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2007年2月16


一般会計186億円の緊縮型
基金依存で厳しい財政
名寄市の19年度予算案・総合計画登載事業は118件

 【名寄】名寄市の十九年度予算案が、十六日に発表された。一般会計の予算規模は百八十六億八千五百九十六万九千円となり、十八年度当初予算対比で二億八千七十五万三千円、一・五%の増。風連地区の「道の駅」整備事業や合併振興基金の積み立てなどが主な要因だが、約六億円の基金を取り崩す厳しい台所事情で緊縮型の予算となった。さらに特別会計、企業会計を加えた予算総額は三百九十九億七千六百五十二万六千円。十八年度当初対比で十八億三千六十九万七千円、四・八%の増。風連特例区予算は十八年度当初に比べ七百九万四千円、九・二%減の七千四十万六千円となっている。
 予算案発表で島多慶志市長は「今回は総合計画の初年度と位置付け、緊急性の高い総合計画登載事業を盛り込むことができた。一般会計の増には、十八年度から二十年度まで積み立てる合併特例振興基金の積み立て分約六億円が含まれているが、合併から十年以降の財源不足を補う基金で最低でも五年間は使用できないため、これを除くと約百八十億円の予算規模。前年度対比で約二%の減となっており、さらに基金に依存した厳しい財政状況で、結果としては苦しい予算編成となった」などと説明した。
 一般会計の歳入では、予算の四割以上を占める地方交付税が七十八億八千五百万円で、十八年度当初対比六千四百万円、〇・八%の増。内訳は普通交付税七十一億四千万円(前年度当初対比二億千九百万円、三・二%増)、特別交付税七億四千五百万円(同一億五千五百万円、一七・二%減)。普通交付税は名寄市立大学の学生単価が一定程度見込めることによる増額で、特別交付税は合併支援補助金の減額によるもの。
 市税は個人所得の伸びがほとんど見込めないものの、国税から地方税への税源移譲に伴って前年度比三億二千五十七万七千円、一一・五%増の三十一億八百五十九万五千円を計上。基金の取り崩しは十九年度五億九千二百八十一万四千円を予定。十七年度比約二億四千万円減っている。これは昨年四月に開学した名寄市立大学の学生数が増えるまでの赤字運営にかかる負担が大きく、十八年度に続いて十九年度も基金に大きく依存。さらに、二十年度も基金に依存することを想定しており、財政健全化を視野に入れながらも厳しい内容となっている。
 普通建設事業は、アスパラ自動選別施設や道立サンピラーパーク、南プールの整備事業が終了にしたことで、前年度当初対比三億五千四百三十九万九千円、一五・五%減の十九億三千三十一万九千円。特別会計は、下水道事業と個別排水事業などで前年度当初対比六・四%増の百十六億九千二百三十六万八千円。企業会計は十九、二十年度で名寄市立総合病院の増改築を行うため、前年度当初対比九・六%増の九十五億九千八百十八万九千円とした。
 事業のうち新規は前年度より三件少ない三十四件、総合計画登載事業は四十八件多い百十八件。島市長は主要事業として「道の駅」整備をはじめ、戸籍電算化、市立病院整備、風連地区市街地再開発、天文台整備などを挙げるとともに、合併協議の約束を具現化する考えを説明した。

[ 2007-02-16-19:00 ]


1万平方メートル以上に規制
名寄特別用途地区の市民説明会・市が具体的な内容を説明

 【名寄】名寄都市計画特別用途地区(案)の市民説明会が十五日、徳田区福祉会館で開かれ、出席者からは市の対応をただす意見や特別用途地区の設定に賛同する声など、賛否両論が寄せられた。
 徳田地区などから約六十人が出席。島多慶志市長が「現在、市内の小売店売り場面積は約四万千五百平方メートルで、ここに約二万二千平方メートルという既存の半分以上もあるポスフールの売り場面積を新たに設けられることは将来のまちづくりに、どのような影響が生じるか深刻に考えている。周辺市町村から既に相当数が、徳田や中心商店街に客として訪れている状況の中、消費や売り上げだけが、そのまま増えるとは考えられず、経営が立ち行かなくなる既存小売店が出ることは明白。そのことが本当に市民にとって幸せなことなのか。この機会に腹を据え、今後のまちづくりを考えねばならない」とあいさつ。
 ポスフールが出店を予定している地域を含めた徳田地区(約百九十九ヘクタール)は市の都市計画上、工業地域に指定されているが、その上に特別用途地区を設定。建築制限条例を制定することで、床面積が一万平方メートル以上の店舗の出店に規制をかけるなど、市から計画内容が説明された。
 出席者からは、「ポスフールが出店するということを知り、あわてて条例を制定しようとしているようにみえる」「徳田地区の工業地域を本来の工業施設立地区域の姿に戻すというが、企業誘致に向けた計画などはあるのか」など市の対応に疑問も持つ意見や質問。
 一方、「大型店出店による人口流入を生かす施策が必要ではないか」と、大型店の集客効果を有効に生かすよう求める意見。「大型店の出店は名寄の中心街をさらに過疎化させる。人口減が進む中、ずっと大型店が存続すればよいが、撤退したときのことを考えると心配」など、中心商店街の主としたコンパクトなまちづくりを推進すべき―という声が出された。
 説明会で出された意見や要望などは、二十三日の名寄市議会議員協議会で、これまで開かれた市民説明会の意見とともに報告する。

(写真=島市長らの説明に耳を傾けた市民説明会)

[ 2007-02-16-19:00 ]

新1年生は6人
中名寄小で一日入学

 【名寄】中名寄小学校(丸山優子校長、児童十人)の一日入学が十五日、同校で行われ、入学を間近に控えた六人が小学校の生活を体験した。
 十九年度に同校への入学を予定している新一年生は六人(男子一人、女子五人)。そのうち、学区外から通学できる特認校制度を利用しての入学予定者は四人。
 最初に新一年生は現一年生、二年生と一緒に授業を体験。全員で国語の単元「さけが大きくなるまで」のすごろくを楽しんだ。
しかし、「滝に登るのに失敗して戻る」などの升目があり、なかなか先に進めないことで、サケの一生には困難がたくさんあることも知った。
 同十一時半からの歓迎集会では、全校児童とゲームなどで交流。
 新一年生のうち三人は二年生に兄がいることもあり、在校生と打ち解けるのも早く、笑顔があふれ、四月から始まる小学校生活を楽しみにした。

(写真=現1年、2年生とすごろくを楽しんだ新一年生)

[ 2007-02-16-19:00 ]

努力の集大成披露
美深高養校3年が販売会

 【名寄・美深】美深高等養護学校(満月仙治校長)三年生による製品展示・販売会「ハッピーフレンドリーショップ」が十五、十六の両日、西條名寄店で開かれた。
 販売会は、卒業を前に三年間の努力の集大成を見てもらおう―と、毎年開催。
 初日は工業科(九人)、家庭科(七人)、窯業科(六人)、園芸科(七人)が出店。くずかご、新聞入れといった籐(とう)製品、エプロンやバッグ類の手芸品、皿、コップ類の陶芸品、シクラメンやプリムラの鉢植えなど計四百点以上が並んだ。
 生徒たちの威勢の良い掛け声が響き渡る中、訪れた人は丹精込められた作品を手に取りながら、気に入った品を見付けて買い求めていた。
 十六日は木工科(九人)が木のおもちゃを用意したほか園芸科、窯業科が引き続き出店した。

(写真=生徒の丹精込められた作品を手に取る買い物客たち)

[ 2007-02-16-19:00 ]



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