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2007年3月14


建築制限条例提案は見送り
一般会計や道の駅
名寄市議会定例会が閉会・4つの都市宣言も可決

 【名寄】第一回名寄市議会定例会最終日の十五日は、十九年度一般会計予算や各企業会計予算、道の駅条例の制定、国民健康保険税条例の一部改正のほか、追加議案の「安全・安心都市宣言」「教育都市宣言」「健康都市宣言」「非核平和都市宣言」など、十九議案を可決して閉会した。また、今回の定例会に提案が考えられていた大型店の郊外出店に規制をかける「建築制限条例」は見送られることになった。同条例は、四月上旬の臨時市議会に提案を想定しているが、制定までに一定程度の時間が必要なことに加え、制定が遅れると、先にポスフール(市内徳田)の出店手続きが完了する可能性もあることから、今後の動きに注目が集まりそうだ。
 名寄市議会予算審査特別委員会(猿谷繁明委員長)の十四日は、教育費、消防費、公債費の質疑を行った。教育費で竹中憲之委員(市民連合)は、北国博物館の指定管理者制度導入や展示物のリニューアルで質問。
 鈴木邦輝北国博物館館長は、指定管理者制度導入に向けた調査、研究を進めているとし、リニューアルでは「総体で約一億円の費用が必要であることから、具体的な計画は現段階ではない。しかし、旧風連町との合併に伴い、十九年度から三年計画で一部リニューアルを行う」。
 岩木正文委員(市政クラブ)による大学授業料の未納状況と対策で、三谷正治名寄市立大学総務課長は、未納学生が五人で約百四十四万円あったものの、分納制度を活用しながら納められていることを説明し、「家庭事情なども勘案して、在学中に支払えない場合は学生が就職後に分割で返済してもらう」。
 高橋伸典委員(公明)は大学図書館の運営体制で質問。三谷同大学総務課長は「四大化に伴って九千冊以上の図書を増冊したほか、昨年実施したアンケート調査を基にして図書館運営委員会の中で図書の種類や数、開館時間などを協議している」。さらに、中尾裕二同大学事務局長が「贈号計画の前期計画に図書館建設事業を登載しており、できるだけ早い段階で整備していきたい」。
 熊谷吉正委員(市民連合)は、老朽化している東小学校体育館の改修めどやスクールバスの民間バス活用を質問。木田雅博施設整備担当参事は「十九年度の耐力度調査に基づき、二十年度に基本設計、実施設計を策定して二十一年度に交付金申請を進めて着工、二十二年からの使用可能が最短スケジュールだが、市内全体の小中学校整備計画を重視して進める」。
 吉原保則学校教育課長は「スクールバスは車両を市で購入し運転手を代行委託しているが、民間活用の場合は車両も含めた運行委託となるため、経費が膨らむ」。
 熊谷委員は吉原学校教育課長の答弁に対して「経費が膨らむから活用しないのではなく、経済効果も考えて協議してほしい」と要望した。
 日根野正敏委員(凛風会)は、十九年度に統合される風連地区の学校給食センター跡利用を質問した。飛田聖学校給食センター所長は「三十年以上が経過した老朽化した建物であり、構造上にも問題があることから慎重に検討する」。
 木戸口真委員(凛風会)は、特認校処置による存続も考えた日進中学校の現状と将来像、風連地区の学校給食センター職員の勤務先について。
 藤原忠教育長は「日進中学校は二十二年度から一クラスになる予想で、十九年度中に地域の声を聞き、特認校案を考えていきたい」。飛田同センター所長は「七人の全職員と話し合い、四人の雇用を予定している」。
 公債費で谷内司委員(凛風会)は、十九年度の実質公債比率の想定を質問。佐々木雅之財政課長は「十九年度は一九・五%から一九・六%としている」と述べ、若干高めの数字を想定しているとした。

[ 2007-03-15-19:00 ]


コンパクトシティとは
名寄でまちづくり講演会・市民500人が聴講し理解

 【名寄】名寄商工会議所、なよろTMO、風連商工会主催のまちづくり講演会「新たなまちづくりに向けて」が十四日、ホテルメープルで開かれ、多くの市民が、「コンパクトなまちづくり」について理解を深めた。
 大型店出店問題で揺れている名寄市。市民説明会など市から将来のまちづくりで、都市機能の拡散や中心市街地の機能低下などの課題に対応し、まちの中心に人や施設などがまとまったまちづくりを推進。高齢者などが安心して暮らせるまちづくり、いわゆる「コンパクトなまちづくり」の重要性が、たびたび指摘されている。
 講演会には市民五百人が出席。講演会の前半は、大阪市立大学大学院教授の矢作弘さんが「大型店とまちづくり」をテーマに講演。
 矢作さんは同日名寄入りし、ポスフール出店予定地である市内徳田地区や中心商店街などを視察したことについて触れ、「元長崎屋であった場所に大型店が入ることで地元百貨店と競争、その間に人通りが生まれる。それに加え中心商店街がより一層努力し、客を呼び入れることが理想の姿と考える。これ以上、郊外へ大型店が出店すると市場の奪い合いとなり、いずれ中心商店街が負けていくと考えられる」と指摘。
 一九八〇年は大型店の七七%が、まち中に出店していたが、二〇〇一年ごろから、郊外立地が急速に進んでいることを説明。
 地域の商業が激変している熊本市などを例に挙げ、「大型店出店は、たいていの地域では出店に賛成という消費者の声が多く、短期的には雇用の創出、税収などプラス面が目立つ。一方、長い目でみると、中心街との雇用破壊、交通障害、環境汚染、子育て問題などマイナス面が目立つ。広い視点を持って考えてほしい」。
 出店に対する反対運動で、「商業者だけが反対しても勝ち目はない。コンパクトなまちづくりを最も必要とする高齢者組織など、広範囲な運動のネットワーク形成が必要」と指摘した。
 続いて、「コンパクトシティとは」をテーマに、青森商工会議所新幹線・まちづくり対策部次長の六角正人さんが、青森市の事例を基に講演。
 青森商工会議所は平成十六年、地元商業者、金融機関などとともに、中心街再生に向けた事業を総合的に支援する「青森市中心市街地活性化協議会」を設立。青森市が策定する「中心市街地活性化基本計画」にも民間の立場から意見を述べるなど「コンパクトシティ」の理念に基づく都市計画で全国から注目を集めている。
 昭和四十五年から平成十二年にかけて、中心市街地を含む既成市街地から郊外への人口流出が進むなど、中心市街地の空洞化が進んだ経緯などを説明。平成十一年、都市づくりの基本理念を「コンパクトシティの形成」として策定した「青森都市計画マスタープラン」で、「コンパクトシティの発想は、豪雪による除雪問題や移動が困難なことなど、名寄市と同じ条件がきっかけとなっている。雪に強い都市、効率的で快適な都市などを将来の都市像に掲げている」。
 主な市街地整備に関する事業で、駅前開発ビル「アウガ」では、「総事業費は約百八十四億円。公益施設や商業施設が入居し、来館者数は年間で約六百万人を超え、中心市街地活性化の重要な拠点となっている」と紹介。
 「中心市街地活性化協議会」の重要性で「協議会がなければ、官民が一体となったまちづくりは進められない」とし、聴講者はコンパクトなまちづくりについて、理解を新たにしていた。

(写真=市民500人が訪れたまちづくり講演会)

[ 2007-03-15-19:00 ]

公園づくりは住民参加
新年度中に病院方向を
下川町議会・連合審査会で町側が答弁

 【下川】新年度予算案を審議する町議会定例会の連合審査会が、前日に続き十四日午前十時から開かれた。建設課、教育委員会関連予算のほか特別会計を審議した。
 建設課関連では委員から「万里の長城が二十年を経過、老朽化していないか」「桑の沢川の木が生長、長城が見えないのでは」など質問。同課は「昨年、長城の調査を行い一部補修した。桑の沢川の木の伐採は昨年、中成南公区と町が連名で旭川土現に要望。環境保護との兼ね合いがあり、今年調査するとの返事を得ている」と回答。
 また、「桜ケ丘公園の出前講座の趣旨は」「人口減少の中、多大な投資が必要―との声もある」などの質問。同課は「住民参加の公園づくりが基本。石積みで来訪者をどんどん迎えたいが、どんな方法でやるかなどは町民とのワークショップで決めたい。出前講座は各種団体を対象に全体説明を行うもの。町民から意見、アイデアを提供してもらうのが目的」と説明した。
 教育委員会関係では、「高校教育振興協議会だけで一千万円の補助が必要か」「アイキャンハウスの今後の方向付けは」「公民館のバリアフリーは」など。教委から「下川商業高は道立だが下川に立地、地元中卒者の半数以上が通う。統合の恐れがあり存続を目指して必要な予算。アイキャンハウス利用は今年七人。高校存続を前提にハード、ソフト面で充実したい。公民館のバリアフリーは一部改善した。厳しい財政の中、大ホールなどは当面、現状でいく」と答えた。
 また、「指定管理者との話し合いは、どう進めたか」の質問も。教委は「年度末ぎりぎりまで経過をみたい。住民サービスは必要だが管理経費は少しでも安くお願いしたい。機器類の故障などは特別な場合を除き、管理者負担と考える」。
 病院事業では「国の診療報酬引き下げなどで病院経営が厳しいと思われるが、今後の方向は」と質問。同事務局から「病院運営審議会の意見も聞きながら、十九年度中に経営形態を含めた一定の方向を打ち出したい」との方針が示された。
 新年度予算案は理事者に対する総括質疑を行った後、最終日の十六日午後二時から開かれる本会議で討論、採決される。

[ 2007-03-15-19:00 ]

全日本マスターズ優勝
名寄の栗中成一さん・クロスカントリーで健康づくり

 【名寄】名寄市西十北八の栗中成一さん(75)は、このほど福島県猪苗代町で開催された二〇〇七全日本マスターズスキー猪苗代大会に出場。クロスカントリー競技クラシカル、フリーの両種目で見事、優勝に輝いた。
 マスターズ陸上競技は全国各地で開催し、年間で最も良かった成績が記録となって残る。参加のための標準記録などはなく、誰でも挑戦できるスポーツ。
 栗中さんは市職員だった五十歳代のとき、市民スキー大会に参加したことをきっかけにクロスカントリースキーを開始。毎年、道内外の大会に出場しており、平成六年に開催の旭川国際バーサースキー大会で優勝経験も。昨年はノルディックウオーキングのインストラクターの資格も取得するなど精力的。
 全日本マスターズでは、栗中さんはM七十五(男子の部・七十五歳から七十九歳)クラスで、クロスカントリー競技クラシカル(三キロ)とフリー(三キロ)の二種目に出場し、ともに優勝を飾った。
 栗中さんは昨年、自転車で転んだ際に半月板を痛め、十二月に手術。今年一月から、リハビリを兼ねてクロスカントリースキーでトレーニングを開始したという。栗中さんは「記録を狙うよりもけがの回復具合をみながら完走を目指しました。健康づくりはもちろん、競技を通じて全国に仲間が増え、その交流も楽しみにスキーを続けています。来年のマスターズ全国は、足の具合と相談しながら出場したいです」と話している。
 一方、同大会のクロスカントリー女子の部には、名寄市大通北六の松本あい子さん(74)が出場し、優勝している。

(写真=賞状を手に喜びを語る栗中成一さん)

[ 2007-03-15-19:00 ]



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