地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2007年3月25


優れた担い手の育成を狙う
農業成年のやる気支援
名寄市・新しくチャレンジ事業計画

 【名寄】名寄市は十九年度の新規事業として農業青年チャレンジ事業に取り組む。営農に意欲のある若手農業後継者またはグループを対象にし、活動を支援するもの。農業後継者不足が指摘されているが、ここ三年間は毎年十人台の就農者が出ており、これらの若手就農者を地域の担い手として育成していく狙いもあっての事業。十九年度に入り事業申請を具体的に受け付けていくが、市では営農意欲の一層の喚起に結び付けていきたい―としている。
 名寄市では、担い手確保対策の一環として新規就農者への支援事業と、農業後継者が大学などへ進学した際の奨学金事業を行ってきた。このうち、奨学金制度は十七年度で廃止し、新規就農者支援事業だけとなっていた。これに対し、高校や大学などを卒業し農家に戻った若手就農者への支援を要望する声が出ていた。
 また、各種調査から浮き彫りになっているのは、現在の農業従事者の高齢化と後継者不足問題。担い手確保対策は、地域の緊急課題となっている。近年の就農者をみると、名寄地区、風連地区合わせ十六年度が十六人、十七年度が十二人、十八年度十一人と、いずれも十人台を確保するなど、順調に推移しているものの、就農者した若手のやる気をバックアップし、今後の中核農家になってもらうためにも、新たな事業で活動支援をすることにした。
 計画によると、事業対象とするのは就農後三年を経過した四十歳以下の個人か、前記の要件を満たした個人の構成割合が二分の一以上のグループとしている。
 内容は、所属する経営体から自立した取り組みにチャレンジする経費に対する支援として、補助金百万円を上限に事業費の三分の二以内。具体的には、花などの園芸作物導入に伴うハウス新設経費や直販への取り組み、グリーンツーリズムなどの農業体験受け入れ、商業者など異業種と連携した新たな販路拡大や商品開発など。
 「これからさまざまな取り組みが出てくることを期待しています。事業の趣旨としては、経営権の持つ父親の下で、自主的に新たな高収益作物の栽培などを計画している若手の動きを支援していくというもので、優れた地域の担い手農家育成につなげていきたい」と関係者。
 事業は二十三年度までの五年間だが、補助金は単年度での支給で、十九年度分事業費として三百万円を計上した。今後、申請を受け付けた後、名寄市営農技術対策協議会による審査会で、事業承認を行うスケジュールが考えられている。若者のやる気を引き出す事業でもあり、市側では多くの申請が出てくるのを待っている。

[ 2007-03-25-19:00 ]


町長選は一騎打ち濃厚
美深町の選挙動向・きょう候補予定者説明会

 【美深】任期満了に伴う美深町の町長選挙と町議会議員選挙が、四月十七日告示、二十二日投票の日程で行われる。二十年ぶりとなる町長選は、前美深町教育長の山口信夫氏(61)と前美深町議会議員の岩崎泰好氏(56)との一騎打ちが確実視されている。一方、定数が三議席減の十三議席となる町議会選挙(現職十四人)は、先の第一回町議会定例会で勇退を表明した現職三人以外は、全員が出馬する可能性が高く、新人は美深地区連合から二人、そのほかに三人が出馬するのでは―とのうわさもあり、八年ぶりの選挙戦も予想されているが、二十六日の立候補予定者説明会後に動きが本格化しそうだ。
 現在、町長選に出馬表明しているのは、現職の岩木実氏(79)の路線を継承する前美深町教育長の山口氏と、前回の町議会議員選挙で初当選を果たした岩崎氏の二人。
 山口氏は十二日に出馬表明、二十二日に政策を発表。「郷土(ふるさと)に感謝、信頼と感動のまちづくり」をスローガンに、岩木町政の継続路線で行政改革と総合計画を推進や文化・スポーツの活動資金で青少年応援育成基金を設けるなどの政策を掲げている。
 二月下旬に出馬の意向を示した岩崎氏は、「まちの復興計画」を中心テーマに掲げたマニフェストを策定。まちづくり基本条例の制定、乗り合いタクシー運行、観光案内所やコミュニティセンターを組み込んだ「まちの駅」建設など。
 構図は、岩木氏の後継者である山口氏に、町議会議員を約四年間務めた岩崎氏が挑む形となり、現在、擁立に向けた動きがないことから激しい一騎打ちが予想される。
 一方、町議選は今回、定数十六議席から十三議席に。現職は、昨年三月に共産党の山口清氏が亡くなり、今回の町長選に岩崎氏が出馬を表明したことに伴って議員を辞職したため、十六議席に対して十四人。
 現職全員が出馬すると一人オーバーとなるが、十五日の第一回町議会定例会で議長の園部幹雄氏(71)、七期目の酒井久夫氏(72)、同連合推薦で三期目の小田中道雄氏(72)が勇退を表明したことで、定数割れの状態。だが、勇退表明した三氏以外の現職は、現段階では全員の出馬が濃厚で、新人は連合推薦二人のほかに、共産党後継者も含む三人が出馬するとのうわさもあることから現職十一人と新人五人で十六人となり、最大で三人オーバーによる選挙戦の可能性も。
 だが、連合推薦以外の三人は、流動的な部分が多く出馬は不透明のほか、選挙戦の有無次第で判断する―といった現職が一人いるとの話もあるため、これらの動きによっては定数割れも考えられる。
 二十六日午後一時半から町役場で開かれる、立候補予定者説明会で一定程度の顔ぶれが出そろうと思われるが、告示まで約三週間あることから、説明会以降の動向が注目される。

[ 2007-03-25-19:00 ]

新たな数値目標定め
美深町・障がい者福祉計画を承認

 【美深】第三回美深町障害福祉計画等作成委員会(教重文雄会長・委員十一人)が、このほど、町役場で開かれ、「美深町障がい者福祉計画」の案を承認した。
 町では、障害者基本法に基づいた「美深町障害者福祉計画」を平成九年度からの第一期、十五年度からの第二期として施策を推進してきた。
 しかし、昨年四月に障害者自立支援法が施行され、障害福祉サービスや相談支援、地域生活支援事業などの体制整備や円滑実施に向け、全市町村に新たな障害福祉計画の策定を義務付けた。
 「美深町障がい者福祉計画」は、障害者自立支援法に基づく「美深町障害福祉計画」を新規に作成するのと同時に障害者基本法に基づく「美深町障害者計画」を見直し、両計画を一体的に策定。期間は十八年度から二十三年度までの六年間。
 同委員会は、昨年六月に設置。町で障害福祉サービスや地域生活支援事業の見込み量を取りまとめながら、障害者施策の基本的方向性について意見を出し、今年二月に素案をまとめた。
 障害者計画は、障害者施策全般の基本的事項を盛り込んでいる。障害福祉計画は、障害福祉サービスや地域生活支援事業に関する実施計画を定め三年ごとに見直される。
 素案の変更は、地域支援体制充実で、二十三年度までの主要目標として、入院中の精神障害者の地域生活への移行と福祉施設から一般就労への移行で新たな数値目標を定めた。
 施策の体系化では、「障害者施策の総合的推進体制の充実」「地域での支援体制の充実」「地域生活の基盤確保」「ライフサイクルにおける個人支援体制の充実」を基本目標として、各施策を盛り込んだ。
 委員からは「住民にかかわりある計画であるため、周知する際は分かりやすく説明を」「障害者が地域生活に移行する際、町内会ではどのような支援をすればよいのか」などの意見が出され、今後の検討課題とした。
 同計画は今月中に正式決定され、四月から本格的に施策を推進する。

[ 2007-03-25-19:00 ]

下級生の良い手本に
豊西小5年を指導委員委嘱

 【名寄】名寄地区交通安全協会連合会(森越正弘会長)と名寄警察署(佐藤日出八郎署長)は二十二日、名寄豊西小学校(清水典夫校長)の五年生四十四人を「児童交通安全指導委員」に委嘱。
 任期は進級し最上級生になる四月一日から来年三月三十一日までで、学校行事などを通じて全校児童の交通安全意識を持ってもらう。
 同指導委員は、自ら交通ルールを遵守する模範的な行動を行い、下級生の見本となってもらうことで小学生の交通事故被害をなくそう─というもので、道警旭川方面本部が昨年から取り組んでいる。
 委嘱状交付式は午後一時十分から行われ、児童代表の佐藤真理子さんが森越会長から委嘱状とホイッスルなど交通安全グッズを受け取った。
 佐藤署長は「信号を守ったり、自転車の乗り方など登下校時に下級生の手本となって、皆さんの仲間が交通事故に遭わないように一年間を過ごしてほしい」。清水校長は「自分の身を守るということを自覚することが必要だが、今回はそれを一歩進めて下級生の手本となり、指導する立場となった。交通事故に遭わない、仲間を交通事故に遭わせないという気持ちを持ってほしい」と述べ、下級生の見本となる行動に期待を込めた。

(写真=森越会長から委嘱状を受け取る佐藤さん)

[ 2007-03-25-19:00 ]



2007年

3月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
22日
23日
24日
25日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.