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2006年9月16


職員給与削減は交渉中
20年度に地域自治区を制度化
名寄市議会閉会・財政硬直化の回避を目的に

 【名寄】第二回名寄市議会定例会は十五日に閉会した。一般質問では、中野秀敏議員(風連クラブ)、佐藤靖議員(市民連合)、斉藤晃議員(共産)、山口祐司議員(風連クラブ)、熊谷吉正議員(市民連合)、竹中憲之議員(同)、佐藤勝議員(凛風会)が一般質問。中野議員の地域自治区の質問で、石王和行総務部長は「町内会活動と重複しない地域自治組織の設置に向けた話し合いを進め、十九年度以降は地域コミュニティの基本単位となる区割りの設定や、地域自治区を主導する地域協議会の設置などを協議し、二十年度中に制度化を目指す」と答弁、組織構築まで時間がかかることを説明した。 
 中野議員は職員給与削減や「新・名寄市行財政改革推進計画」の数値目標、補助金・負担金見直しの行財政改革など。
 石王総務部長は現在、自治労名寄市職員労働組合側と理事者側で折り合いがつかず、職員の間でも大きな波紋となっている職員給与削減では、十七年度実質単年度収支の二億五千七百万円の赤字や二年連続となる約四億円の病院会計の赤字で、一般会計繰り出し金が増加していることを説明。「十九年度実施予定の新型交付税をはじめとする第二期三位一体改革により、交付税制度自体の先行きが不透明による財政硬直化を回避するため」と理解を求めた。
 推進計画では「事務・事業の再編・整理・統合や民間委託の推進、経費節減などの財政効果などの目標を数値化し、具体的に実行する集中改革プランも含めた新・名寄市行財政改革推進計画を策定する。特に個別課題については実施年次を明記するとともに、必要な数値も設定する」。補助金などの見直しでは「新市の行財政改革推進計画の中でガイドラインを策定するほか、負担金については、市が加入している各種協議会や団体の具体的な必要性を検証し、脱会も視野に入れた検討を進める」。
 佐藤議員は、十七年度決算見込みや市立総合病院の経営安定対策など市の財政と事業。悪徳商法対策やごみ収集車を活用した啓蒙活動など消費者を守る取り組み。文化大ホールと木原天文台建設の検討経過など社会教育施設の将来像。
 石王総務部長は十七年度決算見込みで「一般会計で財政調整基金などの影響を除いた実質単年度収支は二億五千七百万円の赤字。国保保険や介護保険勘定などの特別会計は黒字としているが、一般会計の繰り出し・繰り入れによる調整で収支が一致しており、厳しい財政状況」。
 佐藤健一病院事務部長は、赤字会計は循環器内科と精神科医師不足を大きな要因とし「医師確保の結論は出ていないが、引き続いて道内の医科大学などへの派遣要請をしていく」。
 消費者関連で山内豊生活福祉部長は「消費者センターで適切に対応しているが、難しい事案も見受けられ、弁護士への依頼など市民ニーズに応える体制を目指している」。ごみ収集車の利用では、情報提供も広範囲に利用されることから、放送施設の設置に向けて検討する。
 今裕教育部長は「文化センター大ホールは、旧名寄市の第三次と第四次の総合計画にも盛り込まれているが、合併なども含めた急激な社会変化で議論も変わりはじめているため、新しい総合計画策定審議会の専門部会で意見をもらい、建設の可否を判断する」。
 木原天文台は、道立サンピラーパーク内に用地を確保しているが、新総合計画に登載して大きな課題となる建設年次も含めて検討することを説明した。

[ 2006-09-16-19:00 ]


柿川前風連町長の本を原作に
松岡さんが脚本と演出
名寄市民劇場・11月に合併記念で上演

 【名寄】名寄市民劇場実行委員会(松岡義和委員長)の会議が十四日、名寄市立大学で開かれ、今年の市民劇を十一月十九日に上演することを決めた。柿川弘前風連町長の本を題材にした「風連物語―フーレベツ川とともにより」を、松岡さんが脚本にし、演出するもので、柿川前町長の少年時代から壮年時代にかけてのエピソードを盛り込んだ内容で「風連・名寄合併記念劇」と位置付けている。役者、スタッフ合わせて総勢約百人の参加を予定しており、多くの市民に参加協力を呼び掛けている。
 今年は百六年劇として実行委員会を組織、公演に向けて準備を開始する。上演作品は「風連物語―フーレベツ川とともにより」。作品は柿川前風連町長が自らの人生を回想してまとめ、自費出版した本「フーレベツ川とともに」が原作。本出版に当たって実行委員長の松岡さん(前市立名寄短期大学長)が、口述筆記で編集に協力をした経緯もあり、柿川さんの本を公演に使うことにした。
 上演に際しては少年時代から壮年時代にかけての内容に絞り、二幕九場に仕上げる。一幕は、柿川家に昭和二十年、日大生が援農に来る話から始まる。援農に来た学生の中に「麗子像」で有名な画家・岸田劉生さんの息子・鶴之助さんがいて、柿川家に宿泊。鶴之助さんは、その後日大の教授となり、柿川さんが町長選挙に立候補した時には、風連まで応援演説に訪れている。この援農の話や結婚の話が一幕の主なストーリー。
 二幕は三十三歳で町議会議員に初当選を果たす内容から五十二年に町長選挙で落選したが、風連土地改良区理事長として風連御料ダム整備などに活躍した話を織り交ぜ、最後は東京都杉並区との交流から風連で育った芸能の阿波踊りでフィナーレを迎える。上演時間は一時間四十分の予定。
 初会議では、松岡さんから劇の内容などが紹介され、「旧風連町と旧名寄市は今年三月に合併したので、合併記念劇とした」との説明も。風連町をテーマに取り上げ、合併を喜び合うとともに、新・名寄市のために手を取り合ってまちづくりを進めていこうという願いを込めている。
 公演は十一月十九日午後七時から名寄市民会館で行う。市民劇場実行委員会が主催し、名寄市(風連・名寄合併記念事業)、名寄市公民館、名寄市立大学地域支援センターが共催、名寄信用金庫が協賛する。

[ 2006-09-16-19:00 ]

生涯学習の課題解決へ
社会教育委員らが合同研修

 【名寄】十八年度上川管内社会教育委員・公民館運営審議会委員等合同研修会が十四、十五の両日、市民文化センターで開かれた。
 上川管内社会教育委員連絡協議会、北海道公民館協会上川支部の主催。研修会は、上川管内市町村の持ち回りで開催されている。両委員をはじめ、社会教育行政の関係者が集まり、それぞれの地域の社会教育活動状況を交換し、社会教育の課題の解決を図っている。
 研修会には約九十人が出席。竹原福征同協議会長は「世の中は物質的に豊かになったが、物やお金の豊かさに依存したことで、本来安全であるべき社会が病魔に襲われ、予想できなかった凶悪犯罪が発生、家庭内でもいまわしい事件が起きており、社会教育の充実が重要となっている」とあいさつ。宮内敏文上川教育局次長が祝辞、梅野博名寄市教育委員長が歓迎の言葉を述べた。
 同協議会の社会教育委員の表彰後、佐野康男名寄市立木原天文台主査が「名寄で発見した超新星」をテーマに基調講演。その中で「アポロ十一号の月面着陸を見て、宇宙はどうなっているのか興味を持ったが、当時、望遠鏡や観測施設がなかったため、老眼鏡のレンズ、ボール紙を使って自分で作り、月のクレーターを見た。水銀灯は少なく、玄関を出てすぐに星空がきれいに見えたので、様子をスケッチして残したが、それは掛け替えのない宝物となった」と天文学に関心を寄せたきっかけを語った。
 また、超新星発見のため、望遠鏡をコンピューター操作する部品を個人輸入で購入し、平成九年に初めて超新星を発見、認定を受けるまでの経緯も話した。
 その後、「子供の成長と地域コミュニティー」をテーマとしたフィルムフォーラム、十五日は分科会が行われ、研究主題の「変革期における社会教育の新たな展望」をテーマに討論した。

(写真=上川管内の社会教育関係者が出席した合同研修会)

[ 2006-09-16-19:00 ]

下川で列状間伐実演会

 【下川】高性能林業機械による列状間伐実演会&セミナーが、十月二十六日に下川町内で開かれる。
 上川北部森づくりセンター(旭孝喜所長)など八団体が主催。高性能林業機械のハーベスタなどを用いた列状間伐の生産性やコスト削減への有効性を検証することで、列状間伐の普及や定着を図るとともに、地域林業の活性化につなげよう―と開催する。
 日程は午前十時半に下川町公民館駐車場で受け付け、同十一時から北町の町有林で実演会、午後一時から町公民館でセミナー。
 セミナーでは、独立行政法人森林総合研究所北海道支所北方林管理研究グループの佐々木尚三主任研究員が「機械化林業の現状と課題」、十勝中央森林組合の村上悦朗参事が「ハーベスタの有効活用で低コスト素材生産」、北海道立林業試験場道南支場の木幡靖夫場長が「高性能林業機械による列状間伐と生産性」をテーマに講演するほか、意見交換も行われる。
 対象は森林組合、市町村、林業事業体、指導林家など。
 開催当日、実演会場へはバスで移動する。駐車場も台数に限りがあるため、乗り合わせて来場すること。
 参加申し込みは十月二十日までに上川北部森づくりセンター普及課(名寄分室内、電話01654-3-2164、ファクス01654-3-3139)へ。
 手配の都合上、昼食や宿泊を希望する人は十月五日までに申し込むこと。

[ 2006-09-16-19:00 ]



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