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2006年10月14


「後継者いない」がほぼ半数
進む高齢化が浮き彫り
新名寄市農業振興計画・策定へ意向調査集計

 【名寄】農業後継者のいない農家が、全体のほぼ半数を占める―。名寄市は、JA道北なよろとタイアップして実施した農家営農意向アンケート調査結果を集計した。新・名寄市の農業・農村振興計画を策定するための資料として農家の意向などを探った。後継者不足に加え、現在の農家経営者は六十五歳以上が全体の三五%を占めるなど、高齢化が進んでいる実態も浮き彫りにした。経営者の高齢化に加え、深刻化する後継者不足の中で、いかに持続可能な地域農業を構築していくかが課題となりそうだ。
 旧名寄市と旧風連町が合併したのに伴い、新市の中長期的な農政の指針となる農業・農村振興計画を策定する。旧名寄市では、十九年度を最終年度とする第二次農業・農村振興計画を策定していたが、産地づくり交付金や品目横断的経営安定対策など新しい国の制度が始まり、変化する農業情勢へ対応することも、計画策定の要因。一方、旧風連・旧名寄・旧智恵文の三農協が合併して誕生したJA道北なよろも、三年を期間とする振興計画を策定することになり、初めて行政とタイアップして意向調査の実施となった。
 調査は風連地区(配布戸数四百六十戸)、名寄地区(百六十三戸)、智恵文地区(百七戸)を対象として八月中に実施。市とJAの職員が各戸を回り、調査用紙を配布、また回収を行って回収率を高めるように努めた結果、七百六戸から回答があり、回収率は九六・七%となった。
 調査内容は、現在の営農類型や収入構成、経営での問題点、後継者の有無などのほか、今後の作付け意向、市の農政に望むことなど合わせて五十四項目で、このほど集計を終えた。
 それによると、経営者の年齢構成では、最も多い年齢が五十歳から五十九歳までの二百四十七人で、全体の三六%。次に六十歳以上が二百四十四人で三五%を占め、四十歳未満はわずか四十二人で六・一%。農家の高齢化が進んでいることを示した。新しい振興計画は十年を期間としていることを考えると、現在の五十歳代は、計画終了時に六十歳以上となり、経営者の高齢化が確実に進むという問題を提起した形だ。
 加えて農業後継者、または農業経営を継ぐ予定者がいないと回答した農家が三百三十一人で、全体の半数に当たる四九・六%。「就農済みまたは決定している」と答えたのは百二十四人で、一八・六%にとどまっており、高齢化の一方で、将来の地域農業を支える後継者不足が深刻化していく一面を浮き彫りにしている。
 市では、調査結果を基に内容の詳細分析を行うとともに、地域ごとに懇談会を開いて、農家の生の声を聞き、十一月末くらいまでに振興計画の素案をまとめる予定でいる。

[ 2006-10-14-19:00 ]


臭気選別で優勝果たす
全道警察犬訓練大会・美深町松原さんのヨンネ号

 【美深】北海道嘱託警察犬指導手等連合会が主催する十八年秋季全道嘱託警察犬訓練競技大会が、このほど江別市で開かれ、美深町恩根内の松原俊晴さん(68)の「ヨンネ号」(十三歳・雌)が臭気選別の部で優勝した。
 同大会は、捜査時のレベルアップを目的に、毎年春と秋に開催している。競技は犯人の逃走経路を追う「捜索の部」、事前にかがされたにおいと同じ物を探し当てる「臭気選別の部」で行われている。
 今回は臭気選別の部に十六頭、捜索の部に三十五頭が出場。各部とも予選で五頭に絞られ、決勝戦に進出。
 ヨンネ号は臭気選別の部に出場。決勝では最終的に三頭が残ったが、ヨンネ号のみゼロ解答(同じにおいの選択肢がないもの)の試技を正解し、優勝した。
 ヨンネ号は警察犬歴十二年で、人間の年齢に換算すると九十歳ほどになる。十六年秋季大会でも捜索の部で優勝し、同大会で初めて両部とも優勝した警察犬になった。松原さんによると、警察犬はどちらか一方の部門を得意とする場合が多いとのこと。
 松原さんは指導手歴二十一年。結果について「長年、指導手をしているが、優勝が決まった瞬間はうれしかった。犬の年齢を考え、臭気選別に出場させたことが良い結果につながったと思う」と振り返る。
 松原さんは警察犬としてダリア号(四歳・雌)も所有しており「今後はヨンネ号のように、ダリア号も捜査などで役立てられるよう訓練を頑張っていきたい」と語る。
 また、同大会では、美深町西二南五の小倉たまきさん(50)の「ヤルタ号」が臭気選別の部で五位入賞を果たした。

(写真=全道大会で優勝した松原さんとヨンネ号)

[ 2006-10-14-19:00 ]

記念式典で発展誓う
名寄市寺町区町内会・開基45年と会館落成祝う

 【名寄】寺町区町内会(今田澄会長)の開基四十五周年・町内会館落成記念式典が十三日、町内会館で開かれ、新しい会館の完成を祝いながら積極的な利用を誓った。
 同町内会は昭和三十六年四月に三区町内会から独立。同年に閉鎖となった西保育所を活用し、五十六年に町内会館として利用してきた。
 会館の老朽化と手狭になったことから、平成七年から会館の改築・新築構想の協議が進められ、翌年から町内会長が自らの役員報酬全額を建設費準備金として積み立て開始。十年から新築への意識が高まり、町内会員などの準備金積み立てが始まった。
 その後、寺町区町内会館改築・新築検討協議会や町内会役員会の開催を経て、今年三月の臨時総会で新築案と町内会の法人化案を全会員の八五%の賛成で議決。四月に法人化申請書を市に提出し、翌月に法人格の認可取得した。
 新しい会館は木造一階平屋建て(百五十一・二六平方メートル)。工事は五月二十五日から九月十五日まで行われ、完成した会館は以前の一・二倍の広さとなった。 
 式典には、関係者約六十人が出席。今田会長が「町内会館は利用頻度が増している。また、町内活動も体力増進の活動が求められている。新しい町内会館を地域に根ざした会館として活用しよう」と式辞。来賓の島多慶志市長と田中之繁市議会議長が、新しい会館が町内会員の交流、健康づくりの場となることに期待を込めて祝辞。
 引き続き、寺町区町内会功労表彰(永年勤続役員)と同町内会館建設功労表彰(会館建設感謝状)が行われた後、祝賀会が開かれ、新会館の完成を祝いながら町内会のさらなる発展を誓った。

(写真=関係者約60人が出席した寺町区町内会の記念式典)

[ 2006-10-14-19:00 ]

風連望湖台公園を散策
本年度最後の市民見学会

 【名寄】名寄市主催の十八年度第五回市民見学会が、十二日午前十時から開かれ、秋のふうれん望湖台自然公園を散策した。
 同見学会は、市民を対象として公共施設を中心に回りながら、市政をより広く知ってもらおう―と、旧名寄市時代から毎年開催されてきた。今回が本年度最後で、一回目は名寄市立大学見学、二回目は風連地区の壁画観覧、三回目は智恵文ひまわり畑と炭化センター見学、四回目は名寄と風連の歴史探訪が行われた。
 市民十四人(名寄地区十三人、風連地区一人)が参加。名寄野の花の会の坪井宏實会長が講師となり、同公園で生息する木や花を説明した。
 坪井会長は「紅葉や花の見ごろは過ぎているが、春先だと九十種類ほどの花が見られる」と話し、園内のキレンゲツツジ、ハウチワカエデなど多くの木や花を観察。市民は約一時間の散策を楽しみながら野生植物に理解を深めた。
 市では、来年以降も年五、六回の市民見学会を予定している。

(写真=公園の木や花を観察、散策する市民たち)

[ 2006-10-14-19:00 ]



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