地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2006年8月5


3市町とも増額に安堵
新名寄市は70億5212万円
本紙管内の普通交付税・臨財債も当初見込み上回る

 十八年度の普通交付税が決まった。本紙管内では、旧風連町と旧名寄市が合併した新名寄市が七十億五千二百十二万三千円、下川町が二十二億千七百七十八万五千円、美深町が二十六億四千三百六十八万二千円となった。臨時財政対策債発行可能額は、前年度対比では三市町とも減となった。だが、各自治体とも当初見込みを低く設定していただけに、想定の範囲内に安堵しているが、今後も厳しい財政運営を強いられることとなりそうだ。
 【名寄】名寄市の普通交付税は七十億五千二百十二万三千円。合併後、初となる交付税で前年度と比較できないが、旧名寄市と比較すると二十一億七千二百二十一万五千円の増額。また、前年度の旧両市町の合算額六十八億八千二百十七万三千円と比べても、一億六千九百九十五万円の増額となっている。
 地方の財源を保証する役割を担い、地方自治体の予算の中で最も高い割合を占めるのが地方交付税。これを抑制し代わって、後年次で財源措置が伴う臨時財政対策債を認めて激変緩和に努めているが、十九年度以降はさらなる見直しが図られることとなっており、各自治体とも先行き不透明な財政運営が強いられている。
 旧名寄市では、新市の年度当初の普通交付税を六十九億二千百万円見込んでいた。決定額との差額は一億三千百十二万三千円の増。さらに、臨時財政対策債(国が二十年、交付税措置する起債発行)の発行可能額は、当初見込み二億八千七百九十万円に対し、一億三千五百五十万円の多い額。両方とも当初見込み額を上回っており、合計で七十五億五百五十二万三千円となった。
 また、臨時財政対策債は旧名寄市との前年度対比が九千五百九十四万円の増となったが、両市町の合算額に比べると六千六百五十六万円の減。
 増額の要因は、本年度開学した四年制の名寄市立大学による学生の単価アップが大きく、次いで約五千万円の合併支援や児童手当の一般財源比率の変動が挙げられている。
 島多慶志市長は「名寄短大の四大化や合併支援などに伴い、当初見込みを上回る額に安堵している。しかし、国では交付税制度の見直しを進めていることから、今後も地方への交付税枠が維持できるよう、要望も含めて活動していく」と話している。
                     ◇
 【下川】下川町の普通交付税は二十二億千七百七十八万五千円となり、前年度実績に対し三・八%、八千百七十四万七千円の増。臨時財政対策債の発行可能額は一億八千五百四十万円。前年度実績より千百十万円、五・六%の減。普通交付税と臨時財政対策債の合計額は二十四億三百十八万五千円となり、前年度に比べ実質六千六百四十五万三千円、二・八%の増となった。
 町の普通交付税のピークは平成十二年度の二十九億四千七十九万円。その後、国の厳しい財政事情を反映して年々下降カーブ。十七年度は最盛期に比べると臨時財政対策債を含めて五億三千七百万円の減となった。
 町は当初予算で地方交付税を二十億円と厳しく見込んでおり、決定額は予算を二億二千七百七十万円上回った。また、臨時財政対策債も一億七千六百六十万円を見込んでいたため当初予算より八百八十万円の増に。
 安斎保町長は「当初予算の段階で厳しく算定していたが、決定額は予想以上の結果。しかし、次年度以降は先が見えないというのが実情。特に二十年度以降は落ち込みが予想される。健全財政堅持を念頭に、引き続き職員の英知を結集しながら歳出抑制に努めたい」と話す。
                     ◇
 【美深】美深町は普通交付税は二十六億四千三百六十八万二千円で、前年度対比一億二千四百七十万七千円、五・〇%の増。一方、臨時財政対策債発行可能額は一億九千五百六十万円で、前年度対比二千百三万二千円の減となった。
 年度当初の普通交付税は二十三億八千万円を見込んでおり、決定額との差額は二億六千三百六十八万二千円の増。また、臨時財政対策債も当初見込み一億九千二百万円に対し、三百六十万円の増額となった。
 普通交付税と臨時財政対策債の合計は二十八億三千九百二十八万二千円で、前年度対比一億三百六十七万五千円の増となったことに加え、当初見込みで二億六千七百二十八万二千円の増に。
 増額の主な理由では、市町村合併を先送りにして当面単独の行政運営を進めるため、十七年度からスタートさせた行財政改革大綱・推進計画の評価が大きく、町では「先行き不透明なことから交付額を低く設定していたが、見込みより多い決定に安堵している。だが、来年度からは厳しい状況が予想される。今後も、行革に沿った経常経費節減に努めるほか、徹底した人件費削減を進めていく」と話している。

[ 2006-08-05-19:00 ]


威勢の良い掛け声で
名寄神社祭り・みこしが市内練り歩く

 【名寄】名寄神社の例大祭は、四日の宵宮祭でスタート。本祭りの五日は、みこし渡御が行われ、古式ゆかしい装束に身を包んだ行列が市内を練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛、交通安全などを祈願した。
 例大祭は、祭典委員会(下田悌津夫委員長)の主催。みこし渡御は祭りの中心行事の一つで、氏神が年に一度だけ市内を巡り、市民の生活を見るものとされている。
 この日の前半は車両による移動で、午前九時半に名寄神社を出発し、道道旭・名寄線(公園通)を東へ進み、緑丘、徳田、豊栄、麻生の各町内会などを通って南広場へ。南広場からは徒歩による行進(同十時五十分出発)で、吉田病院、西川鮮魚仕出し店、下田委員長宅、炉ばた、ホテルメープル、坂下組などの周辺を通り、名寄神社へ戻る道のり。
 法被に鉢巻き姿の担ぎ手たちは、玉の汗を流しながら市内を練り歩き、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い掛け声とともに、みこしを上下に担ぎ上げる勇壮な光景。沿道を埋めた地域住民から大きな声援が送られるなど、祭りムードを盛り上げた。
 一方、市内の各町内会でも、子供みこしが行われ、子供たちの元気な姿がみられた。

(写真=威勢の良い掛け声を響かせたみこし渡御)

[ 2006-08-05-19:00 ]

厳しさの中、広く議論
下川商業高存続を求める会

 【下川】北海道下川商業高等学校の存続を求める会(代表・夏野俊一商工会長)が二日、公民館で開かれ、一日に道教育委員会から示された新しい高校教育の指針を受け対応を協議。「基本は道立商業高校としての存続だが、状況が厳しくなった場合、他の選択肢も含め検討していく必要があるのでは」との議論もあった。
 同求める会は商工会、下川商業高校PTA、同校同窓会、下川中学校PTAで組織、関係者十人が出席。夏野会長が「道教委から指針が示され、妹背牛商業高校などが十九年度から募集停止となった。二十年度以降、下川商業高校についても厳しい状況が予想される。情勢を分析、対応を協議したい」とあいさつ。
 この結果、商業課程のカリキュラムを一層充実、さらにスキージャンプの振興を図るなど、地元はもちろん地方からも多くの生徒が集まるよう特色ある学校づくりを支援。道立高校として存続させる運動の強化を申し合わせた。
 一方、基本は道立高校としての存続だが、状況によっては他の選択肢も含め「商業教育の場確保」を検討すべきだとの議論もあった。今後、同高校教育振興協議会(会長・安斎保町長)とも連携、情勢を分析しながら対応していくことを確認した。

[ 2006-08-05-19:00 ]

34人が野外宿泊体験
4泊5日でびふかFA

 【美深】野外宿泊体験学習の「びふかフロンティアアドベンチャー」は、四日から八日までの四泊五日で清水公民館などを会場に開かれている。
 同実行委員会(藤原芳幸委員長)の主催。野外での生活を通して忍耐力を培いながら、思いやり精神や協調性を身に付けることが目的。今年は町内や中川、旭川などの小中学生三十四人、運営を手伝う高校生シニアリーダー十三人が参加。
 初日は大雨のため、宿泊地を西里の旧厚生小学校体育館に変更。開村式で藤原委員長は「どんなことにも挑戦する気持ちを大事にし、知らない人とも話をして互いに友達となってほしい」、山口信夫教育長は「自然と仲良くし、生きる力を付けて最終日を迎えられるよう大いに楽しんでほしい」とあいさつ。その後、ゲームや長縄跳び、班活動などで参加者同士が打ち解け合った。
 二日目は天候も回復。仁宇布の原生保存林とトロッコ王国を訪れて真夏の緑豊かな自然と触れ合った。夕方から清水公民館横でテント張り。
 三日目はイカダ下り、化石探し、四日目はびふかアイランドウオークラリー、川遊び、キャンプファイヤー、五日目は閉村式。

(写真=雨天のため、屋内でゲームを楽しむ子供たち)

[ 2006-08-05-19:00 ]



2006年

8月

1日
2日
3日
4日
5日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.