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2007年4月17


美深町長選・山口氏、岩崎氏届け出
20年ぶりの戦いに突入
町議選・無投票で当選が確定

 【美深】任期満了に伴う町長選挙と町議会議員選挙が十七日に告示。町長選挙は、出馬表明していた前美深町教育長の山口信夫氏(61)と、前美深町議会議員の岩崎泰好氏(57)の二氏(届け出順)が立候補の届け出を行い、昭和六十二年以来二十年ぶりの選挙戦に突入。新人同士の一騎打ちとなり、同日午前九時から山口氏、午前九時半から岩崎氏がそれぞれの事務所前で第一声を上げ、五日間の戦いの火ぶたが切って落とされた。また、定数が十六議席から十三議席となった町議選は、現職の林寿一氏(64)、倉兼政彦氏(61)、諸岡勇氏(63)、今泉常夫氏(73)、藤守千代子氏(66)、南和博氏(47)、越智清一氏(70)、村山勲氏(71)、齊藤和信氏(50)、菅野勝義氏(54)と、新人の庵宗訓氏(67)、中野勇治氏(63)、小口英治氏(52)の十三人の立候補で定数ちょうどとなり、二期連続の無風となった。
 山口氏の第一声は、午前九時から東一北六の事務所前で行われた。
 支援者三百人(主催者発表)が集まる中、園部一正後援会長が「町長として、立派な得票で山口信夫を送り出すためにも、皆さんには支援の輪をますます広げていただきたい」とあいさつ。応援に駆けつけた岩木実町長は「地方自治体は行財政をはじめ、農業や医療福祉など多くの問題を抱え、大変難しい時代。それだけに、行政経験の豊富な山口氏に町長となってもらい、町民の幸せのために頑張ってもらいたい」と激励した。
 山口氏は「まちづくりは、町民と行政の信頼関係を構築して進めるべきもの。今の地方自治体は多くの課題を背負っており、美深町についても都市との格差、教育、福祉、医療、産業振興などの問題が山積みとなっています。私は問題に果敢に挑戦し、元気いっぱいに戦っていくので、皆さんの力強い支援、応援をよろしくお願いします」と第一声を上げた。
 また、町民とじっくり話し合う場の確保を徹底することを強調した上で、「行政改革は岩木町政のラインで継続し、総合計画もしっかり進めなければなりません。学校や病院など目の前に多くの問題がありますが、皆さんと相談しながら一つ一つ解決していく考えです」と政策を訴えた。
 最後に、市川裕一後援会長代行が「ガンバロー」と声を上げ、団結を図った
 岩崎氏の第一声は、午前九時半から大通北二丁目の選挙事務所前で行われ、さらなる支援を呼び掛けた。
 多くの支援者が沿道を埋める中、マイクを握った岩崎氏は「今回の選挙は、美深の将来を見極める機会だと思っています。百年を越える美深の歴史を築いた先人の勇気に恥じない選択を行い、自らの思いで投票します─との真剣なコメントをいただきました」と、自身に寄せられた町民の声を紹介した上で「皆さんはこの声をどのようにとらえましたか。今回の選挙は、美深町にとって最も大事な選挙になります。先人が築き上げてきた歴史や血と汗と努力に対して、恥じない歴史をつくらなくてはなりません」と第一声。
 さらに、町長給与を半分にして具体的な政策に充てるとし、「まちがどのような現状にあるのか─を一番に考えなければならない。過疎化、財政難、高齢化社会、不安な医療、合併など多くの問題がある。これは時代がつくり上げた災害で、まちの復興が大きな課題。皆さん、復興のために立ち上がりましょう。この町が変わるのか、変わらないか─の重要な戦いです。皆さんの良識と真意に期待します」と政策を訴えた。
 事務所前に集まった支持者一人一人と握手を交わした後、選挙カーに乗り込み、この日は農村部を中心に支援を呼び掛けた。

(写真上=多くの支援を呼び掛ける山口信夫氏の第一声)
(写真下=選挙事務所前で第一声を上げる岩崎泰好氏)

[ 2007-04-17-19:00 ]


8年ぶりの決戦で関心一気に
無風が一転、新旧激突
下川町長選・現職安斎氏に新人中村氏挑む

 【下川】下川町長、町議会議員選挙が、十七日に告示(二十二日投・開票)。現職で三選を目指す安斎保氏(69)の無競争当選との見方が強かったが、この日、町内班渓の無職、中村人間氏(33)が、午後二時過ぎに町選挙管理委員会で立候補の手続きを行ったことで、一挙に選挙戦に突入。突然の対立候補で安斎陣営に衝撃が走る形となったが、八年ぶりの町長選に町民の関心も一気に高まっている。
 安斎陣営では町旭町の選対事務所に、支持者約百人が集合。午前九時から事務所内で神事が行われ、安斎氏をはじめ三津橋雄孝後援会長、山下邦廣後援会幹事長、山本博隆選対本部長らが玉ぐしを奉納し必勝を祈願した。
 屋外に移動し、三津橋後援会長が「安斎候補の過去の実績とこれからの四年間に向けた抱負を町民の皆さんに訴えさせていただくが、正々堂々、自信を持って頑張ってほしい。後援会の底力を発揮し、油断することなく戦う決意。多くの支援を願いたい」とあいさつ。
 来賓の谷一之町議会副議長が「地方自治の役割、それを調整するリーダーは安斎さんのほかにいない。皆さんの力強い支援で安斎さんを三期目に当選させ、故郷下川を立派なものに築いてほしい」と激励。
 陽子夫人にたすきを着けてもらった安斎氏は、多くの支持者が集まる中でマイクを握り「二期八年間、下川のまちづくりに努力してきたつもり。この間、下川町は目まぐるしく大きな変化の中にあり、市町村合併という難題にも直面。みんなで考え決断し、答えを見いだしたところ。小さくても、キラッと光る下川の実現のため出馬を決意させてもらった。皆さんの支援をいただき、安心安全のまち、支え合い・助け合いのまちを築きたい。引き続き下川町のまちづくりのかじ取り役を、この安斎に与えてくださいますよう、心からお願いします」と力強く決意表明。三本締めの後、同九時四十分、選対車に乗り込み全町内へ遊説に出発した。
 新人として立候補した中村氏は、告示日の十七日午後、自ら町選挙管理委員会に姿を現し必要な一括書類を提出。同二時十分審査をパスした。トレードマークのジャンパー、だぶだぶのズボン姿。「街頭演説をするかどうか。とりあえずポスターとはがきを自分で印刷、自分の主張を訴えたい」と話した。
 中村候補は昭和四十八年十二月東京出身。川崎市立日吉中を卒後、東京、大阪などで建設、工務店勤務や劇団所属。平成九年下川町渓和へ。その後、班渓地区に民有林約十ヘクタールを取得。そこにモンゴル放牧民のゲルを建て生活中。家族は夫人と長女、長男の四人。夏は西興部村の造林会社に勤務。
 立候補までの経過、政策について「立起は約一カ月前から考えた。下川が大好き。だが下川には七十億円の借金。少子・高齢化を考えると桜ケ丘公園整備への多額投資は財政破たんを招くので疑問。その投資を特養ベット増床、在宅介護充実など高齢者福祉に回すべきだ。地域間交流施設も利用状況を調査。残る五棟もあの場所で良いのか検討が必要」と公共事業より福祉充実を訴える。
 また、「教育問題では食育、木育、あいさつ運動と取り組む。食育は、子供が種をまき収穫したものを食べることで命の大切さを知る。木育は鉛筆をナイフで削ることからFSC認証材活用まで。町長給与は三割をカットする。働く場のための産業が必要。サンルダム住民団体役員をしているが、ダムより大切な問題が町政にある」と話す。この日、町へ情報公開を申請するなどマイペース。

(写真上=旭町の選対事務所前で第一声を上げる安斎保氏)
(写真下=独特の服装で選管へ姿を見せ意欲を語る中村人間氏)

[ 2007-04-17-19:00 ]

定数8に10氏が立候補
下川町議選も激戦へ突入

 【下川】下川町議選挙は定数八に対し、新人二人、現職八人の十人が立候補。二人オーバーの少数激戦に突入した。
 町選挙管理委員会による立候補の受け付けは、町長選挙と合わせ午前八時半から町民会館で行われた。午前八時までに事務所を訪れた関係者で、抽選を引く順番を決めるためのくじ引き。同時刻までに七人の関係者が訪れ、まず、七人でくじ引きが行われ、その後、届け順を決めるくじを引いた。八時過ぎに訪れた人たちは、受け付け順が届け順となった。
 立候補者は届出順に高原大氏(65)、小澤敬弘氏(44)、南邦彦氏(32)、橋詰昭一氏(71)、三津橋雄孝氏(74)、杉之下悟氏(72)、谷一之氏(52)、羽鳥一彦氏(60)、宮澤清士氏(57)、武藤登氏(70)の十人。
 立候補者中、選挙カーを用意するのは新人候補二人と現職一人の三人。他の七人(現職)は公職選挙法に基づき、共同個人演説会を公共施設五会場で開く。  
 選管事務局には、候補者本人、選対関係者など多数が詰め掛け緊迫した空気。必要書類のチェックを受けた後、運動期間中に必要な七つ道具を受け取り、選対事務所へ駆け出していった。

[ 2007-04-17-19:00 ]

自動選別機の試運転兼ね
道北なよろ農協・アスパラガス選別スタート

 【名寄】道北なよろ農協(中島道昭組合長)青果部選果センターでは、グリーンアスパラガスの選別作業がスタート。今年三月に竣工したアスパラ自動選別機の試運転も兼ねて行われている。選別作業は、今後、露地物が収穫され始める五月中旬ごろから本格化する予定。
 名寄地方のアスパラガスは、昼と夜の寒暖差が大きいため甘みが強く、全国的に評判が良く人気も高い。
 今年新たに導入されたアスパラガスの自動選別施設は、選果センター北側に鉄骨平屋建て床面積約三百平方メートルの施設を増設して整備。国の「元気な地域づくり交付金」を活用して、三億六千六百万円の事業費を投入した。
 自動選別機は、形や大きさ、傷や曲がりなど選別を全自動で行うもの。一日約八時間の稼働で十トンの処理能力を持つ。これまでは各農家が、アスパラガスの根切りを行い約二十二センチに切りそろえて出荷していたが、機械が自動で根切りができるようになり、さらなる鮮度維持が可能。選別したアスパラガスも自動で束ねることができる。
 これまでの選別作業は、ほとんどが手作業だったが、本年産からは自動選別機を主体に作業を進め、機械で補えない部分を手作業で行う。選別機と手選別を合わせ、一日で二十二トンほどのアスパラガスの選別作業を行うことができる。
 現在はハウス栽培のアスパラガスが、一日一トンほど入荷。自動選別機のコンベアにアスパラガスを並べるだけで、サイズ別(3L、2L、L、M、S)、等級別に分類され、束になって出てくる。このアスパラガスを、パートの主婦らが、しっかりと束になっているかどうかを確認して、段ボール箱へ丁寧に詰めている。
 アスパラガスは旭川、札幌方面に出荷され、一束(百五十グラム)で百五十円から百九十円ほどで取り引きされている。同青果部は「好天の影響か、道南では例年より早めにアスパラガスが収穫され、相場が総体で三十円ほど低くなっている状況。数量が安定してくる今後の値上がりを期待したい」と話している。

(写真=新たに導入の自動選別機を稼動しての作業)

[ 2007-04-17-19:00 ]



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