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2007年1月30


賛成の声にも耳を
市対応に厳しい指摘
名寄市議会経済常任委・ポスフール出店で動向報告

 【名寄】名寄市議会経済常任委員会(川村正彦委員長)が二十九日、市役所名寄庁舎で開かれた。市経済部が、市内徳田のショッピングセンター北側に計画されているポスフール建設の反対行動経過について報告。この中では「きょう、市長、商工会議所会頭、商店街連合会長がポスフールに出向き、反対に関する説明をする」などと状況を説明した。委員たちは反対に理解を示しながらも「反対を表明する前に、消費者となる市民の声を聞くべきだったのでは」との厳しい意見が出された。
 ポスフールの建設に対する市内の動きは、近郊市町村と商工会議所・商工会代表などが集まって対策会議を開き、大型店出店へ反対する意向を確認している。
 さらに、道からの指導を受け、同日、島多慶志市長、木賀義晴名寄市商工会議所会頭、湯川勇三名寄市商店街連合会長の三人がポスフール本社(札幌市)を訪れ、担当者などに対して「コンパクトなまちづくり」を基本コンセプトとした反対趣旨などを説明。
 今後のスケジュールとして、三十日に関係者で組織する対策協議会を設置するほか、二月五日に市民説明会を開催して、反対への市民理解を求める。
 委員会では手間本剛経済部長が「コンパクトシティーの形成に向けた今後のまちづくりを進めるために反対するものだが、名寄地区の中心市街地への建設検討も考えていただけるよう、話し合いを進める。しかし、建設地など具体的な協議はまだしていない」などと説明。
 委員からは「基本的には反対だが、地元商店街のすべてが反対ではないことからも、反対ありきになってはならない。消費者ニーズや交流人口の拡大などの観点からも、中心市街地への出店案には賛成」「市長が先頭に立って反対を表明したが、市民の声をまったく無視したものであり、意見を聞く場を設ける必要があったのでは」と反対に理解を示しながらも、賛成側の声に耳を傾ける必要性を指摘した。
 また、整備に向けて作業を進めている風連地区の道の駅では、七月着工、来年二月完成、四月オープンを予定しており、市長査定前の段階で五億五千万円としていた事業費を、約五億円に圧縮したこと。母子里地区共同牧場の指定管理者制度導入に伴う条例の全面改正。三月に市長へ答申する農業農村振興計画素案についても、それぞれ説明された。

[ 2007-01-30-19:00 ]


前向きに農業考える
風連の斉藤覚さん・アグリメッセージで全国へ

 【名寄】名寄市風連緑町在住で風連町アグリエイトクラブ所属の農業、斉藤覚さんが、このほど開かれた、十八年度北海道青年農業者会議のアグリメッセージ発表で最優秀賞に輝き、二月末に東京で開催される全国青年農業者会議に北海道代表として出場することが決定。斉藤さんは三十日午前九時に市役所名寄庁舎の島多慶志市長を訪れ出場報告を行い、「風連町アグリエイトクラブとしても全国大会は初めて。自分の思いが一人でも多くの人びとに伝わればよいと思います」と話した。
 斉藤さんが所属している風連町アグリエイトクラブは、風連地域で農業を営む三十歳以下の青年たちで結成された農村青年グループ。現在は部員三十三人で活動し、農業技術向上に向けた視察研修や学習会のほか、部員の親交を深める活動に取り組んでいる。
 斉藤さんは昨年十二月、上川管内の農業の担い手である若者が集まり、青年農業者からのメッセージを広く社会へ発信することで道内の新しい農業や農村づくりにつなげることを主旨とした「アグリフォーラム二〇〇六inかみかわ」に、アグリエイトクラブを代表して出場。
 農業経営や地域活動に積極的に取り組んでいる青年農業者が、自ら体験したことを通じ、日ごろ考えていることなどについて意見を発表する「アグリメッセージ」部門で見事、最優秀賞を受賞。
全道大会である北海道青年農業者会議(北海道4Hクラブ連絡協議会など主催)が一月下旬、札幌市で開催。各支庁代表が参加する中、斉藤さんは再び最優秀賞に輝き、全国大会への出場を決めた。
 斉藤さんの発表タイトルは「ピンチをチャンスに!」。斉藤さんが滋賀県の専門学校に進学後、農業を営む父親から「うちのスイカ、メロンが水害で全滅した」との連絡を受け、すぐにでも風連に戻ろうと考えたが「お前はトマトを勉強してこい」との父親の言葉もあり、そのまま残りトマト栽培の技術を習得。二十歳のときに実家の風連に戻り就農。試行錯誤を繰り返した末、トマトを軸とした骨太経営へと改善することができた―といった内容。
 島市長を訪れた斉藤さんは「ピンチのときは苦しく、気持ちも後ろ向きになってしまう。しかし、苦しいときこそチャンス。どんなときでも前を向いて着実に歩いていくことが大切で、たくさんの人たちに、農業を前向きに考えてもらえるきっかけとなればうれしいです」と語った。
 全国大会の第四十六回全国青年農業者会議(全国農業青年クラブ連絡協議会など主催)は、二月二十七日から三月一日までの三日間、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターを会場に開催される。
 斉藤さんは「発表の最後にもあるように、私の子供に、私が今まで見てきた父の背中と同じように、しっかりと構えた大きな背中を見せていきたい」と抱負。島市長は「七年間、トマトについての研究を積み重ね、それが全国大会で発表できるという、これまでの努力に拍手を送りたい」と話し、全国大会での健闘に期待を込めた。

(写真=島市長に全国への出場報告を行った斉藤覚さん)


[ 2007-01-30-19:00 ]

充実した福祉を願い
名寄市保健推進委員協議会・研修、交礼会で親交深め

 【名寄】名寄市保健推進委員協議会(佐藤きみ子会長)の研修会が二十九日、ホテルメープルで開かれ、推進委員同士の交流を深めるとともに、一層の活動推進に向け気持ちを新たにした。
 旧名寄市、旧風連町の合併と同時に、新名寄市の保健推進委員協議会が誕生。現在、保健推進員百五十二人(名寄地区百人、風連地区五十二人)で組織。基本検診、ガン検診の受診呼び掛けといった地域保健活動や健康相談、家庭訪問などの活動を通じ、地域住民の健康づくり推進に活躍している。
 研修会には保健推進委員五十五人が出席。佐藤会長が「旧自治体の合併により協議会も大所帯となり、不安が残る中、新たなスタートを切ったが、事務局や会員の皆さんの支援の下、一年間の事業を推進することができた。充実した福祉で、さらに住みよい名寄となることを願っている」あいさつ。また、市の中西薫福祉事務所長が、日ごろの活動推進に感謝を込めてあいさつした。
 研修で、市保健センターの長屋真弓管理栄養士が「食べ物の落し穴〜見えない糖分と油について〜」をテーマに講演。油が多く含まれている食品で、長屋管理栄養士は「体に良い食品なので意外に思われるかもしれないが、豆腐や牛乳、ヨーグルトなどにも多く含まれている」と説明。続いて、乳がんについてビデオ鑑賞し、早期発見などについて理解を深めた。
 研修会終了後の新年交礼会では、出席者同士が楽しく親交を図りながら、さらなる活動の推進へ気持ちを引き締めていた。

(写真=55人が出席した名寄市保健推進委員協議会の研修会)


[ 2007-01-30-19:00 ]

WSや加工技術交換
農村女性ネットの交換会

 【名寄】名寄地区農村女性グループネットワーク きらきらネットワーク 夢(中村洋子会長)と上川農業改良普及センター名寄支所(奥山廣司支所長)主催の第十一回名寄地区農村女性グループ交流会が三十日、市民文化センターで開かれた。
 地区内で農業や農村生活に関するグループ活動に取り組んでいる農村女性が集まり、さまざまな課題に取り組み、生活情報を交換。その成果を波及し、農村女性が能力を発揮できる環境をつくることなどを目的に毎年開催している交流会。
 今年のテーマは「地場産、地場の食材〜ぬくもりのある食卓〜」で、各グループの会員など二十五人が参加した。
 開会式で中村会長が「これからも食の大切さを考え、付加価値を付けたい」。奥山支所長が「食の安全など課題が多いが、消費者の声に耳を傾け、安全・安心なものを届けたい」あいさつ、来賓が祝辞を述べた。
 ロバート・ウイットマー社会福祉法人道北センター福祉会理事長が「食糧自給率の食卓」をテーマにワークショップ。会場をレストランに見立て、料理の皿の大きさなどで世界や日本の自給率を説明。
 ウイットマーさんは「日本が十分に自給できるものに卵、牛乳、米がありますが、それらを作るにも餌や石油などが必要で、本当の自給率はゼロという矛盾を抱えている。しかし、日本の自給率四〇%を守るために農家は一生懸命働いている。問題は日本の消費者が現状を把握して、それらを大切にしていくこと」と話した。
 地場産農産物を活用した加工技術交換会では、「名寄産農産物をタップリ使った豚汁」と「風連産こめごころ(ほしのゆめ)の愛情タップリのおむすび」を作り、昼食。
 午後からは、会員交流で映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を鑑賞した。

(写真=ウイットマーさんから日本の自給率を学んだ交流会)


[ 2007-01-30-19:00 ]



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