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2006年11月15


道北農業振興にエタノール
産学官一体で取り組み
27日に市内で研究会発会式・実現に向け期待高まる

 【名寄】道北の農業振興にエタノールを―。国によるバイオ燃料の普及に向けた動きが本格化する中、市内でも、ビートや小麦などの農産物を活用したエタノール製造を模索する「道北型アグリ・E10研究会」(仮称)の立ち上げが正式に決まり、準備が進められている。民間、大学、行政の産学官が一体となり、道北で生産されている農作物を活用したエタノール製造の調査、研究に取り組む考えで、コスト面などの問題をクリアした採算が見込めるエタノール製造の実現に期待が高まっている。また、同研究会の発会式は二十七日に市内で行う予定。
 国内の原油は約五〇%を輸入に頼っており、このうち九〇%が中東国に依存。さらに、原油価格の高騰が続いていることなどから、日本でも石油代替燃料の開発を進め、総合的な対策強化を図ろうとしている。
 こうした動きがある中、昨年発効の「京都議定書」に盛り込まれたバイオ燃料五十万キロリットルの目標達成計画を受け、農林水産省は、国内農産物を原料としたバイオ燃料の生産から消費までの施設を全国三カ所に整備し、五年後に年間五万キロリットル以上の生産を目指す。
 環境省でも、ガソリン代替燃料「バイオエタノール」が世界的に使われている実態から、自動車燃料の利用促進を重点施策に位置付けたほか、経済産業省ではエタノール混入一〇%のための法律改正を検討。政府によるバイオ燃料の実用化に向けた動きが本格化している。
 この状況を踏まえ、道内でも大きく動き出しており、JAグループ北海道が、国内最大のバイオエタノール実証プラントを十九年度、十勝に建設する方針を固めた。
 また、九月の道議会定例会では、地元の加藤唯勝議員が地域農業振興に視点を充てたエタノール製造にかかわる一般質問を行い、道は道北地域を含めた道内エタノールを製造するため、庁内プロジェクトチームで取り組んでいく考えを明らかにしている。
 名寄市内でも、課題となっている基幹産業の農業振興や農産物の余剰問題に風穴を開けるものと考え、趣旨賛同者で研究会を立ち上げることになった。民間、大学、行政の産学官が一体となって取り組むこととしており、道内ではビートや小麦、トウモロコシなどからのエタノール製造が考えられているが、研究会ではさらに、道北地域で生産されている農産物を活用した調査、研究を進める。
 同プロジェクトチームの受け皿組織とも位置付けており、今回は市内のみの立ち上げとなるが、今後は年間約三十六万dのビートを集荷し、砂糖を生産する日甜士別製糖所をはじめ、士別市にテストコースがあり、エタノール専用自動車の研究と開発を進めているトヨタ自動車なども視野に入れ上川北部全体に活動の枠を広げていく。
 しかし、あくまでもスタートの段階であることから、調査、研究内容はこれから協議して段階的に進めていく考えで、関係者は「コスト面などの課題もあり、来年にならないと方向性が見えない部分も多い」と話しており、具体的な活動を進めるまで一定程度の時間が必要となりそうだ。
 二十七日に市内で行われる発会式では、道の担当職員を招いての情報開示や現況説明も予定している。

[ 2006-11-15-19:00 ]


風連給食センターを有効活用
構造など確認し協議
名寄市議会決算委・未納に対策委員会を設置

 【名寄】名寄市議会の十七年度決算審査特別委員会(佐藤靖委員長)は十四日、市役所名寄庁舎で開かれ、教育費、公債費、諸支出金、職員費、予備費などで質疑を行った。
 風連地区の教育費で、田中好望委員が風連中学校の改築・改修のスケジュールで質問。
 木田雅博施設整備担当参事は「文部科学省が示している施設整備は、耐震化事業を中心に各市町村が整備するという指針がある。十九年度に中学校施設整備計画を策定し、情報収集を進めて早い時期の改築・改修を目指したい」。
 村端利克委員は統合後の風連町給食センターの活用法、いじめの対応策で質問。
 飛田聖学校給食センター所長は「風連給食センターは昭和四十八年九月に設置され、築三十三年経過している。廃止後の利用は施設構造などを確認した上で、どのような活用方法が良いのかを関係部署と協議し、有効活用したい」。
 水口正博教育部参事は「いじめを発生させないためには、子供の心を育てることが肝要。日ごろから命を大切にする指導が大事。教育委員会、保護者の連携で、より一層の指導充実を図りたい」。
 谷内司委員は、給食費の未収納回収への対応策で質問。
 飛田同センター所長が「今後、未納対策委員会を設置して学校、委員会、給食センターが一体となって対応していく。対応例として、新入生の保護者との誓約書の取り交わしや、他市町村の対応策を参考にしながら民事訴訟も頭に入れ、未納解消に図りたい」と答えた。

[ 2006-11-15-19:00 ]

2人の作品が難関突破
下川商業高校写真部で快挙

 【下川】下川商業高校写真部の二人の作品が、このほど、札幌市・札幌コンベンションセンターで行われた北海道高等学校文化連盟(高文連)五十周年記念総合文化祭に選抜され展示された。
 二人は、三年生で同校写真部長の大沼亜祐未さんと二年生、松本和成君。大沼さんは三年前、松本君は二年前から写真を撮り始め、今年の高文連名寄支部写真展に応募。
 松本君の作品は、自宅前の畑で野菜の上をはう一匹のアリをマクロレンズで撮影した「探検中」。名寄支部写真展では準特選。大沼さんは、二本のほ乳瓶で授乳している様子をとらえた「飲んでよ!」が入選。高文連写真展全道大会に出品され、二人とも入選を果たしていた。同展には全道から約四百点の応募があり、入選以上は四十五点という狭き門。
 高文連五十周年記念総合文化祭は写真、美術、書道、新聞、文芸など多彩な内容。そのうち写真は五十点。高文連写真展全道大会、石狩管内を中心の高文連写真コンクール入選の双方から選抜された。上川管内からは六点(下川商業二点、旭川工業四点)だけ。
 主催者が全紙サイズにプリントし額装。展示を終えた作品がこのほど学校へ戻ってきた。二人は「自分の作品がこんなに大きく立派にプリントされ、学校に保存されることになったのはとてもうれしい」と感激。写真部顧問、稲津雄二教諭も「五十年に一度の記念すべき文化祭に選抜され、本人たちの自信になったでしょう」と喜びの表情だ。

(写真=選抜作品を手にする松本和成君と大沼亜祐未さん)

[ 2006-11-15-19:00 ]

基本ルールなど学ぶ
西小6年生がカーリング

 【名寄】名寄西小学校(荻山伸樹校長)の六年生五十三人は、総合的な学習の一環で十四日、サンピラーパーク内「ふるさと交流館」のカーリングホールでカーリングに挑戦した。
 同校六年生は、昨年、総合的な学習で「名寄」についてさまざまなことを学んできたが、このほど、同館が完成したことから、同学習の一環としてカーリングを体験することになった。
 児童の中には経験者が三人いるが、ほかの児童は初めての体験。また、小学生の同館カーリングホールの利用は初めてとなる。
 児童の保護者に、名寄カーリング協会の小川健二指導部長がいることから、同協会から小川部長ら会員六人が指導に当たった。
 児童たちは、ストーンの投げ方などの基本やルールを学んだ。最初うち氷の上でうまくバランスがとれず転んでしまう児童の姿が見られたが、次第に上達して簡単なゲームも行った。

(写真=ストーンの投げ方など基本を学んだ西小6年生)

[ 2006-11-15-19:00 ]



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