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2006年8月30


大雨時に一時貯水で未処理の放水を防ぐ
名寄市下水道終末処理場・滞水池新設工事が進む

 【名寄】名寄市は市内西九北十の下水道終末処理場で、滞水池新設工事を進めている。市街地中心部など下水道管の敷設が早かった地域は、汚水と雨水が同じ管を通って同処理場に流れ込む「合流式」。そのため大雨時には未処理のまま一部の水が雨水沈砂池からオーバーフローし天塩川に放流されるため、一時的に貯水する滞水池を新設して対応する。工事は二十年度までの三カ年計画で、十八年度事業費は約三億二千万円を計上している。
 名寄地区の公共下水道の認可面積は、九百三十五ヘクタール。面整備を終えている八百三十ヘクタール(平成十八年三月三十一日現在)のうち、約二〇%に当たる市街地中心部の二百三ヘクタールが、昭和四十六年から五十八年までに整備されたもので、汚水と雨水が一つの管を流れる合流式を採用。当時は、下水道整備の進ちょくを図るため同方式を採用。五十八年以降の整備では、汚水と雨水が別々に流れる分流式となった。
 合流式は、大雨時には雨水が大量に流入することで管きょ内の流量が増大。処理場に送水できない下水が未処理のまま雨水はき室から直接河川に放水され、水質汚濁が問題視されてきた。また、過去の大雨時には一般家庭に逆流するといった事態も発生した経緯もある。このため、大雨のときに一時的に水を貯めるための雨水滞水池を新設する計画。
 事業実施に当たり、市は十六年度に合流改善事業基本計画を策定するための調査を実施。アドバイザー会議などの諸会議を経て、名寄市合流式下水道緊急改善事業のマスタープランを策定、十七年度に事業認可を受けた。
 改善の方法としては滞水池のほか、分流化の二通りが考えられた。しかし、現行の合流式の管を、すべて分流式に交換するという方法では、試算で約七十億円という莫大な事業費がかかることや事業期間も長くなることなどが考慮され、滞水池の新設が選択された。
 計画によると、滞水池新設事業は本年度から二十年度までの三カ年計画で、総事業費は約七億円を見込む。十八年度事業分として約三億二千万円を計上。滞水池は同処理場敷地内の西側に設けられ、市の過去五年間の雨量データ実績などを基に、貯水能力を三千百トンに設定した。
 道内では名寄市を含む十六市一町の各自治体で、合流式の下水道管が採用されているが、分流式への変更を計画している自治体は現在のところ、士別市と苫小牧市(一部のみ)の二市のみとなっている。
 滞水池新設事業のほか、処理場排水ポンプ場電気設備更新工事は、十八年度から二十二年度までの五カ年で実施。総事業費は約十四億三千万円を見込み、十八年度分として約二億八千万円を計上している。
 現行の電気設備は同処理場の完成に合わせ、昭和五十二年から五十五年までの三年間で整備した。設備の耐用年数は通常十五年ほどが目安とされているが、既に三十年近く経過し劣化が進んでいる。

(写真=市下水道終末処理場の敷地内で進む滞水池新設工事)

[ 2006-08-30-19:00 ]


安全で多くの利用願い
山遊会が九度山登山道を整備

 【名寄】なよろ山遊会(近藤光明会長)は二十六日、会設立十周年を記念し「九度山登山道」(ピヤシリスキー場ゲレンデ)の整備作業を行った。
 ピヤシリスキー場の夏の有効活用を狙い、名寄振興公社、なよろ山遊会、市は、「登山後の汗を温泉で」をキャッチフレーズに十七年七月、ゲレンデに登山ルートを整備。九度山登山道として一般に開放している。
 この登山道は、リフト整備などの際に造られたゲレンデの作業道を利用。標高六七三・六メートルの山頂を目指すルートで、無理なく登ることができるように道はジグザグに整備し、全長は約二・五キロ。山頂までの所要時間は約一時間二十分。十七年は市内外から七十七組、二百三十一人の利用があった。
 整備作業には会員十八人と振興公社の社員など合わせて約二十人が参加。厳しい暑さの中、参加者は登山道を歩き、一時間ほどかけて第三リフトの周辺に集合。安全で快適な登山道を多くの人に利用してもらいたい―との願いを込めて、スコップやくわ、ピッケルなどを用いて丁寧に整地作業を行い、玉の汗を流していた。

(写真=汗を流したなよろ山遊会の九度山登山道整備作業)

[ 2006-08-30-19:00 ]

身体機能の自己把握
名寄自動車学校・3号高齢者講習を実施

 【名寄】身体機能の低下部分を知って─。名寄自動車学校(和田敏明管理者)では、道北の自動車教習所で初の導入となる「3号高齢者講習」を二十九日に実施。初回の受講者は、市民三人(免許更新対象者)だったが、同学校では「免許更新以外でも、車の運転が心配だという人も気軽に受講してください」と話している。
 高齢者講習(免許更新時講習)は、七十歳以上の高齢者が免許を更新するために、必ず受講しなくてはならないもの。
 「3号高齢者講習」は従来の高齢者講習と比べて、講習時間四時間と一時間多く、受講料も八千円と高めだが、いつでも受講可能。免許更新の申請六カ月以内の受講なら高齢者講習が免除となる。
 さらに、従来の講習で行っている(1)講習(2)適性検査(3)実技─の三項目のほかに、運転シミュレーターによる危険予測の講習項目が新たに加えられており、同学校では「身体機能の衰えは、意外と気付かない。この講習は、身体機能の低下部分の自己把握に力を入れている」と説明する。
 また、同学校は九月以降、第二、第四水曜日午前八時半から午後零時半まで「3号高齢者講習」を実施する予定で「健康を願うのは健康ドッグ。安全を願うのは運転ドッグの3号高齢者講習」と受講を呼び掛けている。問い合わせは、名寄自動車学校(01654-3-7171)まで。

(写真=シミュレーターで危険予測の力を鍛えた受講者)

[ 2006-08-30-19:00 ]

965万円でマイホームを
下川商工会が町とタイアップ・緑光団地で残る2戸募集

 【下川】「土地付き3LDKのマイホームが、九百六十五万円で建築できます」。町と商工会がタイアップして進める緑町の緑光団地分譲地で、最後の二戸の募集が行われている。
 過疎対策、定住化促進などを目的に、下川町商工会勤労者等住宅建設促進委員会が中心となって十五年度から六戸の募集を開始。これまでに四戸の住宅が建ち、残るのは二戸のみ。建築された住宅四戸のうち三戸は名寄など町外から。定住促進に着実な成果を挙げている。
 住宅は同一規格。木造平屋で八十・四六平方メートル。内部は玄関と玄関ホール、居間(台所、食堂を含む)、洋室三、浴室、洗面所・脱衣室、トイレ、押し入れなど。
 住宅建築費は千五十万円。土地三百四十三・二平方メートル(百四坪)が八十万円で計千百三十万円。このうち町のマイホーム助成制度で住宅建築に対し百万円、地域材利用で四十五万円、町が指定する土地取得に対し二十万円。合わせて最低でも百六十五万円の助成があり、これを差し引くと本人負担は九百六十五万円。一千万円以下でマイホームが取得できる。
 町のマイホーム助成条例は十五年から十九年度までの時限条例。助成を受けるには十九年度中(二十年三月末)までに住宅が完成していることが条件。商工会、産業クラスター推進部が融資を受ける場合の面倒な各種申請手続き、建築設計などを手伝うほか、同住宅建設促進委員会が法律に基づく品質保証を行う。
 分譲地は旧共立木材工場跡地で、静かな環境に恵まれた場所。商工会では「ローンを借りた場合でも、月々の家賃とほぼ同額でマイホーム取得が可能。町内外からの希望者を先着順で受け付けます。町の助成制度が活用できる間にマイホームをどうぞ」と呼び掛けている。

(写真=土地付き965万円で建築された下川緑光団地の勤労者住宅)

[ 2006-08-30-19:00 ]



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