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2007年1月25


ICU病棟や研修室を増築
医師増に伴い環境整備
名寄市立総合病院・4月から小児科は24時間対応

 【名寄】名寄市立総合病院(佐古和廣院長)は、四月から市立士別総合病院(吉川紀雄院長)の小児科を集約することなどに伴い、病院施設の増改築工事を計画している。医師や医局の環境整備を大きな目的としたもの。ICU病棟や研修室などを新たに建設する考えで三月に基本設計、六月に実地設計を行い八月から工事に取り掛かり、二十年秋に完成させる予定。また、小児科の集約化により、二十四時間常駐して小児だけに対応する休日・夜間救急に取り組むことにしており、小さな子供を持つ親にとっては、安心できる医療体制が整うことになる。
 小児科の医師不足は全国的に問題となっており、名寄市立総合病院への市立士別総合病院小児科の集約は、国などが都道府県に対して小児科医師の集約化・重点化によって適切な医療提供を求めていることが背景にある。この動きに伴って旭川医科大学でも、士別病院に派遣している小児科医師三人を十九年度から道北第三次保健医療圏の地方・地域センター病院としての指定を受け、上川北部医療圏をはじめ、宗谷、網走、留萌の各管内からも患者が搬送されている名寄病院に集約することに。
 名寄病院の増改築は、研修医制度の導入や今回の小児科集約による医師が増加。病院を新築した平成四年に比較して十八年十二月現在までで、医師が十九人増となる五十二人(研修医十人)となったため、確保体制も含めた医師の環境整備を図ろうというもの。三月に基本設計、六月までに実地設計を作成して八月に着工、二十年秋の完成を計画している。
 現在、具体的な工事内容を協議している段階だが、一階のリハビリ室と売店の間にある空き敷地(夏は花壇など景観に利用)に二階建ての施設を増築する。内容は、一階が医師の研修室や会議室、二階は西側の手術室と直結したICU病棟とする考え。さらに、救急患者用の診察室が手狭となっているため、一階救急入り口の西側に診察室と医局を増築することとしている。
 基本設計がまとまっていないため、増改築する面積などは決まっていないが、総事業費は約八億円を見込んでおり、病院では「財政状況が厳しいことからも事業費を最小限に抑えたい」と話している。
 また、十九年度からの名寄市立病院の小児科医療体制は、医師四人に士別病院の三人が加わって七人体制となる。休日と夜間救急の場合は直接来院してもらうこととなり、小児専門で対応する小児科医師を二十四時間常駐させる。さらに、現在十五床あるベッド数を五床程度増やすとともに、状況によってはほかの診療科ベッドも活用する考えだ。
 一方、士別病院は小児科をサテライト化して入院を中止。名寄から医師一人を派遣して平日のみの外来診察で対応するが、士別地域からの夜間や休日急患の場合、来院までの移動に二十分から三十分かかることから、スムーズで効率的な搬送体制の構築が必要となりそうだ。
 しかし、子供を持つ親にとっては、専門医師が二十四時間常駐して診察するのは望ましい体制。今までは、夜間・休日に救急外来で来院しても、当直医が専門医師でなかった場合、応急処置程度で帰されて専門医師の勤務時間帯などに再度来院してもらうケースが多かった。
 今後は、このような患者の不安や負担が軽減。少子化が進む中、親が安心して生活できる医療体制が構築されることとなるため、財政状況が厳しい中で巨額の事業費となるが、名寄市民にも理解が得られる施設整備となりそうだ。

[ 2007-01-25-19:00 ]


介護保険料を統一
市議会民生常任委・包括支援センで説明も

 【名寄】名寄市議会民生常任委員会(宗片浩子委員長)は二十四日、市役所名寄庁舎で開かれた。市が十九年度に開設する名寄市包括支援センターの条例制定や、四月から風連、名寄両地区の料金を統一する介護保険条例の一部改正などについて説明を受け、二月二日の市議会臨時会に提案することを確認した。
 四月からの開設に向けて条例を制定する同センターは、介護保険法の改正で各自治体に設置が義務付けられたもの。介護予防事業を中心として(1)共通的支援基盤構築(2)総合相談支援・権利擁護(3)包括的・継続的ケアマネジメント支援(4)介護予防マネジメント―の基本機能を持たせる。名寄庁舎にメーンセンター、風連庁舎にサブセンターを置き、保健師または看護師、社会福祉士、主任ケアマネジャーの専門職員が対応してサービスを提供する。
 介護保険条例の一部改正は、風連、名寄両地区で違う介護保険料の統一と「介護予防」の追加が大きなポイント。十八年度介護保険料は風連地区が基準月額三千六百七十五円、名寄地区三千六百六十七円で、旧両市町の料金体系となっていたが、十九年度から料金を統一することで合意しており、若干高い風連地区を名寄地区の料金に合わせることに。この料金の統一によって風連地区は、年間保険料が名寄地区と同額の四万四千円となり、年間で百円の減。
 委員からの「包括支援センターの管理体制とスタッフの人数、市民周知の方法は」との質問に、担当職員は「管理については、第三者的な運営委員会を設置する考えだが、内部の具体的な体制の構築にはもう少し時間がかかる。スタッフは名寄庁舎に五人、風連庁舎三人を配置する予定だが、臨時職員を四人程度増強しないと対応できないと想定している。市民周知は議会による承認後、広報や民生委員会を通じてのPR、各老人クラブ行事などで行う」と答え、理解を求めた。

[ 2007-01-25-19:00 ]

旧風連町の境界を縦走
なよろ山遊会設立10周年で・全行程70キロに挑戦

 【名寄】会設立十周年を記念し、なよろ山遊会(佐藤明会長)は、旧風連町境界縦走「風に吹かれて山稜を連ねよう」を企画。全行程約七十キロメートルを九ルートに分け、走破を目指している。
 山遊会は平成八年五月の設立。当初は名寄市役所のメンバーがほとんどだったが、中高年層を中心とした登山ブームも後押しし、現在は近郊の登山愛好者が加入し、四十四人で組織。道内各地や近郊の山々を登り、会員の親交を深めている。
 同会設立十周年と新名寄市誕生を記念し、名寄山岳会の協力で旧風連町境界縦走を計画。旧名寄市の境界は、昭和六十二年に名寄山岳会を主体とした「我が郷土をシュプールで結ぶ会」が縦走した経緯があり、今回は山スキーやスノーシューで旧風連町の境界を縦走し、地域の魅力を再発見しよう―と企画。
 縦走企画第一回目が、このほど行われ、ふうれん望湖台自然公園の北側稜線から道道下川風連線「パンケ越峠」まで約十二・六キロあるルートの縦走を実施。
 本隊(六人)とサポート隊(七人)合わせて十三人が参加。本隊がパンケ越峠、サポート隊が望湖台をそれぞれ出発。途中で両隊が合流し約五時間半かけて無事、望湖台に到着した。
 佐藤会長は「地図やGPS(全地球測位システム)を使って、現在地を確認しながらの縦走。三月二十五日ごろまでには走破したい」と話している。

(写真=旧風連町の境界縦走を目指すなよろ山遊会のメンバー)

[ 2007-01-25-19:00 ]

市内学校給食へ提供
名寄農業高校・チーズづくりで熱心に

 【名寄】名寄農業高校(八木啓充校長)は、二十四日から名寄市の学校給食に提供するストリングチーズの製造に取り組んでいる。
 同校、名寄市立大学、名寄市教育委員会による食育の「高大官連携事業」の一環。同校酪農科ではチーズを題材に、五月に「食と健康」で講義、八月に給食センター見学、十二月に実験実習「牛乳とチーズの成分〜乳糖の定量〜」などに取り組んできた。
 また、今月十九日には学校給食だより作成を行った。
 二十四日の作業には酪農科の二・三年生五人が参加。牛乳の水分を抜いたものを熱湯の中で練り合わせ、もち状にして粘り強く出してから、適度な大きさにちぎり、人差し指ほどの太さに伸ばし、水に浸して固めた。
 生徒たちはチーズの製造工程を学ぶとともに、子供たちにおいしく食べてもらえるよう期待を込めながら作業の手を進めていた。二十五日は名寄大学生も参加。二十六日までに千五百五十食分を完成させる。
 ストリングチーズは、二月一日に小学校の給食で配膳される。同日に同校生徒が東小学校を訪れ、チーズや牛乳の栄養、食事バランスなどについて説明。二十七日には中学校の給食に提供する。

(写真=1550食分のチーズ製造に励む名農生たち)

[ 2007-01-25-19:00 ]



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