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2006年9月8


品目横断など情勢変化に対応
11月末めどに素案作成
名寄市農業農村振興計画策定へ・意向調査を実施

 【名寄】名寄市は、JA道北なよろとタイアップし、このほど農家営農意向アンケート調査の回収を行った。市は新・名寄市の「農業・農村振興計画」、道北なよろ農協は「振興計画」策定の資料とするため、初めて連携して意向調査を実施しているもので、JA事業に関する設問があるほか、三年後までの作付け意向など、将来への考え方を探る内容。九月中旬までに集計を終え、十一月までに市としての振興計画の素案をまとめる計画でいる。
 農業・農村振興計画は、市の農政の中長期的な施策の指針となるもの。旧名寄市では十年間を計画期間とし、十九年度を最終年度とする第二次振興計画を策定した。だが、新・名寄市となったことに加え、十六年度から産地づくり対策が導入されたことや、十九年度からは新たに品目横断的経営安定対策がスタートするなど、農業を取り巻く情勢が変化。活力に満ちた農業を築くため、情勢変化にも対応する新たな農業・農村振興計画を策定することにした。
 その前段として、市内の農家を対象にした意向調査を実施した。ただ、第一次、第二次の振興計画策定時には、市単独で意向調査を行ったのに対し、今回は農協とタイアップして行っているのが特長。JA道北なよろは、自治体合併に先立ち旧風連、旧名寄、旧智恵文の三農協が合併して誕生したが、今後の事業の指針で計画期間を三年間とする独自の振興計画を策定することから、共同での意向調査となった。
 調査対象は、農地を賃貸している農家などを除き、主体的に農業に従事している農家。風連地区が四百六十一戸、名寄地区が百七十戸、智恵文地区が百七戸の合わせて七百三十八戸となっている。回収率一〇〇%を目指し、各戸にアンケート用紙を市職員、農協職員が手分けをして配布したが、回収も同様に各戸を回って行う。
 設問は現在の営農類型や収入構成、経営での問題点、後継者の有無など現状や農地拡大か縮小かなどの将来意向。水稲や小麦の基幹作物とアスパラガス、カボチャ、トマトなどの推進作物、ハスカップなどのその他の作物に分け、今後三年間の作付け意向、後継者支援策として必要と思うこと、新規就農希望者の研修などに対する受け入れへの考え方、今後の市の農業政策で望むことの五十四項目。この中には、JA事業に関することも含まれ、営農指導や生産資材事業、Aコープ事業などで強化すべきことや合併後の農協事業の利用はどうなったかなど。
 市は今後十年間の施策指針をつくる計画策定だけに、各農家の将来の考えを探ることに調査の重点を置いている。
 回収後、市は九月中旬までに集計作業を終え、各地域で懇談会を開催、さらに生の農家の声を聞き、十一月末までに振興計画の素案をまとめる予定。現在、策定作業が始まっている名寄市の総合計画との整合性を考慮し、素案づくりを行うの日程となっている。

[ 2006-09-08-19:00 ]


北大のベンチャー企業が開発
下川・木炭入りせっけん発売
売り上げの5%を森づくりへ

 【下川】「カラマツ木炭入りせっけんで、下川の森林づくりを進めます」。北大発ベンチャーのジェル・デザイン社(本社・札幌市、附柴裕之社長)と下川町森林組合(山下邦廣組合長)が連携、木炭入りせっけんの開発・販売を展開する。森林組合は同社が開発する木炭入りせっけんにカラマツ木炭を提供、その売り上げの五%は、同社の意向で下川町の森林づくりに寄付される。
 附柴社長は北大理学部博士課程(前期)卒。北大の研究成果の実用化を目指し、機能性ジェル素材の実用化を推進する研究開発型ベンチャー企業を平成十六年九月設立。高機能ジェルの開発、研究開発の受託サービスを展開する一方、ジェル素材を活用した家庭雑貨や化粧品等の製造販売も行う。ジェルはクールボックスの保冷剤などに利用されている。
 同社は「企業活動を通じ人々の生活・文化を豊かにするとともに自然環境の保全に役立つサービスを行う」ことを宣言。科学的根拠に基づいた肌と環境に優しいスキンケア製品開発も実施、木炭の有効性に着目していた。今回、財団法人下川町ふるさと開発振興公社クラスター推進部がコーディネートし、木炭入りせっけんの開発と企業間連携による森林づくりを進めることになった。
 開発した木炭入りせっけんは縦四センチ、横六センチ、厚さ三センチ、重さ八十グラムで、この中に森林組合が提供する約一グラムの木炭が入っている。森林資源を有効活用したせっけんとして、現在はインターネット上で試験販売中。消費者から「使い心地がよい」「洗い上がりがサッパリし肌の調子がよい」などの反響。近く本格的な商品生産に取り組み、十月からインターネットのほか雑貨店などで販売の開始を予定。価格は一個九百円前後。年間五千個販売が目標。
 同社の附柴社長は「弊社は地域特性や地元の優良素材を生かした製品開発展開中。合成物無添加で肌の弱い方でも安心して使っていただける天然せっけんを販売しているが、この製品にはできる限り道産素材を活用。事業化に当たっては積極的に地域との連携を深めていきたい。まずは、循環型森林経営の産物である木炭を使った製品開発を進めるが、その他にも多様な製品が出来上がると期待している」。
 山下森林組合長は「カラマツ木炭が、北大発ベンチャー企業の開発するせっけんの素材として活用されることになり、販売収益の一部を下川町の森林づくりに寄付されるとのことで、附柴社長に心から感謝しています」と話す。
 クラスター推進部の春日隆司部長は「生活者が商品やサービスの購入を通じ下川町の森林づくりに貢献するという仕組み。多くの生活者に安全なせっけんを使用していただき、下川町の森林づくりに間接的に協力いただきたい」と話し、今後の新たな事業展開にも期待を寄せる。

[ 2006-09-08-19:00 ]

3年連続の喜び
北海道吹奏楽コン・名寄吹奏楽団が金賞

 【名寄】名寄吹奏楽団(角田定和団長、団員四十人)は、このほど札幌コンサートホールKitaraで開かれた第五十一回北海道吹奏楽コンクールで、三年連続の金賞を受賞した。
 同団は、昭和六十一年設立。毎週水・金曜日(午後七時〜同九時・名寄東小学校)が練習日で、音楽文化の普及やレベル向上を図り、地域の文化活動などに参加するなど、地域に密着した活動を続けている団体。これまでにも、平成元年と四年に金賞を受賞したことがあるが、それ以降は金賞を逃していた。しかし、十六年には再び金賞を受賞し、本年度は三年連続が懸かったコンクールとなった。
 同団が出場した一般C編成には、八団体が出場。同団はレハールの「喜歌劇『微笑みの国』セレクション」を演奏。審査の結果、見事、金賞を受賞した。
 団員は「数年前までいた常任指揮者がいなくなってからは、自分たちの力でやらなくてはならなくなり、個々で自覚を持ち練習するようになってからは金賞を受賞しています。今年は三年連続を目指して頑張りました。これからも、吹奏楽の楽しさを伝えるために、地域に根付いた活動をしていきたい」と話す。
 今後の活動は、九月二十四日に美深高等養護学校、十月十五日に下川中学校とのジョイントコンサート、十一月二十五日に定期演奏会を予定している。

(写真=賞状を手に3年連続金賞を喜ぶ名寄吹奏楽団員たち)

[ 2006-09-08-19:00 ]

働き盛り世代を対象に
名寄市の健康すてっぷ教室・仕事帰りの参加呼び掛け

 【名寄】「仕事があり、健康教室に参加したくても行けない」―など、働き盛り世代の市民を対象とした、市主催の夜間「健康すてっぷ教室」が、十三日午後七時から名寄商工会館(市内西三南五)を会場に開かれ、市保健センターでは多くの参加を呼び掛けている。
 より健康に対する意識を高めるとともに、基本健診の受診率アップ、健診結果の活用普及などを目的に初めての開催。
 市保健センターが十六年度に行った調査によると、疾病予防の視点からも特に健診が重要となってくる働き盛りの四十代の受診率が低く、その中でも「職場健診なし」―という市民の受診率の低さが目立っているのが実情。市では広く健診を受けてもらおう―と十七年度から、春季のみ行っていた基本健診(三十五歳以上)を冬季にも実施するなど、市民の健康増進に努めている。
 教室は来年三月まで、月一回のペースで開催。講義のみならず、体組計を用いた基礎代謝や内臓脂肪などの測定や調理実習など、参加者自ら体験する内容が盛り込まれ、健康管理のポイントなどに理解を深める。
 申し込み、問い合わせは名寄市保健センター保健係(2-1486)、名寄市役所風連庁舎保健係(3-2511)まで。
 市保健センターは「仕事帰りなどにぜひ、訪れてほしい。当日の飛び入り参加も歓迎している」と話している。

[ 2006-09-08-19:00 ]



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