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2007年3月10


19年度に食育推進計画策定
望湖台厳しい経営
名寄市議会一般質問・施設の改修は年次計画で

 【名寄】第一回名寄市議会定例会は九日、谷内司(凛風会)、竹中憲之(市民連合)、山口祐司(風連クラブ)、宗片浩子(市政クラブ)、岩木正文(同)、黒井徹(同)の六議員が一般質問を行った。宗片議員の食育推進計画策定の質問で、手間本剛経済部長は「十九年度に名寄市食育推進計画(仮称)を策定することとしており、ワーキンググループによる名寄市立大学の助言、指導をいただくとともに、市民レベルによる推進計画市民会議も立ち上げて作業を進める予定」と述べ、本格的な食育事業に取り組む考えを示した。
 谷内議員は、今後の行財政改革の考えといじめ・転校の二件。「十三年度からの五年間で二億円以上の未集金が処理されているが、職員給与を削減する前にするべきことがあるのでは」などと質問。
 石王和行総務部長は「十年に作成した徴収成績向上対策を基本に、戸別訪問の強化や夜間窓口の設置などで滞納させない取り組みに努力する」。また、生活弱者の関係もあることから、すべての未集金を回収するのは難しいとしながらも、状況に応じ行政手続きなどを通して対応していることを説明した。
 今裕教育部長は「いじめがあった場合、保護者、学校と相談して転校を認めており、今後も取り扱いは変わらない」。
 竹中議員は、特別支援教育の支援体制と名寄市立総合病院の現状・将来展望の二件。病院では、十九年度から開始する民間への一部業務委託のメリットとデメリットなどを質問。
 佐藤健一病院事務部長は「民間委託することで専門性が高まり、サービスの向上が図られるほか、人件費の削減にもつながる。デメリットは、嘱託職員との個人能力に差が生じるため、即戦力職員の確保が困難」。
 地域医療センター病院としての将来展望で島多慶志市長は「道内三医科大学の医局研修員確保や在籍状況を見ると、今後も地方病院の医師確保は難しい。十九、二十年度に増改築の施設整備を行う中で信頼されるセンター病院の構築に努める」と答弁。
 今教育部長は「専門知識を持つ名寄市立大学や市立病院の協力を得て、授業観察などを通して担任教諭や保護者と面接する中で助言、指導するなどの体制を整備している。また、支援計画の策定を進めるほか、二十年度までに文部科学省が三万人規模の支援員を全国の公立小中学校に配置する計画」などと述べ、理解を求めた。
 山口議員は市民保養施設のあり方、市民への情報開示、新型インフルエンザの三件。望湖台センターハウスの十八年度収支見込や集客力向上の方策、老朽化に伴う改修計画などを質問。
 手間本経済部長は、経営努力に反して収支見込は厳しい状況だが、必要個所を改修しながら今後も運営すると答え、集客と改修は「自然を生かしたものとして、サクラやスズランなどの花のほか、カブトムシの採集やキャンプ場などセンターハウスと公園を一体的にPR。また、合宿の誘致に努めるとともに、夏冬通してパークゴルフを楽しめる施設としても宣伝する。改修は十九年度中に施設全体を再度点検し年次計画で対応する」。
 宗片議員は食育の推進について、生産者の顔が見える体験型食育の導入、地場産物を活用した学校給食などで質問。
 手間本経済部長は、両地区ともに生産現場が身近にある地域であることから、各小学校では農業農村体験学習を取り入れ、食に対して幅広く学んでいることを説明したほか、「名寄、風連の両学校給食センターでは主食の米をはじめ、各種野菜も地元からできるだけ購入しており、献立表にも使用している地元食材の説明書きを掲載。児童生徒だけではなく、保護者に対しても地場産品への関心を高める努力をしている。また給食センター、大学、農業高校連携による地産地消事業も進めている」。

[ 2007-03-10-19:00 ]


地域で恩小閉校案浮上
美深町議会・理事者と自治会が協議へ

 【美深】第一回美深町議会定例会は九日に再開され、藤守千代子議員、南和博議員が一般質問に立ち教育行政執行で理事者の考えをただした。
 藤守議員は「たくましく生きる力を基本とした義務教育の目標達成には、地元から教員採用をすべき」と質問。山口信夫教育長は、教員の資質向上を強調した上で「町独自で教員を採用することは、費用やリスクの面で難しいが、ある目的や課題達成のためには臨時的に講師を採用することもある」と理解を求めた。
 道の高校配置再編で存廃に揺れている美深高校の現況で、山口教育長は「十九年度入学試験には二十四人が出願。魅力ある学校づくりのために資格取得や通学・下宿費の補助を続けるとともに、十九年度からキャリア育成として札幌などで進路体験学習を行う」。
 児童数減少を背景に恩根内小学校を二十年三月に閉校させる案が地域の間で話し合われていることで、山口教育長は「現在の児童数は九人で十八年度に一人が卒業。十九年度は一人が入学、二人が卒業。二十年度は入学ゼロで、二十一年度には児童数が五人となる予想」と推移を説明。教育委員会の対応として「二十二日に町理事者と自治会、PTAで懇談会を開き、町が一定の方向性を示すためにも、地域から具体的な考えを聞いていく」とした。
 南議員は、学校教育の充実で二十、二十一年度に予定される美深小学校改修・改築事業で財源確保の見通しを質問。山口教育長は「工費は改修で五五%、改築で三分の一の国からの補助を受け、残りは町の起債で対応。総工費は総合計画上で十億円となっている」。
 スポーツ振興とまちづくりで山口教育長は「心身の健全発達のため施設を充実し、スポーツ大会や教室を開催しており、参加する住民同士の連帯感からまちづくりにつなげていく」と、総合型地域スポーツクラブの設立実現で考えを示した。

[ 2007-03-10-19:00 ]

努力、我慢する人に
智恵文中で2人の卒業式

 【名寄】智恵文中学校(旭雅人校長、生徒十二人)の第六十回卒業証書授与式が十日、同校体育館で行われた。
 同校の卒業生は二人で、在校生や保護者、地域住民らの拍手に迎えられて入場。国歌・校歌斉唱、学事報告の後、旭校長から卒業証書を受け取った二人が保護者のところに行き、喜びを共にした。
 旭校長が「卒業証書にはたくさんの思い出が詰まっていると思う。学年は二人と少なかったが、いろいろな活動に取り組んだ。最上級生になってからは重い負担が掛かったと思うが、本当に頑張ったと賞賛している。仲間を大切にする智恵文中の良いところを忘れず、誇りを持ってほしい。そして、校訓の『自覚行』を胸に努力し、我慢できる人になってください」と式辞。高木信行市教育委員と鈴木茂PTA会長が祝辞を述べた。
 在校生は感謝の言葉、卒業生は決意の言葉を述べ、別れを惜しんだ。
 同日、同校のほかに名寄中では百四人、名寄東中では百二十七人、風連中では三十二人が卒業し、思い出あふれる学びやを後にした。

(写真=3年生2人との別れを惜しんだ智恵文中の卒業式)

[ 2007-03-10-19:00 ]

ひざの痛みの原因は?
名寄市立病院公開講座・市民100人が耳傾ける

 【名寄】名寄市立総合病院(佐古和廣院長)の市民公開講座が八日、ホテル藤花で開かれ、訪れた市民は同院の滝健児整形外科医長の講演に耳を傾けた。
 講座は名寄市内や近隣市町村の地域住民を対象に、年間五回の計画で開講。同院医師のほか市内の民間病院などから講師を招き、さまざまな病気をテーマに講演。予防医療など地方センター病院と役割を担っている。
 本年度最終となった今回は「ひざの健康―いつまでも大切に使うために―」がテーマ。ひざ関節の機能や構造で滝医長は「ひざ関節には、平地を歩行した場合でも体重の二倍から三倍、階段を昇り降りしたときは体重の四倍ほどの重みがかかる」と説明。
 ひざの痛みの原因として、変形性ひざ関節症、関節リウマチのほか、骨折や靭帯損傷といった外傷などを指摘。変形性ひざ関節症について、「ひざの軟骨がすり減り、関節の変形が生じて炎症を起こし痛みが生じる病気で、年齢とともに増加。男性より女性に多く、O脚や肥満の人などがなりやすい。特徴は、ひざを動かしたときに痛みが起こったり、曲げ伸ばしがつらくなったりなどが挙げられる」と解説。
 リハビリや薬物などの保存療法や人工関節置換術などの手術療法といった、変形性ひざ関節症の治療法を紹介。ひざ関節を悪くしないためには、負担をかけないこととし「関節本来の機能を維持が大切で、ひざの筋力強化や肥満予防・改善に努めることも必要。また、入浴などにより血行を良くすることで、痛みが和らいだり筋肉の緊張がほぐれ、ひざの動きが良くなったりする。立って歩く人間にとって、ひざは重要な関節。大切に使ってほしい」と話し、集まった市民約百人は納得の表情で耳を傾けた。

(写真=市民100人が訪れた名寄市立病院の公開講座)

[ 2007-03-10-19:00 ]



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