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2007年4月8


加藤氏が5期連続当選果たす
767票差の接戦を制し
道知事と道議会議員選挙・知事は現職・高橋氏が勝利

 統一地方選挙の前半戦となる道知事選挙と、道議会議員選挙の投票が八日、各投票所で行われた。即日開票の結果、三氏が立候補した道知事選は、現職の高橋はるみ氏(53)が二期目の当選を果たした。十六年ぶりの選挙戦で注目を集めた名寄市区(定数一人)の道議会議員選挙は、現職の加藤唯勝氏(65)が五期目の当選。新人で前名寄市議会副議長の堀江英一氏(55)と激しい選挙戦を繰り広げ、次点の堀江氏に七百六十七票差という接戦を制した。また、現職三人と新人一人が三つの定数枠を争った上川支庁地区も激しい選挙戦を展開。民主党・新人の北口雄幸氏(50)、無所属・現職の本間勲氏(62)、自民党・現職の竹内英順氏(47)が当選し、自民党・現職の田渕洋一氏(56)が涙をのんだ。
 三月二十二日告示の道知事選は、共産党道民生活本部長の宮内聡氏(43)、現職の高橋はるみ氏(53)、前民主党衆議院議員の荒井聡氏(60)=届け出順=の三氏が出馬した。
 本紙管内の当日有権者数は名寄市二万五千三百九十八人、下川町三千三百六十四人、美深町四千四百五十八人。投票率は名寄市総体が七九・七三%(前回・旧名寄市六四・八一%、旧風連町七五・〇一%)、下川町八二・五二%(前回七九・〇八%)、美深町八一・八八%(同七九・一三%)で、いずれも前回(平成十五年)を上回った。
 本紙管内の得票をみると、前回より立候補者が六人少ない影響もあって高橋氏と荒井氏の二人に大きく分かれ、高橋氏は名寄市一万二千九百四十八票、下川町千七百四十九票、美深町二千二百三十二票、荒井氏は名寄市六千五百四十七票、下川町八百九十四票、美深町千二百三十四票。三市町ともトップとなった高橋氏は、全道的にも幅広い年齢層で着実に票をまとめて勝利した。
 一方、三月三十日告示の道議選は、十六年間選挙のなかった名寄市区が、保守系の加藤陣営と革新系の堀江陣営が激しい選挙戦を展開した。
 当日有権者数は二万五千二百六十一人で、投票は名寄地区二十三カ所、風連地区八カ所で行われた。新人と現職の一騎打ちで注目を集めたものの、市民の投票行動そのものには結びつかず、前回(平成三年)の投票率八五・〇六%を大幅に下回る七九・三八%にとどまった。
 開票の状況は、午後九時半を初回に三十分ごとに速報され、二回目は三千票で全くの同数。その都度、参観人席やロビーに集まった多くの有権者からどよめきが上がった。開票率七八・三〇%の三回目の速報で加藤氏が八千百票、堀江氏が七千六百票で若干の差が開き、四回目(開票率九二・二六%)は加藤氏九千五百票、堀江氏九千票で差は縮まらない状況。
 勝負の命運を分けた五回目の最終速報で、加藤氏一万三百二票、堀江氏九千五百三十五票との発表で加藤氏の当確が明らかとなり、十六年ぶりの選挙戦は接戦の末、現職の加藤氏が五期連続の当選で幕を下ろした。
                    ◇
 加藤陣営は、紅花会館に二百人ほどが詰め掛けて、連絡される票の行方にじっと聞き入っていたが、午後十一時半ごろ、当確の連絡を受けると大きな歓声が上がり、あちらこちらで拍手をしたり、歓声を上げる支持者の姿が見られた。
 時間の経過とともに支持者の数も増え、最終的には約四百人がホールに顔を出した。支持者に迎えられた加藤氏は、もみくちゃにされながら握手攻め。壇上に登ると大きな拍手がわき上がった。ダルマに目が入れられ、勝利の喜びは最高潮に達した。
 木賀義晴選対本部長がマイクを握り、「強い逆風が吹く中で、勝たせていただいた。道議の四期にわたるこれまでの実績や訴え続けてきた政策が、この逆風をはねのけたのだと思う。一カ月の短期決戦だったが、島市政と道をつなぐパイプ役が果たせることにほっとしている。これからの名寄の発展に必ずや活躍してもらえると信じている」とあいさつ。
 会場に駆け付けた島多慶志市長が「見事、新名寄市としての道議が誕生したことは、皆さんの力添えのたまものとお祝い申し上げたい」と喜びを語った。
 道議五期目の当選を果たした加藤氏は「最後の最後まで精いっぱい、市民の皆さんに自分の持つ政策を訴えさせてもらった。昨年の市長選とはまったく違った形の中での厳しい選挙戦が予想されたが、今回の当選は、これまで支えていただいた役員の皆さんをはじめとする支持者のおかげと感謝している。これからは、医療や福祉の充実、名寄市立大学を核としたまちづくり、一次産業をはじめとする地域産業の振興、風連地区の市街地再前開発や道の駅実現などについても全力を尽くしたい。また、警察署の移転改築、道立サンピラーパーク内への天体観測所についても、必ずや実現に向け努力したい。私のために応援いただいた多くの方々のためにも、名寄市なくして道政は成り立たないという気持ちで、しっかりと五期目を歩んでいきたい」などと、礼と抱負を述べた。
                    ◇
 三議席をめぐり四人がし烈な戦いを展開した上川管内は、事実上、保守票の奪い合い。結局、自民現職の田渕洋一氏(56)が涙をのんだ。
 これまで同管内は自民二、民主一で仲良く議席を分け合ってきたが、富良野市が合区され、定員は三人のまま。事実上の定員減となり一転して道内きっての激戦区に早変わり。
 民主新人、北口雄幸氏(50)は、道議の任期半ばで国政へ転出した民主、佐々木隆博氏の後継。自治労出身で士別市議会議員からの転身。大票田の地元士別市をはじめ管内の労働組合、農村票などをまとめて堂々トップ当選を果たした。
 自民現職の竹内英順氏(47)は、地元美瑛町を地盤に上川中南部、上川北部などにも幅広く浸透した。農業、商工業、観光振興など訴え票を手堅くまとめて同じく四期目の当選を果たした。
 自民推薦の本間勲氏(62)は大票田の富良野市出身。合区前の富良野単独区時代、三期連続当選を果たしており、こうした実績を前面に打ち出し農業、商工業、観光振興や地域医療問題など訴えた。地元のほか、上川中南部への食い込みにも成功。四期目の当選。
 激しい保守票争奪戦のあおりを受けたのが田渕氏。地元美瑛町などで善戦したものの他の上川中部、北部では竹内氏、本間氏の挟撃にあって票が伸び悩んだ。

(写真=5期目当選を決めダルマに目を入れる加藤唯勝氏)

[ 2007-04-09-02:40 ]


新人の宮澤氏立起表明
下川町議選2人オーバー

 【下川】下川町議会議員選挙に上名寄地区から新人で農業、宮澤清士氏(57)の擁立が決まった。宮澤氏は本社の問い合わせに対し「要請を受け、立起を決断した」と語った。宮澤氏の立起表明で同町議選挙は定数八に対し新人二人、現職八人となり二人オーバーの激戦となる。
 農村地帯である上名寄地区の現職議員が、先に引退を表明。他地域の農村出身議員二人も引退を表明したため「農村議員がゼロになる」との危機感が、同地区はじめJA北はるか関係者の間で高まっていた。同地区の公区長、現・元町議ら有志にJA関係者も加わって協議し宮澤氏に立起を要請。本人を交えた二度目の会合が六日夜、開かれ正式に了承を得た。
 宮澤氏は下川森林組合の理事も。「突然のことだが立起を決断した以上、全力で戦い、町の基幹産業である農業と林業振興、町発展のため頑張りたい」と決意を語った。

[ 2007-04-09-02:40 ]

一足早く初夏の味覚提供
ハウス栽培のアスパラガス・名寄でも収穫に活気

 【名寄】名寄地方も雪解けが進み、農家では冬の長い眠りから覚めて農作業を開始。名寄市内ではビニールハウス栽培のグリーンアスパラガス収穫作業が始まり、早くも活気付いている。
 市内共和の加藤東一郎さんは、十年ほど前から妻の恭子さんとともに、グリーンアスパラガスのハウス栽培に取り組んでおり、この時期は毎日、二十キロを出荷している。
 広さ約三百平方メートルハウス二棟でグリーンアスパラガスを栽培しているが、今年は二月下旬からハウス周辺の除雪作業に取り掛かり、ビニールハウスを組み立てて地温の上昇を待っていた。春の暖かな日差しが増すにつれ、室内の温度もグングン上昇。緑豊かなグリーンアスパラガスが顔を出し、三月下旬から収穫作業を開始している。
 グリーンアスパラガスは約二十四センチそろえられ、太さごとに選別。約百六十グラムにして出荷しているという。加藤さんは「好天によって甘みもあり、大変おいしく育っています。価格は現在、一束二百二十円ほど。これから徐々に上がってくるのではないか」と話す。
 周辺の畑には残雪が青い空とのコントラストを見せており、時折吹く風は肌寒さを感じさせるが、ハウス内の温度は、高いときには三五度ほどにもなるという。加藤さんは「ハウス内で作業を行うと汗をかき、そのまま外に出るとより寒く感じます。風邪を引かないように気を付けて作業しています」と話し、みずみずしく成長したグリーンアスパラガス一本一本を大切に収穫し、一足早く初夏の味覚を提供している。
 作業は、露地栽培の収穫が始まる五月下旬ごろまで続けられる。

(写真=グリーンアスパラガスを収穫している市内共和の加藤東一郎さん)

[ 2007-04-09-02:40 ]

6月に清水ミチコライブ
美深COM100自主事業・演劇など5公演予定

 【美深】COM100文化ホール自主事業実行委員会主催の十九年度自主事業が、このほど決まった。本年度は六月二十六日の「清水ミチコトーク&ライブ」を皮切りに五公演が予定されている。開催予定・内容は次の通り。
 ◇清水ミチコトーク&ライブ▽日程=六月二十六日、開場午後六時半・開演同七時▽チケット販売予定=四月中旬▽内容=物まねのスペシャリストと知られ多数のレパートリーを持つ清水ミチコが、ピアノの弾き語りによる物まね、さまざまな芸能人の顔まね、楽しいトークなど独特のエンターテインメントを繰り広げる
 ◇香田晋&音羽しのぶ歌謡ステージ▽日程=八月十八日、昼の部開場午後一時半・開演午後二時、夜の部開場同六時半・開演同七時▽チケット販売予定=六月上旬▽内容=平成元年に「男同士」でデビュー、六年に「夢いちど」で紅白歌合戦出場。最近は、テレビ出演も増えている香田晋と平成十三年に日本レコード大賞新人賞を受賞した若手演歌歌手の音羽しのぶによるステージ
 ◇伊奈かっぺい〜講演会ごっこ〜(仮称)▽日程=十月中旬▽チケット販売予定=七月下旬▽内容=青森放送に勤務しながら著作、エッセイ、ラジオ、講演など多方面で活躍する伊奈かっぺいが「講演は授業ではない」を基本に、思わず笑わせる話を展開する
 ◇航空自衛隊音楽演奏会(仮称)▽日程=十一月十六日
 ◇演劇「夢のひと」(仮称)▽日程=二十年一月下旬▽内容=逆らえない運命の中でそれぞれの女性と幸せになるため、戦前の日本という時代とともに駆け抜けた二人の男を、俳優の升毅と渡辺いっけいが演じる

[ 2007-04-09-02:40 ]



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