地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2006年10月22


森林被害2億円を突破
下川2000年の森展望台が丸裸・低気圧のツメ跡さらに拡大

 【下川】七日から八日にかけての低気圧被害は、その後、調査が進むにつれて拡大。下川では強風で生育途中のトドマツなどがなぎ倒され、これまで判明した林業被害だけで二億円を突破した。同日現在の町内の被害総額は二億七千五百六十九万円。この後も被害額は増大しそう。
 同日現在でまとめた町内の低気圧被害は、強風と集中豪雨により農業関連がハウス倒壊五十三棟、畜舎破損七カ所、農業舎一部破損四カ所など五千七百万円。土木被害は橋、道路、地滑りなど四カ所で三十九万円。衛生施設は水道関連二カ所で十二万円。社会教育施設は、おうるなど三カ所で十九万円。住宅被害二カ所で五万円など。
 これに対し林業被害は二億一千七百六十一万円(森林保険評価額で仮算定)。町有林百六十三ヘクタール、民有林七十六ヘクタールの合わせて二百三十九ヘクタールで被害が出た。町有林は八割まで調査が完了しているが、林道が倒木でふさがれ、実態がつかめない部分が残っている。民有林の被害調査はこれから本格化する段階。
 町商工林務課によると「被害は二年前の台風18号の約三倍に達する見込み」という。安斎保町長は「せっかく育ててきた森林が、一夜にして無残な姿に変わり果ててしまった」とがっくり。十一月初旬には臨時町議会を召集、被害木の処理、森林再生などで補正予算を提案したい考えだ。
 被害林の中には、ペンケ地区町有林のシンボルとなっている「二〇〇〇年の森」展望台周辺のトドマツ林数ヘクタールも含まれる。同展望台の東側斜面がなぎ倒され、同展望台がほぼ裸にされた。二年前の台風で大きな被害を受けた地域の隣接地。林業関係者は「集中豪雨で地盤が緩んだところを強風に襲われた。根本から横倒しとなった倒木もあり、傷みがなければ木材として活用できるものもあるはず」とみている。
 今回は町の中心部より山間地に集中豪雨。アメダスサンル観測所では、二日間の降雨量が二二六ミリに達した。このため名寄川、サンル川が増水し、道道、国道の一部に被害が出た。北町の農家は「一年に二度も畑が冠水するのは、初めて」と肩をすくめていた。

[ 2006-10-22-19:00 ]


名寄5900万円、美深8500万円
10月上旬の低気圧被害・農林業で影響大きく

 【名寄】今月上旬、台風並みの風と雨をもたらした低気圧による被害状況が明らかとなった。名寄市のまとめによると、総被害額は約五千九百万円に上った。
 被害状況は、農業被害がビニールハウスや納屋の倒壊は二百十七件、被害額は約二千二百七十万円。ハウス内のキュウリや長ネギ、ホウレンソウといった作物に被害が及んだ。全道各地で猛威を振るった十六年九月の台風18号時と比較すると被害は少なく、市担当は「ハウスが全壊した個所は、ごくわずかで一部分が倒壊しているものが大半を占めた」と説明。
 一方、樹木の倒木は市有林での四千三百十三本、なよろ健康の森、公園、街路樹など合わせて五千本、被害額は約二千九百万円。
 屋根が強風で損壊するなどといった建物の被害は十八件、被害額約三百四十万円で公共施設ではリサイクルセンターのシャッターが壊れた。ほか、名寄庁舎と風連庁舎を結ぶ光ケーブルも一部で断線し一時、通信障害も発生。商店街の看板が強風で倒れたり、小中学校では物置が倒壊する被害が報告されている。
 市は、災害復旧予算を組む―としているが、風速が弱かったことなどで、災害復旧事業債の適用は難しい状況。市有林や建物などに関しては一部、保険給付が適用されるものの、ほとんどを市が負担することになるという。
                     ◇
 【美深】美深町も被害状況をまとめた。被害総額は八千五百七十九万円に上った。
 十七日現在、住家被害は一部破損が二棟、非住家は車庫、物置、倉庫の全壊で計六棟。農業関係で、畑の冠水が〇・二ヘクタール、共同利用施設損壊で一カ所、営農施設損壊が六十三カ所。
 土木関係は、河川の河岸崩壊で計二カ所、道路の洗掘や法面崩壊、路盤流失などで計十カ所、橋りょうの橋台洗掘で計二カ所。
 林業関係は、民有林被害が二十六カ所十・九ヘクタール、町有林被害で三カ所一・五ヘクタール。衛生関係で、ごみステーション転倒が三十カ所。商工関係は、店舗の屋根はく離や壁面損壊、倉庫シャッター破損で計三カ所。
 公立文教施設で、仁宇布小中学校の窓ガラス破損、屋根トタン飛散、廊下浸水。社会教育施設で看板倒壊、テニスコート防風ネット破損、ゴルフ練習場ワイヤー切断。その他、屋根トタンはく離十三カ所、テレビ共同受信施設、街灯、シャッターの破損が各一カ所。倒木は百九本だった。

[ 2006-10-22-19:00 ]

巨木「七尺ニレ」ボキッ
森の町下川のシンボル・低気圧の強風で寿命尽きる

 【下川】林野庁の巨樹・巨木百選に選定されていた奥名寄国有林内にある「七尺ニレ」が、八日北海道を通過した低気圧の影響で倒れていたことが二十一日までに分かった。「森の巨人七尺ニレを保存する会」(会長・安斎保町長)と上川北部森林管理署(山形哲明署長)が、大切に管理してきただけに関係者もがっくり。
 「七尺ニレ」は、樹齢約三百年。国道239号線から十一キロ奥の国有林奥名寄林道沿いにあり、樹高二十七メートル、直径二・一メートル。ニレとしては町内最大。平成十二年、林野庁の巨樹・巨木百選(道内で十一本のみ)に指定され、下川町の名木十選にも選ばれ町内外からの見学者が多かった。
 平成十四年八月には道内の巨樹・巨木を有する首長が集い、「巨樹・巨木サミット」が町内で開かれている。
 「七尺ニレ」は二年前の台風18号で、大枝が落下する被害に遭っている。幹の内部に腐食も見つかり、「保存する会」と上川北部森林管理署が修復処置を施した矢先の被害。
 「保存する会」の安斎会長は「十六年の台風被害の傷跡を十七年に修復していたが、今回の強風には耐えられず倒れたことは誠に残念」と肩を落とす。また、山形署長は「とにかく残念なこと。七尺ニレは町のシンボル的な存在であり、樹木の先の部分を活用、何らかの形で残すことを検討したい」と話す。
 同署管内の低気圧被害はヘリコプターによる調査の結果、下川町内奥名寄、サンル地区に被害が集中。士別地区などの被害は軽微だった。

(写真=強風に耐えられず地上5メートル付近で倒れた「森の巨人・七尺ニレ」)

[ 2006-10-22-19:00 ]

多彩なイベントを計画
美深町民文化祭・28日の社交ダンスで開始

 【美深】美深町民文化祭が、二十八日から十一月五日まで町文化会館COM100で開かれる。
 文化・教育団体、学校、サークルなど十九組織による実行委員会(北畑憲夫委員長)の主催。今年のテーマは「親しむ」。
 メインの「作品総合展示」は、二日から五日までの午前九時から午後五時まで小ホール、エントランス、大会議室、ギャラリーに保育所・幼稚園児から高齢者までの力作を展示。
 「芸能発表会」は、五日午後一時から文化ホールで大正琴、舞踊、合唱、詩吟、一輪車などに加え、旭川福祉専門学校保育科萩原ゼミの生徒によるメロディーステーションも披露される。
 また、文化祭の一環として、COM100文化ホール自主事業実行委員会主催する「陸上自衛隊第二音楽隊演奏会」が、四日午後六時半から文化ホールで開かれる。入場は無料だが整理券が必要で、町教育委員会などで取り扱っている。
 各種団体が協力しての多彩なイベントも計画されている。

[ 2006-10-22-19:00 ]



2006年

10月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
10日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.