地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2007年1月15


60歳以上の経営者多い風連地区
高収入比率高い智恵文
名寄市の営農意向調査・後継者対策が中心的課題

 【名寄】名寄市は、新しい農業・農村振興計画の策定のため昨年、全農家を対象に営農意向調査を実施した。この中で、経営主の年齢を調べたが、地区別にみると、経営主が六十歳以上の割合が一番高いのは名寄地区で、次に風連地区、智恵文地区の順となっていた。「後継者がいない」との回答は名寄地区、風連地区、智恵文地区の順に多い。特に名寄と風連両地区は「いない」との回答が過半数を占めており、高齢化傾向を考慮したとき、担い手対策が重要な課題であることを浮き彫りにした。また、農業収入では、智恵文地区が七百万円以上の農家比率が、三地区で最も多かった。
 旧名寄市と旧風連町が昨年、合併したことや、今年からスタートする品目横断的経営安定対策など農業情勢の変化に対応するため名寄市は、十九年度を初年度とする新しい名寄市の農業・農村振興計画の策定作業を進めている。
 その一つとして、農家の実態や将来計画などを確認する必要があり昨年、営農意向調査を実施したもの。現在の営農類型や収入構成、後継者の有無など、調査内容は五十四項目を設け、回収率は九六・七%と高いものとなった。
 経営主の年齢を名寄市全体でみると、五十歳から五十九歳までの年齢層が最も多く、三六%を占めた。これを地区別でみると、名寄地区は五十歳代と六十歳代の年齢構成が同じ比率で、いずれも三八%。風連地区は五十歳代が三四・三%に対し六十歳代以上が三五・三%で、六十歳代以上が最も多い。智恵文地区は五十歳代が三六・四%に対し、六十歳代以上が二九・二%。
 年齢構成の比率では、六十歳代以上の経営主は名寄地区が最も多いが、数的には風連地区が百五十五戸と多い。振興計画の期間である十年後を見据えると、現在の五十歳代が六十歳以上になる計算で、高齢化傾向は確実に進むことが見込まれ、後継者対策が課題となることを示している。
 だが、現状では後継者問題は厳しいのが実情。同じく地区別でみると、「後継者がいない」との回答比率は、名寄地区が五三・九%と最も多く、次に風連地区が五〇・七%、智恵文地区が三七・二%となった。
 高齢者が多い地区ほど「後継者がいない」との回答率が高いという数字で、あらためて後継者対策の強化が急務であることを示している。
 また、全体の農家戸数が多い、風連地区で「後継者がいない」と回答した農家数が多く、名寄地区の八十二戸、智恵文地区の三十五戸を足した数以上の二百十四戸となった。この後継者不足の数を証明する形で、経営の問題では「後継者がいない」が三地区とも最も多く、次に「高齢化で作業が困難」などとなった。
 経営者の高齢化と、後継者がいない状況の中で、将来の営農に対する考え方として「現状維持」を選択する農家が、三地区ともに多く、特に名寄、風連の両地区では、「現状維持」「農地面積拡大」に次いで、三番目に多かった回答が「経営の中止」。地域農業を持続可能なものとしていくために、担い手や中核農家の育成が重要な課題であることをうかがわせている。
 農家の収入をみると、七百万円以上の比率は智恵文地区が七四・一%とトップで、次に名寄地区が六二・〇%で風連地区は五五%だった。ただ、三千万円以上との戸数をみると、智恵文地区と名寄地区が同数の十六戸となっており、風連地区は十戸だった。
 また、経営規模では九ヘクタール以下は風連地区が最も多い五五・六%に対し、名寄地区は五一・九%、智恵文地区は二一・二%と、畑作地帯の智恵文地区の大型化が進む実態を示している。

[ 2007-01-15-19:00 ]


平穏な1年を祈願
名寄消防出初め式・地域の安全へ決意新た

 【名寄】十九年名寄消防出初め式が十四日、ホテル藤花で行われ、災害などのない平穏な一年であることを祈願した。
 名寄消防団(長谷川米茂団長)は、本部分団と第一分団から第四分団があり、今年は署員三十人、団員百一人のほか、来賓約百人が出席した。
 今年は式典に先立ち、ホテル藤花の駐車場で登梯(とてい)が行われ、団員が約三メートルあるはしごに登り、「夢まくら」「二本遠見」などといった見事な技を次々と披露し、出席者から大きな拍手を受けていた。
 式典では各種表彰の後、上川北部消防事務組合管理者の島多慶志市長が「昨年は合併して新名寄市が誕生し、新たな歴史の一歩を踏み出した。これからは、自分たちが礎を築くための先達として力強い発展の明かりをともし、次世代に継承したい。また、市民のニーズは多様化しているが、自分の命は自らの手で守ることを基本に防火、救急業務に積極的に取り組み、住民が安心して暮せる地域づくりに努力する」と告辞。
 続いて、三宅章同組合消防本部消防長の訓示と倉本滝男名寄消防署長の訓辞。来賓の加藤唯勝道議会議員、田中之繁名寄市議会議長らが祝辞を述べた後、長谷川団長が「地域に根差した活動を基本とし、住民の負託に応えていきたい。今後も変わらぬ支援を」と答辞、地域安全推進へ気持ちを新たにした。

(写真=団員たちが見事な技を次々と披露した登梯)

[ 2007-01-15-19:00 ]

大型店進出対応へ決意
下川町商工会の新年交礼会・優良従業員59人表彰

 【下川】下川町商工会(夏野俊一会長)の十九年度新年交礼会、十八年度永年勤続優良従業員表彰式が十三日、バスターミナルセンターで行われた。
 会員、来賓ら九十人が出席。夏野会長が「名寄へ大型店出店計画があり本日、近隣商工業界代表者、自治体首長が名寄市で対応を協議した。外資は地元経済に影響をもたらすがスズキとの経済交流、商工住宅推進など行政とともに地道な努力を続け、商工会としての責任を果たしていきたい」とあいさつ。
 表彰式に移り永年勤続優良従業員五十九人と、全国商工会連合会長表彰など九人に夏野会長から表彰状、記念品が贈呈、伝達された。安斎保町長、金澤博町議会総務文教常任委員長、田渕洋一道議祝辞の後、山形哲明上川北部森林管理署長の音頭で乾杯、懇親会を開き和やかに交流。大型店進出への対応に決意を固めていた。

[ 2007-01-15-19:00 ]

真っ白な雪面を歩く
北国博物館でスノーシュー講習会

 【名寄】北国博物館主催のスノーシューイング講習会が十三日、同博物館と周辺で開かれた。
 スノーシューイングは、スポーツ用に開発されたスノーシュー(かんじき)を付けて雪上を歩いたり走ったりするスポーツ。冬の新しい楽しみ方として、注目を集めている。
 講習会は、石川県立ろう学校教諭の井上明浩さんを講師に市民十五人が受講。井上さんは「雪上を歩いて移動するための道具として『わかん』『かんじき』と呼ばれる道具が代表的だが、西洋版のかんじきと考えると分かりやすい。もともとは北米の先住民が生み出した道具で、米国でのスノーシューの歴史は長いものがある」と解説。
 スノーシューの構造で、「シンプルで、だ円状にしたフレームの中にデッキをはめ込み、そこに足を固定するためのビンディングが取り付けてある。裏面には金具の爪がついていて、滑ったり後退したりすることなく斜面を登ることもできる」と説明した。
 講義の後、受講者は屋外に移動し、スノーシューを装着。真っ白な雪面の上を移動しながら自分の名前を描くなど、楽しみながらスノーシューイングの基本に触れた。

(写真=スノーシューイングの基本に触れた講習会)

[ 2007-01-15-19:00 ]



2007年

1月

1日
4日
5日
6日
7日
9日
10日
11日
12日
13日
14日
15日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.