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2007年4月9


ハルニレ2世の成長に感激
「浦島太郎の心境―」
下川小学校シンボル・斎藤氏26年ぶりに対面

 【下川】下川小学校(華輪喜代治校長)のシンボル、ハルニレ二世が誕生し二十六年。校舎の周りで順調に成長している。二世誕生を技術指導した美唄市、環境林づくり研究所長、農学博士の斎藤新一郎さんが、このほど、下川小学校を訪れ立派に成長しているハルニレ二世を眺め、「まるで浦島太郎の心境です」と感激の表情。
 ハルニレは校舎前のグラウンドの一隅に立つ。樹高二十三メートル、胸高直径一・三十六メートル、推定樹齢六百年とされる。明治四十年、ここに下川簡易教育所が建設される際、多くの原始林が伐採された。しかし、特に見事なこのハルニレだけは当時の人たちが「後世に残そう」と伐採を取りやめたという。
 同校は今年、開校百一年の歴史を迎えるが、ハルニレは校歌に歌われるなど学校のシンボル的存在。昭和三十九年、町の天然記念物として町文化財に指定、同四十九年には道の銘木指定も受けている。
 昭和五十五年、当時の佐藤光二校長、町教育委員会職員の宮沢秀利さん(錦町)らが「立派な名木もいつかは枯れる。いまのうちにこのハルニレ二世を育てられないか」と検討開始。当時、道立林業試験場中川支場技師だった斎藤さんに相談。斎藤さんは快くこれを引き受け、二年にわたり現地指導した。
 斎藤さんから「ハルニレの種子は六月に落下、その日のうちに土にまき付けないと発芽しない」などの説明。種子は秋に採取するものとばかり思っていた関係者もびっくり。結局、種子の採取は五十六年の春になった。校舎南側の苗床にまき付けられた種子は二週間で三・五センチに成長。百五十本の苗から元気の良い苗約二十本が選ばれ、校舎の周りに植えられた。
 それから二十六年。このほど宮沢さんらの希望もあり斎藤さんが稚内出張の帰路、下川小学校へ立ち寄った。現在、ハルニレ二世は校舎の周りに十数本。当時、最も元気が良く、母樹のハルニレと職員室に近い場所に植えられた二世は樹高八メートル、直径四十センチに成長し堂々たる姿。
 母樹のハルニレは関係者の心配が的中、平成十三年の台風で東側大枝が落下、治療措置が講じられているが現在は痛々しい姿。それに比べ二世は威風堂々。宮沢さん、教育委員会担当者らとハルニレ二世を眺めた斎藤さんは「どんな名木もいつかは枯れる運命。当時、学校と教育委員会の取り組みをお手伝いしたが、ハルニレ後継木が立派に成長しているのを見ることができ、こんなうれしいことはありません」と明るい表情だった。

(写真=「苗木誕生」を報ずる当時の名寄新聞を手に斎藤新一郎さんとハルニレ2世。右後方はハルニレの母樹)

[ 2007-04-09-19:00 ]


精神医療の充実に期待
あべクリニックが開院・施設披露し周知図る

 【名寄】名寄市西一南六のパーラーニシカワ跡地に一日、精神科専門の「医療法人社団あべクリニック」(阿部惠一郎理事長)が開院。七日午後七時から同クリニックでお披露目会が開かれ、集まった関係者は、施設見学や阿部理事長からの説明を受け、規模が縮小傾向にある名寄地方の精神科医療の中で、新たな開院に期待を寄せた。
 同クリニック開業は、名寄市立大学看護学科の結城佳子助教授らを通して、名寄を中心とした道北地方の精神系医療の現状に理解を深めた、日本精神科看護技術協会の坂田三允専務理事が、知人で精神系医療の第一人者である阿部同クリニック理事長に打診して実現した。
 お披露目会には、関係者など約三十人が集まり、診察室、点滴室、喫煙室など施設内を見学。この中で特徴的な部分となる集団療法室について、阿部理事長は「デイケアを基本に使用するスペースで、利用するお年寄りに思い出の写真を持ってきて語ってもらったり、季節によって気分が落ち込んだりする女性を対象としたお化粧療法などを行い、人と人が触れ合えるきっかけづくりの場所としていきたい」と説明した。
 また、「心のバランスのためのネットワーク」づくりを医療面からサポートすることを考えており「診療日が隔週で、曜日も不規則だが、多くの患者に利用してもらいたい」と話している。
 診療などに関する問い合わせは同クリニック(01654-9-7011)まで。

(写真=開院記念であいさつする阿部惠一郎理事長)

[ 2007-04-09-19:00 ]

何事にも最善付くし
名寄・第3普連の新隊員入隊式

 【名寄】陸上自衛隊名寄駐屯地で第三普通科連隊(早渕昇連隊長)の平成十九年度新隊員入隊式が八日、同駐屯地体育館で行われ、新隊員百十七人が自衛官としてのスタートに気持ちを引き締めた。
 第三普通科連隊に入隊したのは旭川、札幌、名寄、稚内など出身の百十七人。同日から六月二十七日までの約三カ月間、前期教育隊に所属し、名寄駐屯地で自衛官としての基礎訓練を受ける。
 式では、新隊員の父母や来賓ら約三百人が見守る中で隊員一人一人の名前が告げられた。
 釧路出身の安田京介さんが申告し、稚内出身の泉翔悟さんが宣誓、別海出身の野矢勉さんが誓約の言葉を述べた。
 早渕連隊長が、「数多くの応募者の中から選ばれ、自衛官としての第一歩を踏み出した。何事にも最善を尽くし、同期のきずなを大切にし、励まし合いながら三カ月の教育を終えてほしい」と式辞。
 来賓の島多慶志名寄地方自衛隊協力会長が「どのような職業でも基礎がしっかりしてなければ前進することはできない。名寄での生活を礎にして、素晴らしい自衛官になってほしい」と祝辞を述べた。
 式の後に同駐屯地内の隊員食堂で開かれた祝賀会では、木賀義晴名寄自衛隊後援会長、吉田美枝子名寄自衛隊協力婦人会長が激励のあいさつを行い、留萌出身の相馬幸徳さんがお礼の言葉を述べた。

(写真=117人が自衛官として気を引き締めた入隊式)

[ 2007-04-09-19:00 ]

長旅の疲れを癒す
風連地区・今年もハクチョウ飛来

 【名寄】今年も名寄市の農村部にハクチョウの群れが飛来。雪解けが進む水田に舞い降り、真っ白な翼を広げた華麗な姿を見せる一方、昨年の秋に落ちた、もみなどをついばみながら長旅の疲れを癒している。
 道北地方には雪解けが進む四月以降に飛来するケースが多く、名寄近郊のハクチョウの飛来地として士別市多寄の「白鳥の宿」が有名。
 風連地区にも毎年四月上旬ごろに瑞生や東風連などに飛来するが、今年も水田で翼を休める多くのハクチョウの姿を間近で見ることができる。
 現在、風連地区で休憩するハクチョウは、水田の雪の解けた部分を歩き回りながら落ち穂をついばむなど疲れを癒すものもいれば、大きな翼を広げながら走り回り元気な姿をみせるものもおり、シベリア地方に旅立つ日まで地域住民の目を楽しませてくれそうだ。
 ハクチョウはガンカモ科の水鳥。ヨーロッパやシベリアなどで広く繁殖し、越冬のために温かい地域に飛来している。

(写真=雪解けの水田で翼を休めるハクチョウ)

[ 2007-04-09-19:00 ]



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