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2006年10月21


もち米の仮払い金は1万円
豊作ムードに水を差す
道北なよろ農協18年産米・過去最低で再生産に不安

 【名寄】十八年産米の仮払い金は、うるち米が昨年と同じ一万円に対して、もち米は昨年よりも二千五百円少ない一万円にまで下がった。名寄地方は今夏、好天に恵まれたこともあって、水稲の出来は良く、もち米については十アール当たりの収量は九俵(一俵六十キロ)が期待できるほどの豊作で、出荷作業も順調に進んでいる。だが、全国的にもち米の在庫が多い中で、価格は下がっており、仮払い金も一万円にまで下落した。道北なよろ農協によると、一万円という価格は過去に例がなく、水稲農家は豊作を素直に喜べない状況となっている。
 道北なよろ農協は、昨年二月に旧名寄、旧智恵文、旧風連の三農協が合併して誕生した。以前から名寄地区は全量もち米を作付けしていたが、それに風連地区分が加わり、もち米の作付面積は、道内の三分の一程度に相当し、全国一を誇っている。
 今年は好天にも恵まれ、生産者の良質米出荷への努力も実り、質的にも恵まれたことに加え、平年を上回る収穫量が期待でき、十アール当たり平均で九俵前後が想定されている。この結果、今年は道北なよろ農協分として全体で二十五万俵のもち米の出荷が予想されるほどだ。
 昨年に続いての豊作で、出荷作業の方も順調に進んでいるが、この豊作ムードに水を差す形になっているのが、仮払い金の下落。昨年は一万二千五百円だったのに対し、今年は一万円となった。過去にも前年比で千円程度の下落はあったが、一挙に二千五百円も落ち込む例はなかった。さらに一万円にまで下がることも初めてのことで、関係者のショックも大きい。
 全道もち米連絡協議会長も務める中島道昭道北なよろ農協組合長は「一万円となると、来年の再生産にも影響を与えるものになっている。もち米の仮払い金に関して言えば、一万五千円以上が理想で、最低でも一万三千円ということにならなければ、来年の再生産につながっていかないように思う」と危機感を募らせている。

[ 2006-10-21-19:00 ]


設定温度引き下げなど
名寄市・本年度もウォームビズ実施

 【名寄】名寄市は、本年度もウォームビズを励行する。旧名寄市は前年度もウォームビズを実施し、使用した燃料を前年度より減らす効果を上げており、本年度は旧風連町分も加えて、より効果を高めていく計画。職員には六項目の協力を呼び掛けている。
 ウォームビズは、温室効果ガス(二酸化炭素やメタンなど)の排出抑制に結び付けるほか、燃料の消費抑制も狙っている。特に燃料となる石油の価格高騰に伴い、財政面への影響を抑えることも考えてのもの。
 旧名寄市では十七年度に取り組み、具体的には室温設定を二度下げて二〇度とし、職員には暖かい服装に心掛けるよう呼び掛けた。この結果、重油の使用量は十七年度が三万五千リットルで、十六年度対比で一万一千リットル減った。率にして二三・九%のダウン。ただ、重油価格が十七年度は十六年度対比で一リットル当たり二十円以上上がったこともあって、最終的に前年度よりも経費がかかっている。使用量減の努力が予想以上の価格高騰で、数字に反映させることはできなかった。
 本年度についても同様の方法でウォームビズは実施する。暖房設定温度は二度下げて二〇度とするほか(1)暖房に頼り過ぎない、暖かい服装を心掛ける(2)暖房パネルなどの温度調整をこまめに行う(3)暖房パネルなどの効果を引き出す(机やロッカーなどの配置)(4)会議室の利用後はファンコンベクターのスイッチを必ず切る(5)各施設、職場においても工夫の取り組みを―と各職場に通知した。
 旧風連町ではウォームビズを実施していなかったが、本年度は風連地区の市役所庁舎など各施設、職場でも取り組んでいく。

[ 2006-10-21-19:00 ]

伝統を引き継ぎ10年連続
名寄高校の新聞局・全道新聞コンで総合賞

 【名寄】名寄高校新聞局(岩崎杏美局長・局員十八人)が、第五十回全道高等学校新聞研究大会の新聞コンクール「手書き・ワープロ部門」で最高賞となる総合賞に輝いた。同部門での総合賞受賞は十年連続の快挙で、局員はもちろんのこと学校関係者も喜びの表情でいっぱいだ。
 同局は、月一回の月間版(B4版両面印刷)と学校行事などに合わせた速報版(B4版片面印刷、または両面印刷)の「名寄新聞」を年間平均七十回発行。全国高校新聞年間紙面審査で優秀賞を受賞するなど、速報性や記事の内容の濃さは全国での評価も高い。
 同コンクールの「手書き・ワープロ部門」には、昨年七月二十八日から今年七月二十七日までに発行した七十二回分を出品。生徒が主役の学校祭や各種行事、高体連など写真を使用して生徒の活躍を伝える一方、旧校舎ボイラー室で使用されていたアスベスト問題をクローズアップ。解体工事での飛散防止対策などに触れながら安全性を訴えた。
 岩崎局長は「先輩たちの伝統を引き継ぎ、十年連続で総合賞を受賞できてうれしい」と感想を話すとともに「毎日、発行できるように頑張ってほしい」と後輩にエールを送る。
 松田亜矢子副局長は「頑張って取材して、たくさん記事を書いていきたい」。局員の坂本千穂美さんは、重い心臓病のため、渡米して心臓移植を受けた高山聖子さんが、名寄高校の卒業生ということもあり、今後は臓器移植について調べたい」と意欲を燃やす。
 顧問の松本春樹教諭は「新聞局の伝統を守りながら新しいものを作り上げてほしい」と、局員の活躍に期待している。

(写真=10年連続の総合賞受賞に喜ぶ名寄高校新聞局)

[ 2006-10-21-19:00 ]

福祉に対する理解を
名寄光凌高・道のアドバイザー派遣事業

 【名寄】北海道の「福祉環境アドバイザー派遣事業(福祉推進授業)」が十九日、名寄光凌高校の三年生活文化科二十二人を対象に行われ、福祉に対する理解を一層深めた。
 同事業は、福祉授業のアドバイザーを派遣することで、児童生徒が福祉への理解を深め、ともに手を携えて豊かに生きていくための実践力をはぐくむことなどを目的に、平成十五年から小中学生と高校生を対象に取り組んでいるもので、上川管内の高校では初の実施となった。 
 同校に派遣されたのは、北海道福祉環境アドバイザーで、日本動物愛玩協会北海道支部常任理事の中泉順子さん。
 平成七年に発生した阪神・淡路大震災での傾聴ボランティアの経験を語った。この中で「被災者の話を聞くだけで、心のケアができる。話を聞くというのは簡単そうに思えるが、長時間話を聞くことは大変なこと。しかし、続けることで忍耐力がつき、相手が何を考えているか―が分かるようになる。皆さんも自宅で両親と一時間ぐらい、今日一日の出来事を話すことで、人生観が変わると思う」と話したほか、「ボランティアで大切なことは、楽しむこと。楽しいと思って行うボランティア活動を目指してほしい」と訴えた。
 その後、補聴器を実際に装着したり、聴覚障害者とのコミュニケーション方法の体験などが行われ、「心のケア」や「相手を理解すること」の大切さを学びながら福祉のまちづくりに対する関心を深めた。

[ 2006-10-21-19:00 ]



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