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2007年3月8


特別支援教育は大学連携
高齢者の外出支援へ
名寄市議会代表、一般質問・アンケートでデマンド検討

 【名寄】第一回名寄市議会定例会は七日、熊谷吉正議員(市民連合)と猿谷繁明議員(清風クラブ)が代表質問、斉藤晃議員(共産)と渡辺正尚議員(まちづくり)が一般質問を行った。渡辺議員のデマンド交通システム(小型車両による送迎)導入の質問に、石王和行総務部長は「高齢者が外出を楽しんでもらう意味でも、老人クラブ連合会の協力を得ながらアンケート調査を実施するほか、先進地視察も行い、検討委員会を設置してサービス内容なども含めて導入を検討する」などと述べ、前向きな姿勢を示した。
 熊谷議員は中期財政計画と総合計画、広域行政の現状と具体的方針、域内分権と住民自治など六件。教育行政で「検討委員会による協議やモデル地区を設定しての取り組みなどを踏まえた、特別支援教育の本格実施への現状は。全国的な問題のいじめ現状と行政、市民レベル運営体制の構築は」などと質問。
 藤原忠教育長は「特別支援教育はモデル事業の成果を踏まえ、十九年度も引き続いて各学校の教職員や保護者の理解促進を図る。人材の育成と確保が急務だが、市立大学や病院など専門知識のある人も多いことから、協力を得ながら進める。また、新たな事業として研究推進実践学校を指定した研究を行い、市立大学と連携して学生による地域アシスタントを各校に配置していく。いじめについては、学校ごとに調査して現状把握に努めているほか、関係者との連携の在り方なども協議している。今後も、いじめ解決の組織的取り組みを進める」。
 中期財政計画と総合計画の整合性で島多慶志市長は「総合計画が実効性を持つためには中期財政計画との整合は基本であり、前期計画で盛り込んだ施策の優先度、緊急度を研究して取り組む。また、各個別計画との整合性も重要。総合計画の施策に基づいたまちづくりを進めるため、個別計画は総合計画の具現化と位置付け、リンクさせて個別計画を策定する」。
 今後の広域行政の展開と名寄市の役割で「事務事業の管理運営や住民のコンセンサスなどの問題があり、研究を重ねていく。市立病院の救急患者受け入れの広域連携は、五月以降に協議の場を設定して取り組む」。
 地域自治区の設置には抽象的な部分が多いとした上で、「十九年度に具体性のある説明をするとともに、モデル地区を設定して実践していく。さらに、職員も地域の一員として地域づくりに参加するほか、研修などを通して勉強していく」。
 大型店問題で「二十三日に公聴会を開催。都市計画法に沿って原案を作成し、都市計画審議会に図り決定していくが、二十年、三十年先のまちづくりを想定した用途地区の設定をしていく」と述べ、理解を求めた。サンピラー温泉のリニューアルでは「改修の必要性を感じており、内部の検討会議で議論しているが、構想を策定している段階。利用者の意見では露天風呂やサウナ室のテレビ、洗い場の仕切りなどがあり、振興公社の意見も参考にしていく」。
 猿谷議員は市政執行方針と教育行政執行方針の二件。付加価値を高めた農産物のブランド化や地域自治区の考え方などを質問したほか、大型出店の対応では市民への説明不足を指摘。「反対ばかりではなく、市民からの意見に耳を傾け、さまざまな角度から将来のまちづくりを考える機会としてほしい」。また、行政が考えるコンパクトなまちづくりと長期的に将来を見据えた商店街づくりをしっかりと示し、市民から喜ばれる条例の制定を強く要望した。
 ブランド化の考えで島市長はもち米、アスパラ、カボチャなど全国有数の産地であることから、スケールメリットを生かした効果的な普及販売戦略を練り、ブランド化を促進するとした。
 地域自治区で島市長は「行政主導ではなく、より多くの市民が地域の視点でまちづくりを進めるものとする。多様な住民の行政ニーズを税金で対応する時代は終わったことからも、市民と行政が協働でまちづくりを進める合意形成を図り、地域全体で取り組むものとしていく」。
 食育の充実で藤原教育長は「道教委は十九年度、百人程度の栄養指導教諭を発令して食育の充実を図る考え。名寄市は二人の栄養職員が栄養教諭の資格を取得していることから、学校給食センター運営委員会内に検討委員会を設置して具体的な取り組みを検討する」。
 一般質問で斉藤議員は名寄市立総合病院の医師確保、発達障害支援の取り組み、特別支援教育、ポスフール出店対策など六件。子育て支援の観点から市独自による子供医療費の無料化や大型店出店に伴う建築制限条例の早期制定などを質問。
 医療費で中西薫福祉事務所長は「現在は入院、通院ともに対象年齢が就学前までとなっており、道の要項に基づいて実施している。無料化する場合は条例の改正が必要であるとともに、サービスの拡大は市独自の事業となることから、現状の財政状況では極めて困難。発達障害支援は療育センターに機能を持たせて取り組んでおり、相談や指導、児童デイサービスなどで早期発見、支援に努めている。負担金は一律一割となっているが、十九年度からは負担の一部を助成する」。
 渡辺議員は市民と協働のまちづくりの考え方、高齢者福祉、職員の評価システムなど四件。協働のまちづくりを進める上での市民と行政の情報共有化などで質問した。
 石王総務部長は「情報の共有化は欠かすことのできないもので、現在は広報や地元紙、ラジオ、インターネットなどを活用して行政情報を提供している。さらに、各種懇談会などで市民から直接意見を聞くなどしており、今後も市民の市政理解と関心を深められるものとしていく」。
 人事評価システムについては「構築する上で解決しなければならない課題が多いが、導入に向けて取り組んでいく」。

[ 2007-03-08-19:00 ]


聴衆の心引き付け
名寄で鈴木代議士のつどい

 【名寄】新党大地代表・衆議院議員「鈴木宗男新春のつどい」が七日、ホテル藤花で開かれ、出席者は鈴木代議士の講演に耳を傾けた。
 鈴木代議士は昭和五十八年、衆議院議員に初当選。平成十四年、自民党を離党。十七年に新党大地を結成。同年九月の第四十四回衆院選に比例区北海道ブロックで出馬し、七期目当選。
 市民約千八百人(主催者発表)が参加。主催の川原彰二十一世紀を考える会代表があいさつ。来賓の島多慶志市長、田中之繁市議会議長が歓迎の言葉を述べた。
 鈴木代議士は道知事選に出馬する荒井聡衆議院議員の妻、吉枝さん、七月の参院選道選挙区に出馬する新党大地副代表の多原香里さん、北海道議会議員選に出馬する堀江英一さんを紹介。
 ポスフール出店問題で鈴木代議士は「最初から軍配を振るっては混乱を招く。市民の声を聞いて判断すること。地元商店街との共存策など、トータルでまちづくりを判断せねばならない」と強調。まちづくりでは「まちづくりは市民の皆さんによる判断。そのためには市民の目線に立ち、しっかりした、やる気のある政治家を選ぶこと。北の大地から流れを変えてほしい」などと訴え、会場を訪れた多くの人の心を引き付けていた。

(写真=多くの市民が鈴木代議士の講演に耳を傾けたつどい)

[ 2007-03-08-19:00 ]

1年の研究を報告
名短看護学科3年51人が

 【名寄】市立名寄短期大学看護学科三年五十一人の十八年度看護研究報告会が六日、名寄市立大学本館で開かれ、学生それぞれが一年間の研究成果を発表した。
 興味のあるテーマを個人や共同で研究を進める通年必修科目「看護研究U」の集大成として毎年開催している報告会。研究テーマや内容などを履修したときの参考にしてもらおう─と一、二年生も出席。
 第一会場の三二一教室ではプロジェクターを使用した報告。第二会場の三二二教室ではグラフなどを掲示したパネル前で、それぞれの研究成果を報告した。
 患者と看護学生間での信頼関係形成には、どのような手段が有効であるのか─を入院中の高齢者二人とのコミュニケーションで検討した「高齢患者との信頼関係形成の検討〜プロセスレコードを用いて」の報告を行った本間清香さんは、研究方法などを説明した上で「対象者の考えや思い、社会的な役割を尊重し、共感的理解を示すことによって、対象者は自身が尊重されていることを感じ、学生に対して肯定的なイメージを持ち、患者と学生間の関係性を良好にすることが分かった」などと発表した。
 学生たちは報告後、積極的に質問するなど知識をより一層深めた。

(写真=1年間の研究成果を発表した看護研究報告会)

[ 2007-03-08-19:00 ]

24日にミュージカル
名寄大学生の実行委が企画

 【名寄】ミュージカル「卑弥呼」の公演が、二十四日午後六時(開場午後五時半)から名寄市民会館で開催される。名寄大学の学生らで組織した「theater I‘m名寄公演実行委員会」(三好成代表)が主催、西條百貨店などでチケットを販売している。
 名寄大学や名寄短期大学に通う学生たちが、少しでも地域の人たちに学生のことなどを知ってもらえる活動はできないか―と考え、学生有志が立ち上がり、公演に向けた準備を進めている。活動のコンセプトは「学生の行動力によって地域を刺激する」。目標は地域の人々に心から喜び、満足してもらえる―などを設定し、企画・運営に当たっている。
 上演するミュージカル「卑弥呼」は、平成六年に札幌で発足した創作集団「theater I‘m」のオリジナル。同集団は発足当初からオリジナル作品の自主公演などで活動。「卑弥呼」は、邪馬台国の女王・卑弥呼の話を通し、現代の世界情勢に通じる混迷の時代を背景として、戦争がいかに無意味なものかを問いかけるという古代叙事詩。
 名寄での公演に当たっては、北海道、北海道教育委員会、北海道文化財団のほか名寄市、名寄市教育委員会、名寄市立大学が後援。チケットは大人が千八百円、大学生以下が千円。チケットはローソンチケット、西條百貨店、TSUTAYA名寄店で取り扱っており、多くの市民の来場を呼び掛けている。

(写真=24日のミュージカル「卑弥呼」をPRするチラシ)

[ 2007-03-08-19:00 ]



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