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2006年8月6


着実に増える認定農業者
18年度で580戸を目標に
新生名寄市で一部条件見直し・品目横断経営安定へ対応

 【名寄】新生名寄市は、認定農業者の数を十八年度で五百八十戸に増やすことを目標に置いている。十九年度から導入される品目横断的経営安定対策への対応を考え、十七年度から認定農業者への取り組み強化を図ってきた結果、旧風連町でみると、一年間で百十六戸増えるなど、一定の成果を上げている。合併に伴い、認定農家に関する条件の一部変更が見込まれることから、市は変更点と合わせて、認定農業者に関する周知を図り、さらに認定する農家の数を増やすことにしている。
 認定農業者は、低利の政策資金が利用でき、経営改善に関する支援が受けられるなどメリットがあり、旧名寄市、旧風連町では認定農業者の認定を受けるよう、以前から各農家に周知を図ってきた。そして、十九年度から品目横断的経営安定対策が導入されることが決まったのに伴い、特に十七年度からより認定を受けるよう、周知の強化に努めた。
 品目横断的経営安定対策は「新たな食料・農業・農村基本計画」に基づき、従来、品目別に講じられてきた価格、経営安定対策を見直し、新設するもの。認定農業者を対象とした対策で、最終的には農家収入にも影響が出るだけに、少しでも農家の収入確保につなげるように配慮して周知を図った。この結果、旧風連町でみた場合、十六年三月で百三十六戸だった認定農業者の数が、十七年五月に百八十九戸、十八年五月では三百五戸と順調に増えていった。十七年から十八年の一年間で百十六戸の増。町や関係機関・団体の努力が実った形。一方の旧名寄市をみても、十七年五月での認定農業者数は二百三戸だったのが、二百二十六戸と増えている。
 新生名寄市の認定農家戸数は名寄地区、智恵文地区、風連地区合わせて五百三十戸となっているが、十八年度でさらに目標を増やして五百八十戸に設定、品目横断的経営安定対策にかかわる周知を含め、条件が適合する農家については、認定農業者の認定を受けるよう指導していく計画。
 ただ、旧名寄市と旧風連町が合併したことに伴い、新生名寄市として認定農業者の認定基準となる「名寄市農業経営基盤強化促進基本構想」を新たに策定し現在、道知事に同意を求める申請を行っている段階。それによると、主な変更点は所得目標。旧風連町では所得目標を一経営体当たりおおむね四百八十万円、旧名寄市は主たる従事者一人当たり七百万円となっていた。これを旧風連町の一経営体当たりおおむね四百八十万円に見直すもの。労働時間は、旧名寄市、旧風連町とも千八百時間〜二千時間と同じで変更はなし。また、面積要件は特例が認められ、新生名寄市では六・八ヘクタール〜七ヘクタールとなる見込みで、市では変更点と合わせ、各農家に認定農業者に関する周知徹底を図っていく考えで、十八年度予算にも必要な経費を計上している。

[ 2006-08-06-19:00 ]


無理のない運行計画を
名寄労基署の7月状況・交通労災で防止喚起

 【名寄】名寄労働基準監督署は、七月末の労災発生状況(速報値)をまとめた。発生(四日以上の休業)は八十件で(前年同期比三件減少)、これまでと比較して減少傾向も鈍化。七月中は二十七件の労災のうち、死亡労災(交通事故)が二件発生しており、同監督署は安全管理の徹底を呼び掛けている。
 名寄監督署管内の労災を主な業種別にみると、製造業が三十一件で前年同期比七件増加した。製造業の労災は全産業の三八・八%を占め、依然として高率。中でも食料品製造業と木材・木製品製造業の二業種で二十四件、七七%を占めているのが実態。
 災害別では、施設などからの「墜落・転落」または施設内での「転倒」が十一件。動力機械などに「はさまれ・巻き込まれる」または「切れ・こすれる」による災害が合わせて十一件。そのほとんどが、機械の停止作業を行わずに詰まった材料を取り除こうとし、突然再起動した駆動部分に巻き込まれたり、はさまれたりしたことによるものだった。
 同監督署は「一時的にでも、作業員自ら生産ラインを止めることに抵抗感をなくすため教育が求められるが『自分は大丈夫』と思い込んでの省略行動は、重大事故へと結び付く危険な行動」と指摘する。
 一方、建設業は八件発生し、前年同期比七件の減少。七月中に六件の労災が発生。うち一件が交通事故による死亡労災で十六年九月以降、約二十三カ月間続いていた死亡労災ゼロ記録が途絶えた。
 同監督署では「発注機関、各事業者による労災防止への取り組みが反映されているが、建設現場は複数の連絡・調整、安全管理系統の一元化などに関し、形式を整えるだけでなく、実質的・実効的な実施体制を整備するとともに、確実に実施することが重要」としている。
 今年に入り死亡労災は道路貨物運送業で二件、建設業で一件、合わせて三件発生。三月中旬に発生した死亡労災は、管内事業所で家畜運送用トラック後部の登坂板(電動テールゲート)を開いたところ、テールゲートを支えていたワイヤーロープが切れ、作業中の運転手が下敷きになったもの。七月末には、名寄市内の国道40号線で、業務中の普通貨物車と大型貨物車が正面衝突する交通事故が発生し、二人の尊い命が失われた。
 同監督署は「本格的な夏の行楽シーズンを迎え交通量の増加が見込まれること。また、原油高の影響もあり、輸送効率を優先するあまりの無理な運行計画が、交通労災などにつながる危険性があり、業界に対する監督・指導を強化したい」としている。

[ 2006-08-06-19:00 ]

各施設で活気ある声
名寄で夏の合宿が本番・高校サッカー中心に

 【名寄】夏休みシーズンを迎え、八月から道内の高校や大学のスポーツ部などが次々と名寄入りしており、市内の各施設を利用した夏合宿が本番。市や名寄振興公社では、「合宿の里」づくりを進めて誘致活動に力を入れているが、その成果もあって、今夏もなよろ健康の森陸上競技場などを中心に、選手たちの活気にあふれる声が響き、一生懸命に練習している姿が見られている。
 市は、健康の森やスキー場周辺に体育施設を整備、合宿の里づくりで交流人口の拡大に取り組んでいる。夏合宿の誘致は、個人的な人脈や口コミ、名寄の居住経験者などによって広がっている。市内の各運動施設などは、本年度から指定管理者制度を導入して管理運営を行い、各種合宿の受け入れを進めている。
 今年も健康の森ではサッカー合宿が多い状況。学校のグラウンドに芝を持つところが少ないため本格的な練習を―と訪れるチームが多く、七月三十日から八月三日までの北海高校Aチーム(四十二人)を皮切りに三日から五日まで旭川北高校(三十四人)、七日から十一日まで北海高校Bチーム(四十人)、十七日から十九日まで浅井学園大学三十三人が利用。
 また、このほかのスポーツチームでは、札幌大学アメリカンフットボール部、稚内商業高校バスケットボール部、大手企業のクロスカントリー選手などが名寄入りする予定となっている。
 少子化などによる選手の減少や合宿経費の削減などもみられるが、名寄の豊かな自然環境と人の温かさに引かれ、常連の利用が多いことも特徴の一つとして挙げられている。このため、施設を提供するだけでなく、地域で選手を支える気持ちと受け入れがより必要となってきそうだ。
 合宿は施設の有効利用の面からも重要で、各施設を所有する市では「本年度から指定管理者制度を導入して各施設の管理、運営を行ってもらっているが、合宿は名寄市全体のPRなどにもつながるものなので、各施設とも選手たちにできるだけ良い環境で練習してもらえるようにしてほしい」と話している。

[ 2006-08-06-19:00 ]

豪華な木製花壇手作り
下川町の加藤さん・珍しいと注文殺到

 【下川】豆腐屋さんが手作りにしたゴージャスな積み木花壇が、人気を集めている―。下川町錦町、加藤食品の加藤幸夫さん(58)が、自宅の車庫でコツコツと手作り。最初は趣味として、出来あがった花壇を国道239号線沿いの店の前に飾ったところ、見知らぬ通行人が「ぜひ売ってほしい」。その後は、作っても作っても売れてしまい、一時は注文が殺到するほどで、これまでに五十個を作製したとのことだ。
 妻の朝子さん(52)が昨年夏、しもかわ観光協会花いっぱい部会で恵庭市内の花壇を見学。木にぶら下がっている風変わりな花壇を見付け、写真を撮ってきた。そして「お父さん、これと同じものを作って」。幸夫さんは「こんな面倒なもの作れるか」といったんは断った。
 しかし、朝子さん同様、花が大好きな幸夫さんは「暇を見てやってみるか」。自宅の車庫でコツコツと挑戦。最初に出来あがった花壇は形、色、バランスなどすべてに不満。「自分で満足できるまでやってみよう」ということになった。
 幸夫さんの父は若いころ大工。幸夫さんも幼いころ、父の仕事を見たことはあるが経験はなくすべてが手探り。こうして何とか自分なりに満足できる花壇が出来るようになった。
 材料はトドマツの胴縁(どうぶち)と呼ばれる乾燥建築材。これを手のこで長さ十五センチに切断。一つ一つドリルでねじを打ち固定、組みたてていく。道具はほかに木づちと水平器だけ。打ち込んだねじが見えないよう材料を重ねていくのがコツ。最後のねじはコーキングで隠し、水性塗料を塗って仕上げる。
 なかなか左右が対称にならず、「バランスに苦労した」と幸夫さん。その後、作るほどに技術が向上、今では軍艦型の豪華な出来上がりに自分もびっくりするほど。朝子さんも「恵庭で見たよりも立派」と満足そうにしている。
 花壇は大中小の三種類。小は十五センチの胴縁を五十四枚、大は百二十七枚使用。「特大を」との注文もあったがこれには二百五十枚を使用した。「何しろ手作り。出来あがった花壇は、すべて微妙な違いがあります」とのこと。
 最初は知人にプレゼントしていたが、国道をいく通行人に人気があり「商売にするか」と値段を付けた。小型は千九百八十円、ポピュラーな中型は二千九百八十円、大型は四千九百八十円。
 最近の幸夫さんは、本業の豆腐作りの暇を利用し車庫にこもり切り。「趣味と実益」で多忙な毎日だ。

(写真=ゴージャスなイメージの手作り花壇と加藤幸夫、朝子さん夫婦)

[ 2006-08-06-19:00 ]



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