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2007年4月5


栽培の技術10カ条にまとめ
反収800キロは夢じゃない
名寄アスパラ増収プロジェクト・全生産者に冊子配布

 【名寄】名寄市アスパラ増収プロジェクト(伊藤孝義代表)は「なよろアスパラガス増収革命」と題した冊子を作製した。名寄産のアスパラガスの反収(十アール当たり収量)が落ち込む中で、平成十六年度に旧名寄市、上川農業改良普及センター名寄支所、生産者で「アスパラ増収プロジェクト」を組織、研究してきた成果などをまとめ、冊子にした。反収八百キロは夢じゃないと多収十カ条の実践を紹介し、生産者全戸に冊子を配布した。
 旧名寄市では、昭和二十七年ごろからホワイトアスパラガスの栽培が始まり、四十八年にグリーンアスパラガスへ栽培を転換。平成六年には作付面積が二百八十八ヘクタールと北海道一位の面積を誇るまでになり、基幹作物の一つとなっている。
 しかし、昭和五十年代に五百キロ以上あった反収が、平成十五年には百五十キロを割る状態まで落ち込んでしまった。これを受け、当時の名寄地区農業改良普及センター(現・上川農業改良普及センター名寄支所)の呼び掛けで、翌十六年度に名寄市でアスパラルネサンス事業の一つとして、アスパラ増収プロジェクトをスタートさせた。
 プロジェクトは、農業改良普及センターと名寄市の両職員、地元生産者代表で構成。「ほ場実態把握チーム」「更新計画樹立、技術対策チーム」「コスト算出チーム」「販売戦略チーム」の四つの実践チームを組織した。減収の大きな要因となっている斑点病の実態調査などを行い、改善策を探り、苗の計画的な更新など技術対策を進めるなど、その成果をまとめ冊子にした。
 冊子はA4判、四十八ページ。冒頭で伊藤代表の発刊に当たってのあいさつ文が掲載されているが、「活動の結果、着実に成果が現れてきました。平成十八年にはアスパラガスの反収が六年ぶりに三百キロの大台を回復したのです。それを裏付けるように生産者のほ場管理が年々良くなり、以前は秋になると地上部が斑点病で枯れ上がっていたほ場も、今では十月になっても青々としています。また、プロジェクトメンバーにより考案された簡易な倒伏防止対策法も地域全体に広がっています」と一定の成果を伝えている。
 内容は第一章で反収の落ち込み要因を探り、問題や課題を提起。第二章で「反収八百キロは夢じゃない」とし(1)計画的にほ場を更新(2)品種特性を良く知る(3)ポリポット大苗を使う(4)適切な土壌改良と十分な堆肥(たいひ)で定植(5)丈夫な養成株を作る(6)収穫打ち切りの目安を守る(7)経年畑の肥培管理は適切に(8)斑点病は適期防除で抑える(9)害虫対策は忘れずに(10)倒伏防止対策は省力的に―という十カ条を紹介。
 第三章ではハウス半促成栽培など新技術導入による経営のステップアップを。第四章では十八年に反収八百三十キロを確保した伊藤代表の取り組みや、同じく増収プロジェクトを進める下川町で多収栽培に成功した稲盛芳春さんなどの優良事例を紹介。
 第五章は経営のシミュレーションを。第六章ではアスパラガスの料理メニューをレシピ付きなどで掲載している。
 「五年計画のアスパラ増収プロジェクトの折り返し点(三年目)で本冊子を作成しました。期待どおり増収の兆しが見え始めた今こそ、マニュアルが必要との判断で発行に踏み切りました。『積んどくだけのマニュアルにはしたくない。農家に読まれて意見を交換するマニュアルにしたい』それが、昼夜を問わず執筆や編集に時間をかけた編集委員の熱い想いです」と編集後記にあるように、補足資料としてアスパラガスに関する専門用語集を付けているほか、グラフや写真を多く使い、興味深く読んでもらう工夫をしている。
 なお、倒伏防止装置の「やじろべえ型ユニット」を考案した名寄市砺波の村岡幸一さんは、この装置の特許を出願中だ。

(写真=アスパラ増収プロジェクトが発行の増収革命冊子)

[ 2007-04-05-19:00 ]


学校生活に夢と希望
本紙管内小中学校・21校で640人が入学式

 本紙管内二十一小中学校の十九年度入学式が、五日、各校で一斉に行われ、新たな学校生活に夢と希望を抱いた六百四十人(小学校三百七人、中学校三百三十三人)が上級生や教職員、保護者に見守られながら入学した。
 【名寄】名寄小(笹本宗伯校長、三百一人)の入学式は午前十時から行われ、三十六人が入学。
 式の前、一年生の教室では、ちょっぴりおめかしした元気いっぱいの新一年生が学校の名前と笹本校長、担任教諭、これから小学校生活を共にする隣席の同級生の名前を覚えた。
隣同士で手をつないで廊下に並ぶと体育館に移動、上級生と教職員、保護者の温かい拍手に迎えられて入場した。
 君が代と校歌を斉唱。笹本校長が「皆さんが入学するのをみんな待っていました。明日から車に気を付けて元気に学校に通ってきてください。そして、約束が三つあります。話している人の顔を見て、話は目で聞いてください。友達をつくって仲良くしてください。体を丈夫にしてください」。来賓の高木信行市教委教育委員長と国沢悟PTA会長があいさつ。
 また、二年生三十八人が「皆さんは今日から名小の仲間です。早く学校に慣れて、学校を大好きになってください」。小林滉季学級委員会代表が「小学校には勉強や給食、行事など楽しいことがたくさんあります。皆さんと一緒に遊ぶことを楽しみにしています」と歓迎した。
                    ◇
 【名寄】下多寄小学校(金子謙治校長)の入学式が、午前十時から同校体育館で行われ、在校児童らの温かい歓迎を受けた井口隼君が、下多寄小っ子の仲間入りを果たした。
 今年で開校百五年を迎えるが、新入学生一人は初めて。
 在校児童や教職員ら約六十人の拍手で井口君が入場。金子校長が「下多寄小では楽しいことがいっぱいあります。明日から重いランドセルに負けずに頑張って登校してください。学校では元気にあいさつし、良く遊び、良く学んで立派な下多寄小っ子になってほしいと思います」と式辞。
 水口正博教育委員会参事、東誠PTA会長の祝辞に続き、又村泰貴児童会長が「学校生活では勉強や行事など楽しいことでいっぱいです。分からないことや困ったことがあったときは相談してください」とあいさつ。
 井口君は行事や給食など、これから始まる学校生活を楽しみにしていた。
                    ◇     
 【美深】恩根内小学校(藤田幸二校長・児童八人)の入学式は、午前十時から同校で行われた。
 同校は、児童数減少を背景に十九年度末の閉校が検討され、最後の入学式となる可能性もある。
 本年度の入学生は竹谷那律実さん一人。式では、竹谷さんが担任の戸松弘二教頭に手を引かれて入場し、在校生に自己紹介した。
 藤田校長は「入学おめでとう。お兄さん、お姉さんたちは那律実さんの入学を心待ちにしていました。一日も早く学校に慣れて伸び伸びと学校生活を送れることを期待しています」。来賓の岩木実町長、児童代表の木村綾乃さん(六年)らもあいさつした。
 竹谷さんは上級生との触れ合いを楽しみにしながら、新たな生活をスタートさせた。
                    ◇
 【下川】下川小学校(華輪喜代治校長、百四十一人)の入学式が、午前十時から同校で行われ、二十二人が希望を胸に学校生活をスタートさせた。
 真新しいランドセル姿の新入学児が母親に手を引かれ次々登校。玄関前で婦人ボランティア会員が記念撮影。交通指導員、警察官らから交通安全グッズを受け取った。
 式場では六年生に手を引かれ新一年生が入場。華輪校長が「学校はとても楽しいところ。先生の話をよく聞き、元気にあいさつ、自分のことは自分でするを心掛けましょう」とあいさつ。安斎保町長、蓑谷春之教育長、名畑格PTA会長、児玉七海児童会長が歓迎の言葉。一年生の教室では、担任の丸山賢悟先生から名前を呼ばれると大きな声で返事をしていた。

(写真1=式前に教諭の名前を覚えた名小1年)
(写真2=温かい歓迎を受けた井口君)
(写真3=入学生は竹内那律美さん1人の恩根内小)
(写真4=希望を胸に22人が入学の下川小)

[ 2007-04-05-19:00 ]

19年度中に完成へ
美深町の食育推進計画

 【美深】美深町食育推進計画関係機関会議が三日、町役場で開かれ、同計画の素案を示して提言、意見交換を行った。
 食育推進計画は、十七年七月に食育基本法が施行されたことに伴い、各市町村は国や道の計画を基本に独自の計画を策定する努力義務がある。
 美深町では、昨年十月から町役場総務課企画グループを事務局、同住民生活課保健福祉グループ、同産業施設課産業グループ、町教育委員会をメンバーとした検討会(座長・安藤博幸副町長)を三回開催し、美深町食育推進計画の素案を取りまとめた。
 素案の食育推進の方向性で、基本理念を「生活の基本である『食生活』を大切にして生涯にわたり健康で心豊かな生活をおくる」としている。生活シーンに応じた食育の推進では家庭や地域、総合教育、健康福祉、生活環境、生産加工の各分野で具体的な取り組み事項を定めている。
 日常的な取り組みで、町民一人一人が日々の暮らしで心掛ける食育ポイントとして「規則正しく、栄養バランスのとれた食を楽しむ」。
 会議には農業関連、社会教育関連、PTA、自治会、食生活改善協議会、消費者協会などから十三団体が出席。美深町独自の計画を踏まえて、「町内には体育施設が多いので、健康管理や体力増進を通した食生活の改善をうたっては」などの提言が出された。
 町では今後、会議で出された意見や提言を参考に、さらなる検討会を開いて内容を調整し、十九年度中に同計画を完成させる。

[ 2007-04-05-19:00 ]

育てたサケ放流
豊西小児童が豊栄川に

 【名寄】豊西小学校(上村勝弘校長、児童二百四十四人)では校内で飼育してきたサケを四日、同校裏を流れる豊栄川に放流した。
 同校では平成十五年からサケの飼育に取り組んでいる。
 十八年度もさけ・ます資源管理センター天塩事業所から卵五百粒の提供を受け、同校職員玄関前の水槽で飼育。昨年十一月末には九八・六%がふ化し、温度管理などを行いながら、児童や教職員が世話をしてきた。
 残念ながら途中で死んでしまったサケも数匹いたが、稚魚はすくすく育って体長は六〜七センチほどになった。
 この日は、上村校長のあいさつの後、児童会(水口開斗会長)の役員四人で別れを惜しみながら稚魚約四百七十匹を豊栄川にそっと放流。児童たちは元気いっぱいに流れていく稚魚を見送り、数年後には大きく立派なサケになって戻ってくるように願った。

(写真=サケの稚魚と別れを惜しみ放流した豊西小児童)

[ 2007-04-05-19:00 ]



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