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2006年10月1


「環境に優しい」と注目
中国の輸出制限も拍車
下川製箸の「元禄箸」・FSC認証で評価高まる

 【下川】南町、下川製箸(浜下伸一郎社長)が生産するFSC認証の元禄箸(ばし)が「安心安全」「間伐材利用で持続可能な森林経営に役立つ」などでクローズアップされてきた。このほど、北大生協が正式に同社の元禄箸使用を決定。また、大量に日本に割り箸を輸出している中国が、森林資源保護の立場から輸出制限の動きにあり、国内製箸が大きく見直しされることになりそうだ。
 昭和五十年代、道内には約六十社の製箸工場が操業していた。しかし、外国から安い割り箸が輸入されるようになり、多くの工場が競争に敗れて廃業を余儀なくされた。現在、道内で生産を続けているのは下川製箸など五社のみ。下川製箸はその中でも最大。本州にも高級箸を生産する工場はあるが、いずれも小規模なものばかり。
 国内で消費される割り箸は年間二百五十四億膳。このうち輸入品は九七・五%。そのうち九九%が中国産。ところが中国政府は森林資源の保護を目的に割り箸の生産、使用、輸出制限の方針を打ち出し価格に消費税を上乗せした。今後、中国からの輸入は減少をたどることは間違いなく、価格高騰にもつながりそう。
 今回、北大生協から視察団が同工場などを視察。十月から生協食堂などでの使用を決めた。同生協は過去に「割り箸使用は自然破壊につながるか」を議論。食堂などで再利用可能な箸を使用すると、洗浄に強力な洗剤と大量の水が必要。割り箸は使い捨てであっても間伐材利用の場合、持続可能な森づくりにつながり、結果的に「地球に優しいのは割り箸」との結論。
 これまで間伐材利用の割り箸を徳島県から取り寄せていた。値段は中国産の約二倍。しかし、輸送エネルギーがかかること。道内にも環境に優しい森から生産される下川製箸のFSC認証「元禄箸」の存在を知り、先の現地視察となった。
 このほど開かれた同生協理事会で、正式に下川製箸製品の使用を決定した。年間約百万膳の予定。 
 下川製箸は年間、三百三十万膳を生産。高熱殺菌を行い漂白、防腐加工などは一切なし。生産材はシラカバの間伐材が中心。チップにすると一立方メートル七千五百円だが、「当社では直径十八センチ以上なら一立方メートル当たり一万二千六百円で買い入れる。山林所有者の森づくりに役立ててもらえるので、割り箸の使用は持続可能な森林経営に役立つはず。箸は日本古来の文化。大切にしていきたい」と話す。
 同社は現在、国内最大の生産規模を誇るが「工場内には最盛期に使用した生産施設がまだ休んだまま。技術者もそろっており、今後、中国からの輸入動向によっては増産が可能」とのこと。環境に優しい製品づくりが、いまようやく社会から評価されつつあるようだ。

(写真=「割り箸利用は森づくりにも役立つはず」と話す下川製箸の浜下社長)

[ 2006-10-01-19:00 ]


境内に悠仁さまのお印
名寄の法弘寺・5本の高野槇が育つ

 【名寄】秋篠宮さまの長男・悠仁さまのお印が「高野槇」(コウヤマキ)と決まった。本道には自生していない高野槇だが、市内西四南九の法弘寺(佐々木隆元住職)境内には五本の高野槇が植えられ順調に生育。佐々木住職は「興味のある人は、一声掛けていただければ案内したいと思います」と話す。
 境内にある高野槇は、樹高が既に四メートルほどに成長しているものから、まだ五十センチほどのものまで五本ある。このうち、一本の高野槇は、佐々木住職が今から三十年ほど前に高野山奥の院で「参籠行」の修行を終えた記念として持ち帰り、境内に植えたもので約二メートルに伸びている。佐々木住職は、山野草などにも興味を持ち、境内には珍しい樹木や野草などが植えていることでも知られるが、高野槇があることを知る人は少なく、今回悠仁さまのお印に選ばれたことから、「名寄ではあまり見ることのない高野槇を見てほしい」(佐々木住職)とのこと。
 お印に選ばれた高野槇は、コウヤマキ科コウヤマキ属の針葉樹。本州南部から九州にかけての山地に分布している。樹形の美しさから、世界三大美(公園)樹の一つともされている。樹高は三十メートルから四十メートルほどに成長し、葉の長さは十センチほど。濃緑色で光沢がある。生育は遅いが、良質の建築材として利用もされているのが特長。
 佐々木住職の話によると、境内の高野槇は特別な手入れはしていないとのことだが、幼木の時には冬囲いをするなど注意をしていたそう。しかし、心配された寒さも克服したのか、順調に育っている。
 「高野槇をお印に選ばれたのは、大きくまっすぐに育ってほしいという紀子さまらの希望が込められたものと聞いていますが、紀子さまらの細やかな愛情を感じます」と境内の高野槇を見ながら語っている。

(写真=30年ほど前に植えた高野槇と佐々木法弘寺住職)

[ 2006-10-01-19:00 ]

今後の活動に期待
名寄で模範青少年表彰式

 【名寄】名寄市模範青少年表彰式が二十八日、市役所名寄庁舎で行われ、名寄農業高校生産科学科三年の古屋広志さん(17)、名寄高校三年の若松賢さん(17)が表彰された。
 同表彰は、青少年健全育成の面から模範となる青少年の団体・個人を表彰しているもの。
 古屋さんは、学校行事でクラスをリードするなど、責任感が強く友人からの信頼も厚い。部活動は三年間、ソフトテニス部に所属。全国大会出場など優秀な成績を収めている。
 若松さんは、日本シニア・リーダーとして北海道スポーツ少年団リーダー会に所属。地元少年団での活動だけではなく、全道の仲間と交流を深めている姿は、小中学生の手本となっている。
 藤原忠教育長が表彰状を手渡し、島多慶志市長、楢山秀明模範青少年表彰選考専門委員長が、今後も模範となった活動を実践することを期待して祝辞。
 古屋さんは「表彰を忘れずに、これからも模範となれるように頑張りたい」。若松さんは「表彰を力にして頑張っていきたい」と今後の活動への意欲を燃やしていた。

(写真=左から模範青少年表彰を受けた古屋さんと若松さん)

[ 2006-10-01-19:00 ]

あいさつや発音法
人材センターで中国語講座

 【名寄】上川北部地域人材開発センター運営協会(倉澤繁夫会長)主催の住民講座「やさしい中国語講座」が二十八日、同センターで始まった。
 語学の住民講座は初開講。名寄には多くの中国人が農業研修で訪れる一方、友好都市の一つがロシア・ドリンスクで、両国との関係が近いことから中国語とロシア語の各講座を開くことにした。
 中国語講座には十六人が参加。講師は名寄短期大学に留学経験がある王艶英さん。
 講座では、簡単な日常あいさつや単語の発音方法を学習。王さんは「中国語は、多くの方言があり、中国人同士でもコミュニケーションが取れないことが多い。日本語と同じく漢字を用いるが、画数の少ない『簡体字』を使ったり、細かい敬語表現や助詞がなかったり、『四声』という独特の発音法がある」と説明。
 参加者は王さんの発声を復唱し、発音の仕方によって意味合いが変化したり、基本的なあいさつなどを学びながら、少しずつ中国語を身に付けていた。

[ 2006-10-01-19:00 ]



2006年

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