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2006年11月28


移管後5年間は財政支援
職員待遇若干見直し
美深町特養民営化・就労条件の維持が必要

 【美深】美深町は、十九年度から町特別養護老人ホームの運営を民営化する方針でいる。移管先は町内で美深のぞみ学園を運営する「美深福祉会」(佐藤定春会長)。現在、特養には正職員、臨時職員、代用職員の計四十人いるが、十八年度末で美深町職員を退職し、美深福祉会の職員となる。今後は十二月に入所者の家族を対象に民間移管説明会を開催し、十二月の第四回町議会定例会で特養の関係条例改正案を可決させた後、協定を締結する見通しだ。
 特養の民営化は、十六年度に策定された「美深町行政改革大綱・推進計画」に含まれており、町財政の経費削減や施設の効率的運営を図る一方、民間のノウハウを生かしたサービス向上を目的としている。
 民営化に向けた取り組みは、行政改革大綱・推進計画の策定後に開始。町は、町内で障害者施設を持ち、地域に定着している福祉法人―との理由から、移管先を美深福祉会として協議を進めてきた。
 職員に対しては、数回にわたる個別の面談を行い、十一月に町と美深福祉会の代表者による民間移管の説明会を開催したが、一定の理解は得られた模様。今後も町議会の特別委員会や定例会などでの決定事項を報告していく。
 民営化後は、美深福祉会が現在の職員体制(介護士、事務員、栄養士、調理員など)や施設を引き継ぐ形となるが、自立運営をサポートが必要となることから、移管後五年間は段階的に財政支援を行う。
 また、運営は民間(美深福祉会)で、施設は永久に町有財産とする「公設民営」の体制とするため、町では建物や設備の整備に関しては計画的に行うことにしている。
 特養関連の予算は十八年度で約二億三千万円を投入したが、五年後には約二億円に圧縮できると試算している。
 町特別養護老人ホームは昭和六十一年に開設され、現在の入所者は定員いっぱいの五十人。今年は民営化を前に、四千三百六十万円を投入してボイラー設備の修繕を完了させている。
 ただし、民営化と同時に職員の給与や労働時間など待遇は若干見直される。
 特別養護老人ホームという性格上、民営化後も老人保健福祉の公共的施設として位置付けられるべきで、入所者へのサービスが低下することのないよう、職員の就労条件・環境の現状維持に努めることが必要となりそうだ。

[ 2006-11-28-19:00 ]


ポンプ車を更新
名寄消防署・水槽の搭載水量もアップ

 【名寄】名寄消防署(倉本滝男署長)に、このほど、新型の「水槽付ポンプ車」が導入され、二十八日から運用を開始した。
 これまで活躍してきた「水槽付ポンプ車」は、昭和五十七年に購入したもので、ポンプやエンジン性能が落ちるなど老朽化が進み、更新したもの。購入価格は五千五百万円。同消防署が有するポンプ車は全部で五台となっている。
 「水槽付ポンプ車」は、車両自体のタンクに水を搭載。消火栓といった水利がない場所でも、ある程度の時間にわたって放水が可能。新たに導入した「水槽付ポンプ車」が搭載できる水量は、これまでの三トンから三・五トンにアップ。車両の側面部には上川北部消防事務組合のマークが記されている。
 同日午前九時半から市役所名寄庁舎前で、新型車両が初披露。同事務組合管理者の島多慶志市長や今尚文副市長、田中之繁市議会議長らが車両を確認。同消防署は「特に郊外への緊急出動など、少しでも水を多く搭載できるほうが効率的な消火活動ができる」と説明し、万一の事態に気持ちを引き締めている。

(写真=車両が披露された新しい水槽付ポンプ車)

[ 2006-11-28-19:00 ]

地域で会はぐくむ
SON北海道名寄地区会・関係者が集い発足式

 【名寄】スポーツやボランティアとの触れ合いを通じながら知的発達障害のある人たちの社会参加を促進する「スペシャルオリンピックス日本(SON)・北海道名寄地区会」の発足式が二十五日、紅花会館で開かれ、新たなスタートを祝った。
 スペシャルオリンピックスは、知的発達障害のある人たちに、日常的なスポーツトレーニングと成果を発表する競技会を、年間を通して提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織。スポーツトレーニングプログラムに参加する知的障害のある人は「アスリート」と呼ばれている。
 名寄地区会の発足を目指し、十七年五月に初めてSO勉強会を名寄で開催。今年に入り、一月には名寄ピヤシリスキー場を会場に、アルペンスキーのコーチクリニックを開催。二月中旬には道運営委から「名寄地区準備会」としての認証を受け、道夏季大会参加や陸上競技のコーチクリニックなど精力的に活動。十月の道運営委で、名寄地区会の発足が正式に承認された。道内では事務局のある紋別市をはじめ、札幌、小樽、釧路、帯広に次ぎ、名寄は六番目の地区会発足。
 式には名寄地区会の役員、福祉関係者をはじめ、SON北海道地区の役員やアスリート、コーチなど約三十五人が出席。新沼透SON北海道地区副会長から名寄地区会長に就任した久保田宏名寄市立大学長に、北海道地区会旗が手渡された。
 久保田名寄地区長が「知的発達障害のある人が、日常のスポーツを通じ社会参加を目指すという趣旨と、この会が学生をはぐくむとともに、大学と地域の交流の場となることに期待を込め、地区長を引き受けさせていただいた。皆さんの支援の下、立派な会に育てていきたい」とあいさつ。
 名寄地区会発足までの経過報告などに続き、来賓の今尚文副市長、新沼副会長が祝辞。交流会では、今年十一月上旬に熊本市で開かれた「二〇〇六第四回SON夏季ナショナルゲーム」に出場した下川町一の橋在住、小峰雅典さん(24)の健闘を報告するなど、なごやかな雰囲気の中で、地区会の発足を祝った。
 名寄地区会の発足に伴い、名寄市立大学にも「SOサークル」を発足させるなど地域ぐるみで会の発展を目指し、今後、会員やアスリート、ボランティアスタッフの募集を行っていく。

(写真=会の発展を願ったSON北海道名寄地区会の発足式)

[ 2006-11-28-19:00 ]

南極料理人の西村氏招き
東風連小でPTA教育講演会

 【名寄】東風連小学校(田中和幸校長)PTA(前沢良彦会長)が主催するRTA教育講演会が二十五日、同校で開かれ、「面白南極料理人」などの著書で知られる西村淳さんを招いた。
 同講演会は、名寄市生涯学習振興対策事業を利用して開催。
 西村さんは留萌市出身。父親の仕事の関係で中学生時には名寄市に住んでいた。第三十次、第三十八次の南極観測越冬隊への参加経験があり、現在は海上保安庁に勤務、巡視船「みうら」に乗務している。
 今年は日本の南極観測開始から五十年が経過したことから、講師に西村さんを招き「南極のおいしいくらし方」をテーマに講演した。
 南極の寒さについて「年平均気温はマイナス五七度。コップにお湯を入れて空中に放り投げた瞬間に氷になる」と観測隊参加で得たことを伝えた。
 また「厳密に言うと、南極では雪ではなくダイヤモンドダストが降る。長年、ダイヤモンドダストが降り積もることで圧縮された巨大な氷ができる」と環境を説明。
 料理実演では「チョコフォンデュ」を振る舞ったが、出席者は食パンやマシュマロに付けて味わったり、南極の氷に触れる場面もあり、西村さんの体験談から南極の気候の厳しさや生活状況などを感じ取っていた。

(写真=南極観測隊での体験談などを語る西村淳さん)

[ 2006-11-28-19:00 ]



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