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2007年2月6


市の対応に賛否両論・名寄市の用途地域変更
説明不足に批判も・ポスフール出店問題

 【名寄】名寄都市計画用途地域変更の市民説明会が、五日市民文化センター、市総合福祉センターで、それぞれ開かれた。出席者からはポスフール出店予定地をはじめとする地権者への説明がなされていないことへ不信感を訴える声や「大型店の出店は、消費者の選択肢も広がり交流人口の拡大にもつながる。これをなぜ反対するのか」など、市が示している姿勢に真っ向から反対する意見も出されるなど、市民の関心の高さをうかがわせる説明会となった。
 ポスフールが大型店の建設を予定している徳田地区は、市の都市計画上では工業地域に指定されているが、市は将来のまちづくりの在り方を見据え、同地区を「特別用途地区」に変更するとともに、特別用途地区指定を行い、市条例で床面積が一万平方メートル以上の店舗出店などに規制をかけようというもので、市民を対象とした説明会は初めての開催。
 説明会には二会場合わせて市民約百六十人が出席。今尚文副市長が「大型店出店は消費者にとって選択肢が広がるのは確か。しかし、現状のままで日常生活に不自由があるだろうか。また、大型店出店で商店街の雇用の減少、公設市場からの仕入れ激減などによって地元での金の循環がなくなるのが問題。将来にわたって大型店の出店が、果たしてよいことなのか。既存の製造業や卸売業などが元気である方がよいと考える」と理解を呼び掛けた。
 出席者からは、「肝心の地権者が置き去りにされている」と説明責任を問う意見や「市民の声を聞く前に、市は大型店出店反対への表明を行ってしまった。大型店出店反対ありきの議論だけが先行して進められている」。万一、損害賠償訴訟となり、市が敗訴した場合について「血税をもって対応しようとすることは間違っている」などと批判の声のほか「住民投票で市民の声を聞くべき」との意見も出された。
 このほか、出席者は「特別用途地区とすることは賛成。しかし、どのように住みよいまちづくりを築くのかを明確にしなければならない」との指摘。商店街関係者からは「今、反対の声を上げなければ、この先いよいよ中心商店街は衰退してしまう。また、お祭りやイベントなどの開催もできなくなってしまう」などと訴えた。
 島市長は「高齢者が安心して買い物ができるということを、皆さんとの話し合いの中で、しっかりと確立すること。高齢化が進行する中、歩いて買い物ができるという地域が求められる。今後三十年、四十年後の名寄市を見据えてのこと。内部で分析するとともに議会とも協議したい。今後予定されている公聴会の中で、再び意見などを聞きたい」と話した。

[ 2007-02-06-19:00 ]


医療と道路はセットで
上川地域連携会議・エタノールの共同研究も

 【名寄】上川地域連携会議による北部ブロック会議が五日、ホテル藤花で開かれた。上川北部の首長らが出席して、「バイオエタノールの共同研究」と「地域医療を支える高速道路整備」の二点をテーマに意見を出し合い、共通認識を深めた。
 同連携会議は市町村、開発建設部、支庁が協力して、社会資本の効果的・重点的整備などで意見交換。地域の課題解決や発展につなげることが目的。上川支庁管内二十二市町村、旭川開発建設部、上川支庁、旭川土木現業所で組織。十四年から毎年一回、ブロック会議を開催している。
 北部会議には和寒以北中川の八市町村長、西村泰弘同建設部長らが出席。西村部長が「地域の要望を中央に届ける重要な役割を果たすためにも、地域での活動を充実させ、連携をより一層深めたい」とあいさつ。
 各首長の地域課題や対策の説明に続き「バイオエタノールの共同研究」と「地域医療を支える高速道路整備」をテーマに意見交換。この中で、地球環境を守る観点からバイオエタノールの研究・開発に理解を示しながら「民間資本の活用が課題」「農産物の余剰問題や農家減少による遊休地の増加もあるが、エタノール技術開発は国内でもかなり進んでいるため、研究に取り組んでいる関係企業などの関心も重要で、少し様子をみては」。
 医療では、地方の救急医療は道路と密接な関係にある共通理解を深め「医療と道路整備はセットだが、医師の集約化で地方病院の医師が不足。原因は医師が少ない地方病院での過重労働の懸念に加え、若い医師のモラルの変革が大きい」。また、医師不足問題で、「既に地方の手の届く所にないのが実態で、国レベルで対策を講じる必要がある」との意見を出し、継続の協議事項とした。

[ 2007-02-06-19:00 ]

下川の森のFSC材活用
モデル住宅で建築進む
丸昭高橋工務店・環境、健康、安心にこだわり

 【下川】環境、健康、安心をキーワードにしたモデル住宅が、西町の国道239号線沿いで建築が進んでいる。西町の丸昭高橋工務店(高橋利久社長)が、構造材に町内産FSC認証材を使用するなど「こだわり」をいっぱい詰め込んだ住宅。外装と内部の骨格部分が完成しており、十日午前十一時から住宅見学会も開かれる。
 同工務店の高橋社長は、産業クラスター研究会で地域材活用プロジェクト代表を務めるなど、時代の要請でもある環境に配慮した地域材活用の住宅づくりを研究。同プロジェクトでは実際に住宅建築ができないため、これまでの研究を生かし自らモデル住宅の建築に着手した。同時にFSC認証材の加工・流通過程の管理認証であるCoC認証の取得を目指す。
 下川町ふるさと開発振興公社クラスター推進部次長、相馬秀二さん(一級建築士)から、FSC認証材の生産・加工、流通部門のトレースや先進地調査、視察などでアドバイスを受けた。
 建築が進む同モデル住宅は、土地面積四百十四・六平方メートル。住宅仕様は3LDK二階建て。延べ面積百二十五・五五平方メートル(一階八十一・八一平方メートル、二階四十三・七四平方メートル)。オール電化。
 三月末までには完成予定だ。
 高橋社長は「構造材を地元FSC材としたほか、他の木材は道産材を使用。合板材、ビニールクロスなどは極力使用せず、自然素材を多く使い、環境、健康に優しい住宅づくりを心掛けています」と話す。
 また、価格も算定したが土地二百万円、住宅二千二百二十五万円、車庫百七十三万円の二千五百九十八万円。このうち町のマイホーム・地域材利用促進補助二百二十五万円を差し引くと、購入価格は二千三百七十三万円となる。既に問い合わせなどが数件。
 住宅見学会は十日午前十一時から正午まで。構造材が見える間に開かれる。「下川生まれ、下川育ちの家づくり」「下川産トドマツ住宅を見よう」として同企画準備委員会(上川北部森づくりセンター、町、森林組合、クラスター推進部、丸昭高橋工務店で構成)が主催。北海道型ペレットストーブも展示。場所は町立下川病院前。問い合わせは下川町森林組合、渡辺さんまで。

(写真=見学会が開かれるモデル住宅と高橋社長、相馬さん)

[ 2007-02-06-19:00 ]

淡い光で夜道照らす
名寄市西12区町内会・カーリング場も開設

 【名寄】名寄市西十二区町内会(梅野博会長)では、三日夜から西一条通の両サイドに設置したアイスキャンドルを点灯させ、暗い夜道を手作りローソクの淡い光で照らし幻想的な風景をつくり出している。
 全国的に事件事故など暗いニュースが発生しているが、同町内会ではみんなで親雪、みんなに親切の気持ちを持とう─とアイスキャンドルで町内会を飾る「親せつ週間」(三日〜九日)を企画。
 西一条通を南に向かうと左側にしか街灯が無いため、北一丁目から北三丁目までの約三百メートルをメインに、各家庭の協力を得て制作した三十七個のアイスキャンドルを設置。手作りローソクやイルミネーションの温かい光で暗い夜道を照らしている。
 また、特設会場として、西一北二の林太さん宅前をイルミネーションで飾り、人が集まるように─との願いを込めて制作した招き猫の雪像、五十五個のアイスキャンドルが来場者の心を癒している。
 さらにコンパネをレーン、凍らせた漬物石をスートンにした「ちびっ子カーリング場」を一日から開設。学校帰りや塾帰りの子供たちが集まって楽しむなど、人気を見せている。
 同週間中は、午後五時から同八時半までアイスキャンドルを点灯。同町内会では「車の通りも多くなり、見に訪れる人も増えている。この機会に、立ち寄って見てください」と話している。

(写真=林さん宅前のアイスキャンドル(左上)とカーリング場(右下))

[ 2007-02-06-19:00 ]



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