地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2006年11月21


将来人口28000人
市が基本構想案示す
総合計画策定審議会・大学生かした活性化意見も

 【名寄】第三回名寄市総合計画策定審議会(藤田健慈会長)が二十日、名寄市立大学で開かれた。「自然の恵みが人と地域を育み市民みんなで創る心豊かな北のまち・名寄」を将来像に掲げ、「協働」「健康」「生活」「活力」「人づくり」を基本理念とした、まちづくり推進を盛り込んだ基本構想案が示された。また、新市の将来人口推計(十年後)を二万八千人に設定したが、委員からは、四年制大学に生まれ変わった名寄市立大学を生かしたまちづくりや人口減の歯止め策などの意見も出された。
 審議会には委員五十五人が出席。藤田会長、島多慶志市長のあいさつに続き、市側から、八月から九月にかけて開催された地域懇談会やアンケートの結果内容などが報告された。
 新たに示された基本構想案は、同懇談会で市民から出された意見要望や、合併協議の中で策定した新市建設計画などを基にまとめた。総合計画の基本構想は、まちづくりの目標を定めて実現するための基本的な方針を示すもので、新名寄市の構想案は、計画期間を十九年度から二十八年度の十年間とし、五年ごとに前期と後期で区分。
 「協働」「健康」「生活」「活力」「人づくり」の五つを基本理念とし、基本目標の「市民と行政との協働によるまちづくり」「安心して健やかに暮らせるまちづくり」「自然と環境にやさしく快適で安全なまちづくり」「創造力と活力にあふれたまちづくり」「心豊かな人と文化を育むまちづくり」の五分野で、まちづくりの具体的な方針内容が示されている。
 同大学社会福祉学科の佐藤信助教授がまとめた名寄市の将来人口推計では、佐藤助教授が「名寄市は、年間の出生と死亡による自然増減の差はほとんどないが、転入と転出の増減による人口減が大きい。名寄市立大学の開学と少子化対策の効果を合わせて推計した数字を基本とするのが理想で、最終年度となる二十八年度の人口は二万八千人とすることが望ましい」と説明した。
 このほか、同大学の学生が全学年そろうまでの支援金などで十九、二十年度は著しく基金に依存した厳しい運営が強いられる財政見通しや同審議会内に設置した総務、市民生活環境、保健医療福祉、教育文化スポーツ、産業経済、都市基盤整備の各専門部会から総合計画に登載する基本計画の協議経過が報告された。
 委員からは人口減に歯止めをかける内容の声が多く、「四大化によって若者も増えるが、市外からお年寄りも移り住むようなまちづくり施策も必要では」「名寄市立大学の存在価値を高める意味でも、雇用の場を確保する」などの意見や要望が出された。
 島市長は「人口減少の防止策として、四大化の要因も含めた展望を見出していきたい」などと答え、理解を求めた。

[ 2006-11-21-19:00 ]


食ふぉーらむと同時開催
美深住民自治福祉大会・新そば試食や村上医師講演会

 【美深】第六回住民自治福祉大会が十八日、町文化会館で開かれ、美深産の新そばを味わったり、健康づくりの講演を聴いた。
 美深町社会福祉協議会(教重文雄会長)、美深町自治会連合会(同会長)が主催。住民が自治会活動に積極的に参加することで、共に支え合う地域づくりを目指すとともに、心豊かな福祉活動の一層の推進を図ろう―と毎年開催している。今年は「健康長寿の笑い顔が町の元気をつくる!」がテーマ。
 午前中は、町民有志が集まり農畜産物の地産地消を目標にフォーラムや試食会などを展開している「びふか『食』ふぉーらむ」(神野充布会長)の後援で「第四回びふか『食』ふぉーらむ」を開催、「健康屋台村」が設けられた。今回は「そば」を食材とし、「新そばを食べて延びる寿命七十五日」と銘打った。
 美深では百八十六・三七ヘクタール(十八年度)のそば畑が作付けされているが、多くは道内外に出荷され、町内で美深産そばを食べる機会は少ないといわれている。
 同ふぉーらむでは、これまで単独でフォーラムを開催していたが、今回は多くの町民が集まるイベントとタイアップすることで、地場産品の良さを広く知ってもらい、地元での消費拡大を目指した。
 当日は、美深産の新そばを手打ちし、四百五十食の「二八そば」が振る舞われた。会場には新そば試食を待ち受けていた町民が次々と訪れ、収穫間もないそばの香りを感じながら、味が濃く、こしの強いめんをすする音が聞かれた。
 名寄地区そば打ち愛好会の協力による手打ち実演、そばに関する雑学やクイズのパネル展示が行われたほか、町保健師による血糖値測定などの健康チェック、農産物や加工品の販売もあり、にぎわいを見せていた。
 昼からは、もちや雪中キャベツなどが当たる「お楽しみ抽選会」に引き続き、「健康講演会」が開かれ、講師に歌登町(現・枝幸町)出身の医師で、平成十年から今年三月まで瀬棚町国保診療所長、現在は新潟県湯沢町保健医療センターに勤務する村上智彦さんを招いた。
 「Dr村上の美深町でも出来る健康づくりのススメ」を演題に、同診療所の内部や瀬棚町で実践した地域医療の取り組みなどを紹介した。

(写真=そば打ち愛好会による実演も行われた食ふぉーらむ)

[ 2006-11-21-19:00 ]

答申と施設改修で説明
名寄小学校給食セン運営委・未納や配送に意見も

 【名寄】第二回名寄市学校給食センター運営委員会(早川正一委員長)は二十日、風連福祉センターで開かれた。委員たちは、名寄・風連学校給食会合同理事会に答申された両学校給食会の統合内容や名寄市学校給食センターの改修について説明を受け、十九年度からの統合に向けて理解を深めた。
 運営委員会には委員など十九人が出席。早川委員長と藤原忠教育長が「食育の推進を大きな柱に、施設統合による効率的な運営が重要。施設改修で正式に合併特例債事業に認定されたことからも、心の合併を進めながら十九年度以降もより良い給食体制構築に努めたい」などとあいさつ。
 続いて、飛田聖名寄市学校給食センター所長が答申内容と施設改修で説明した。
 この中では「工事は学校給食に影響が出ない冬休み期間中に行う。福祉給食についてはストップするが、代替策を協議中」。今後の課題で「統合後の雇用は、合併による調理業務などの負担を割り出して検討する。名寄地区は市の直営、風連地区は運送業者に委託している配送業務は、近隣自治体の動向も参考にしながら慎重に協議する。保温対策では、実際に走行実験をした中で決めていく」と説明。
 また、栄養教諭制度の導入では「風連と名寄両地区の栄養士二人が資格取得に向けて勉強中で、夏休み講習と市内小学校での教育実習を終えており、冬休み講習を修了すると栄養教諭免許を取得できる。だが、栄養教諭制度の導入は道教委でも方向性を出していないため、一定程度の内容が示された段階で市教委と導入について協議する」と考え方を示した。
 委員からは、給食費の未納問題と給食の配送方法で質問が出され、飛田同所長は「未納は全国的な問題だが、払わなくてもよいという風習にならないよう取り組んでいく。配送は、届け先までの距離と走行時間などを考え、回収作業も含めて効率性の高い方法を検討する」と答え、十九年度からの統合に協力を呼び掛けた。

[ 2006-11-21-19:00 ]

一本桜を治療
下川武藤さん宅の牧草地・NPO森の生活がボランティア

 【下川】NPO法人「森の生活」(奈須憲一郎代表)の会員たちが十八日、班渓の酪農業、武藤寅二さん宅の牧草地にある一本桜の治療をボランティアで行った。
 この桜は武藤さんの先代が同地区に入植、開墾した際に残されたもので、樹齢八十三年とのこと。「森の生活」は森林療法など、五味温泉裏に広がる「体験の森」でさまざまな取り組みを展開中。「体験の森」散策路から眺める一本桜は、そのシンボル的な存在。今年五月、満開の桜の下で「森の生活」の企画・演出で会員の男女が結婚セレモニーを行い、永遠の愛を誓った。
 この一本桜は直径五十センチ、高さ十三メートルの立派な姿。しかし、寄る年並みで老朽化が進み幹の内部は大きな空洞。根の付近と高さ一・五メートルの場所に最大幅二十センチ、長さ五十センチの腐食穴。雨水が入ると一層、腐食が進む心配があり、今回のボランティア活動となった。
 「森の生活」副代表の小日向昭さんや会員の斎藤丈寛さん(町職員)、今春、桜の下で結婚式を挙げたカップルの四人が脚立、ブラシ、発泡材、ネットなどを持参して現地へ。桜の幹を点検。腐食した穴を清潔にしてから発泡ウレタンを吹き付けた。
 また、根の腐食部には不定根が生えており、「生きる力になるはず」と近くの森から腐葉土を採取して盛り込んだ。
 一同は「これまでの台風や低気圧にも耐えてきた一本桜。これで少しでも元気になって、また春にきれいな花を咲かせてほしい」と願いを込め作業を続けていた。

(写真=一本桜を治療するNPO森の生活の会員たち)

[ 2006-11-21-19:00 ]



2006年

11月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.