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2006年8月19


依然として続く農家の減少
品目横断へも対応
新名寄市農業農村振興計画・18年度中策定へ

 【名寄】名寄市は、十八年度に新「名寄市農業・農村振興計画」を策定する。旧風連町と旧名寄市の両地区を網羅した計画の策定になるが、計画の基礎となる農家そのものの戸数は依然として減少傾向が続いているのが実態。旧名寄市でみた場合、十九年度を最終年度として策定した「第二次名寄市農業・農村振興計画」によると、最終年度の農家戸数は約四百三十戸と推計していたが、既にこれを下回っており、新規就農などの対策強化が課題となっている。
 新たな振興計画の策定の背景として、今年三月に旧名寄市と旧風連町が合併し、新名寄市が誕生したことがある。さらに十七年三月に国が食料・農業・農村に関する施策推進の指針となる新たな「食料・農業・農村基本計画」を示したことや、今年三月に第三期北海道農業・農村振興計画が策定され、今後の施策の方向性が示されたことが挙げられる。加えて、農業従事者の高齢化、農畜産物価格の低迷など農業を取り巻く環境が一層厳しさを増す中で、情勢の変化、課題に的確に対応していくことが必要となっている。
 さらに産地づくり対策、中山間地域等直接支払い事業などへの対応、十九年度から導入される品目横断的経営安定対策への対応を求められていることも要因。この品目横断的経営安定対策は、これまでの農政を大きく転換するもので、特に認定農業者を主たる対象として交付金を支払う内容で、十八年度中に計画を策定する。振興計画では名寄市の農業の現状と課題に基づく、これからの目指す姿を示す基本計画と、基本計画を実現するための実践プログラムを盛り込む実施計画や農業経営の基本指標となる営農類型を策定する考えだ。
 この計画で基礎の一つとなるのが、農家戸数で名寄地区、風連地区ともに減少傾向が続いている。例えば、旧名寄市が策定した第二次名寄市農業・農村振興計画には農家戸数の推移が掲載されていた。それによると、昭和五十五年に七百六十二戸あった農家戸数が、平成七年に五百三十四戸となり、平成十二年に四百五十六戸と減っていった。これを受け、十九年度は四百三十戸程度になると推計。だが、十七年度に道が実施した農林業センサスの調査では、総農家数は三百八十六戸となっており、五十五年対比で約半分に減っている状態。総農家数のうち、自給的農家が三十七戸含まれており、販売農家数は三百四十九戸だった。
 一方、風連地区の農家戸数をみると、十二年度の農林業センサスの調査で、自給的農家四十二戸を加えた総農家戸数は六百十九戸。だが、十七年度の同調査では、自給的農家が五十八戸と増えたが、総農家戸数は七十戸減の五百四十九戸となっていた。五年間で毎年、十四戸の農家が減った計算だ。名寄、風連両地区とも農業者の高齢化が進むとともに後継者のいない農家が離農し、農家戸数が減少している。
 新しい計画では、農地を守るために、どう農家戸数を維持していくのか。そのための後継者対策や農地の集積方法の検討など、多くの課題に直面しているのが実態。
 なお、農林業センサスにおける自給的農家とは、経営面積が三十アール未満で農産物販売金額五十万円未満の農家とし、これ以上の農家を販売農家としている。

[ 2006-08-19-19:00 ]


雪解け遅く若干細め
名寄の秋まき小麦・総体的にまずまずだが

 【名寄】道北なよろ農協の秋まき小麦の収穫は先月二十五日から始まり、ほぼ終了。現在は智恵文と風連の両乾燥調製施設で比重選別などを行う調製作業が進められている。今年の秋まき小麦は種時期や雪解けの遅れ、春先の寒気で、若干細麦傾向にあるが、同農協では昨年同様の等級確保を期待している。
 十八年度産麦の作付けは、名寄地区で秋まき小麦八十六ヘクタール、春まき小麦三十ヘクタール。智恵文地区で秋まき小麦百六十七ヘクタール、春まき小麦二ヘクタール。風連地区で秋まき小麦百八十ヘクタール、春まき小麦百四十九ヘクタール。名寄と智恵文で作付けされている品種は「ホクシン」と「タイセツ」、風連は「ホクシン」。
 平成十二年から十四年までは、収穫期の長雨や干ばつによる未熟の細麦や穂発芽で、すべてが規格外となり大きな痛手を受けたが、十五年からは天候に恵まれ、作業も順調。十六年には、ほとんどが一等麦となる豊作となった。
 今年は今月一日の作況で、平年に比べて穂長がやや短く、生育も三日遅いものの穂数は二割ほど多く、上川農業改良普及センター名寄支所では「四月に低温が続いたが、五月に入り良い気象条件となった。雨量に関しても適度な雨が降り、今年は悪い条件ではない」と話す。
 同農協は「総体的にまずまずの出来。農協の取扱計画では十アール当たり秋まき小麦で六・五俵(一俵六十キロ)。春まき小麦で四・五俵(同)を目標としている」と説明する。
 刈り取られた小麦は、一日百トンの処理能力を持つ智恵文乾燥調製施設と、一日二百四十二トン処理することができる風連乾燥調製施設に運ばれ、一二・五%(ほ場での水分約二二%)まで乾燥。その後、調製して、等級を決める品質検査が行われている。
 同農協の昨年実績は一等六割、二等四割。同農協では「個人の単収量が少ないが、昨年実績が目標」と語り、作業に汗を流している。

[ 2006-08-19-19:00 ]

手延べを明るく楽しく
下川うどんマップお目見え・歴史やレシピも紹介

 【下川】下川うどん祭り実行委員会は、このほど、「しもかわうどんマップ」を作製した。町内に九軒ある手延べめん工場と手延べうどんが食べられる店などを楽しいタッチで紹介する内容。
 二十七日から始まる第三回下川うどん祭りを前に、下川特産の手延べうどんを広くPRしようと作製した。イラストは札幌在住のイラストレーター、渡邊俊博さん。
 タイトルは「日本最北の手延べ麺の里」「しもかわうどんMAP」。市街地域のマップに手延べめん九工場と食堂、カフェなど「手延べうどんが食べられる店」十店舗を地図で紹介。「お土産は『しもかわ手延べ麺』の「のぼり」のある店でどうぞ」など。
 ほか町役場、郵便局、桜ケ丘公園、五味温泉、スキー場、学校など主要施設を紹介。各所で「うどん美人」など笑顔の人物が登場しほのぼのムードが漂う。
 裏面は「なるほどしもかわ手延べ麺」。「手延べ麺とは」「手延べ麺レシピ」「手延べうどんのゆで方」など。「手延べ麺の歴史」では昭和二十四年の杉野製粉製麺工場創業、同四十五年、倉本博さんが兵庫県から手延べめん技術を導入。現在に至るまでの歴史を紹介している。
 A3判で二万枚を印刷。町内飲食店、みやげ物店、特産品販売店に備えて配布するほか、イベントなどでも利用し下川手延べめんをPRしていく。

(写真=うどん祭りを前に作製された「しもかわうどんマップ」)

[ 2006-08-19-19:00 ]

健康の森を発着点に
名寄あかげらロードレース・広く参加者を募集

 【名寄】第二十二回名寄あかげらロードレース大会が、「秋分の日」の九月二十三日(雨天決行)午前十時から名寄市日進のなよろ健康の森陸上競技場をスタート・ゴール地点に開かれるが、参加者を募集している。
 同大会は道北陸上競技協会の主催、道北陸上競技協会名寄支部の主管。自分の所要時間を予想してあらかじめ登録し、実際のタイムとの差が少ない方から上位となるタイム申告競技で、例年、地元名寄をはじめ、道北市町村の参加者でにぎわいを見せてきた。
 だが、他競技大会と同様、少子化や運動離れなどの影響で、参加者は年々減少。平成十四年は参加者が大きく割り込んだため、初めて中止に。以降、タイム宣言制をやめ、通常の競技方式で行われることとなった。
 会場は、昨年まで南広場を発着点としてきたが、今年はなよろ健康の森に移して開催。同森陸上競技場をスタート、道道日進・名寄線を折り返すコース。距離は小学生が五キロ。中学生、高校生、一般(三十歳以下、三十一歳〜五十歳以下、五十一歳以上)は五キロと十キロの二コースで男女別。
 参加料は小学生五百円、中学生千円、高校生千五百円、一般二千円。各組出場者十五人未満までなら三位、十五人以上なら六位までを表彰。
 申し込み受付期間は九月四日まで。所定の用紙に必要事項を記入し参加料を添え、名寄市民文化センター(市内西十三南四、01654-2-2218)内、第二十二回名寄あかげらロードレース大会係まで。

[ 2006-08-19-19:00 ]



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