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2007年2月4


2月末で16人退職
1億円の人件費を圧縮
北はるか農協・合併時から事業収支は赤字

 【美深・下川】北はるか農協(木下一己組合長)は、昨年十二月末から今年一月中旬にかけて職員百六十人全員を対象に希望退職者を募り、うち十六人が二月末での退職に応じることになった。職員削減は、農協の経営状況の判断基準が変わったことによるもので、年間で約一億円の人件費圧縮を見込んでいる。
 希望退職者を募集したのは、平成十五年五月の美深、下川、中川の三農協合併による北はるか農協設立以降では初めて。
 十七年度の同農協経常収支は三百八十万円の黒字だったが、事業収支は千七百五十万円の赤字を計上。事業収支の赤字は三農協合併時から続いており、農畜産物取扱高が減少したことや経費圧縮が限界に達したことを要因に挙げている。
 同農協を含め道内の農協では、健全経営の尺度として経常収支を目安にしていたが、昨年八月に北海道農協中央会の「経営健全化対策事業規定」に盛り込まれた「経営健全化基準」が改正されたため、事業収支で経営の見通しを示すようになった。道外では、既に事業収支で経営状況を判断している。
 そのため、同農協では、十九年度から始まる品目横断的経営安定対策による農家の所得保障、手数料収入の減少などで運営の厳しさを予測。合併で余剰となっている職員の希望退職で人件費を削減、事業収支の黒字化を図っていく。同時に役員報酬の減額も検討する。
 また、十八年度の農畜産物取扱高は八十一億円を見込んでいる。だが、同農協の振興計画によると十九年度以降は七十億円台になると予想しており、それに基づいて経営計画を策定するには人員削減は避けて通れない―としているが、将来の職員規模は未定。
 今後の経営方針で木下組合長は「三月からの執行体制で常勤役員三人の中に専務を新たに置き、常務は二人から一人に減らす。組合員の声をきめ細かく聞き、スリム化した業務体制の中でより効果的な農協運営に当たっていく。また、農家の経営支援を確立していくが、恒常的に黒字収支を維持させるか―が命題だ」と話している。

[ 2007-02-04-19:00 ]


9小学校で定員以下
名寄市・19年度の新入学予定者数

 【名寄】名寄市教育委員会の調べで十九年度の市内小学校の入学予定者数(一月十六日現在の住民票による)は、名寄地区、風連地区合わせて二百六十二人となっている。本年度の小学一年生に比べ約三十人の増。だが、風連地区の全四小学校が既に一クラス定員数四十人を割っているほか、名寄地区の全七小学校のうち、入学予定者が四十人以下の学校が五校あるなど、少子化傾向が進んでいることをうかがわせている。
 十九年度の入学予定者を名寄地区でみると、最も多いのが南で六十三人(十八年五月現在の一年生在籍数四十七人)、西が四十五人(同四十人)、名寄が四十人(同四十人)、豊西が三十九人(同四十二人)、東が二十九人(同二十五人)、智恵文七人(同二人)、中名寄六人(同一人)で、合計は二百二十九人(同百九十七人)となっている。
 一方の風連地区をみると中央が二十七人(同三十人)、東風連一人(同二人)、下多寄一人(同四人)、日進四人(同一人)。名寄地区と合わせて全十一校のうち、九校が、一クラスの定員以内という数字で、特に名寄地区の市街地に位置する五校でも定員を上回るのは、わずかに二校だけで、少子化傾向が両地区で進んでいる実態を示す。
 名寄市教育委員会は、昨年八月に名寄市小中学校適正配置等検討委員会を立ち上げた。その中で示された資料によると、二十四年度までの児童数推移は、名寄地区で右肩上がりに増加し、十八年度の千三百二十二人に対し、二十四年度は千五百九人となる。風連地区は十八年度が百三十四人に対し、二十四年度は百二十四人とわずかながら減少する。
 さらに、各種推計値などを基に、平成四十八年度までの全児童数を推計している資料もあるが、児童数がピークを迎えるのは二十四年度までで、その後は徐々に減少に転じ、四十八年度では、名寄地区の全小学校合わせ八百六十八人、風連地区で合わせて八十九人となるとしている。
 最も人口の多かった昭和三十年代当時は児童数だけで、七千人台を数えたこともあるが、現在は、全児童数は千五百人台にまで落ち込んでいるのが実態。推計では児童数はさらに減るということで、少子化対策は、学校の適正配置を含めた大きな地域課題となっている。

[ 2007-02-04-19:00 ]

豆ぶつけて災い払い福招く
名寄鬼追い祭り

 【名寄】「節分の日」の三日、名寄鬼追い祭りが市内事業所などで行われ、多くの市民が思い切り豆をぶつけて鬼を追い払うなど活気あふれる一日となった。
 名寄躍進会(臼井義光会長)、実行委員会(藤野光弘委員長)、名寄神社の共催。日本の伝統文化である節分を楽しく盛り上げよう─と昭和五十五年から実施しており、福を招く恒例行事として定着している。
 自衛官が鬼に、同会員が福の神に扮(ふん)し、午前十時から介護老人保健施設「そよかぜ館」、特別養護老人ホーム「清峰園」、名寄丘の上学園を慰問。
 清峰園では各ユニットの談話室に金棒を持った赤鬼と青鬼が入ってくると、待ち構えていた入所者たちが一斉に豆を投げつけて鬼退治。鬼が退散した後に福の神が登場し、元気に長生きできるように祈った。
 正午から約四十人が三班に分かれ、市内の商店など約二百軒を訪問。市民は威勢の良い雄たけびを響かせながら現れる鬼に力いっぱい豆をぶつけて追い出し、無病息災や商売繁盛などを祈願した。
 また、同十一時から名寄神社で節分祭り、厄年払い、長寿祈願祭が行われた。

(写真=豆をぶつけて鬼退治する清峰園の入所者たち)

[ 2007-02-04-19:00 ]

基盤整備導入に向け
農地あっせん・名寄地区で大幅に増加

 【名寄】名寄市農業委員会が、十八年に行った農地あっせん件数がまとまった。それによると、風連地区がほぼ前年並みの件数に対し、名寄地区は大幅に増えた。これは中名寄で基盤整備事業の導入に向けた農地集積を図るため、七十ヘクタールの農地売買を行ったことが件数の増加につながった。
 風連地区は以前、条件の良いうちに農地を売りに出そうという売り急ぎ傾向もあって、年間で平均三十件のあっせん成立が続いていた。だが、最近は農地拡大も一定程度進み、買い手探しがより難しくなるなどから、件数が減ってきている。十七年も成立件数が十八件で、面積は水田、畑合わせて六十一・三ヘクタールだった。十八年はやや増え件数二十三件で面積も七十四・三ヘクタールと、ほぼ平年並みになった。
 一方の名寄市は、ほぼ平均的に農地のあっせんが行われ、十七年は十三件、五十六・五ヘクタールの成立。だが、十八年は件数で約三倍の三十七件、面積で百四十五・一ヘクタールと大幅に増えた。この背景には、中名寄から一度に七十ヘクタールのあっせん申請が上がってきたこと挙げられる。中名寄地域では、厳しい農業情勢に対応するため、近い将来、基盤整備を目的とした土地改良事業の導入を計画、若手農業者を中心に農地の集積を図り、大規模化を進めることにしているが、これに伴い、高齢農家が農地を売りに出したもの。幸い、すべての七十ヘクタールの農地あっせんが成立しており、事業推進に向けた地域農家の意欲をうかがわせる結果となった。

[ 2007-02-04-19:00 ]



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