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2006年10月16


脳を鍛える食生活は?
道民栄養改善事業・名寄大学で講演、研究発表

 【名寄】北海道栄養士会名寄支部(小平洋子支部長)の道民栄養改善事業が十四日、名寄市立大学で開かれ、講演や研究発表が行われた。
 北海道栄養士会では、地域住民の栄養改善を目的に、同事業を各支部に委託している。
 会員や市民、学生ら九十六人が参加。徳島文理大学香川薬学部の伊藤悦朗教授が「脳を鍛える食生活」をテーマに講演した。
 脳の仕組みで「脳はブドウ糖がエネルギー源。重さは全体重の二%に過ぎないが、エネルギー消費量は全器官の一八%で非常に多くのエネルギーが必要。ブドウ糖のもとになるグリコーゲンは一回の食事で五十〜六十グラムしか肝臓に蓄積されない。成人男子の脳は一日百四十四cのブドウ糖を二酸化炭素と水に分解しているが、副腎髄質、赤血球などもそれぞれ一日四十cのブドウ糖を消費。一日三度の食事でも必要量には足りないことになるが、最低でも三度は食事を取らないと脳は働かない」と説明。
 また「朝食は体温の上昇、手の器用さや計算速度の向上などで朝・昼はしっかり脳が働き、夜は眠る体制につながる」と重要性を伝えた。
 老化による減少より早く脳の神経細胞が消失する認知症では「老化による物忘れは自覚症状があるが、認知症ではしばしば自覚していないことがある。言葉が出でこない、注意力が続かないなど他の認知障害と重なることも多い。主な原因は脳の神経細胞が死ぬアルツハイマー型で六割を占める。発症から社会生活に支障が出るまでの状態が『軽度認知障害』で、平均六、七年続く。その間に軽度認知障害の進行を遅らせることが重要」と述べ、二日前の夕食を思い出すといった「エピソード記憶」、二つ以上の物事を同時に行う「注意分割機能」、自分で段取りを考えて行動する「計画力」を伸ばすよう促した。
 アルツハイマー病の発症は、栄養・運動・休養の「健康三原則」だけでなく、飲酒・喫煙などの嗜好(しこう)品、さらに心の在り方(精神的ストレス)、脳への刺激(余暇活動)などとの関連性もあるといわれていることを示した。
 参加者は元気に暮らすための生活方法をあらためて考えていた。
 講演終了後、名寄市立総合病院管理栄養士の高橋春美さんが「緩和ケアチームにおける栄養士のかかわり」をテーマに研究発表した。

(写真=市民ら96人が参加した事業の一環の講演会)

[ 2006-10-16-19:00 ]


林野火災、地震を想定
名寄・天塩川左岸で消防団員教育

 【名寄】北海道消防協会上川地方支部名寄分会(阿部洋分会長)の十八年度消防団員現地教育が十五日、天塩川左岸名寄大橋上流河川敷で行われ、日ごろの訓練成果を披露した。
 同分会では、管内市町村の持ち回りで、毎年テーマを変えて各種訓練を行っている。
 今年は、地震や林野火災などの大規模災害に備え、管内の各消防団が連携して消防ポンプ運用体系などの確認を目的に開催。名寄、風連、下川、美深、音威子府、中川の消防団員百十四人が参加した。
 阿部分会長は「事故や災害はいつ起きるか分からない。それらは緊急性が高い場合が多く、的確な判断、迅速な行動を必要とするため、常日ごろの訓練が大切となっている」とあいさつ。指導員を務める各消防署員が紹介された。
 訓練は、林野火災現場で近くに水源がなかったり、地震で消火栓が破損して使用不能の場合を想定。河川からの給水方法やポンプ車同士の連携による放水を行った。
 団員たちはポンプ車六台、ホース三十六本を用いて「遠距離送水訓練」を実施。ホースが長くなることで放水時の水圧減少を確認し、万一の事態に備えていた。

(写真=消防団が連携してポンプ運用体系を確認した訓練)

[ 2006-10-16-19:00 ]

地域の理解が大切
名寄市立大学看護セミナー・認知症支援法を学ぶ

 【名寄】名寄市立大学の看護セミナーが十四、十五の両日、同大学で開かれ、参加者が講演やシンポジウム、グループワークなどを通して、認知症の支援方法などについて知識を深めた。
 三年前から同大学で実施している臨地実習研修指導者研修を発展させたもの。看護や介護福祉専門職、当事者、家族、地域住民などを対象に看護の視点から問題提起を行うとともに、それぞれの立場から考える場にしようと、十六年から毎年開催している。
 今年のセミナーは「認知症の人ともに生きる街づくり」がテーマ。初日は午前十時半からの講演で始まり、市内外から約百五十人が参加した。
 東京都で活動する「彩星(ほし)の会」若年認知症家族会の干場功会長が講師となり「一般的に認知症は難しい病気というイメージがある。確かに、医療の面から見ても治療の技術が進んでいない状況。しかし、認知症は環境が整えば進行を防ぐことができるもの。積極的に表へ出ることで地域に理解してもらうとともに、認知症の家族たちが地域で先生を育てることも必要」などとポイントを説明した。
 午後からのシンポジウムでは、結城佳子同大学看護学科助教授を座長にデイサービスセンター職員の三宅一樹さん、特別養護老人ホーム職員の遠藤誠さん、同大学看護学科の播本雅津子助教授がシンポジストとなり、認知症の人たちと接しながら学んだ体験談など発表した。
 十五日は、初日の講演とシンポジウムの内容を題材にしたグループワークと交流会が行われ、参加者は意見や情報交換などをしながら、認知症の人たちと生活するための知恵や工夫を学んだ。

(写真=看護職や家族など150人が参加したセミナー)

[ 2006-10-16-19:00 ]

もち米をメインに
名寄農高で農産物販売会

 【名寄】名寄農業高校(八木啓充校長)の農産物販売会が十四日、同校農場の農業機械整備室前で開かれ、多くの市民たちでにぎわった。
 農産物販売実習を通して生産物の品質や商品価値を高める方法を習得しよう―と毎年、販売会を実施している。
 当日は生産科学科の生徒が、同校内で収穫されたもち米(はくちょうもち)一・八トンを用意しメインに据えた。また、カボチャ(えびす、雪化粧)、ジャガイモ(きたあかり)、トマトジュースを廉価で販売。
 もち米は特に人気が高く、販売時の混雑を避けるため、事前予約も受け付けた。ふかしたジャガイモの試食も用意され、冷えた体を温めていた様子。
 生徒たちは、市民と触れ合いながら自分たちで生産した農産物が買い求められることに、やりがいを感じていた。

(写真=校内で収穫された農産物を買い求める市民たち)

[ 2006-10-16-19:00 ]



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