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2006年11月2


単価は最大で4円の減額に
統合内容まとめ答申
名寄、風連学校給食会理事会・対策委員会設置し未納防止

 【名寄】第四回名寄・風連学校給食会合同理事会が一日、名寄学校給食センターで開かれた。十九年四月の統合に向け、両地区の違いを擦り合わせる給食部会(吉川一茶部会長)と献立部会(丸山優子部会長)を理事会内に設置して協議を進めてきたが、このほど統合内容がまとまったため、両部会が名寄と風連の学校給食会に答申した。また、引き続いて風連給食会が臨時総会を開いて答申内容を承認。二十八日午後六時半から市民文化センターで開く名寄給食会臨時総会でも承認されると、十九年四月から名寄市の新しい学校給食体制がスタートする。
 統合に向けた作業は、名寄市学校給食会(吉川会長)と名寄市風連学校給食会(大久保清人会長)の合同理事会の中に、両地区で違いのある給食費や試食費などを協議する学校給食部会と、献立内容や保温対策などについて協議する献立部会を設置して進められた。
 両部会から答申された内容では、風連地区が小中学校とも一段階(小学校一食二百三十五円、中学校二百七十五円)。名寄地区が小学校三段階(低学年一食二百三十一円、中学年二百三十四円、高学年二百三十九円)、中学校一段階(二百七十九円)と両地区で格差が生じ、父母の注目を集めていた給食費単価は、小学を三段階、中学を一段階とした。金額は小学校低学年二百三十一円、中学年二百三十三円、高学年二百三十五円。中学校二百七十五円とし、名寄地区側で最大四円の減額となった。また、物価変動で食材費が困難となった場合は、検討委員会を設置して適正な給食費に改定する。
 風連地区ゼロ、名寄地区約四百万円の給食費未納問題の対策で、徴収方法は両地区ともに従来通りとするが、学校、PTA、給食センターが一体となった取り組みを展開するため、対策委員会を設置する。
 名寄地区のアレルギー給食と風連地区の代替給食の違いは、名寄学校給食センターで実施しているアレルギー給食実施基準を基本に、風連地区でも実施することとし、事前周知を図る。
 合同理事会では吉川会長と大久保会長が「集中的に作業を進め、互いに理解も深め合った。今後も子供の成長を第一に考え、協議してきた統合内容を全保護者に周知して理解を求めたい」があいさつ。続いて、両部会を代表して丸山部会長が吉川、大久保両会長に統合内容を記した答申書を手渡した。
 答申内容を承認後、藤原忠教育長が「保温対策については最善の努力を行うほか、センター施設を統合することからも、風連地区の保護者には名寄センターで作っている給食の試食もしてもらいたい。食育の推進は、道教委でも青写真が明確になっていないが、栄養教諭の取り扱いも含め、今までより一歩踏み込んだ取り組みをしていきたい」などと述べ、今後の学校給食体制への協力も呼び掛けた。

[ 2006-11-02-19:00 ]


秋の叙勲に本紙管内2人
瑞宝単光章・小野助則さん
瑞宝双光章・野津眞喜子さん

 十八年度秋の叙勲が発表され、本紙管内では名寄市から二人の受章が決まった。瑞宝単光章には消防功労で西一北二の元名寄消防団副団長、小野助則さん(74)、瑞宝双光章に更生保護功労で西三南一の保護司、野津眞喜子さん(70)が、それぞれ受ける。二人とも長年の地道な活動が評価されたもので、足跡を振り返りながら受章の喜びをかみしめている。
 小野助則さん 消防功労(瑞宝単光章)=名寄市西一北二=昭和七年七月、名寄市の生まれ。学業を修了後、家業の馬車や馬そりの製作所で働き、三十三年から市内でタイヤの販売会社を経営。二十九年に名寄消防団に入団(第二分団)。六十一年に副団長に就任。平成十年三月、退団した。
友人の父親の勧めが入団のきっかけ。「当時、建物といえば木造だったため、火の勢いは強く、延焼を食い止めるのは一苦労。入団して間もなく大火事が発生したが、ただ走り回るだけで、何もできなかったことを覚えています。そのときは、『えらいところに入ってしまったな』と思いました」と話す。
 昭和中期で、緊急出動には馬が活躍したという。「エンジン付きのポンプを夏は荷車に、冬はそりに載せ、馬で引いて現場に駆け付けた。仕事で馬がない場合は、人力で押して出動したこともいい思い出です」と振り返る。
 長年の活動がたたえられて「何十年と暮らしている名寄のために、少しは力になれたと思っています。先輩団員の指導、同僚の協力、家族の理解があって四十四年間、務めることができ感謝しています」と語る。

 野津眞喜子さん 更生保護功労(瑞宝双光章)=名寄市西三南一=昭和十一年四月、宗谷管内枝幸町の生まれ。稚内高校を経て、専門学校を修了。名寄に移り住み、昭和五十三年から保護司。罪を犯した人たちの更生に親身の世話をしてきた。受章の知らせに、「私が叙勲受章と驚いてしまいました。まだ実感が伴わず、戸惑っているところです」という。
 保護司となって、間もなく少年を担当。「事前に研修や講習を重ねてはいるものの、実践ともなると必死の状態で、私の対応の固さになかなか相手も話しをしてくれませんでした。それでも相手にも緊張させないように、弁当を持ってピクニックまがいのことをやって話を引き出そうと工夫したこともあり、これも懐かしい思い出です」と。
 保護司としての心掛けは「相手の話によく耳を傾け、一緒に考えること。加えて家庭、学校、地域社会の教育機能、更生する人への理解と協力、本人の努力と周囲の指導援助が必要と思います。今日まで、指導、支援を賜りました旭川保護観察所長をはじめ観察官、職員の皆さま、暖かく見守り育ててくださいました保護司会名寄支部の諸先輩と会員の皆さまに深く感謝申し上げます。今後もこれまでの経験を生かして、少しでも役に立ちたいと思います」と感謝の表情を見せている。

(写真上=瑞宝単光章の小野助則さん)
(写真下=瑞宝双光章の野津眞喜子さん)

[ 2006-11-02-19:00 ]

市民と行政協働のまちづくり
18年度中に報告書を作成
名寄・自治基本条例庁内検討部会

 【名寄】第一回自治基本条例(仮称)庁内検討部会が一日、市役所名寄庁舎で開かれた。市民主役のまちづくりを進めるための行政運営基本方針となる「自治基本条例」策定の流れ、庁内検討部会の役割や運営についての説明を受けた委員たちは、まちづくりの基本方向の一つである「市民が主役の参画と協働のまちづくり」を目指して気持ちを新たにした。
 庁内検討部会は総務、生活福祉、経済、建設水道、教育の五部を中心に係長職以下の職員二十一人で組織。調査・研究の支援などを行う助言者として札幌大学法学部の浅野一弘助教授がアドバイザーとして参画する。
 部会は、市民と行政の協働によるまちづくりを推進するため、行政運営に関する基本的な考え方や仕組みなどを調査、研究、討議し、条例策定に資することを目的とした機関。
 職員間の共通認識を図りながら条例の必要性や実効性の討議、名寄らしい条例の検討、個別条例や施策との関係整理などを行い、十八年度中に検討結果を報告書にまとめ、新名寄市の自治基本条例の土台をつくる。
 次のステップとして、十九年度に公募市民や団体推薦市民ら約二十人で組織する市民検討委員会を設置。庁内検討部会でまとめた報告書を基に、名寄らしい条例骨子の検討のほか、骨子作成では市民への情報提供、広く市民との意見交換でシンポジウムなどの開催し、より名寄らしさを追求していく。
 また、市民検討委でまとめた骨子は、十九年度中に設置予定の市民策定委員会で条文化して市長に答申。二十年度の制定を目指す。
 島多慶志市長は「住民と協働のまちづくりを進める上で、皆さんは担い手としての責任がある。自治基本条例を住民と一緒になって策定するという気持ちで、庁内で検討を進めてほしい」とあいさつ。座長に議会事務局議事係長の久保敏さん、副座長に経済部農務課農政係長の臼田進さんを選んだ。

[ 2006-11-02-19:00 ]

冬の交通環境充実を
名寄大学と市長との懇談会・若者目線の意見数多く

 【名寄】若者の声をまちづくりに―。名寄市立大学生と市長との懇談会が、一日正午から同大学で開かれた。交通環境の充実や商店街の活性化など若者視点で幅広く意見や要望が出され、島多慶志市長は「行政だけで対応できない面もあるので、関係機関や団体にも皆さんの声を届けて実現できるよう取り組みたい」と話した。
 十九年度からのスタートに向けて策定作業を進めている、新名寄市総合計画に反映させようというもの。同大学のイベントなどを企画する学生自治会(押野努執行委員長)の協力を得て開催され、役員など学生代表十六人が参加した。
 島市長が「若い目線と新鮮な感覚でまちづくりの意見を出してほしい」とあいさつ。
続いて、参加したすべての学生が市外の道内出身者のため、自分が住んでいたまちと名寄市の違いも含め全員から意見などを聞いた。
 この中では「夏は自転車があるため、遅い時間帯まで開いている徳田ショッピングセンターへ買い物に行ける。しかし、学生の多くが大学周辺に住んでおり、冬になると自転車の利用が困難なため、市街地への買い物が不便で、市内バスは遅い時間帯の便がないため、利用しにくい」「冬期間の歩道除雪状況が良くない。高齢者も多いので配慮ある対策を」など、この地域と学生ならではの声が数多く出された。
 また、「雪質日本一で終わるのではなく、スノーボードを活用したイベントなど、短大から大学となって若者が増えていることからも、若い人たちが参加できる企画を取り入れたまちづくりを」など若者目線の意見も。
 島市長は「除雪については経費面で調整が難しいことを理解してほしい。交通面は、移動の負担も軽減することなどを目的にまち中居住を考えているが、時間がかかる問題。冬の買い物行動範囲も含めて市内バス運行の時間を協議していきたい」などと答え、理解を求めた。

[ 2006-11-02-19:00 ]



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