地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2006年9月3


待機者120人で定員の約1.2倍
入所困難状態が続く
特別養護老人ホーム「清峰園」・ショートステイも増加

 【名寄】名寄市内でも高齢化率が年々微増し、老人福祉施設への依存率が高まりをみせる中、特別養護老人ホーム清峰園(内海博司園長)では入所待機者が百二十人と横ばいの状態で、入所が難しい状況が続いている。また、緊急避難的に利用されているショートステイの利用率も九〇%を超えており、これからも老人福祉施設への利用や関心は高まりそうだ。
 同園は昭和四十八年に五十床で開設され、五十年に百床に増床。建物の改築に伴って平成十四年六月、一般百床、短期間入所できるショートステイ十五床の現施設がオープンした。
 七月末現在の一般待機者は百二十人。待機者は施設定員の約一・二倍で極端に高い数字ではないが、年間の入所入れ替わりが十八人前後ということを考慮すると、入所できるまでにはかなりの時間が必要となっており、中には待機している間に入院や他界によって入所できないケースもあるという。
 待機者にとって最も関心が高いのは入所の順番。以前は申し込みの順だったが、国の基準が改正されたことに伴い、要介護度が高い独居老人や老夫婦世帯を優先しながら、三カ月に一回の判定員会で決めている。同園でも(1)要介護度(2)精神・行動障害状況(3)介護者状況(4)申し込み者の居住先―の四つの要素を組み合わせ、点数化して、その点数の高い順から入所できる方法を取り入れている。このため順番通りにいかないのが実態。
 入所は市内が中心となっており、待機者も市内が百十人で最も多く、市外は名寄周辺で士別、美深、和寒。遠い地域では旭川、浜頓別、紋別、札幌。待機者の子供など親族が、居住地域からできるだけ近い施設に入所させたい―との希望から申し込んでいるケースもある。
 一方、在宅介護支援を目的としたショートステイは、旧施設では二床だったが、高齢化社会が進む中で重要性が高まっていることから、改築後は十五床と増床。家族の急な用事や冠婚葬祭、旅行などの際に利用され、年々利用率も高まっており、同園では「計画的に利用する家庭が増えていることが、九〇%を超える利用率につながっているのでは」と話す。
 また、併設しているデイサービスセンター「友遊館」と旧施設の「楽々館」も利用は多い。いずれも一日の利用定員は二十五人としているが、利用登録は満杯の状態だ。
 高齢化の進行、特別養護老人ホームを中心とした介護施設への需要が年々高まっていることについて、内海園長は「定員八十人の風連地区の特別養護老人ホームも待機者が約五十人いる状況で、風連と名寄を合わせた待機者数は定員の約二倍となっており、依然として入所が難しい。今後も、今のような状態が当分続くと思われるが、待機者の情報把握にも努めながら効率性の高い対応に心掛けたい」と話す。

[ 2006-09-03-19:00 ]


雨後の作業で悪戦苦闘
下川中で全校炭焼き体験学習・16個の窯に無事火入れ

 【下川】下川中学校(鍛治川明校長、生徒八十五人)の炭焼き体験が一日、同校グラウンド横の敷地内で行われた。雨の後で泥んこ作業だったが、無事に伏せ焼き窯を完成、火入れを行った。
 森林の町、下川を知る郷土学習の一環。これまでに三年生は植樹体験、二年生は学校林で炭焼きの材料となる間伐材採取、一年生は下川町森林組合の木炭施設見学など事前学習もしっかり行っている。
 この日は、全校生徒が縦割りで五、六人ずつ十六班に分かれての作業。あらかじめ重機で縦一・八メートル、幅八十センチ、深さ六十センチの穴を十六カ所掘削していたが、大雨ですべて水没。ポンプによる排水作業から開始。
 排水後の窯をスコップで整備するのがなかなか大変。生徒たちは長靴を泥んこにしながら懸命の作業。鍛治川校長ら教職員も生徒と一緒に汗を流した。
 窯を整えた後、長さ六十センチほどのトドマツ材を少しずつ空間が出来るよう並べる作業。窯のたき口部にはブロックを並べ、水でこねた泥で余分な隙間を埋めた。
 反対側には煙突も取り付け、その上に枯れ草をどっさり。さらにトタンをかけ土を盛り上げて出来あがり。
 いよいよ着火材を使った点火作業。湿気が多くなかなか火がつかず、ここでも悪戦苦闘。段ボールなどでパタパタとあおいで風を送り、ようやく煙突から白い煙が出ると生徒たちは「やったぞ!」と歓声。「どんな木炭が出来るかな」と期待に胸を膨らませた。
 今年で十数年、指導に当たってきた森林組合の高沼輝幸さんは「生徒たちは悪条件の中、とても要領よく作業を進めるなど頑張っていました」と賞賛。
 窯の火はこの後、教職員が徹夜で管理。煙が透明な色に変化すると煙突を取り外すなどして木炭に仕上げる。窯出しは四日を予定。七日は出来上がった木炭を利用、全校生による会食集会を屋外で開く。

(写真=教職員も一緒に作業に当たった下川中の全校炭焼き)

[ 2006-09-03-19:00 ]

季節や風景テーマに
文化センで朔人社美術展

 【名寄】朔人社美術協会(棚橋永治代表)主催の「第七十二回朔人社美術展」が、八日まで市民文化センターで開かれている。
 同協会は、昭和八年に結成。現在は名寄や旭川などに二十一人の会員がいる。同美術展は、自分たちの作品を出し合って研さんしながら、互いの交流を深めよう―と、毎年九月ごろに開催している。
 今年は、名寄市周辺に在住の賛助会員も含めて三十人五十八点の油絵や水彩画、パステル画、木工クラフト、糸のこ工芸、陶芸作品を展示。
 会場には、秋の牧場風景を描いた「黄昏」(羽生美智子さん)、ミズバショウの「群生」(石川智子さん)、宮沢賢治の作品をもとにした「夜鷹の星」(栗岩英彦さん)など、季節や風景、植物、物語など多彩なテーマの絵が並んでいる。
 訪れた人は、色鮮やかで繊細に描かれた作品をゆっくり見ながら「芸術の秋」を楽しんでいる。

(写真=58点の油絵や水彩画などが並んだ朔人社展)

[ 2006-09-03-19:00 ]

名寄市はもち米をPR
10月の全国夢フェスタ参加

 【名寄】名寄市は、十月に東京都内の日比谷公園で開催される全国合併市町村夢フェスタに参加する。市町村PRコーナーへ参加の計画で、基幹作物であるもち米のPRの場として、九月の市議会定例会に必要経費を追加するため予算を補正した。
 夢フェスタは、総務省と全国地方新聞社連合会が主催し、昨年に続いて二回目の開催。市町村合併を国民に広く紹介するとともに、新たな地域の魅力などをアピールするための参加・交流型イベントと位置付けている。開催は十月十三日から十五日まで三日間で、会場は東京都千代田区にある日比谷公園。新名寄市が、今年三月に旧名寄市と旧風連町が合併して誕生したことから今年の参加となった。
 夢フェスタでは、地域の伝統芸能や地域の祭り、行事を紹介するステージも企画されているが、名寄市が参加を予定しているのは、「全国合併市町村PRコーナー」。特産品や郷土料理だけでなく、観光名所や観光資源を紹介していくコーナーで、参加自治体にはテントブースが用意される。
 新名寄市としては、旧風連町と旧名寄市が合併してもち米の作付面積が、全国一位となっていることから、もち米のPRを主体に行っていく計画。
 具体的な内容は今後、さらに詰めていくが、必要経費として百万円を追加補正した。

[ 2006-09-03-19:00 ]



2006年

9月

1日
2日
3日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.