概要を説明した。
 十八年度の実績は、建設事業が百十九件で約二十一億九千万円、委託事業が四十七件で約三億六千万円の合わせて百六十六件、約二十五億六千万円となった。
 これに対し、十九年度の発注予定額は都市整備課所管が、北七丁目道路改良新設工事、東風連線道路改良舗装新設工事、天塩川パークゴルフ場整備事業など二十四件、約三億七千万円。参事(市街地再開発担当)所管が一件、約一億七千八百万円。上下水道室工務課所管が配水管網整備工事、個別排水処理合併浄化槽設置工事など四十八件、約七億八千三百万円。建築課所管が西町団地建設事業、教員住宅水洗化工事など三十件、約十七億六千三百万円。維持管理センター所管が防塵補修工事、舗装路面修正工事など十五件、約五千九百万円などとなっている。

[ 2007-04-20-19:00 ]

安心で安全な米目指し
名寄市豊栄の中村さん・もみまき作業に汗

 【名寄】雪解けが進み、春の陽気に包まれている名寄地方でも水稲のもみまき作業が本格化。各農家では、豊穣(ほうじょう)の秋に期待を込めながら作業に汗を流すなど活気にあふれる。
 市内豊栄のなかむらファーム(中村裕代表)では、家族ら六人で三月上旬から苗床の除雪、ハウスへのビニールかけなど準備を進め、もみまき作業は昨年より一日早い十七日からのスタート。
 作業は二十三日ごろまで続くが、ハウス内では、発芽させたもみと土を混ぜ合わせて詰めたマット状ポット一万二千枚をハウス六棟に、一日二千枚のペースで並べている。
 すべてのポットを並び終えた後は十分に水分を与え、ハウス内を二五度から三〇度に保ちながら成長を促す。
 今後は五月一日前後から耕起作業、同月二十五日ごろから田植えを行う予定。
 なかむらファームでは、二十二ヘクタール(水張り面積)に「はくちょうもち」七割、「風の子もち」三割を作付ける。
 昨年は十アール当たり八・五俵(一俵六十キロ)を収穫し、平均並みの収量を得ることができたそうで、長男の耕司さんは「昨年前半は低温で心配していたが、七月ごろから好天に恵まれた」と昨年を振り返るとともに、「日本一の作付面積を誇る名寄のもち米なので、日本一のプライドを持ちながら安心で安全なもち米をつくりたい」と話し、汗を流しながら作業の手に力を込めている。

(写真=豊穣の秋願い、もみまき作業に励む中村さん宅)

[ 2007-04-20-19:00 ]



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